顔のない肖像画

顔のない肖像画

613円 (税込)

3pt

謎は巧緻に仕組まれた。優れた美術品のように。死後に注目された萩生仙太郎の絵画が、30年ぶりにオークションへ出品されることになった。そこには幻の傑作も出品されるらしい。萩生の絵に魅せられた美大生の旗野康彦は『顔のない肖像画』という絵を必ず競り落とすよう未亡人から依頼される。その肖像画は幻の傑作なのか、それとも知られざる理由が……?(表題作)究極の逆転ミステリー全7編。【収録作】「穢された目」「美しい針」「路上の闇」「ぼくを見つけて」「夜のもうひとつの顔」「孤独な関係」「顔のない肖像画」/解説●法月綸太郎

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顔のない肖像画 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表題作を含む7作品収録
    いずれの作品も結末に驚かされました
    どの作品も一筋縄ではいかない展開とでも
    いいましょうか
    とても楽しめました

    0
    2023年03月20日

    Posted by ブクログ

    これはまた素晴らしい短編集であった、一つ一つに様々な趣向が凝らされていて、思うことがありすぎて、レビューにまとめることができない。安定の連城作品テイストである、まだまだ未読の作品が多い、再読も含めて読み進めていきたいと思う。

    0
    2022年12月27日

    Posted by ブクログ

    わりとありきたりな設定で、なんとなくオチが分かるな~と思いながらも
    美しい表現に酔いしれながらサクサクと読んでいたら、
    表題作にやられた………。
    もうこの小話が読めたからOKですというくらい。
    余韻もいいんだよなあ。

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    「夜よ鼠たちのために」と双璧を成す短編ミステリ。反転に次ぐ反転は、構図が見えやすい嫌いもあるが、「孤独な関係」はそれを逆手にとった結末で、新鮮な読後感がある。そして表題作は、アカデミー賞作品と言われても違和感がない程で、1人の人生が描きこまれていた。

    0
    2019年04月30日

    Posted by ブクログ

    1.潰された目
    一つの強姦事件について、
    関係者の供述という形で進行する。
    語り手が変わる度、
    事件の見え方が様変わりする。
    真相は予想を上回るものだった。

    2.美しい針
    「先生」と称する男が
    「患者」の女に施そうとする
    「治療」の目的とは。
    激しい官能的描写の行き着く先が
    全く見えずに惹きこまれ

    0
    2017年02月28日

    Posted by ブクログ

    めくるめく幻惑と逆転の7編。読む手を止められないが、同時に、一編を読むたびに間をおいて噛み締めたくもある。文体とストーリーと謎をかくも華麗に融合させる作家は今後出てくるのだろうか。8.0

    0
    2017年01月12日

    Posted by ブクログ

    ミステリと恋愛小説が融合した7編からなる短編集。

    連城三紀彦3作目。
    私の部屋の本棚には連城三紀彦作品で占有された一角がある。そう、私は連城三紀彦を崇拝する者の1人である。

    初読【夜よ鼠たちのために】で、美しき文体で描かれた短編叙述ミステリを体験し面食らった。余韻冷めぬうちに長編ミステリ【白光】

    0
    2022年06月12日

    Posted by ブクログ

    美しい針くだらなさが最高。

    路上の闇の展開は読めたけどテンポがよくて一番読みやすかった。

    表題作はラストの切なさが好き

    0
    2020年03月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんでん返し短編集。

    『瀆された目』
    『美しい針』
    『路上の闇』
    『ぼくを見つけて』
    『夜のもうひとつの顔』
    『孤独な関係』
    『顔のない肖像画』

    最初の二作が生々しすぎてきつくて、全部読めるかなと不安になったけど、『路上の闇』以降は楽しく読めた。
    『ぼくを見つけて』と『顔のない肖像画』が好きかな

    0
    2023年09月28日

顔のない肖像画 の詳細情報

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