あらすじ
小野不由美原作の大人気小説を『青の祓魔師』の加藤和恵が漫画化! 住居に纏わる怪異を営繕屋・尾端がいとも鮮やかに解決に導く。怖く、そして優しい至極のホラー短編を全六話収録!
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不思議で不気味な
家は安心して過ごせる場所じゃないと困るのに怪異に見舞われるなんて想像しただけでしんどい。お祓いとかするわけじゃなく大工さんが少し手を加えて解決するというのは新鮮だった。救いのある結末でホッとする。
おすすめです
原作のファンで、漫画もどうしても読みたくて購入しました。
頭の中でだけ想像していた建物や周りの風景、雰囲気が見事に立ち上がってきました。
見事に祓わないんです。
怪異と呼べる存在と共に生きていけるようにさらりと工夫をする。
それが営繕屋さんである尾端さんの仕事。
まだ若く見える尾端さんですが、本当は三百歳くらいなんじゃなかろうか。
これならば自分がその立場になっても何とか共存できるかな、いやいや、こんなの時々出てきたらなかなか厳しい。
夜や雨の日に思い出してしまうとひんやりします。
はっきり障ったり祟ったりしてるものもあるけれど、それぞれのお話の登場人物たちは強くて優しいです。
折り合いをつけたり、見守るように生きていきます。
切なく静かで温かい物語です。
Posted by ブクログ
すべての話にちゃんと救いがあっていいね。
救いがなかったら、眠れなくなっちゃいそう。
雨の鈴の話だけは、あの後もいずれ犠牲者が出るんじゃないかと怖いけど。今住んでる家が突き当たりじゃなくて良かったし、これからも突き当たりには住まないぞ。
青エク繋がりでたまたま手に取った漫画でしたが、原作も読んでみたいなぁと思える作品でした。