感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年01月24日
ホラー作品。有無を言わせぬ殺人鬼が、ひたすら人を殺してゆくシーンが丹念に描写されている。そういうのが嫌いな人は回れ右。
まぁ、綾辻作品らしく、ちょっとしたトリックは使われている。でもまぁ、トリックの中身自体は今までの作品と似た印象だし、本作品の特徴はそこでは無いので、味付け程度に思えた。
Posted by ブクログ 2021年05月08日
双子山で暴れたあいつが遂に双子山から降りてきた!!こちらもまた新潮文庫版読んでからの角川文庫版再読。相変わらず殺人鬼は人々の幸せをぶち壊すなぁとある種感心してしまった。そして最後の最後で明かされるが、人殺しがいつの間に入れ替わってしまったのか。再読にも関わらず細かいところを忘れてしまっていたため、気...続きを読むづくことが出来なかった。それが少し悔しかった。
二冊とも持っているのに、買ってから幾分寝かせた後読んだので
先に逆襲篇を読んじゃった。
問題無く最後までグイグイと引っ張られるように読めました。
でもなんか、飛ばしてしまいたいような理解したくて何度も読みたくなるような部分もあり、大変有意義な時間を過ごしました。
たぶん。
Posted by ブクログ 2012年03月07日
再読。何度読んでもこの残虐度は凄い! 消火器が~。すっかりトラウマ状態ですが。それでも残虐なだけではないのですね当然。数々の伏線を見逃すなかれ。
読みどころはやはり、真実哉少年の活躍。頑張れ頑張れと思いながら読んでしまいますね。対決シーンも目に光景が浮かぶようで。そしてラストは、どことなく「Anot...続きを読むher」に通ずるものも感じました。
Posted by ブクログ 2022年08月02日
グロい、、
なんでも有りかよ!となるところもあるけれどそこがいい。
人にお勧めはできないけれど読みやすいし、不謹慎にも読んでいてワクワクしてしまう。
Posted by ブクログ 2021年11月28日
双葉山で起こった惨劇から3年後、ついにあいつは山から街へと降りてきて、ただひたすらに殺戮を繰り返す。
今作は子供の殺害シーンをはじめとして、殺人鬼の残忍さ、凄惨さが前作よりもバージョンアップしているように感じました。そのため、前作と同様にそちらに意識がいってしまって、作者の「仕掛け」には全く気づ...続きを読むけず、今作も見事に騙されました。
続編として、殺人鬼とは何者なのかを明らかとするような完結編が出ることを期待しています。
Posted by ブクログ 2021年10月26日
間髪入れずに、読んだ!続編…
序盤から、跳ばしていくわ。速攻や!
しかも、子供まで…情け容赦ないというのはこの事。
殺人鬼って言うと何か、もう少し計画的に知的な感じで、殺していく感じに思うけど、コイツは暴走列車みたいに、ほぼ全て力技。
こんなエグいの読んでられん!
…って言いながら、1日で読破やん。...続きを読む朝から読み始めて…今日、仕事やのに(ーー;)
さすが、綾辻さん!文章上手い!^^;
今回は、最後にどんでん返し!
手や足や頭の飛翔な惑わされずに、分かりました!
逆襲篇の方が、段々と殺人鬼が近づいて来て、ヒシヒシとした恐怖感があったような気がする。
また、お会いしましょ!
コイツ、不死身やし。(⌒-⌒; ) 首取れたはずやけど…
Posted by ブクログ 2021年03月10日
どうしても一人では読めないので、中学の時に学校の読書の時間に読んでたけど、みんなに変な目で見られ、なんでそんなヤバそうなの読んでるん?って言われた記憶が蘇る。
タイトルで決めつけずにちゃんと読めよって思ってたなぁ。
まぁ、大分グロめっていうことには変わりないけど 笑
Posted by ブクログ 2021年03月08日
前作の「覚醒編」に勝るとも劣らない残酷描写には目を背けたくなりつつも続きが気になってしまうのが「殺人鬼」の不思議なところ。強烈なホラー作品でありながらも根っからのミステリー作家である綾辻行人の仕掛ける罠にまんまと嵌ってしまい、最後にはあっと驚かされた。登場人物も比較的少なく、テンポも非常に良いので読...続きを読むみやすい作品だと思った。(もちろん残酷描写が苦手な人にはお勧めしないが)
Posted by ブクログ 2020年04月08日
やはりグロいです。
この「殺人鬼」は、ジェイソンより怖い。
絶対会いたくない殺人鬼です。
彼は双葉山にいて、「殺意」しかなく、善意の観念もない、殺すことを目的としている。
ハズなのですが、読んでいてすごく細かい所が引っかかり、「あれ?」と思った所がありました。
「伏線」というより、もっとサラッとした...続きを読む部分なのですが、ちゃんとラストですべて納得しました。
さすが綾辻行人です。
やはりただのスプラッタでは終わらない。
描写が生々しくグロかったですが、すらすらよみ終わりました。
Posted by ブクログ 2015年03月20日
殺人鬼とは何者か。
なぞは深まるばかりな逆襲編だった。
いろいろな伏線もあるのだと思うけど、純粋にスプラッターホラーとして面白かった。
ミステリ-なのかといわれるとファンタジー?と言いたくなりそうになるけれど、やはりこれはミステリーなのだと思えてしまうのは綾辻さんのすごさか。
Posted by ブクログ 2015年01月21日
伝説の『殺人鬼』、ふたたび。双葉山の惨劇から三年、最初にそれと遭遇したのは休暇中の一家。正義も勇気も家族愛も、ただ血の海に消えゆくのみ。そしてそれは山を降り、麓の街に侵攻するのだ。病院を、平和な家庭を、凄惨な地獄風景に変えていく。殺す、殺す、殺す…ひたすら殺戮を欲する怪物に独り立ち向かうのは、不思議...続きを読むな“能力”を持った少年・真実哉。絶望的な闘いの果てに待ち受ける、驚愕と戦慄の結末とは!?―。
・レビュー
今度は双葉山から殺人鬼さんが降りてきまして(笑)、病院が一つの舞台となって、再び殺戮が繰り返される。てっきり山にこもってないといけないタイプのモンスターなのかと思いきや、あっさりと下山したのでちょっと笑ってしまったのだけれど、残虐性は笑えないクオリティに。
前回は正直、みんなが言うほど残酷でもないかなと思っていたのだけれど、まあ今回はそれなりに「うおぉ……」となったかもしれない。冒頭でいきなり前回よりもすごい残酷描写があったりして、確実にスプラッターホラーとしてはパワーアップしている。
なので見どころとしては前回よりも殺しのレパートリーが増えてるよっていうところかな。
そして今作も前作と同じようにミステリ的な技巧が施されていて、とあるトリックで真相が隠されている。しかし今回は前回ほどではなく、ミステリ好きでなくともかなりあっさりと見破ってしまうと思う。
どうやら今回はストーリーに力を入れ、ホラー的な方面に軸が移ったようだ。なので前回よりもかなり超常的な側面が強くなり、純粋なスプラッターホラーとして読んだほうがいいかもしれない。変にミステリや推理を期待すると呆気なく終わってしまう。
やはりスプラッターホラーにありがちな「1作目のほうがすばらしかった」というところまで丁寧になぞってあるというか、ある意味オマージュだと思ったらそこまでつまらなくはないだろう。スプラッターとして読めば、かなりパワーアップしている印象だし、インパクトもある。ラストも非常にそれらしい展開で、ホラーとしては満足のいく小説だったと思う。
Posted by ブクログ 2013年09月15日
最初から違和感は感じてたけど、かなりグロくて、場面を想像しないように読んでいてやられた。
いつ姉が豹変するかビクビクしてたけど、そんなことはまったくなかった。
殺人鬼という存在の正体は謎のまま…。グロ耐性ない人は読むのが辛いと思う。
Posted by ブクログ 2012年12月13日
1997年発表の綾辻行人の殺人鬼シリーズの第2弾。ここまで気持ちの悪い最悪の作品ってあんまりないですね(もちろん褒め言葉です)。冒頭の一家惨殺から始まって、作品の中心となる病院での連続惨殺事件まで想像するだけで吐きそうになる殺害描写が続きます。ただ、前作よりもミステリー要素部分が上手く落ちていて良か...続きを読むったです。あのラストって事は、ホラー映画好きな作者のことですから、もちろん第3弾も出すんですよね。「Another」を読んで作者を知った方は、ぜひコチラも試してみてはいかがでしょうか。後悔しても知りませんが。
Posted by ブクログ 2012年04月14日
グログロ。人を殺しすぎているでしょう。残虐に。
人間ってこんなにしぶといものなのかね?両手足を切断されて気を失わなかったり、、B級ホラー好きにはもってこいの本だねこれ。
Posted by ブクログ 2023年12月07日
激グロB級スプラッターSFホラー。
もう本当に嫌いな話なのに読むことが止められない、恐るべし綾辻行人。
小説ってR指定あんのかなって不安になるくらいの内容。
面白かったけど、絶対に人にお薦めしない一冊です。
Posted by ブクログ 2023年11月18日
続編というコトで手に取り一気読みしました〜
読んでて、そのエグい描写に少し気後れしちゃいましたが、何とかかんとか読みきれた次第です………
イヤいや、最後というか正体が前作からずーっと気になってましたが、結局ナゾのままか〜い( ̄▽ ̄)
Posted by ブクログ 2021年03月27日
前作覚醒編と同じく問答無用のスラッシャー小説?です。舞台は市街地も含み惨劇の規模は前作を大きく上回ります。
ですが、前作は仕掛けから粗いフィルムで撮られた映画のイメージを彷彿され、かつてのホラーブームを彩った多くの作品のイメージと重なったのですが、今作はある行為の繰り返しと仕掛けが某博士のみを強く...続きを読むイメージしてしまうのが個人的には残念です。
とはいえこのシリーズ機会があれば再開してほしいもので。今のご時世色々と厳しいかと思いますが…
Posted by ブクログ 2019年12月04日
前作の「殺人鬼 覚醒編」に続く本作。今作はあの双葉山の殺人鬼が山から出てきて前と同じような殺戮を繰り返すという話だが勿論前作と同じように仕掛けが施されている。今回も「もしかしたらあれはこうなっているのかも」とは思ったもののどこでそうなったのかに気付けず。それにしても相変わらずグロかったなぁ…。
Posted by ブクログ 2018年11月15日
『殺人鬼』の続編。双葉山の殺人鬼再び。
もうグロいの一言に尽きる。前作に負けず劣らずのスプラッタ。何の理由もなく、ただひたすら殺して、殺して、殺しまくる。
そんな中、物語の鍵となるのが、ちょっと不思議な力を持った少年 真実哉。奇しくも前作で憧れの年上女性を守るため、命がけで戦った間宮少年と同じ名を...続きを読むもつ少年が、家族を守るため、殺人鬼に立ち向かう。
ただグロいだけのホラーではなく、一応ミステリー的な仕掛けも施されてはいるけれど、やはり前作には及ばない。
結局殺人鬼の正体がよく分からずモヤモヤ。全体的に『覚醒篇』のほうが好みかな。
ラストもホラーにありがちな感じだけど、いつか続編もあり、なのか。
Posted by ブクログ 2016年05月01日
なんというか、二作目で殺し方は過激になったけど、ストーリーは陳腐というかB級映画なかんじ。
三作目作れそうな終わり方。
ミステリーの要素がある方が好きなので覚醒篇の方が好き。
Posted by ブクログ 2015年09月22日
「殺人鬼-覚醒篇」の続編。
今回は殺人鬼が山を降りてついに街を襲います。前回から続き、最初から最後までグロテスクな表現だらけです。恐怖の中死んでいく人間の描写が本当にすごい。ただ、前回はホラー+ミステリーだった一方、今回はミステリー要素薄め。
ラストはなんとなく想像できたのですが、やはり殺人鬼の正...続きを読む体を知りたかった!
Posted by ブクログ 2015年02月22日
伏線の張り方は見事だけれど、衝撃はそこまでではなかったかな。グロ描写は相変わらずどころかパワーアップしていたので、わざと流し読みしてしのぎました。
Posted by ブクログ 2014年08月08日
序盤からアクセル全開で殺していく。女子供も容赦なし。
この不条理な殺人と犯人は
まさに13日の金曜日を見ているような気になる。
ミステリ部分はおまけのような印象。
Posted by ブクログ 2012年04月25日
覚醒編の続編。舞台が山から病院に移り、より恐怖観を掻き立てる内容になっている。
思念がもっと伝播して、精神世界上での攻防に展開した方がおもしろかったかも。
Posted by ブクログ 2012年04月11日
前作よりは楽に読めた……前作より、は。
相変わらずグロテスク描写にリアリティがあり、夢中になると同時にいい意味で気分が悪くなった。
前作のグロテスク描写で買うのを躊躇っていたが買って良かったかな。怖かったけど。
表紙の遠田さんの装丁が相変わらず綺麗で買って良かったと満足。
少年イラストは珍しいの...続きを読むでさらに嬉しい。
前作はグロいミステリを読んでいるかんじだったが、ホラー要素が徐々にあがってきているため、続きが出ても買わないだろう。
Posted by ブクログ 2012年03月10日
前作に比べるとインパクトやミステリー要素、オチで物足りなさは否めない。でも、「覚醒篇」を気に入って「もっとこういうのが読みたい」という期待には十分応えられたのでは。道具を使ったグロさは完全にこちらの勝ち。カエル風船の話だけで「あーあー」となるのに、腹の膨らんだ人が破裂するって何さ…。やりすぎ。
高...続きを読む校生のときに、日本史(世界史?)の授業で拷問のビデオを見せられた。未だになんであんなことしたのかわからないけど、これがすごくて、両腕を液体窒素みたいのに漬けさせて、それをハンマーで叩いて粉々に砕くというもの。絶叫する女性。口元を抑えて教室から走り去る女生徒。なんの授業だよ。まぁでも、そのときの感覚が蘇るぐらいには、今作も凄惨だったということ。
ただ、そうはいっても救いはあって、やはり小説だから大丈夫なこともある。映像は自分で作り出すしかないから、自分の許容範囲外のショッキングな光景は出てこない。このギリギリ感。落ちる前のジェットコースター的な感覚。ドキドキぐろい。これ、好きな人にはたまらないと思う。でも、人肉食べちゃったりするので、苦手な人は絶対ダメ。気をつけて。
また、いかにも続編のようだけど、舞台は双葉山じゃなくて病院から始まるし、登場人物も一新されているし、実はあんまり関係なかったりする。ただ、こちらは女子供も初めから容赦ないので、前作より更に酷い。酷すぎる。とはいっても、総合的には前作の方が良くできているので、こちらを先に読んで、エピソードゼロ的に前作「覚醒篇」に行くのが一番楽しめるかもしれない。ネタバレは少ないし、そこまで気にならないはず。
なんにせよ、残酷表現と人体破壊のオンパレードなのは間違いない。どんなフォローをしたところで、心が弱い人はもちろん、食事中に読むなんてもってのほかのB級(いい意味で)ホラー小説なのである。
【キーワード】
本能的な〝勘〟、化物、双葉山の殺人鬼、わが子の屍肉、発作、植物状態、肌色の風船、血みどろで穴だらけの肉球、肉の鞭、いまだかつて見たこともないような凄惨な光景、異形の死体、ありったけの悲鳴、心を持たぬ殺人機械
【主要人物】
白河真実哉、白河愛香