恋文・私の叔父さん

恋文・私の叔父さん

550円 (税込)

2pt

結婚10年目にして夫に家出された歳上でしっかり者の妻の戸惑い。しかしそれを機会に、彼女には初めて心を許せる女友達が出来たが…。表題作をはじめ、都会に暮す男女の人生の機微を様々な風景のなかに描く『紅き唇』『十三年目の子守歌』『ピエロ』『私の叔父さん』の5編。直木賞受賞。

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恋文・私の叔父さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    胸を撃ち抜かれた♡
    大人の恋愛小説なんだけど、恋愛なんて軽い言葉で表現したくない。
    「"惚れる”ということはこういうことを言うんだよ」と諭された。

    年末に本棚を整理していたら見つけた昭和59年に書かれた本書。私のこの本は昭和62年版…装丁が違う…37年振りの再読となった。

    37年前の

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    「恋文」の世界観が好き
    夫や夫の恋人を客観的に見ることで
    自分自身と向き合い自問する様が愛おしい
    自分もそっち寄り気質なので共感してしまう

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    久しぶりにちゃんとした恋愛小説を読んだ。
    主に男女の関係性が描かれているけど、どの短編も角度を変えた題材が印象的だった。今の年齢で読むことが出来て良かったと思う。心情描写がとても素敵。

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    「十九年前真実の気持ちを全部嘘にしたのなら、今この嘘を全部真実にしてやる」
    落とし前の付け方が哀しくて、美しい。

    青春時代Number Girlとハヌマーンから受けた同じ類の衝撃でした。
    今度は音ではなく、地の文として、胸元に突き付けられた。
    表現者への未練を断ち切れず、舞台に上がろうともしない僕

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

    設定の妙と人間の心の襞を絶妙な言葉で紡いだ冒頭の「恋文」に一気に引きずり込まれたが、5篇の中でのベストは何と言っても「私の叔父さん」です。恋文の時もでしたが、最後のどんでん返しとも言うべき展開、5枚の写真に秘められたメッセージには胸が熱くなりました。
    若い頃はただ純粋に好きと言える恋愛が、歳を重ねて

    0
    2021年12月12日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ著者の作品には、『恋文』に出てくるような女を振り回す身勝手な男ばかり出てきてたけど、なぜか憎めない。その身勝手を許して受け入れてしまう気持ちがわかってしまう。
    『紅き唇』のタヅさんの想いが切ない。
    『私の叔父さん』が一番好きかな。

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    とにかく文章が美しい。気障な表現や難しい言葉を使っているわけではないのに、なんでこんなにも心に響くのだろう。極限まで美しいものを見たとき、人は言葉をなくすというけれど、それにプラス涙も出ることをこの小説を読んで知った。
    今世では経験することができない、風情のある男女の話。
    意地っ張りで不器用だけど、

    0
    2021年03月30日

    Posted by ブクログ

     結構読んでいない作家作品があり、連城さんの著書は初めて読みました。「恋文」は直木賞受賞作品で、「恋文・私の叔父さん」と改題されています。

     さて物語は。、男一人・女二人の三角関係になっているのですが、不思議と世間一般に連想される愛憎劇とはならないのです。
     どういうことか?要はダメ男を愛した女二

    0
    2019年06月30日

    Posted by ブクログ

    年下の夫に寛大すぎる妻とわがままを突き通す夫、一見なんとも後味が悪い関係性だけれど、それを覆す究極の愛が描かれている。難しい、実に難しい判断だけれど妻はよくやった。そして最後の夫への言葉。受け止めろよ夫。2話目、亡くなった妻の母、義母とある男の物語。この話が一番好きだ。集まってみれば全員他人である登

    0
    2017年07月04日

    Posted by ブクログ

    本自体は短編集で最初の「恋文」から始まり、「私の叔父さん」で締められています。私は短編集だと読み終わるころには最初の方の話がぼんやりしてしまうのですが、私の叔父さんでは写真という形でラブレターが残されていて、初めの恋文を思い出させてくれました。一つ一つの話も短編とは思えないくらい深い味わいがあり楽し

    0
    2013年10月14日

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