あらすじ
小野不由美原作の大人気小説を『青の祓魔師』の加藤和恵が漫画化! 住居に纏わる怪異を営繕屋・尾端がいとも鮮やかに解決に導く。怖く、そして優しい至極のホラー短編を全六話収録!
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原作をだいぶ前に読んでおり、マンガになっているのを見て即購入した。原作で理解しきれていなかったところが丁寧に描かれていてよかった。原作に合わせて2巻3巻と続いていってほしかった。
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原作が好きで、コミカライズの加藤先生も大好きだから発売日に買ってもう何度も読み返した作品。
ブ厚いし表紙が固いから持ちにくいけど愛蔵版だから仕方ながないのかな。手が小さいので結構、一気読みするにはシンドい。それを差し引いても買う価値は十二分にある!
心霊系の怖いも人怖も内包し、加藤先生が丁寧に読み込み極力原作を削らず書き上げたのでイメージそのまま、キャラクターが動いている訳ですよ。しかも主人公穏やかなイケメンだし。
是非色んな人に読んでもらいたい。人の身勝手さがシンドいわ~。
暖かさで終わる
元々ホラー系は読まないのですが、好きな先生が作画を担当するということで購入。
読んでみたら、起こる出来事はホラーでも、その解決の仕方と捉え方に人情と暖かみがあって、怖さはほぼ感じませんでした。それと加藤先生の描く人と家屋の作画がめちゃめちゃ魅力的なので、先生のファンの方にはおすすめです!
不思議で不気味な
家は安心して過ごせる場所じゃないと困るのに怪異に見舞われるなんて想像しただけでしんどい。お祓いとかするわけじゃなく大工さんが少し手を加えて解決するというのは新鮮だった。救いのある結末でホッとする。
科学では解明できない何かが…
家にまつわる怖くて不思議な短編6話入ってます。
基本的には怖い話は苦手ですが、こちらは一味違いますね。
家で起こる怪異現象を辿ると過去に哀しい事があったりとか…。泣けます。
レギュラーメンバーの面々も、
隈田工務店のおじいさん、営繕かるかやの尾端さん、植木屋の堂原さんなど、皆魅力的です!
「完結」という表示が付いていましたが・・・という事はこの1巻で終わりなんですよね・・・残念。
もっと読みたいです。
暖かいホラー
各話の導入はもちろん怖いお話でした。
でも、各話毎に読了後は優しい気持ちや穏やかな気持ちになれる素敵な一冊でした。
絵も綺麗で更に読み易い絵柄でノーストレスで読める作品でした。(絵が綺麗でも読み難い絵柄ってありますが、この本は全然そんな事がなかったです。)
個人的にはかなりオススメの一冊です♪
おすすめです
原作のファンで、漫画もどうしても読みたくて購入しました。
頭の中でだけ想像していた建物や周りの風景、雰囲気が見事に立ち上がってきました。
見事に祓わないんです。
怪異と呼べる存在と共に生きていけるようにさらりと工夫をする。
それが営繕屋さんである尾端さんの仕事。
まだ若く見える尾端さんですが、本当は三百歳くらいなんじゃなかろうか。
これならば自分がその立場になっても何とか共存できるかな、いやいや、こんなの時々出てきたらなかなか厳しい。
夜や雨の日に思い出してしまうとひんやりします。
はっきり障ったり祟ったりしてるものもあるけれど、それぞれのお話の登場人物たちは強くて優しいです。
折り合いをつけたり、見守るように生きていきます。
切なく静かで温かい物語です。
Posted by ブクログ
すべての話にちゃんと救いがあっていいね。
救いがなかったら、眠れなくなっちゃいそう。
雨の鈴の話だけは、あの後もいずれ犠牲者が出るんじゃないかと怖いけど。今住んでる家が突き当たりじゃなくて良かったし、これからも突き当たりには住まないぞ。
青エク繋がりでたまたま手に取った漫画でしたが、原作も読んでみたいなぁと思える作品でした。
面白かった!
加藤和恵先生が大好きで、購入させて頂きました。
1話1話かなり面白く買って良かったです!
ホラーなのですが、ほっこりするようなお話で最高でした!
Posted by ブクログ
人気作『青の祓魔師』著者のリクエストにより実現したコミカライズ。肝心の『青の祓魔師』未読なのだけど(汗)、非常に作品の雰囲気に合った絵柄で流石の緻密な描写。原作の小説では詳細不明だった各話の間取りを建築家と図面を起こして作画する気合いの入り方はほんとすごい。(巻末付録にそれらの図面が全て掲載されてます)
装丁も豪華で、ぜひとも紙の本で残しておきたい作品。
内容は「家」にまつわる心温まるホラーで、怖さもあるものの不思議さのほうが勝つ感じ。静謐な雰囲気の話が多い。結末ははっきり描かれる話とぶつ切りで終わって読者の想像に任せるパターンがあります。
ちなみに主人公(といっていいのか……とにかく表紙にババーンと描かれた人物)謎の営繕屋、尾端は毎回ほとんど出ませんwww
その割にスーパーマンすぎるけど、もしかして結末がちゃんと描かれてない話は失敗してる?(とか考えてみるのも面白いかも)
Posted by ブクログ
夜読むには怖い。でも面白い。最後はほっこりしたりする。京都の古くからある長屋や街並みが出て好きな人は好きかも。作中の間取り図もあり楽しめました。
汗だくになって本屋に行きました
居酒屋で一人飲みしていた時に買った。
あまりにも面白くて注文した親鳥のたたきをかきこんで熱燗を飲み干して本屋に電話して買いに行って、今帰宅しました。
ストーリーも絵も最高。
怪談好きには刺さります、平凡男子なのですが色気があって素敵です。
是非、次も出してほしい。
Posted by ブクログ
奥庭より/屋根裏に/雨の鈴/異形のひと/潮満ちの井戸/檻の外。
加藤和恵による原作1作目をまるまるコミカライズ。これはいいコラボ!
キャラクターデザインはいいし、化物は怖いし、漫画としても読みごたえがある。
巻末に平面図や簡単な地図もあるのでより分かりやすかった。
青の祓魔師の先も楽しみだが、また何かの折には続編をコミカライズして欲しい。
堂原とおやじさんかっこいい。
Posted by ブクログ
電子と紙とどっちで買おうか迷っていたんですが、本屋で見つけた瞬間、完全に紙に傾きました。ハードカバーの漫画買ったの初めて。値段もそれなりですが、内容・絵柄・雰囲気どれも最高でした。
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「青の祓魔師」の作者による「営繕かるかや怪異譚」の
コミカライズ化。原作の文章の怖さを漫画で丁寧に描く。
第一話 奥庭より 第二話 屋根裏に
第三話 雨の鈴 第四話 異形のひと
第五話 潮満ちの井戸 第六話 檻の外
原作者のファンで、コミカライズ企画をお願いしただけあって、
「営繕かるかや怪異譚」の世界観を丁寧に、漫画化。
書店で手に取ったとき、その書籍としての装丁と厚さに
驚きましたが、読んで納得、日常の中でごく普通の人々が
じわじわと味わう恐怖を、漫画で詳細に再現しています。
特に、各話のラストに漂う穏やかな余韻が良かったです。
あと、建物の平面図や周囲の状況、一部の部屋の姿等が
最後のページに掲載されていたのが有難い。
方向音痴の自分は空想の中で迷い、建物の内外や道で
ぐるぐるしていましたから。
Posted by ブクログ
小野不由美先生に外れは無いだろうと思い、購入。
どなたかと思ったら作画は青の祓魔師の方で、相変わらず細かく美しい。家に住むという事、について考えさせられました。
こういう物語の主人公にすごい美形男子ってありがちだけど、尾端さんは至って普通。そこに安心感がある。人ならざるものを祓ったり、閉じ込めたりせず人間との共存を提案して家を繕ってくれる。もっと尾端さんの出番が欲しかったけど、読めて良かった。
ブックライブ 営繕かるかや怪異
怖い。。絵もリアルだし怖さも身近なところからのストーリーがたまらなく恐怖です。完全に封印する成敗するといったことではないのでそれぞれの思いを汲み取っているお話で怖いけれど楽しく読み進められます。
Posted by ブクログ
小野不由美さんと 加藤和恵さん
面白く無いわけないと 即購入。
基本 ホラーは大の苦手ですが
大丈夫な範囲でした(笑)
何回も読んでしまいます。
シリーズ化希望
第四話 異形のひと お父さんがお祖父ちゃんの会計事務所を継ぐため郷里に戻ってきた。その家族のお姉ちゃんは家に勝手に入ってくる人に悩んでいた。どうやらその人物はお姉ちゃんしか視えないようで。解決策として家をリフォームすることに。リフォームしたあとは一度も見てないので解決はしたらしい。ただリフォームの時にお坊さんなぜかいたのかと、謎の大きな木箱の存在はなんだったろう。
Posted by ブクログ
ちょーっと怖いわねぇ。
ホラーまではいかないけど、結局なんだったのよって怪奇現象のお話が多いから、ちょーっと怖いわ。
でもね、あったかい感じはするのよ。
受け入れてあげる方向に持っていくといいますか。
でもやっぱり怖いー。
なんかゾワってするー。
原作の方も漫画化の方も好きなので気になってはいましたが、ホラーすぎると苦手なので躊躇していました。しかし、読んでみるとよかった。画力も相まってヒヤッとしますが、お話しの現実的な落とし所な感じと余韻がよかった。めでたしめでたしで終わればいいってもんじゃないよなあと。
124ページの試し読み、第二話まで。こんな企画があったとは!雰囲気とキャラの怖がる表情でいいホラー味。今までの話では完全に妖怪を退治するのではなく、一緒に生きようとする決着。おもしろい。買う予定。
Posted by ブクログ
原作読まずにコミカライズを見ましたが
なんとなく静謐なタッチの絵柄が
この怪異譚の雰囲気にピッタリです!
6つのお話が入っていて
どれも少しだけ、やさしい温かさのある結末。
「営繕」綻びを繕う、なんだよね。
それをなす尾端くんの心構えもいいけど
彼と怪異にあった人々を結びつける
工務店の親方も、いい味出してて好きです。
巻末の平面図が萌える〜。
Posted by ブクログ
大好きな『営繕かるかや怪異譚』が漫画に❗
これは読まないわけにはいきませんヽ(*´▽)ノ♪
視覚的なものがかえって恐怖を薄めるところもありますが、原作を読んでイメージしたものを答え合わせするような気軽さで読めて、これはこれでありです
Posted by ブクログ
小野不由美の「営繕かるかや怪異譚」のコミカライズ。で愛蔵版。豪華です。普通のコミックで発売されるかと思っていたので、そこに驚きました。
小説から「奥庭より」「屋根裏に」「雨の鈴」「異形のひと」「潮満ちの井戸」「檻の外」の6篇とコミカライズ。読んだ時の怖さが少々失われたと思うのは、初見でないから抵抗がついていたからだと思いたい。
「奥庭より」「雨の鈴」の2篇で特に感じました。見てはいけないものを見てしまったことへの恐怖があるのだけど、それを感じるのは自分の想像力だと思うので、絵で表現されてしまうと、それ以上を想像することが難しくなってしまうせいではないか、と思います。
「雨の鈴」では、喪服の女性の顔が見えてしまったのが残念だったかなぁ。そういう描写があったかどうかは読み返してみないとわからないけど、表情がぼやかしてはいるけど見えてしまっているのがね。「雨の鈴」の真の恐怖は、出来事の結末が見えてしまっていること、その日が訪れるのがわかってしまうことにあると思うので、物語の肝ではないのですが、ああそう来たか、と安心があってしまいました。
さて、積読になっている「その参」読みますか。