綾辻行人のレビュー一覧

  • 深泥丘奇談・続

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    本文中で「~のような気がする」が多用されますが、多分にこうもやもやした感じがたまらない作品です。解説でも触れられていますが、この2巻では「こんな夢を見た。ーような気がする」を持ち出して、さらに自由度が上がっているようです。
    はっきりとは結末がつかない話が多いですが、このはっきりとはわからないけど何かいる、何かある感じを楽しんじゃえばいいんだと思います。

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    2014年09月27日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

    購入済み

    そう来たか!

    最後には全てスッキリとさせてくれる綾辻ワールドここにあり!といったラストでした。

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    2014年09月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by 読むコレ

    ミステリを読んでいると聞くともなしに聞こえてくる伝説の一冊。
    ということで少し佇まいを正して取り組みましたが、結論から言えば非常に僕の好みに合っていて面白かった。
    つまりリーダビリティに気を遣った大変「読ませてくれる」作品でした。
    ただ引っかかるのが、本格的なミステリ読みが読んでも同様に満足いく内容だったろうかという点。
    殺人の動機、背景にある青屋敷事件との絡み、探偵の役割などが、パチッとピースが嵌っていく感じをさせなかったのがその理由です。
    云わばミステリ入門編といった印象。
    楽しめるミステリをお探しの方には是非。

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    2014年06月16日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    殺人方程式シリーズの2作目です。
    というかこのシリーズは2作だけのようですね。
    明日香井兄弟とか深雪ちゃんとか結構好きなので、もっと読みたいなと思ったんですが…。
    続きの予定はないのかな?

    前作は死体切断の意味だったけど、今作は髪切りの意味です。
    読者への挑戦的な感じにもなってたけど、私は全く分かりませんでした。
    ただ、なんとなくこの人怪しいんじゃないかとか、この描写怪しいなという勘が当たっちゃいました。
    髪切りの謎は、理解はできたけど、いまいち納得はできませんでした。
    何かそれってどうなのって感じです。

    そして今回も響のほうが活躍して、叶のほうは出番少なめでした。
    探偵役は響だからしょう

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    2014年02月27日
  • Another 1巻

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    絵が上手い!
    ストーリーにも満足!
    学園ミステリーの独特な雰囲気が、存分にあると思う。
    満足しました。

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    2013年11月12日
  • Another 4巻

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    漫画版Anotherの最終巻。
    Anotherの恐ろしいところは誰も悪くないってところだと思う。原因が誰にもない上に、実態がないから疑心暗鬼にならざるを得ない。

    綾辻ミステリでお馴染みの叙述トリックもあります。

    それにしても赤沢さん生き残ってよかったなぁ。

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    2013年08月07日
  • 最後の記憶

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    特殊な認知症になった母親は、近い記憶からどんどん記憶を失っていきます。
    最後に残るのは子供のときの強い記憶で、幼少期に母は恐ろしい体験をしていたため、徐々に恐怖の記憶のみを思い出すようになっていきます。
    母の病気が遺伝性ではないか、つまり自分も発症するのではないか、と異常に怯える息子は、母の幼少期の謎を解明するため、母の過去を辿り始めます。
    わりとオチは途中から察しがついてしまいますが、主人公の妄想なのか現実なのかわからなくなっていく、狂気の狭間の描き方は作者ならではで非常に上手いです。
    母親の本名が別作品の謎の女性とリンクしているのも気になりました。

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    2013年06月26日
  • 最後の記憶

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    主人公波多野森吾の母千鶴は白髪痴呆という特殊な痴呆症によって徐々に記憶を無くしつつあった。
    そんな千鶴に最後まで残った記憶-それは幼少時代に体験した恐怖だった。

    バッタの飛ぶ音、突然の閃光、顔のない黒い殺戮者

    森吾は幼なじみの唯とともに母の過去を探りだす。そして訪れた出生の地、迷いこんだその"場所"で彼は遂に真実にたどり着く。

    *************

    心がざわつくようなホラー。
    森吾が別の"場所"で真実を悟る過程が特に怖い。じわじわと追い詰められる逼迫感、異様な情景と子ども達のリアルな描写が想像力を掻き立てて更に恐怖は増していく。思わず一気読

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    2013年04月01日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    Posted by 読むコレ

    以前文庫本で読んだことがあったが、内容はほぼ忘れていて新鮮に読むことが出来た。後半の衝撃は絶品。久しぶりに本格推理を楽しめた。

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    2013年02月03日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    カテゴリーは一応ミステリーとしたが、ミステリーでもあり、ホラーでもあり、サイコサスペンス、幻想小説、SF・・・どのジャンルとも言えるけど、どのジャンルにもピタッとハマらない内容。

    「囁きシリーズ」に近いタッチだけど、そこまでホラーじゃないですね。

    特殊な痴呆病に冒された母親の唯一消せない恐怖の記憶が何なのかをたどる過程を描いた作品なのだが、妙に鬱気味な主人公はエヴァのシンジ君を連想させる。

    勝手な予想だが、若い人は本作を楽しめないんじゃないだろうかと思う。僕自身も今の歳に読んだのが幸いだったように思う。

    ストーリー自体は単純な造りだが、読みごたえは十分。
    嵐の山荘や孤島での密室殺人事件

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    2012年10月27日
  • Another 1巻

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    ネタバレ

    オススメしたいのは絵のうまさ。
    綺麗なのですごくサクサク読みやすいです。
    単行本の表紙がとっても綺麗で思わず目が止まりました私。

    あ、絵がうまくても内容は・・・|||l_| ̄|○l|||ってやっぱあるとは思います
    が、この作品は内容もGOOD♪

    ちなみにアニメ化・映画化もしてますΣd(゜∀゜d)

    『ひぐらしのなく頃に』やミステリーが好きな方は気に入るはず。

    ハラハラドキドキ!!

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    2012年10月09日
  • 緋色の囁き

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    ネタバレ

    因為綾辻行人而直接買下的漫畫作品。雖然我好久沒看綾辻行人的小說了XD 不過畢竟館系列我很喜歡嘛XD

    男性小說家,似乎對「女性經血」常有種莫名的情感XD 京極夏彥的《孤獲鳥之夏》,是這部吧!也有說到經血不避諱的直接流下的畫面。



    書末有兒嶋都和綾辻行人的會談紀錄。
    漫畫家兒嶋都在《眼球綺譚》就曾改編畫過綾辻行人的小說作品哩!有點想看!
    兒嶋都感覺是恐怖漫畫出身~所以書中即使是完美無缺的美女,看起來也有點恐怖XD 因為畫風特別,所以書中角色都要靠文字來理解XD;

    《緋色的呢喃》說是1988年發表(綾辻算偏年輕的本格推理小說家,1987年京都大學研究生時出道,所以這篇發表才出道第2年@@),

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    2012年10月09日
  • Another 4巻

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    赤沢泉美かわよす(*´д`*)3巻までストーリー展開が若干もたついてるように見えてたけど4巻で終わりです。

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    2012年08月20日
  • Another 4巻

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    文章表現を前提としたクライマックスのからくりが漫画で無理なく表現されているのが素晴らしい。でもこれ実写でどう表現するんだろう?俄然映画が観たくなってきました。

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    2012年05月12日
  • Another 1巻

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    漫画版しか読んでませんがとにかく怖い。(私がホラーあんまり読まないせいかもしれませんが)死人の描写など、結構グロいので苦手な方は注意。でも正直主人公の驚いた時の顔が何より怖かった。

    人形が随所に出てくるので珍美モノが好きな方は世界観に嵌れるかもしれません。ホラー好きな方向け。

    鳴ちゃんの可愛さは異常。

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    2012年04月22日
  • Another 4巻

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    ネタバレ

    ネタバレを知って読んでも、面白かった。
    前半の心霊モノかもしれない、という部分も楽しめると良かったけど。

    あと清原さんの画がとても好きです。
    繊細だけど、しっかりしていて、世界感に合っていた。

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    2013年12月15日
  • Another 3巻

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    原作/綾辻行人 漫画/清原紘

    『ヤングエース』 2011年3月号~7月号

    2011年9月3日初版発行

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    2012年04月18日
  • Another 2巻

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    原作/綾辻行人 漫画/清原紘

    『ヤングエース』 2010年9月号、11月号~2011年2月号

    2011年3月4日初版発行

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    2012年04月18日
  • Another 1巻

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    原作/綾辻行人 漫画/清原紘

    『ヤングエース』 2010年5月号~8月号

    2010年10月4日初版発行

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    2012年04月18日
  • 最後の記憶

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    ほぼ表紙だけで選んだ綾辻さんの本。
    内容は…結構難しい本でした(๛д๛)

    「白髪痴呆<箕浦マレート症候群>」という脳疾患を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母。
    彼女の心に残されたのは、幼いころに経験したという「凄まじい恐怖の記憶」だけだった。
    突然の白い閃光・ショウリョウバッタの飛ぶ音・大勢の子供たちの悲鳴―――。

    何が難しかったかというと、状況描写というか…細かい情景がはっきりと想像できないシーンがいくつか。。
    けど、基本的に、サイコサスペンスとか、多重人格とかそういうのは結構好きなので、内容自体はかなり好きです(●'ω'●)

    ちょっと底暗い小説。
    話の結論

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    2012年03月17日