連城三紀彦の一覧

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作品一覧

2019/10/09更新

ユーザーレビュー

  • 戻り川心中
    大正・昭和の男と女を優美な花が彩るミステリー短編集。

    どの物語も真実に近づいていくのが心地よく、ただ流れに身を任せて楽しんだ。
    短編であるということを忘れるほど濃厚で没入してしまう。匂い立つ花の余韻を噛み締めながら、ずっと浸っていたい美しさ。
    粋で情緒のある物語世界を堪能した。
  • 白光
    ある事件をきっかけに『家族』の秘密が露わになっていく物語。

    『家族』といっても夫婦、姉妹、親子、祖父母と孫などいろいろなかたちがある。その登場人物全員が複雑に絡み合い、そして秘密や闇を抱えている。次々と事実が発覚していくが、本当に愛する誰かのために行動するその姿が儚い。

    それぞれの視点から少しず...続きを読む
  • 白光
    連城三紀彦『白光』光文社文庫。

    連城三紀彦の最高傑作との呼び声の高い長編推理小説である。刺激的な紹介文の踊るオーバーカバーを本屋で見掛ける度に気になっていたのだが、たまたま近所の古本屋の100円本コーナーで見付けて購入した。

    読み進めば、読み進む程に暗澹たる気分に陥って行くような嫌な味わいのミス...続きを読む
  • 戻り川心中
    ずっと気になっていた作家の本。
    とにかく「美しい」という評価がついていたけど、その通り。
    こんなに美しい文体の推理小説は読んだことない。
    ミステリーとしても極上。あっと驚く展開で引き込まれる。
    読み終わるたびにため息をついてしまう。

    一番好きなのは「桔梗の宿」
    暴かれる真実のあまりの美しさに、最後...続きを読む
  • 戻り川心中
    まさかと驚嘆せざるを得ない動機は、連城の醸し出す雰囲気と混ざり妙な魅力をもって納得させられてしまう。そしてこれまで描いてあった物語の意味ががらりと変わってくるゾワッとした感覚。
    素晴らしかったです。