小さな異邦人

小さな異邦人

896円 (税込)

4pt

3.7

誘拐、交換殺人、タイムリミット・サスペンス、そして妖しき恋愛。
著者のエッセンスが満載された最後の短篇集

高校二年生から三歳児まで、八人の子供と母親からなる家族の元へかかってきた一本の脅迫電話。
「子供の命は俺が預かっている。三千万円を用意しろ」。
だが、家の中には子供全員が揃っていた。
果たして誘拐された子供とは誰なのか?
連城ミステリーのエッセンスが満載された、最後のオリジナル短編集。
解説・香山二三郎

【目次】
「指飾り」
「無人駅」
「蘭が枯れるまで」
「冬薔薇」
「風の誤算」
「白雨」
「さい涯てまで」
「小さな異邦人」

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小さな異邦人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    レジェンドの最終章を胸に刻む
     著者、最後の短編集。寄せ集めという意見もあるようだが、バラエティ豊かで各話新鮮なサプライズが待つ上質な作品集だった。
     「子供の命は預かった」- だが、8人の子供は全員家に揃っている謎の誘拐事件(「小さな異邦人」)は、結末もまさに前代未聞。読み終わってからこれが氏の遺

    0
    2019年07月21日

    Posted by ブクログ

    殺人事件だけがミステリーじゃない。浮気がばれるんじゃないかと猜疑心と自己嫌悪で悪い方へ悪い方へ考えてしまう「さい果てまで」。JR職員、みどりの窓口勤務の男と女。私にとっては夢の職場だが、そこで働いてるからこそある罠にはまっていく。トリックが分かれば些細なことなんだけど。思い込むと真実は見えなくなる。

    0
    2017年07月10日

    Posted by ブクログ

    やはり何と言っても表題作に尽きる。魅力的な謎からあっと驚く真相への落としどころが素晴らしい。他の作品も、それぞれに思いもよらない展開を見せてくれるから、面白く読めました。「風の誤算」が特に良かった。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    連城三紀彦の短篇ミステリ作品集『小さな異邦人』を読みました。
    『女王〈上〉〈下〉』、『連城三紀彦レジェンド傑作ミステリー集』、『流れ星と遊んだころ』に続き、連城三紀彦の作品です。

    -----story-------------
    誘拐、交換殺人、タイムリミット・サスペンス、そして妖しき恋愛。
    著者

    0
    2022年12月03日

    Posted by ブクログ

    連城先生の著作を読むのは今回が三度目で、二度目の「夜よ鼠たちのために」を読んだ時にも「9作中9作全部不貞行為があって辟易した(それはそれとして面白かった)」といった感想を書いたのですが、こちらの短編集も8作中6作の登場人物が不貞行為を働いていて、どれを読んでもまず「どーせ浮気しとるんやろが!」とか思

    0
    2021年08月27日

    Posted by ブクログ

    最近、いわゆる日常系ミステリばかり読んでいるので、この手のミステリは少し重たく感じる。
    生々しく人が描かれているから。

    0
    2016年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去読んだことがあったかどうかも覚えてないのに、連城三紀彦という作家になんとなく苦手意識をもっていて、「これはひょっとして食わず嫌いなんじゃないか?」と思っていた。で、どこかであがってた(確かこのミス)この作品を読んでみて、本当に食わず嫌いかどうか試してみようと思ったのだが…。

    やはり、得意な作家

    0
    2019年01月13日

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