綾辻行人のレビュー一覧

  • 眼球綺譚

    Posted by ブクログ

    とても不思議なお話がいくつか詰まっています。
    綾辻行人先生の、「深泥丘奇談」が好きと言う方には積極的にお勧めしたいです。
    不思議な話は読みたいけれど、意味がはっきりわからない話は読みたくない、と言う人にはあまりお勧めしません。

    私は中でも「特別料理」の話が好きです。
    読む前に戻ってもう一度お話に引き込まれたい気がします。

    0
    2019年01月09日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    最初からどんでん返しが用意されていることは
    分かっているので、その部分は期待するところではなく
    どういうどんでん返しになるのか、
    それよりも途中で語られている何気ない描写に
    その時きづくことができたか、なども楽しめる。
    推理ものとおもって読み始めたら
    いきなりホラーな感じで、ユーモア、悪夢、
    もちろん謎解き、コンパクトながらも
    ぎっしり詰まった感じの物語を様々楽しめた。

    0
    2018年08月30日
  • Another エピソード S

    Posted by ブクログ

    Anotherのスピンオフ。
    死の色が見える義眼を持つ見崎鳴が、自分の死体を探しているという幽霊に会い、共に死体探しをする。
    この物語は見崎鳴が主人公かと思いきや、話の大半は賢木晃也の幽霊目線で語られる。

    本編のAnotherはホラーだが、こちらはホラーというよりはミステリー。本編よりはインパクトが弱くてさらりと読めると思っていたら、最後にやられた。すっかり騙された。

    0
    2018年06月07日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

    Posted by ブクログ

    ミステリーにそんなに興味はないのだけど、「日本語が美しい」と方々から噂に聞く連城三紀彦氏。飛行機移動のおともに、さくっと読めそうな短編をチョイス。

    噂に違わぬ美しい日本語!美しすぎて、読んでいる間めっちゃ幸せだった。私もこういう日本語を使える人になりたい…
    「ゴースト・トレイン」と「白蘭」がよかった。「他人たち」もよかったけど、いやそんな風にならんやろ!と心の片隅で思ってしまったので…短編でミステリーって、すごく難しいんだろうと思うけど、すべてがおさまりの良い仕上がり。趣の違うミステリー短編を多数生み出している作家さんなんだな、というのを改めて認識。

    1作目と比較すると、恋愛小説的な要素の

    0
    2018年04月01日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

    ネタバレ 購入済み

    十角館が面白かったので2作目のこちらも購入し、先程読了しました。
    クローズドサークルの中で次々と登場人物が殺されていく、次に殺されるのは誰なんだ…?誰が生き残るんだ…?と言う緊張感の中で物語が進む十角館とは違い、今作は主に過去に起きた事件を紐解きながら現在に結びついていくと言う流れのため、1作目と比べると非常に淡々と話が進んで行く印象を受けました。
    また、今回は状況的に考えて被害者を「消せる」のはあの人物しか居らず、憶測でしかないが恐らくあの人物も共犯だろうと言う目星は付いていたので犯人が当たった時はニヤリとしたものですが、入れ替えが2回起きていたとまでは考えが至らずなるほどそういうことか

    0
    2018年01月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    ネタバレ 購入済み

    舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
    ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
    亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
    いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
    冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られてい

    0
    2018年01月28日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

    Posted by ブクログ

    連城氏を敬愛する4人のミステリ作家が選んだ傑作短篇集の第2弾。
    第1弾は逆転の構図に驚いたり唸らされた作品が多かったが、今回は氏の才能の幅広さを感じさせる作品集になっていた。驚きは若干減ったが、その分シブい。そして憎いほど巧い。ミステリも文学なんだなあと改めて思った。

    0
    2017年11月15日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    十角館の殺人

    何となく後回しにして、結果、積本化してたけど…。もっと早く読んでおけば良かった‼︎後発の他の作品で同じ系統のトリックを使ったものを先に読んでいたので、驚きは半減してしまった。勿体無い…この本ほど鮮やかのものは中々無いというのに。この本の紹介でよく聞く一文、『衝撃の一行』とは良く言ったものだと思う。デビュー作だけあり、鼻息の荒さがモロに感じられる。それがまた心地良い。

    0
    2017年10月10日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

    ネタバレ 購入済み

    ようやく騙されなかった

    館シリーズを順に読み4作目。
    ビリーミリガンや失われた私を読んでいたおかげか、ようやく騙されずに済みました。
    でも島田さんすらがもう1人の人格であるのは気づけなかったなぁ…。

    0
    2017年09月22日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自薦のアンソロジー。有栖川有栖「書く機械」と東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」は再読。法月綸太郎「カニバリズム小論」はずっと教科書のようにカニバリズムについての話が続いて嫌になったけど、最後は面白かった。これぞどんでん返しか。旅のお供には気軽に読めて良かった。

    0
    2017年09月09日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」を訪れる。冷たい家人たちの対応。邸内で発生する不可思議な現象の数々。見え隠れする何者かの怪しい影。吹雪で孤立した壮麗なる“美の館”で舞台に今、恐ろしくも美しき連続殺人劇の幕が上がる!

    【感想】

    0
    2017年08月06日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

    Posted by ブクログ

    絶対的な安心感で読めるのが綾辻先生。

    文章の美しさもとても好みだし、フーダニット系の作品はたまらなく面白い。

    綾辻先生の作品だったから、館に何らかのトリックが??とか深読みしすぎてしまって、犯人探しは大ハズレ(笑)

    それぞれのトリックを自分なりに考えてみるのもとても楽しい時間だった(*^^*)

    綾辻先生の作品は、どれも本当に面白いなぁ~。

    0
    2017年07月08日
  • 奇面館の殺人(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〇 概要
     鬼面館の主人「影山逸史」が主催する奇妙な集いに,6人の客が招かれる。季節外れの大雪で館は孤立。そして,頭部と両手の指が消えた死体が発見される。関係者の大半は,鍵の掛かった仮面を被らされて素顔が見えない。前代未聞の状況の中,探偵鹿谷門実が真相を解き明かす。

    〇 総合評価 ★★★★☆
     よくも悪くも綾辻行人らしい作品。登場人物が全員「影山逸史」だったことが分かるシーンはインパクト抜群だし,2代目と3代目の「影山逸史」を混同させる叙述トリックもさすが。作中の殺人の「死体の首を切った」意味が,死体の首がつけてた仮面が,館の秘密の通路を開くためのカギだったという点も独創的と言える。半面,登

    0
    2016年12月18日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

    Posted by ブクログ

    読んでいて母胎にいるかのような安心感
     館モノと言えば、島田潔の館シリーズを思い浮かべますが、こちらも負けていません。ホラーや幻想小説としての側面も持つ上記シリーズと比べると、より正統派といえます。
     「なぜ被害者の髪が切断されたのか」の大きな謎と、「足に障害がある者は犯人たり得ない」という手掛かり(勿論、その真偽も含め)などをもとに、犯人像に迫ります。切断の理由は感心するほどではないものの、そこからが見せ場。美しく論理的に組み立てられていく推理に惚れ惚れします。細部にまで張られた伏線、ユーモラスな会話も交えながら、スッキリとした無駄のない構成でした。
     読者への挑戦も付いた直球勝負の本格ミス

    0
    2016年06月07日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

    Posted by ブクログ

    もしかしたら綾辻さんの作品の中で1番しっくりしたかもしれない。
    このシリーズはもっと出て欲しいなー。

    0
    2016年04月05日
  • 眼球綺譚

    Posted by ブクログ

    初めの「再生」で度肝を抜かれ、その後も「盛りだくさん」な展開に目が回りました。何個か印象に残ったものを上げると、まず「特別料理」。題名と内容から想像するにほぼ間違いなくスタンリイ・エリンの小説を踏まえた一作です。最後の一文、最強のハッピーエンドのようで最恐のバッドエンドとも取れます。エッジのきいた、あとは何と言っても「再生」。形容しづらい気持ちの悪さ。同じ話をされるのにも、話し方によって印象が変わりますが、これはその語りが良い。短編一つ一つのレベルが高いだけでなく、短編集としても良いまとまり。満腹。

    0
    2016年03月01日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

    ネタバレ 購入済み

    ネタバレあり

    館シリーズ5作目の時計館の殺人。
    旧館内の時間軸と新館や外側の時間軸とが交互に描かれるスタイルは1作目の十角館に通じる描き方です。
    前半部分はややスローペース感がありますが、後半に進むにつれエスカレート式に展開が進んでいくのはさすがの一言です。
    大元のトリックに関しては、時計が扱われていることから2つの場面には時間差はあるだろうと当たりはつけていました。最初は半日周期のずれかと考えてましたが、旧館内の時間が現実時間と徐々に開きが大きくなる仕掛けという大胆なトリックです。当たり前で考えると気付けない絢辻作品らしいトリックでした。
    やや犯人の心情が掴みにくい感じはあります。主に娘の死に追い

    0
    2016年02月04日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

    Posted by ブクログ

    綾辻先生の初期の作品の改訂版らしいが、初期でももうこれだけの作品を作られていたのか・・・・と圧倒された。

    まだ半分しか読んでいないが、引き込まれ方が半端ない。

    本格的ミステリも凄いのだが、文章の上手さにも圧巻!
    どんどん引き込まれていく。

    下巻に期待大!!

    0
    2016年01月03日
  • Another エピソード S

    Posted by ブクログ

    エピソードSというタイトルから、アナザーの主要メンバーを主役にした短編集と思っていたのですが、鳴を探偵役にした長編でした。
    災厄に巻き込まれた鳴があの夏に巻き込まれたもう一つの物語を描いているのですが、自分の死体を捜し求める幽霊とのコンビというコメディになり得るシチュエーションをアナザー同様、ホラーでありながら本格ミステリという作風に仕上げているのは、さすがは綾辻氏だと唸る出来栄えです。

    0
    2015年12月10日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    さすがの叙述トリック

    途中までこういうことかなと考えていた解答がまさかのひっくり返しでした。ある意味騙しとしては十角館の殺人にも通じるのですが、あちらは予想の範疇にあったのですが、こちらはすっかり引っ掛けられて満足です。こういう醍醐味があるから絢辻作品は楽しいですね、次回作も楽しみです!

    0
    2015年10月09日