あらすじ
伝説の『殺人鬼』ふたたび! ……蘇った殺戮の化身は山を降り、麓の街へ。いっそう凄惨さを増した地獄の饗宴にただ一人立ち向かうのは、ある「能力」を持った少年・真実哉! ……はたして対決の行方は?!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
冴島武史…美砂子…莉絵
白河愛香
白河真実哉
喜多山静子
茜由美子
白河誠二郎…聡美
長谷口弘
縄井邦雄
白河啓一郎…和博
曾根崎荘介
後藤満代
ミャオン
冬木貞之
溝口沙也香
加川泰子
富野弥生
白河知恵子
Posted by ブクログ
ホラー作品。有無を言わせぬ殺人鬼が、ひたすら人を殺してゆくシーンが丹念に描写されている。そういうのが嫌いな人は回れ右。
まぁ、綾辻作品らしく、ちょっとしたトリックは使われている。でもまぁ、トリックの中身自体は今までの作品と似た印象だし、本作品の特徴はそこでは無いので、味付け程度に思えた。
Posted by ブクログ
双子山で暴れたあいつが遂に双子山から降りてきた!!こちらもまた新潮文庫版読んでからの角川文庫版再読。相変わらず殺人鬼は人々の幸せをぶち壊すなぁとある種感心してしまった。そして最後の最後で明かされるが、人殺しがいつの間に入れ替わってしまったのか。再読にも関わらず細かいところを忘れてしまっていたため、気づくことが出来なかった。それが少し悔しかった。
なかなか強烈!
二冊とも持っているのに、買ってから幾分寝かせた後読んだので
先に逆襲篇を読んじゃった。
問題無く最後までグイグイと引っ張られるように読めました。
でもなんか、飛ばしてしまいたいような理解したくて何度も読みたくなるような部分もあり、大変有意義な時間を過ごしました。
たぶん。
Posted by ブクログ
覚醒編の8倍はグロテスクです。生半可な気持ちで読むとトラウマになります。心して読みましょう。笑
こんなに生々しい表現を文章でできるなんて素晴らしい文才だなーと心の隅で思いながらも、読んでる途中で気分が悪くなり、一度本を閉じました、、、グロ系が決して苦手ではないのですがかなりきつかったです、、、
ミステリーの内容は忘れてしまうくらいのインパクトです笑
綾辻さん、やっぱり人殺してきたのかな?
Posted by ブクログ
「双葉山の殺人鬼」はただ「殺す」というどす黒い衝動だけを糧に人間を惨たらしく殺戮していく、という読んでいるこちらが痛みを感じ目を背けたくなるような描写が多々あってしんどかったが、ストーリーの至るところに存在する違和感は紛れもなくミステリーだった。
Posted by ブクログ
グロい、、
なんでも有りかよ!となるところもあるけれどそこがいい。
人にお勧めはできないけれど読みやすいし、不謹慎にも読んでいてワクワクしてしまう。
Posted by ブクログ
双葉山で起こった惨劇から3年後、ついにあいつは山から街へと降りてきて、ただひたすらに殺戮を繰り返す。
今作は子供の殺害シーンをはじめとして、殺人鬼の残忍さ、凄惨さが前作よりもバージョンアップしているように感じました。そのため、前作と同様にそちらに意識がいってしまって、作者の「仕掛け」には全く気づけず、今作も見事に騙されました。
続編として、殺人鬼とは何者なのかを明らかとするような完結編が出ることを期待しています。
Posted by ブクログ
間髪入れずに、読んだ!続編…
序盤から、跳ばしていくわ。速攻や!
しかも、子供まで…情け容赦ないというのはこの事。
殺人鬼って言うと何か、もう少し計画的に知的な感じで、殺していく感じに思うけど、コイツは暴走列車みたいに、ほぼ全て力技。
こんなエグいの読んでられん!
…って言いながら、1日で読破やん。朝から読み始めて…今日、仕事やのに(ーー;)
さすが、綾辻さん!文章上手い!^^;
今回は、最後にどんでん返し!
手や足や頭の飛翔な惑わされずに、分かりました!
逆襲篇の方が、段々と殺人鬼が近づいて来て、ヒシヒシとした恐怖感があったような気がする。
また、お会いしましょ!
コイツ、不死身やし。(⌒-⌒; ) 首取れたはずやけど…
Posted by ブクログ
どうしても一人では読めないので、中学の時に学校の読書の時間に読んでたけど、みんなに変な目で見られ、なんでそんなヤバそうなの読んでるん?って言われた記憶が蘇る。
タイトルで決めつけずにちゃんと読めよって思ってたなぁ。
まぁ、大分グロめっていうことには変わりないけど 笑
Posted by ブクログ
前作の「覚醒編」に勝るとも劣らない残酷描写には目を背けたくなりつつも続きが気になってしまうのが「殺人鬼」の不思議なところ。強烈なホラー作品でありながらも根っからのミステリー作家である綾辻行人の仕掛ける罠にまんまと嵌ってしまい、最後にはあっと驚かされた。登場人物も比較的少なく、テンポも非常に良いので読みやすい作品だと思った。(もちろん残酷描写が苦手な人にはお勧めしないが)
Posted by ブクログ
やはりグロいです。
この「殺人鬼」は、ジェイソンより怖い。
絶対会いたくない殺人鬼です。
彼は双葉山にいて、「殺意」しかなく、善意の観念もない、殺すことを目的としている。
ハズなのですが、読んでいてすごく細かい所が引っかかり、「あれ?」と思った所がありました。
「伏線」というより、もっとサラッとした部分なのですが、ちゃんとラストですべて納得しました。
さすが綾辻行人です。
やはりただのスプラッタでは終わらない。
描写が生々しくグロかったですが、すらすらよみ終わりました。
Posted by ブクログ
殺人鬼とは何者か。
なぞは深まるばかりな逆襲編だった。
いろいろな伏線もあるのだと思うけど、純粋にスプラッターホラーとして面白かった。
ミステリ-なのかといわれるとファンタジー?と言いたくなりそうになるけれど、やはりこれはミステリーなのだと思えてしまうのは綾辻さんのすごさか。
Posted by ブクログ
伝説の『殺人鬼』、ふたたび。双葉山の惨劇から三年、最初にそれと遭遇したのは休暇中の一家。正義も勇気も家族愛も、ただ血の海に消えゆくのみ。そしてそれは山を降り、麓の街に侵攻するのだ。病院を、平和な家庭を、凄惨な地獄風景に変えていく。殺す、殺す、殺す…ひたすら殺戮を欲する怪物に独り立ち向かうのは、不思議な“能力”を持った少年・真実哉。絶望的な闘いの果てに待ち受ける、驚愕と戦慄の結末とは!?―。
・レビュー
今度は双葉山から殺人鬼さんが降りてきまして(笑)、病院が一つの舞台となって、再び殺戮が繰り返される。てっきり山にこもってないといけないタイプのモンスターなのかと思いきや、あっさりと下山したのでちょっと笑ってしまったのだけれど、残虐性は笑えないクオリティに。
前回は正直、みんなが言うほど残酷でもないかなと思っていたのだけれど、まあ今回はそれなりに「うおぉ……」となったかもしれない。冒頭でいきなり前回よりもすごい残酷描写があったりして、確実にスプラッターホラーとしてはパワーアップしている。
なので見どころとしては前回よりも殺しのレパートリーが増えてるよっていうところかな。
そして今作も前作と同じようにミステリ的な技巧が施されていて、とあるトリックで真相が隠されている。しかし今回は前回ほどではなく、ミステリ好きでなくともかなりあっさりと見破ってしまうと思う。
どうやら今回はストーリーに力を入れ、ホラー的な方面に軸が移ったようだ。なので前回よりもかなり超常的な側面が強くなり、純粋なスプラッターホラーとして読んだほうがいいかもしれない。変にミステリや推理を期待すると呆気なく終わってしまう。
やはりスプラッターホラーにありがちな「1作目のほうがすばらしかった」というところまで丁寧になぞってあるというか、ある意味オマージュだと思ったらそこまでつまらなくはないだろう。スプラッターとして読めば、かなりパワーアップしている印象だし、インパクトもある。ラストも非常にそれらしい展開で、ホラーとしては満足のいく小説だったと思う。
Posted by ブクログ
前作に続き、大スプラッター。
前作はまだ辛うじて綾辻行人らしさみたいなものを感じたが、今作はそういう次元になかった。
推理・考察のしようもなく、大殺戮ショーを延々と見せられている感じ。
面白いかどうかはさておき、怖いもの見たさでスラスラ読めた○
あとがきで本人も「ノリに任せて書いた」と言っているので、まぁたまにはこういうのがあっても良いんじゃないかな!
Posted by ブクログ
今回の殺人鬼は行動範囲を広げてきた。山から人里へ。序盤から飛ばしまくりのスプラッター描写。これは禁忌なのでは?ということも平気でガンガンやる。ほんと、グロい文章をよくこんなにも書けるものだ。殺人鬼モノの続編の運命として蛇足的な人殺しの続編になるかと思えば、前作で要らなかった部分を削ぎ落としてくれていたところも良かった。
3は…出たら読んでしまうんだろうなぁ。殺人鬼モノの続編はこうなっちゃうよねとか文句言いながら。
Posted by ブクログ
深夜に読み始め、読み切ってしまった。大ミスである。
殺人鬼が殺すことをより楽しむようになってしまったせいで、前作と比べてグロさに拍車がかかっていた。
なぜ病院内の全ての人を殺す前に、白河家へ赴いたのか、その理由が分からなかったが、父親の身体を乗っ取ったことが判明し、納得できた。
真美哉くんが家族を、愛香ちゃんを守ろうと動いている姿が健気で、応援したくなった。真美哉くんが初恋をしたシーンで、大分先にこの恋を自覚するかもしれないとあったので、彼は死なない気がしていた。また、彼には能力があるので、前作とは違い、この殺人鬼に一矢報うことができるのではないかという希望がずっとあった。
最終的に大人は惨殺されてしまったが、姉弟が無事で良かった。
殺人鬼本体が終盤までずっと沼の中で身体を休めていた(?)ことにかなり困惑した。自分の手で殺したくならないのだろうか。あんなのが住み着いている町から皆離れた方がいい。
前作に引き続き、かなりのスプラッタショーで、また読み返したいとは思わない。でも、読む手が止まらない作品だった。しばらくスプラッタはお腹いっぱいだ。
Posted by ブクログ
覚醒編読み応えあったので逆襲編も読んでみた。
続編落ちるのはあるあるだけどなんか思ってたのと違う結末だったな。
死なないってどういうチート、、?って感じだし植物状態の父の身体を使うのもなんでもありやん、、って感じでちょっと萎えた。
コロスの波動で操って沼から様子見てたってこと?楽すんなや、、って思いました。
スプラッター作品は好きなのだ殺戮描写生々しいのは良かったー!静子さんの死に方が1番無理かも
Posted by ブクログ
しょっぱなからエグい。少し読んだだけでしばらくダメージが抜けなかった。いたぶり殺す殺人鬼に慣れるのに少し時間が必要。
今回もテレパシーとか体に入り込むとかのスピっぽい話が入っていたが…
シリーズ1も2もトリックはあり得なさ過ぎてイマイチ感がある。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。グロ注意その2…こんなにもグロいのは初めてかもしれない…真面目に全部読むと気分が悪くなりそうだったので、その箇所は適度に流しながら読んだ。
若干のミステリ要素もありつつ、やはりでもこれはスプラッタ小説の極み…
Posted by ブクログ
激グロB級スプラッターSFホラー。
もう本当に嫌いな話なのに読むことが止められない、恐るべし綾辻行人。
小説ってR指定あんのかなって不安になるくらいの内容。
面白かったけど、絶対に人にお薦めしない一冊です。
Posted by ブクログ
続編というコトで手に取り一気読みしました〜
読んでて、そのエグい描写に少し気後れしちゃいましたが、何とかかんとか読みきれた次第です………
イヤいや、最後というか正体が前作からずーっと気になってましたが、結局ナゾのままか〜い( ̄▽ ̄)
Posted by ブクログ
前作覚醒編と同じく問答無用のスラッシャー小説?です。舞台は市街地も含み惨劇の規模は前作を大きく上回ります。
ですが、前作は仕掛けから粗いフィルムで撮られた映画のイメージを彷彿され、かつてのホラーブームを彩った多くの作品のイメージと重なったのですが、今作はある行為の繰り返しと仕掛けが某博士のみを強くイメージしてしまうのが個人的には残念です。
とはいえこのシリーズ機会があれば再開してほしいもので。今のご時世色々と厳しいかと思いますが…
Posted by ブクログ
前作の「殺人鬼 覚醒編」に続く本作。今作はあの双葉山の殺人鬼が山から出てきて前と同じような殺戮を繰り返すという話だが勿論前作と同じように仕掛けが施されている。今回も「もしかしたらあれはこうなっているのかも」とは思ったもののどこでそうなったのかに気付けず。それにしても相変わらずグロかったなぁ…。
Posted by ブクログ
『殺人鬼』の続編。双葉山の殺人鬼再び。
もうグロいの一言に尽きる。前作に負けず劣らずのスプラッタ。何の理由もなく、ただひたすら殺して、殺して、殺しまくる。
そんな中、物語の鍵となるのが、ちょっと不思議な力を持った少年 真実哉。奇しくも前作で憧れの年上女性を守るため、命がけで戦った間宮少年と同じ名をもつ少年が、家族を守るため、殺人鬼に立ち向かう。
ただグロいだけのホラーではなく、一応ミステリー的な仕掛けも施されてはいるけれど、やはり前作には及ばない。
結局殺人鬼の正体がよく分からずモヤモヤ。全体的に『覚醒篇』のほうが好みかな。
ラストもホラーにありがちな感じだけど、いつか続編もあり、なのか。
Posted by ブクログ
なんというか、二作目で殺し方は過激になったけど、ストーリーは陳腐というかB級映画なかんじ。
三作目作れそうな終わり方。
ミステリーの要素がある方が好きなので覚醒篇の方が好き。
Posted by ブクログ
「殺人鬼-覚醒篇」の続編。
今回は殺人鬼が山を降りてついに街を襲います。前回から続き、最初から最後までグロテスクな表現だらけです。恐怖の中死んでいく人間の描写が本当にすごい。ただ、前回はホラー+ミステリーだった一方、今回はミステリー要素薄め。
ラストはなんとなく想像できたのですが、やはり殺人鬼の正体を知りたかった!
Posted by ブクログ
伏線の張り方は見事だけれど、衝撃はそこまでではなかったかな。グロ描写は相変わらずどころかパワーアップしていたので、わざと流し読みしてしのぎました。