ため息の時間

ため息の時間

495円 (税込)

2pt

4.0

洋画家の僕は、「センセイ」と呼んで敬愛する十歳年上のイラストレーター辻井秋一とその妻洋子のふたりを、同時に愛してしまった。愛し合うこと、騙し合うことを繰り返し、からみ合う人間関係の終着駅はどこなのか? 現代の恋愛の先端を、スリリングな展開と抒情味豊かな筆で描く。

...続きを読む

ため息の時間 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    なんとも不思議な作品。
    強いていえば、「恋愛ミステリー」。
    まるで作者の実体験のように書かれているが、実際はどうなんだろう。



    0

    Posted by ブクログ 2016年08月28日

    老师这本玩很开心 各种元素都玩到了 由于是meta-mystery 所以做成单行本后气氛比当时连载时要减弱很多 最后还是不得不来怀疑一下连城老师是否是拿自己的真私事来写的..而关于此点 老师当时不接受任何采访(捂嘴

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月28日

    恋愛小説の殻を被ったミステリー? 叙述トリック? メタフィクション的な不思議な構成で読み手を惑わし、置き去りにしていく不思議な手触り。
    精緻な文章は流れ落ちる雨のよう。
    結局皆身勝手で自分のことしか大事ではないのかな、という一人上手で空回る恋模様。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月09日

     作者が本人の体験を描いたのではないかと勘繰らせる文脈を挿入し、メタ的な構造を挿入した実験作。(実際にはそうすることによって効果を狙った、私小説を装ったフィクションなのではないかと思われる)
     個人的にメタフィクションというものが苦手なのだけれど、それを脇におけば、本筋が非常に面白かった。同性愛を扱...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月09日

    センセイ夫婦と主人公の三角関係のお話でした
    主人公の彼女をいれたら四角関係か
    主人公は男だがセンセイと呼んでいる男を愛してしまい
    ってことで物語が展開されていきました
    主人公が自らの体験を小説にしている
    身近な人たちに身バレしないようにその辺はごまかしつつ
    とのことだがこれは著者の体験がもとになって...続きを読む

    0

ため息の時間 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

連城三紀彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す