綾辻行人のレビュー一覧

  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    短編集です。1作目で見事に騙されたので2作目以降は慎重に読み進め、作品によっては自力でゆるい予想ができるほどではありました。
    それぞれ作品が著者の時系列にあり、ピックアップされて話が始まる感じです。

    最後に大きなどんでん返しがありましたが、言い回し?が使われており、理解が難しくカンニングをしてしまいました。最後の最後に、もやっとして終わったこと以外は、やはり短編なので少しずつ読んでも内容を覚えていやすいですし、全て異なる結末で飽きが来ずスラスラ読めました。

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    2023年09月06日
  • 眼球綺譚

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     少しずつ少しずつ、訳の分からない奇怪な世界に引き摺りこまれるような感じでした。あとがきで綾辻先生がおっしゃるように「謎→解決」の構図で作られたホラーなので、ひとつの作品を読み終えるとそしたらあれってこういうことなのかというわかるけどゾワッとする感覚がすごいです。風間さんの解説も読み応えがあり、その視点で本書を振り返るとなるほどそういう見方もあるのか……と別の楽しみが見いだせてよかったです。
     個人的に表題作の眼球綺譚が本当に騙された…と強く感じ入りました。

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    2023年09月03日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    短編集は登場人物が変わるのでしんどく、
    敬遠していたがこれは何個かは繋がっていて助かる

    短編なので登場人物に深みがでない
    それを逆利用してハウダニットに絞り
    それを読者挑戦状としてフェアプレー宣言 凄いわ

    綾辻先生が執着する本格ミステリーというジャンル
    読者「フェア」を突き通すストロングスタイル
    プロレスで言えば、アントニオ猪木でしょうか?

    本格ミステリーを背負う葛藤がこの本の節々に描かれてます
    ますます綾辻先生好きになりました

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    2023年08月31日
  • 深泥丘奇談

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    いくつか読んできた綾辻行人作品とは少々毛色の違う「奇談」短編集ということで…
    面白いといえば面白いけど、だからこそ、いつもの綾辻行人作品の謎解きを期待してしまい…。

    体験した事ないけれど、既視感さえあるような薄気味悪い景色の描写が良かったです。

    後半にはもう少しこの謎のカタチがハッキリするかな?と思ったけれどそこは個人の想像に委ねられる感じでした。とはいえ、主人公の記憶無さすぎでは、、?そんなでは執筆もままならないのでは…とちょっと不安になりました(笑)

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    2023年08月27日
  • Another 2001(上)

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    前作からかなり時間があいたので、この人誰だっけ?という復習から必要です。

    まだ下巻に続くのでなんとも評価し難いですが、やはり鳴ちゃんが裏方に退いた物足りなさは否めませんね…。

    あとAnotherシリーズあるあるの、言いかけといてやめる、または言いかけたとこで何かに会話を遮られるパターンは本作も健在。これホントイラつくわ。

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    2023年08月18日
  • Another 4巻

    購入済み

    意外な最後が心地よいが…

    そうだったんだ。意外な最後が心地よい作品ではある。ただ原作のある漫画で尺の問題だと思うが、都合よく進みすぎていたり、準メインともいえるキャラクターの心情に共感できなかったり、ちょっと残念。私個人としては、超現象にも、もっと理由付けが欲しかった。

    #怖い #切ない #ドキドキハラハラ

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    2023年08月03日
  • Another 2001(上)

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    69/100

    ガチでしくった。Another読もうと思ってたら、続編の方を読んでいることに気づき……

    多分前作を読んでからじゃないとくどくど出てくる災厄に対して入れ込めないと思う。

    この本有名だったから読もうと思ってたけど、いきなり出鼻くじかれた気がしてしまい悔しいとっても。

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    2023年08月03日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    わたしは推理で頭をはたらかせるより物語を楽しみたいタイプなので、こういった作者と対決する形式の短編はちょっと物足りなく感じてしまったかも。

    「伊園家の崩壊」はすごいですね。
    怒られなかったのかな…笑

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    2023年08月02日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    読んだことのある話が最初2話続いたので
    同じ本を買ったかと焦った。
    オーストリア人の幽霊にイラつく。

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    2023年07月30日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    ずっと以前に読んで、新装版となって再読。
    ちょうど今ごろの暑い盛りの時期が舞台になっていて臨場感あり。
    真夏の悪夢に放り込まれているような感じ。

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    2023年07月30日
  • 深泥丘奇談・続々

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    非常に面白かったです。
    中には、そういえば第1作目と第2作目でそんなこといってたなぁとか、あの時のアレが、という感じで想起されて一層面白かったです。

    「そんなことしちゃうの?」となり、独特だなぁと思いました。

    この短編もこれにて終了です。
    ゾクゾクしながらもとても面白かったです。

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    2023年07月07日
  • 深泥丘奇談・続

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    かの有名な映画作品の名前だったりそれを思わせる展開があったりと、とても面白かったです。

    前回の深泥丘奇談を読んでなくても「続」を読んでも大丈夫なのでは? と思うんですけど、やはり1作目から読んで欲しいです。

    綾辻行人先生曰く、いきなり「続」や「続々」を読んでも平気とのこと。
    しかし、どうせなら最初から読んで頂きたいですね。

    読みやすいですし、1つ1つの短編が面白く不思議ですね。

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    2023年07月07日
  • 深泥丘奇談

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    「私」としておそらく綾辻行人先生が体験した日常を元に、奇妙にして書かれた怪異短編集となります。

    奇談なのでミステリではなく、奇妙なお話なのでゾワゾワ感じるものです。

    効果音だったり、擬音をあえて平仮名で書かれるんですよね。
    それがまた不気味で奇妙で、おどろおどろしいです。

    短編集なので一つ一つがそこまで長くなく、初めての方でも非常に読みやすい一冊となってます。

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    2023年07月07日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    囁きシリーズ3作目。
    正直緋色が色々パンチ強すぎて後2作は印象薄め^^;
    でも得体の知れないものがじわじわ迫ってきていつ襲われるかって恐怖は計り知れないしそこはホラー感強めでゾクっとした…

    犯人予想外。
    実の父を殺すなんてと思うけど、介護疲れで虐待したりネグレクトしたりは実際問題あるわけだからその延長かと思うと世知辛いというか遣る瀬無いというか……春海が狂ってたのは事実だが。

    解説にあった次作「空白の囁き」も楽しみ。

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    2023年07月02日
  • 深泥丘奇談

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    ネタバレ

    不思議なことを受け入れながら人々が生きてきた深泥丘。この土地には曰くが沢山ありそうなのだが、いかんせん、主人公がどうも頼りないので読者にはほんの少ししか情報が入ってこない。常に思わせぶりで何も教えてくれなくて、非常にもどかしい!
    これまで起こったことは主人公の妄想なのではないかとすら思えてくる。

    『長びく雨』であんなシーンを見たのに翌日にはカラッと爽快な気分になっている主人公が一番怖い。

    『開けるな』は奇妙な符合が不気味。夢の中で鍵を開けてしまうのが怖いなと、「開ける」ほうにばかり気を取られていたら、扉を閉めるのが意外だった。今まで開いていたんだというゾワっとした怖さがあった。

    『悪霊憑

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    2023年06月13日
  • 深泥丘奇談・続々

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    ネタバレ

    猫・猫・猫…多量の猫が出てくるお話も、作家の家にいる猫のお話も、猫まみれでした。
    ついに、石倉(四)が。「死後の夢」、なんだそういう…と思った後に本命が。好きです。咲谷看護師の名前もわかりました。
    でも、最終巻も作者であるわたしは具合が悪くて記憶の何もかもがぼんやりしていて。
    深泥丘のお話もここまでなの寂しい。度々訪れていただいて、何が起こったか作品になるのを楽しみにしています。

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    2023年05月11日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    ⚪︎短編集
    ▪️再生 綾辻行人
     ★★☆☆☆
     ホラー>ミステリー

    ▪️書く機械 有栖川有栖
     ★★★☆☆
     世にも奇妙な物語のような空気感

    ▪️アリバイ•ジ•アンビバレンス 西澤保彦
     ★☆☆☆☆
     文体や展開がラノベ感があって合わなかった

    ▪️蝶番の問題 貫井徳郎
     ★★★☆☆
     探偵役のキャラクターが好感が持てる

    ▪️カニバリズム小論 法月倫太郎
     ★★★★☆
     グロ寄りの描写もあるが、まさにどんでん返しの面白さ

    ▪️藤枝邸の完全なる密室 東川篤哉
     ★★☆☆☆
     コメディ寄り

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    2023年04月26日
  • フリークス

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    短編集。「フリークス 五六四号室の患者」が一番好き。“あちら”と“こちら”の曖昧なところが良いんだよね。あと、道尾秀介の解説が世界観の説明をしてくれてて、すごく分かりやすい。

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    2023年04月23日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。


    「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
    「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
    ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。

    個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ

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    2023年03月30日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    前作の緋色程の衝撃はなかったものの幻想的な雰囲気を持ったサスペンスホラーミステリーって感じで面白かった。
    過去の猟奇殺人の真相はまた別のお話らしいから、それを除いた今回の事件は全部「事故」ってところがあんまり読んでこなかったパターンで新鮮に感じたなぁ。

    小学3〜4年(特に4年の実矢)なら死んだ人が生き返るなんて御伽噺だってことギリギリ理解できそうなもんだけど、そうならなかったのは隼雄が凡そ子供が好むであろう漫画やアニメの類を禁じてたが故だと思うと何だか遣る瀬無いな…隼雄もただ単に子供達が憎たらしくてそうしてた訳じゃないってとこがまた…そして最期まで子供達のことを理解して和解することもないまま

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    2023年03月26日