綾辻行人のレビュー一覧
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購入済み
上巻がもったいない
下巻はドキドキワクワクで一気に読破。一方、上巻は無駄に引っ張り過ぎで「だれ」てしまい、途中何度も挫折。お陰で上巻読破に1ヶ月以上かかってしまった。毎日本を読んでいる者の感想として、本来上下巻構成にするべきではない作品と強く感じた。
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購入済み
ホラーは苦手ですが
純粋なホラーははっきりいって苦手です。ですが、この作品はホラーの要素よりもミステリーの要素のほうが強いと感じて購入しました。上巻だけでも充分引き込まれる強さを感じられました。所々に引っかかている?な部分が下巻でどのように表現されるのか楽しみです
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伝説の『殺人鬼』、ふたたび。双葉山の惨劇から三年、最初にそれと遭遇したのは休暇中の一家。正義も勇気も家族愛も、ただ血の海に消えゆくのみ。そしてそれは山を降り、麓の街に侵攻するのだ。病院を、平和な家庭を、凄惨な地獄風景に変えていく。殺す、殺す、殺す…ひたすら殺戮を欲する怪物に独り立ち向かうのは、不思議な“能力”を持った少年・真実哉。絶望的な闘いの果てに待ち受ける、驚愕と戦慄の結末とは!?―。
・レビュー
今度は双葉山から殺人鬼さんが降りてきまして(笑)、病院が一つの舞台となって、再び殺戮が繰り返される。てっきり山にこもってないといけないタイプのモンスターなのかと思いきや、あっさりと下山したの -
Posted by ブクログ
殺人方程式シリーズの2作目です。
というかこのシリーズは2作だけのようですね。
明日香井兄弟とか深雪ちゃんとか結構好きなので、もっと読みたいなと思ったんですが…。
続きの予定はないのかな?
前作は死体切断の意味だったけど、今作は髪切りの意味です。
読者への挑戦的な感じにもなってたけど、私は全く分かりませんでした。
ただ、なんとなくこの人怪しいんじゃないかとか、この描写怪しいなという勘が当たっちゃいました。
髪切りの謎は、理解はできたけど、いまいち納得はできませんでした。
何かそれってどうなのって感じです。
そして今回も響のほうが活躍して、叶のほうは出番少なめでした。
探偵役は響だからしょう -
Posted by ブクログ
特殊な認知症になった母親は、近い記憶からどんどん記憶を失っていきます。
最後に残るのは子供のときの強い記憶で、幼少期に母は恐ろしい体験をしていたため、徐々に恐怖の記憶のみを思い出すようになっていきます。
母の病気が遺伝性ではないか、つまり自分も発症するのではないか、と異常に怯える息子は、母の幼少期の謎を解明するため、母の過去を辿り始めます。
わりとオチは途中から察しがついてしまいますが、主人公の妄想なのか現実なのかわからなくなっていく、狂気の狭間の描き方は作者ならではで非常に上手いです。
母親の本名が別作品の謎の女性とリンクしているのも気になりました。 -
Posted by ブクログ
主人公波多野森吾の母千鶴は白髪痴呆という特殊な痴呆症によって徐々に記憶を無くしつつあった。
そんな千鶴に最後まで残った記憶-それは幼少時代に体験した恐怖だった。
バッタの飛ぶ音、突然の閃光、顔のない黒い殺戮者
森吾は幼なじみの唯とともに母の過去を探りだす。そして訪れた出生の地、迷いこんだその"場所"で彼は遂に真実にたどり着く。
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心がざわつくようなホラー。
森吾が別の"場所"で真実を悟る過程が特に怖い。じわじわと追い詰められる逼迫感、異様な情景と子ども達のリアルな描写が想像力を掻き立てて更に恐怖は増していく。思わず一気読 -
Posted by ブクログ
ネタバレカテゴリーは一応ミステリーとしたが、ミステリーでもあり、ホラーでもあり、サイコサスペンス、幻想小説、SF・・・どのジャンルとも言えるけど、どのジャンルにもピタッとハマらない内容。
「囁きシリーズ」に近いタッチだけど、そこまでホラーじゃないですね。
特殊な痴呆病に冒された母親の唯一消せない恐怖の記憶が何なのかをたどる過程を描いた作品なのだが、妙に鬱気味な主人公はエヴァのシンジ君を連想させる。
勝手な予想だが、若い人は本作を楽しめないんじゃないだろうかと思う。僕自身も今の歳に読んだのが幸いだったように思う。
ストーリー自体は単純な造りだが、読みごたえは十分。
嵐の山荘や孤島での密室殺人事件