綾辻行人のレビュー一覧

  • 奇面館の殺人(下)

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    ネタバレ

    館シリーズ刊行されている最後の巻。
    ワクワクしつつページをめくったが、下巻になってからトーンダウンしてしまい、なかなか読み終わらなかった。
    いつものように過去⇔現在や外⇔中など切り替えがなかったからだろうか。
    場面が変わらない上に状況説明も長く、
    単純に飽きてしまっていたのだと思う。
    ストーリーはさすがの面白さだっただけにちょっと残念

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    2025年11月04日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ついに…!
    makiさん、入館しましたよー| ॑꒳ ॑)

    詳しい感想は最終巻にて✎☡

    今のところ、かなり不穏。
    謎が多すぎる。
    そして、食欲がなくなる…。
    今日の晩ごはん、肉なんだけどー!!!( т т )

    ✎︎____________

    その現実を、俺たちがどのように受け止め、
    どのような意味付けをするか。はなはだ微妙な問題だが、肝要な点は畢竟そこにある(p.421)

    死は無に通じるものなのか。無こそがこの世で唯一の永遠なのか。(p.589)

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    2025年11月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    ネタバレ

    もう、謎が多すぎる
    鹿谷に一緒に行って貰えば良いのにー
    って思ったけど、ここまで読んだ段階ですでに、ああ、別行動が正解だったんだなって思う。
    怪しい人多過ぎ、わがまま多過ぎ、罪多過ぎ
    のパニック状態…

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    2025年11月03日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    異色と呼ばれる理由がよくわかった。
    事件が起きて、探偵役が登場して、解決して‥といった大枠が通用しない。
    こういう形もあるのか、と衝撃と同時にひっかかりも残る。
    「館シリーズ」中の1作という位置づけがあるからこそ、人気作として成立しているように感じる。

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    2025年11月03日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    読み進めるうちに犯人が誰なのか分かりやすいストーリーだと思う。そういう意味では、館シリーズ第1作の期待感を持って読み始めた身としてとは物足りないと感じた。しかし、やっぱりトリックなどの発想には驚かせられるものがあり、十分に満足いくものだった。

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    2025年11月01日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ


    厭世的な仮面を付けた当主が住まう水車館。そこに閉じ込められてる孤独な薄幸の美少女。忠実な執事と家政婦。収蔵された幻の絵画を一目見ようと集う3人の男たち。そして招かれざる名探偵──。ゴシック趣味に彩られた館シリーズの第二作。

    奇抜かつ大胆不敵なトリックで一世を風靡した前作と比較すると、今作はややコンパクトかつ直球のミステリであり、過去と現在を並行して描く手腕に目新しさはないものの、そのスパンが一年と短いのと、年一で集まるという設定を活かして同一の登場人物、同一のシチュエーションで殺人事件を描いた点は中々に面白いと思う。

    ただ、仮面の当主×焼死体というミステリの黄金パターンは今だと初見で入れ

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    2025年10月31日
  • びっくり館の殺人

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    館シリーズの正統な作品ということだが、やはり毛色の違いが否めない。 館シリーズとすればガッカリだが、独立した作品ならそこそこかなぁ

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    2025年10月29日
  • びっくり館の殺人

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    前作「暗黒館の殺人」と比べると、かなりサクッと読める。
    内容は多少の衝撃はあったもののまあまあかなと。

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    2025年10月29日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    これが初級ミステリーらしい、、
    マスクの主人×美少女×絵画×館の怪しい要素たっぷりで良かったです。
    十角館の殺人に比べて登場人物も少ないので、ストーリーが入ってきやすい!
    後半に加速して読めました。

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    2025年10月22日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ第2弾
    見取り図があるようなミステリものはやはりワクワクする˙ᴥ˙

    嵐の夜、水車館で起きた不可解な事件。
    1人は墜落、1人はバラバラ、1人は行方不明、絵画も行方不明。

    一年後にまた水車館に集まった関係者の中に、招かれざる島田潔が。

    ストーリーもトリックも面白かったんだけど、
    引っかかるところもあって不完全燃焼|ω・*)

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    2025年10月20日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    まぁまぁ、スタンダード…
    って、読み終えた直後は思ってました
    実際、一番大きい仕掛け自体は予想はついていたし

    でも、大きい仕掛け以外のいくつかの仕掛けは全く分かっていなかったうえ、読み直して気づく、その仕掛けに関する巧みな描写の仕方には、驚きました…!さらーっと読んでいたところに、しっかりと散りばめられていました…!

    ということで、今はスタンダードかつ精緻に作られた、本格の一つの参考書的作品だと思っています。
    洋館の雰囲気もとても良かったです!

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    2025年10月18日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    館シリーズ7作目の3巻。

    中也がメモに纏めたこれまでの疑問点を、玄児にいい加減に教えてよ!と言って迫るけど、それはまた後でね、とやっぱりはぐらかされる(汗)
    焦らすねー、玄児さんw
    相変わらずの『お預け館』状態に思わず苦笑い。

    でも中盤ぐらいで、この疑問点の秘密はついに玄児の口から語られる。光を厭い闇に身を潜める一族の呪縛。狂気に満ちた思想故の哀れな末路…
    なんとなく予想したけど、、宴…胸焼けに似た不快感。。
    それにしても、とある人物の想像を超えた行動…歪み過ぎでしょ…

    この巻のクライマックスも、ハプニングをきっかけに、え?この人…え?そうなの!!…と先が気になる展開で締め括られ、ついに

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    2025年10月13日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    上巻に続き、見立て殺人が続いていく。骨董品のラインナップからか、この見立ての道具立てがすごく好み。形だけでなく状況小物と来るとより態々見立てをする狂気が際立っていく。
    見つからなかった名前は途中で気づいたけれど不思議に思っていたが、途中の独裁者発言で納得してしまった。
    見立てのズレや、探偵の推理の一方的具合に訳がわからなくなってしまったけれど、ようは運命というものを信じてしまった人が、それに追い詰められてしまった人がどのような行動を取るかがこのミステリーの要なのだろうと感じる。でなきゃここまで回りくどく積み上げることもないだろうし。

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    2025年10月12日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    雪山に不釣り合いな館に逃げ込んだ劇団員たちとそこに暮らす人嫌いの住人たち。
    とベタなクローズドサークルから始まる、世界観が古いと思ったら1980年台の話で、こんな心持ちで生きる時代なのかと不思議にさえ思う。
    不思議な館、来訪者をしっていたように形を変え、暗示するような小物を配して、なってどうこのミステリーに関わるのかと思ったけれど、哲学的というか運命というかなんだかよくわからない横糸で煙に巻かれている間に一人死んでいる。
    とてもゆっくり。

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    2025年10月12日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    今までのシリーズの中では異色である。

    個人的には今までの方が好きであるが単純に理解できていないだけかもしれん、後日再読するかも。

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    2025年10月11日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズはちゃんと順番通りに読まないといけない。十角館→時計館→水車館→迷路館と、へんな順番で読んでしまったので面白さ半減したのでこの評価。
    怪しい人物、トリックなど、途中気づけた部分はある。これまで数多くのミステリを読んでる人ならピンとくるところも多いと思う。それにしても叙述トリックも素晴らしいし、ラストまで色んなカラクリを隠してくる作者は天才だ。

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    2025年10月11日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    なんとなくは分かっていたものの、謎を解くことは出来ませんでした。
    十角館の衝撃から早速2冊目を取った(というよりも、時計館を読みたいがためなのだ)が、十角館とはまた異なる雰囲気を持っており、どんでん返しというよりも、本格的なミステリを味わうことができた。
    面白かったですが、十角館の衝撃を鑑みるとこの評価となってしまいました。

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    2025年10月09日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ三作目。
    これまで十角館、水車館と続いてきたが、今回はなかなかに複雑な館でした。
    なんせ迷路館という名を冠している通り、本当に迷路であり、平面図を見ても全く頭に入ってこなかったのです。
    が、別に読む上で覚えなければいけないわけでもないのでそこはどうでもよいのだが。
    内容はすごく面白かったし、あっ!となる展開もあったはあったのだが、どうしても十角館を超える衝撃や納得感があったわけでもないため、どうしても相対的な評価になってしまいました。
    ちなみに、おそらく今後の作品において重要なことがこの作品で描かれているため、館シリーズを読む上では必読の一冊には間違いないと思います。

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    2025年10月09日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    シリーズとしては味変的な面白さ、単体だと微妙

    意外性はあったが読める部分もあり(犯人が誰かなど)
    オチを含めても若干肩透かし感があった。

    読み落としている可能性も高いが、疑問点として
    なぜ警察は辻井殺人の犯人として状況証拠的に1番可能性が高いはずの想一へ事情聴取くらいの描写で自殺と片付けたのか疑問だった。
    作品的に想一が真犯人という疑念を意図的にあてない構成にしたいのは理解できるが、種明かしを聞いてその点が腑に落ちない。

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    2025年10月05日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    館シリーズ7作目の2巻。

    サスペンスというよりは、どちらかと云えばホラー色がどんどん強くなっていく。館全体に漂う怪しさに満ちた雰囲気と、浦登家に脈々と伝わる呪縛めいたしきたりが、不穏な空気感を感じさせる。

    そんな中で、不可解な殺人事件が(やっと)発生する。謎解きに奔走する玄児と中也だが…

    2巻の終盤で、中也がこれまでのいろいろな疑問点を一旦整理するが、、ちょっと謎…多くね?(汗)
    しっかりとお預け状態な読者(汗)
    やっと折り返し地点なので、次巻以降でいろいろと事態が動き出すのかな?

    そして、この巻の終わり…ちょっとエグい。。
    緊張感溢れる超絶パニックな展開で3巻へ!

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    2025年10月05日