プロフィール
- 作者名:小野不由美(オノフユミ)
- 性別:女性
- 生年月日:1960年12月24日
- 出身地:日本 / 大分県
- 職業:作家
大谷大学文学部仏教学科卒。1988年『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。『屍鬼』、『悪霊シリーズ』、『十二国記』など多数の作品を手がける。
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作品一覧
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3.7
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3.9『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河 【収録作】 小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫 山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫 恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫 小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫 澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫 岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫 辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫
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3.9
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4.2全17巻110円 (税込)阿川母娘が手に入れた念願のマイホームでは、次々と怪現象が起こっていた。立ち込める腐臭、真っ赤に染まった風呂の水、窓という窓に鏡が嵌め込まれているのはなぜ? その窓から中をのぞいているのは一体誰……? 渋谷サイキック・リサーチ(SPR)所長のナル、女子高生の麻衣達が調査に乗り出す。そこで麻衣が見た、「コソリ」の正体とは――!? ※単行本第1話を収録
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4.5全3巻660円 (税込)阿川(あがわ)母娘が手に入れた念願のマイホームでは、次々と怪現象が起こっていた。立ち込める腐臭、真っ赤に染まった風呂の水、窓という窓に鏡が嵌め込まれているのはなぜ? その窓から中をのぞいているのは一体誰……!? 渋谷サイキック・リサーチ(SPR)所長のナルと、女子高生の麻衣(まい)達が調査に乗り出す。そこで麻衣が見た、「コソリ」とは――!? 小野不由美の大ヒットシリーズ「ゴーストハント」幻の続編が堂々登場!
掲載誌
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
豪華ホラー作家による短編集。
一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。
とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越 -
購入済み
原作をだいぶ前に読んでおり、マンガになっているのを見て即購入した。原作で理解しきれていなかったところが丁寧に描かれていてよかった。原作に合わせて2巻3巻と続いていってほしかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「考えうる、最大級の恐怖を」というテーマで書き下ろされたアンソロジー。
1.ありきたりな町のスーパーを舞台とした霊能者&モキュメンタリー風ホラー「ココノエ南新町店の真実」澤村 伊智。
2.観光客も評判の良い村が秘密にする祭の後の儀式、それを探るホラー作家と偶然出会った作家志望の若者の2人が見たものは…「ニンゲン柱」阿泉来堂。
3.ヒット作"リング"の執筆とその続編に関わる謎と秘密「魂の飛翔」鈴木 光司。
4.母やつぶやく数字と娘がつぶやくCMのフレーズの謎と意味「828の1」原 浩。
5.死んだ少女の怨念「にえたかどうだか」一穂 ミチ。
6.分譲建売住宅での怪現象と