綾辻行人のレビュー一覧

  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    3
    怪奇幻想系本格ミステリー小説。著者の特別な一冊。主宰の槍中秋清率いる劇団暗色天幕一行が吹雪で迷った末にたどり着いた霧越邸。吹雪の山荘で起きる連続見立て殺人。北原白秋の「雨」に見立てた最初の殺人。屋敷に潜むもう一人の誰か。名前と建物内の相関、霧越邸は入ってきた者を映す鏡など幻想的な描写。所々に焼き物や古典、姓名判断などの雑学がある。

    楽焼。轆轤ではなく、手ごねで作る。京都の楽家一族かその弟子の作品を指す。一井戸ニ楽三唐津というらしい。有田焼を別に伊万里焼という。伊万里には三様式あり、柿右衛門、古伊万里、鍋島。鍋島の色絵皿を色鍋島というらしい。

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    2021年05月07日
  • フリークス

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    K※※総合病院の同じ精神科病棟を舞台にした短編集。発狂して父を殺した母の見舞いに来た青年の話。事故で大怪我をし記憶喪失で自分が誰なのか思い詰める患者の話。精神科病棟の患者が書いた奇妙なミステリ小説を考察する話。3つの中・短編からなる。
    綾辻氏の小説はどれも読みやすく本書にしても期待に違わない。正常と異常、真実と嘘、表裏一体の狭間を上手く表現しており、揺れ動く心理描写、歪んだ世界観に読み手もハラハラ、ゾクゾクし終盤に訪れるどんでん返しに驚愕し感嘆する。
    歪な世界が澱む、ミステリーホラー。
    ★★★✩✩ 3.0

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    2021年04月26日
  • フリークス

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    ★3.5
    表紙に惹かれて購入。綾辻行人さんの作品は初めて。

    最初の2作品が個人的に好きだった。
    物語の終盤でのどんでん返しには驚かされた。
    表題作のフリークスは解釈がちょっと難しいと思った。

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    2021年04月10日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉のあっと驚くどんでん返しの短編集。驚き方はそれぞれだが、まあ工夫されている。綾辻行人の「再生」は既に読んだものだったが、これは秀逸。うわーそう来たかという終わり方だ。貫井、東川のは、もうひとひねり欲しいところだ。

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    2021年04月04日
  • 深泥丘奇談

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    何とも不思議な連作集。
    読んでいる間ずっと頭の中に靄がかかっている様な、
    水の中から物語を見ているような湿った印象。
    これは好みが分かれそうな作品だ。
    だから一体何なんだよ!と言いたくなるような作品が多いが、この不思議な感じ、嫌いじゃない。

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    2021年03月31日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    館シリーズの中では…

    館シリーズの中では星3つといったところでしょうか。大好きなシリーズで他が凄すぎるので…。
    充分楽しめる作品です。出来れば順番に読んで欲しいです。

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    2021年03月28日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    前作覚醒編と同じく問答無用のスラッシャー小説?です。舞台は市街地も含み惨劇の規模は前作を大きく上回ります。
    ですが、前作は仕掛けから粗いフィルムで撮られた映画のイメージを彷彿され、かつてのホラーブームを彩った多くの作品のイメージと重なったのですが、今作はある行為の繰り返しと仕掛けが某博士のみを強くイメージしてしまうのが個人的には残念です。
    とはいえこのシリーズ機会があれば再開してほしいもので。今のご時世色々と厳しいかと思いますが…

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    2021年03月27日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリ30周年記念のアンソロジー

    それぞれのシリーズを知らない読者にとっては、背景が判らない名探偵の出現は唐突だろうが、
    アンソロジーのための書下ろし故か、多分、
    甘めになっている感じがしたので、読み易かった。

    ラストを締めくくる綾辻氏の作品は名探偵モノといっていいか判別し難いが、
    実名の作家たちが登場する 新本格を愛する読者にとっては嬉しい一作だと思う。

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    2021年03月11日
  • 眼球綺譚

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    綾辻行人氏の初めての短編集、怪奇幻想短編小説を7篇収録。
    全篇を通して「咲谷由伊」という女性が登場するが同一人物では無さそうだ。しかしあとがきで綾辻氏は「普通に読めば彼女らが同一人物だとはとうてい考えられないはずである。」とあるが、読み方によっては違う考え方があるのかもしれない。
    おどろおどろしい不気味な物語に引き込まれ背筋がゾクゾクする。「再生」は最後にハッとさせられ、「呼子池の怪魚」ではホッとさせられた。「特別料理」ではゾワゾワが止まらない。ホラーは苦手だが、程よい怪奇幻想作品集。
    ★★★✩✩ 3.0

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    2021年03月04日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の作家さんによるどんでん返し

    綾辻行人:再生
    有栖川有栖:書く機械
    西澤保彦:アリバイ・ジ・アンビバレンス
    貫井徳郎:蝶番の問題
    法月綸太郎:カニバリズム小論
    東川篤哉:藤枝邸の完全なる密室

    気分転換や脳みそをリセットする為にちょうどいいのが
    アンソロジーだと思ってます。
    新しい作家さん発掘にもなりますしね。
    今回はたまたま全員体験済み作家さんでしたが
    西澤保彦氏のアリバイ・ジ・アンビバレンスが
    心臓をギュっとさせられました。

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    2021年02月28日
  • 深泥丘奇談

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    雰囲気はある 奇妙な雰囲気は良い感じだけど、種明かし的なものがないので不思議なままで終わってしまっている印象。ただ、引き込まれる書き方はさすが、と思った。

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    2026年01月12日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    期待しすぎたかな

    十角館の殺人の方が格段面白いです。
    論述的トリック好きな人には良いですけど、伏線が少ないというか殺人一つ一つの面白さが欠けてるかなぁ。
    オチや全体の作りは良いと思いますが…。

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    2021年02月17日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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      「伊園家の崩壊」
    設定に気付いた時、思いっきり吹き出してしまった。
    ひどい。ひどすぎる。
    よくこんなの書いたなあ…


    他の短編も中々面白かった。

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    2026年01月22日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    asa

    購入済み

    ミステリーたのしい

    ミステリーをあまり普段読まないので王道ミステリーを、と思い。まったく頭が切れないので、最初から推理することは放棄し、ぷかぷか流され、純粋に真相を楽しませていただいた。おもしろかったのでよしとしようね。

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    2020年12月25日
  • 最後の記憶

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    ミステリの恐怖とはまた違った恐怖。
    つかみどころのない世界観で賛否分かれるとは思うが、読んだことのない怖さを味わえるので私は好きです。

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    2020年12月02日
  • 7人の名探偵

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    97作品目( * ॑꒳ ॑* )♪アンソロジー作品を読むのは、初めてです。読み始めて、(。-_-。)ウーン失敗だったかな…と思ったけど、有栖川有栖さんの船長が死んだ夜を読み始めてから、ページ捲るスピード早くなりました(*´艸`*)ァハ♪この7人の作家さん達で、歌野晶午さんと綾辻行人さんしか読んだことなかったので、有栖川有栖さんの小説読んでみたいかなぁと思った( * ॑꒳ ॑* )♪特に綾辻行人さんの本格なのか?って思ったりしたが、実体験の事を書かれていたならば、凄い嬉しい(๑´ლ`๑)笑

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    2020年11月30日
  • 最後の記憶

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    曖昧な記憶に支配され、やがてそれは恐怖となる。
    全体的につかみ所のないフワフワとした世界が続きます。、

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    2020年11月13日
  • 7人の名探偵

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    綾辻行人/歌野晶午/法月綸太郎/有栖川有栖/我孫子武丸/山口雅也/麻耶雄嵩の7人の新本格ミステリの旗手による、豪華な豪華なミステリ・アンソロジー。
    有栖川有栖の火村英生とかも出てきますが・・・名探偵?の定義って、何でしょう?
    (んなモンあるのか??)
    本格ですが、私的には・・・??? な、感じでした。

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    2020年11月07日
  • 眼球綺譚

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    気色わる〜!
    タイトルが気になって読んだけど、結構、グロいのある〜!
    ホラーにミステリーテイストが付いてる感じ。
    短編7編、全部のストーリーにユイがててくる。どういう意味かは、読者が考えて欲しいとの事。
    で、私には分からん(涙)
    特に『特別料理』が…こんな美味しいそうな料理が食べれるなんて!多分、食べたら…私なら…((((;゚Д゚)))))))

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    2020年10月28日
  • 7人の名探偵

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    千差万別。『船長が死んだ夜』『あべこべの遺書』は従来っぽい。『仮題・ぬえの密室』はミステリと呼べるのかな。

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    2020年10月24日