綾辻行人のレビュー一覧

  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    見立て殺人に便乗殺人。芝居がかった雰囲気も納得の事件解決だった。
    霧越邸が巨大な舞台装置のようにはたらき、最後は幻想的な雰囲気で締めくくっているところがよかった。まるで幻の館のようで。館のほうから入り口を開かれたときにだけ、たどり着けるのかもしれない。
    終わってみれば、白須賀邸の人々はちょっと変わっているだけで何も悪くなかったのが気の毒だった。数日間、遭難者の食事と寝床の面倒までみてあげたのに、家を殺人現場にされてしまうなんて。彼らからすれば、最初に言っていた通りに本当に迷惑極まりない事件だったのだな。

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    2026年02月01日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    児童書として書かれた作品なのは後から知ったところで確かに館シリーズですが、明らかに他とは毛色が違うと感じました。
    よく異色も言われる人形館の殺人とはまた違った毛色です。
    ミステリですが、ホラー感の強い感じで楽しめましたが島田、江南コンビを楽しみたい方からすると少し物足りなさはありますね。

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    2026年01月31日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    雪山の閉ざされた邸宅に冷淡で変わり者の住人、そして遭難した役者たち。会話も芝居掛かった雰囲気だなぁと初めは思っていたけれど、それが次第に場所の効果も相まって、役者たちが演じる舞台を観ているような感覚になってくる。スポットライトを浴びて繰り広げられる人間模様と殺人事件。探偵役はいるものの、まだまだ謎は深まるばかり。
    楽しんで下巻に進めそうだ。

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    2026年01月30日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    前半読み終えた!
    最後は気持ち悪い泥溜りに落ちてヒェッとしました。
    これからどうなっていくのか、後半が楽しみ〜。

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    2026年01月30日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    シリーズものはやはり繋がりがみえるとボルテージが上がる
    館シリーズはやはりその名の通り、舞台となる館の魅力が素晴らしい

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    2026年02月12日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    4巻にも及ぶ大作を今まで読んだことがなく、最後まで読めるかどうか不安ではあったのですが、まずはなんとか一巻を読み終えました。
    とにかく館が大きい!!今までとは違って序盤のうちに館のカラクリが出てきたり、前作の某建築家、画家、時計屋が出てきてシリーズの面白さを感じました。これからがどうなるのか楽しみ!!

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    2026年01月28日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    古城のような館、仮面の主人公、幽囚の美少女……欲しいものが揃ってる舞台でのクローズドサークルミステリー!
    過去と現在が交互に出てくるので混乱することもあったけど読みやすい文章でサクサク読めた。十角館ほどの衝撃は無かったけどラストに驚き!
    ちゃんとヒントが沢山あるので考えながら読めばトリックや犯人も当てられたのかもしれないなぁ……。
    次の館シリーズも読むのが楽しみです。

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    2026年01月27日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    主人公視点の没入感が好みのため、ストーリーは面白かったが本土と孤島で同時進行していくのはあまり好みではなかった。

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    2026年01月27日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    「人形館の殺人」
    今までのとだいぶ作風が違う?異色作。

    クローズドしてなくて、全員が普通に生活してる中で起きるさまざまな不穏な出来事たち…。

    やはり島田潔が出てくるあたりからワクワク感が出てきて、読むのが止まらなくなりました˙ᴥ˙

    結末は全然予想してなかった…。

    次は「時計館」

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    2026年01月26日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻さんの作品は読みやすいと改めて感じた。固さが無くスラスラと読めるような表現をしていると思う。
    内容としては十角館の時ほどの衝撃は感じないが、それでも完成度は高い面白い作品だった。
    仮面の館の主や、その妻の美少女、執事など出てくるキャラクターが濃く水車館という設定も現実離れしているように思うが、すんなりと読み進めていけるのは綾辻さんの文章力や技術の賜物だと思う。
    トリックに関しても素晴らしく、総じて満足できた作品だった。
    館シリーズはこれからも読み進めていきたい。

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    2026年01月26日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    Anotherと同じ著者なのでホラーめいた雰囲気が巧みに演出されている。序盤のどよどよとした雰囲気の重苦しさに読み進めるのをちょっと躊躇もした。それくらい雰囲気作りが上手い。
    けれども物語が進むにつれて明かされる真実だとか、クライマックスの展開だとか、どこまでいっても「Anotherっぽいな」という印象が拭えない。
    明かされた真実は確かに意外だったけど、そこもAnotherっぽいから「意外」止まり。特にカタルシスは感じなかった。
    とあるミスリードには「おっ」となったけど、それ以外は「Anotherっぽい」の域を超えてこなかった。
    ラストの展開はひっそりと不穏の種を秘めている感じ。その終わり方自

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    2026年01月25日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズの記念すべき第一作
    これをどう映像化したのか…
    期待があまりに膨らみすぎてしまっていたなとは感じたが、ミステリーとしての完成度の高さはさすがすぎる

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    2026年01月23日
  • びっくり館の殺人

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    児童書として書かれたとは知らず読み終えました。ところどころ挿絵が入って、コレはまた雰囲気ころっと変えてきた!と思いながら読み、最後の最後の後書きで児童書と知る…笑
    子どもでも楽しめる綾辻行人良いですね!
    ミステリ好きの子供たちが、この作品からどんどん絢辻ワールドに引き込まれて行くことでしょう!

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    2026年01月21日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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     はじめの『ある犯罪の光景』だけを見ると、男が女を殺しただけのように見えるが、作品の最後まで見ると別の人物もその場面に立ち会っており、その人が見た光景だと見ることができる。
     登場人物の過去だったり、偶然だったりいろんなことが重なって起こった事件だった。
     岸森の事故を見ていなかったらとか、警察官じゃなかったらとかトリックと言っても再現性がないというか都合よく物語が展開されてるような気がしなくもなかった。
     ただ、いろんなところに散りばめられた伏線が回収されていって事件の全貌が明らかになる感じは流石だなと思った。

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    2026年01月20日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    だいぶ前に読んだのを再読。冒頭の焼却炉のシーンで、「あぁ、確かに読んだことあるな」と「わかりやすい死体入れ替えトリックだ」と思う。わかりやすく指を一本落としていくなんて。でも途中までは正木は屋敷のどこか…それこそ隠し部屋なる所に隠れているのかと思っていた。そうか、屋敷の主人とも入れ替わっていたんだっけ。とばっちりで殺された2人の家政婦さんが不憫。色についての描写、一人称の違い。細かい所に気付ければ入れ替わりにも気づけたか。忘れた頃にまた読みたい。

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    2026年01月20日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

     架場久茂の兄の名前が、本当に飛龍が殺してしまった少年『マサシゲ』なのであれば、飛龍の病を知っていた久茂がここまで事件を引き延ばした理由は、飛龍自らの死をに期待したからだということができる。
     飛龍だけでなく、架場にも、飛龍を殺したいとする心が弱いにしろあったと思う。

     館シリーズにこの作品が入っているからこそ、人形館という中村青司が作った館であり、当然隠し通路があるのだろうと考えながら読んでしまう。そこが、この作品のトリックであるといえ、メタ的な要素が組み込まれる、今までの館シリーズとは全く異なるものだった。

     電話線が母屋が燃えたことで切れているのにも関わらず、島田に電話できているとい

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    2026年01月18日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    Huluで八角館のドラマを観た後だからか世界観には入りやすかった。序盤のオカルト系が得意でないが、後編に進むにつれ、面白さが加速。人が死にすぎて犯人絞られてしまうが、館トリックの意図が斬新!愛憎劇だなぁ。

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    2026年01月16日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ2作目。
    過去と現在の事件を交互に進行して、物語の真相に迫る構造が終始、緊迫感を奮い立たせて楽しめた。
     時系列が毎回変わるため、伏線の部分やその年の人物の心情や行動なども含めて、1作目の十角館に比べると、内容を理解するのに難しく感じられた。
     「水車館」に隠された秘密や不可解な惨劇の行方、最後には全ての謎を回収していく様が気持ちいい!前半は過去と現在の切り替わりについていけず、少し退屈に感じつつも、後半から少しずつ謎が解かれていき、終盤一気に惹き込まれた。
     トリックは読んでいて、なんとなく予想つきそうではあったが、そんな甘いはずもなく、やっぱり無理でした。密室の謎、伏線と誰がわか

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    2026年01月16日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ。前作に続いて島田氏が何故か加わって繰り広げられる殺人ストーリー。物語の話は面白く、例の建築家が建てたということもあって面白可笑しく館を舞台に出来ていた。
    読むのは綾辻作品2冊目ということもあって、綾辻節がだんだんわかってきた感じ。

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    2026年01月16日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    ホラーだし、緋色=血っていう世界観はいいんだけど、生理の描写多すぎて気持ち悪い。
    迷路館を読んだ時も思ったけど、なんかちょっと生理を勘違いしている気がして気持ち悪いし、その勘違いを読まされて共感性羞恥を感じるほど。
    執筆が1986年だから仕方ないのかな。

    真犯人も想像のままだったし、ちょっと残念だったなー。
    ただ綾辻行人って当たりな時はかなりおもしろいから、囁きシリーズも読破したいな。

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    2026年01月15日