綾辻行人のレビュー一覧

  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    こうして来客があったりすると、途端にこの家は動きはじめます(p.142)/吹雪の山荘と見立て?/小劇団「暗色天幕」の一堂は吹雪に迷い湖畔に建つ広大で豪奢な霧越邸に辿り着く/深月や他のメンバーの名と不思議な暗合/何事にせよ謎はあった方がいいさ。(p.152)/北原白秋の「雨」。

    ■霧越邸についての簡単な単語集

    【芦野深月/あしの・みづき】暗色天幕の女優。本名は香取深月。二十五歳。鈴藤にとって美人としか言いようがない。槍中の母方の従兄の子。霧越邸の住人たちが知る人物にそっくり。槍中《そう。彼女は諦めている。》上巻p.267
    【暗色天幕/あんしょくてんと】小劇団。メンバーは槍中、榊、芦野、希美崎、名望、甲斐、乃本。鈴藤は協力者として台本を書いている。
    【井関悦子/いぜき・えつこ】厨房担当。
    【甲斐倖比古/かい・ゆきひこ】暗色天幕の男優。本名は英田照夫(あいだ・てるお)。二十六歳。がっしりしていて大柄だが性格は控え目。
    【神谷光俊/かみや・みつとし】ミステリ作家。かつて暗色天幕のメンバーだったが探偵小説雑誌『奇想』の新人賞を取って作家デビューした。『吸血の森』という本を上梓している。
    【希美崎蘭/きみさき・らん】暗色天幕の女優。本名は永納公子(ながの・きみこ)。肉感的なボディ。二十四歳。
    【霧越邸】「私」たち八人が雪で遭難しかけたとき出合った、霧越湖畔にある大邸宅。《この家は祈っている。》上巻p.270。的場《この家は鏡です》上巻p.294。
    【榊由高/さかき・ゆたか】暗色天幕の男優。本名は李家充(りのいえ・みつる)。アイドル系の美形。演技力もそれなり。李家産業(りのいえさんぎょう)の御曹司。
    【執事】→成瀬
    【白須賀秀一郎/しらすが・しゅういちろう】霧越邸主人。
    【末永耕治/すえなが・こうじ】邸内の雑用を一手に引き受けている使用人。二十八歳。楽器の調律わ専門に学んだそうでチェンバロの調律ができる。
    【名望奈志/なも・なし】暗色天幕の男優。本名は松尾茂樹。やせぎす。二十九歳の古株。刃物恐怖症。
    【成瀬孝】執事。無表情、無愛想。
    【忍冬準之助/にんどう・じゅんのすけ】医師。先客。ぽっちゃり。
    【乃本彩夏/のもと・あやか】暗色天幕の女優。本名は山根夏美。十九歳。くるんとした大きい目。人懐こいタイプ。
    【的場あゆみ】住み込みの医師。黒縁眼鏡で男性のような服を身につけている女性。
    【槍中秋清/やりなか・あききよ】暗色天幕の演出家。三十三歳。本業はアンティークショップ経営で、都内にいくつかの店を持っている。鈴藤が学生時代に暮らしていたアパート、神無月荘の大家を学生ながらにしていたのが槍中。「僕はね、〝風景〟を求めているんだ」(上巻p.82)
    【雪に閉ざされた館】いったい何処で現実と小説の線引きをしたらいいのか、迷いたくもなってくる(上巻p.243)
    【鈴藤稜一/りんどう・りょういち】語り手の「私」。本名は佐々木直史(ささき・なおふみ)。三十歳。暗色天幕のメンバーではないが台本を書いている。

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    2024年10月29日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    ネタバレ

    はしがきを読んでワクワク!
    読み始めも好きな感じで、期待大で読み進めました

    みなさんグロい、とおっしゃってますが
    私はそういうのが全然平気なので
    すらすら読みました。

    殺人鬼が迫ってくる感じに怖い!とか
    ハラハラしても良さそうなのに何故か
    全く感じず、淡々と読みました

    最後まで読んで、確かに特徴のズレとかあったな、、と。
    はじめに、生き残った2人とあったのでそれはずっ
    気にしていましたが、そういうことか。

    んーでもやっぱり双子だからって
    全く同じ事が同時に起こるっていうのは
    ありえなさすぎて、納得いかないな

    怖さを期待したけど、怖くなかったし
    ハラハラドキドキもできなかったので残念

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    2024年10月18日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    しょっぱなからエグい。少し読んだだけでしばらくダメージが抜けなかった。いたぶり殺す殺人鬼に慣れるのに少し時間が必要。
    今回もテレパシーとか体に入り込むとかのスピっぽい話が入っていたが…
    シリーズ1も2もトリックはあり得なさ過ぎてイマイチ感がある。

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    2024年10月12日
  • 十角館の殺人(1)

    無料版購入済み

    うーん😔

    ちょっと私の頭の中の『十角館・・・』と落差がありすぎた。
    原作読んでからこっちにきたら変な感じすると思う。江南、女の子になってるし・・・ それに、全員顔が綺麗すぎる・・・w
    でもまあ、小説読まずにってのだったら、普通に問題ないと思う。ただ、ぶっ飛び感は半端なかった‼‼ので、出来ればもう少し丁寧に書いてほしかったなーーー

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    2024年10月01日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    びっくりするものは、特にありませんでした。綾辻先生は、前作でほとんど力を使ったという感じでした。
    私の中での綾辻ブームは、ここで終了しました。

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    2024年09月23日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    あなたは違うんです(p.453)/「どんどん橋」と「ぼうぼう森」は(今の読者にとっては)ヒネリもなくびっくりするくらい簡単に解ける謎やろうから、全体を通したなんらかの引っ掛けがあるんかなあ? と思った。U君は若い頃の「僕」なんやろうけど…/「フェラーリ」はともかくとして/「伊園家」は多くの日本人が知っているあの一家に似た一家に不幸が…。これは、正解するのは難しそう/ドラマ「意外な犯人」自体の「答え」は簡単やったんやけど……今の「僕」は昔目指した「僕」とはちゃうってことやろうか? 良し悪しというのではなく。

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    2024年09月22日
  • 深泥丘奇談

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    自分の住んでいる所の近くが舞台だからここはあの場所ね、となるのが良かった。ただ、面白くはなかった、、、

    館シリーズのような伏線回収もないし、かといって雰囲気が良い訳でもない
    ただただ不気味なんだけど、なんか不気味だなあ、くらいで、ホラー小説としてもなんかイマイチだった

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    2024年09月17日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    暗黒館の殺人以来の綾辻作品。奇しくも今日は十角館の殺人のドラマ版解禁日。
    緋色の囁き、暗闇の囁きに比べると現実感が強くて、設定はあまり好みでない。彼の淡々とした文体は現実から乖離した世界が舞台になる方がマッチする。

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    2024年09月16日
  • フリークス

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    精神科病棟、3つの病室のミステリー。母を見舞う息子、自宅に隠されていた日記。患者の日記、足と顔と記憶を失い自分が誰かかも謎。患者が書いたというミステリーの謎を解く探偵、異形のフリークたちのうち誰が殺人犯人か。

    何層にも重なった語り、語り手にとっての真実と事実。読者の感情を揺るがせつつも論理的な推理を要求するのがさすが推理作家。

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    2024年09月09日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    奇想天外なトリックに騙されました。
    騙されるのを覚悟して読んだ方がいいですね。
    短編集なので、読みやすいですが、真剣に犯人を当てようと思うと大変だと思います。

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    2024年08月22日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    ホラーも、文章なら耐えられるようになった気がします。面白かった。
    ショートショートの広場で初読だったらしくて読みたかった「よけいなものが」を再び読めて嬉しいです。
    「依って件のごとし」が哀しくてよかった。さすが志麻子…「再生」は弱い富◯か…好き。
    澤村伊智さんのお話も初読だったので、この姉妹は比嘉姉妹だったのだと他のレビューを読んで知りました。

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    2024年08月11日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    シリーズ2作目。グロ注意その2…こんなにもグロいのは初めてかもしれない…真面目に全部読むと気分が悪くなりそうだったので、その箇所は適度に流しながら読んだ。
    若干のミステリ要素もありつつ、やはりでもこれはスプラッタ小説の極み…

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    2024年08月07日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    【収録作品】
    鈴木光司「浮遊する水」…『仄暗い水の底から』
    坂東眞砂子「猿祈願」…『屍の聲』
    宮部みゆき「影牢」…『あやし』
    三津田信三「集まった四人」…『怪談のテープ起こし』
    小池真理子「山荘奇譚」…『異形のものたち』
    綾辻行人「バースデー・プレゼント」…『眼球綺譚』
    加門七海「迷(まよ)い子」…『美しい家』
    有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」…『赤い月、廃駅の上に』

    ホラーは理不尽で怖い。
    きれいに見えるものは怖い。
    曖昧な記憶が怖い。

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    2024年08月07日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    シリーズ1作目。グロ注意…
    結末まで読んだ上でもう一回読んだ。
    すると、細かく伏線が散りばめられていたのが分かる。

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    2024年08月07日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    綾辻さんは「十角館の殺人」しか読んだことなかった。それとはまた趣の違う作品。

    後半が結構夢かうつつか、みたいな感じになるので前半の方が好きだったかな。
    病気のこととか詳しく出てきて。理系脳の主人公ほどじゃないと思うけど、科学的に説明がつく方が安心はする。
    オチ?はなるほど面白いとは思ったけど、現実的に考えてしまうとハテナも残るので、、。

    解説が結構自分には刺さったかも。
    何せ自分も本や映画をジャンル分けして楽しんじゃうようなところがあるので…。
    この作品も期待してたものと少し違ったので拍子抜けしてしまったというのが本音。

    中盤のパートの、柳の家や咲谷の家で過去を探っていくところが特に面白かったかな。
    「愚行録」や「傲慢と善良」でも思ったけど、本人不在でその人のことが少しずつわかっていくのが面白い。よりリアルな姿が浮き出てくると思う。
    ただ、これも小説のジャンルこそバラバラなだけで、パターンに当てはめているという点では上に書いたようなことと変わらないのかも…。

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    2024年07月30日
  • 人間じゃない 〈完全版〉

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    綾辻行人ファンが読めば
    作者名を伏せたまま読んでも
    絢辻作品だ!とわかるくらい
    らしさが詰まっていました

    小野不由美先生との出会いや
    ミステリー界重鎮の錚々たるメンバーの
    何気ないやりとりが書かれていて
    京大推理小説研究会の凄さに慄きます
    このサークルに俄が参加したら、
    けちょんけちょんにやられること間違いなしです笑
    ぬえの密室読んでみたい

    久々に絢辻作品を読んだので
    館シリーズ読み直そうかなぁ

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    2024年06月30日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    不思議な力の黒髪を持つ女性作家が髪を切られ殺された。6年後、そっくりになった彼女の妹が同じ手口で…
    ヒントは全て作中にあり、読者に挑戦する本格ミステリー。
    読み返すとあー、確かに書いてたわ、と…
    作者との真向勝負はいつも負けます

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    2024年06月28日
  • Another 2001(下)

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    前作よりパワーアップした印象。
    斬新さは無く、同じ事を繰り返し書かれているので、若干読むのがしんどくなりかけたけど、最後まで読破。
    軽率に人が倒れて行くのは流石綾辻先生。
    今回も強烈なシーンが盛りだくさんでした。

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    2024年06月23日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    上下巻。
    舞台設定にワクワクした。
    突然の吹雪。山中の洋館。
    吹雪が止まずに足止め…そして、殺人事件が。

    洋館「霧越邸」の描写が素敵で、それだけでも楽しめた。

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    2024年06月22日