白光

白光

605円 (税込)

3pt

ごく普通のありきたりな家庭。夫がいて娘がいて、いたって平凡な日常――のはずだった。しかし、ある暑い夏の日、まだ幼い姪が自宅で何者かに殺害され庭に埋められてしまう。この殺人事件をきっかけに、次々に明らかになっていく家族の崩壊、衝撃の事実。殺害動機は家族全員に存在していた。真犯人はいったい誰なのか? 連城ミステリーの最高傑作がここに。

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白光 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月11日

    最近は意味がわかりませんでした。
    読むにつれて理解が深まる話です。
    何回か繰り返し読みたくなる面白い本です。

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    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    ある事件をきっかけに『家族』の秘密が露わになっていく物語。

    『家族』といっても夫婦、姉妹、親子、祖父母と孫などいろいろなかたちがある。その登場人物全員が複雑に絡み合い、そして秘密や闇を抱えている。次々と事実が発覚していくが、本当に愛する誰かのために行動するその姿が儚い。

    それぞれの視点から少しず...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月29日

    この本めっちゃすごい。
    まず文章がとても美しい。
    それから物語全体に流れる不穏な空気感、不気味さ。
    夏の暑気やまとわりつく湿度が余計に雰囲気を盛り上げている。
    独白形式や少し古めかしいセリフも余計に影を感じさせ、この家族に引き込まれた。

    (立介のターンで社内で一番や会社で一番とかいうワードが沢山出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月28日

    思ったより面白く、イッキ読みしました。
    救いよう無さすぎて、お腹いっぱいです笑
    各人物の心情を中心に進んでいくので、思い込みをしてしまって惑わされたり、多層構造的になっていて、置いてかれないようにスタミナがいりました。
    人間の闇な部分が丸出しになってるし、何より怖いのが、殺されてるのに誰も悲しまない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月01日

    皆さん言ってますが、何て救いのない話。
    幼い子供が殺されてるのに、深い悲しみなどなく互いに疑心暗鬼になりながら保身のことを考えている。
    自分が精神的に元気というか丈夫なときに読むことをお勧めします。

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    Posted by ブクログ 2023年03月05日

    関係者の独白で、誰が犯人か惑わされる。どれも辻褄が合っている様に思われる。世の中にはもしかしたらこんな複雑な家族も存在するのでは無いかと思わされる。で、結末でやられた〜。

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    Posted by ブクログ 2022年12月12日

    初作者!
    この物語に「救い」なんて、ひとかけらもない。
    というのが、カバーに書いてある。
    また、重そうな…で、既に手元に…^^;

    ハァ〜、仮面だらけや…仮面夫婦…
    そんな意地とか、プライドとかで、子供を手にかけるなよ〜!
    自分らで、決着つけたらええのに…一番弱いところにいくのが、何だかなぁ…って思...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    今で言う「マウンティング女子」を含めて、登場人物全てがヤバい。
    人間の裏の顔が見えてくる。
    救われない。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月22日

    様々な思いが水面下で一人の子供に集中していることが恐ろしかった。色んな感情や出来事が絡み合ってて、真実は一つって感じじゃ無い。人の数だけ真相があった。
    視点がどんどん入れ替わることで、登場人物の印象も変わっていく。他の人視点の時は嫌な人だなぁという印象だったのに、その人視点になると思ってたより悪い人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月20日

    まさかの展開
    家族やその繋がりのある人、全ての人が一人の少女に関わっていたなんて、、、
    ミステリー好きに読んで欲しい!
    特に人間の裏の顔(人の醜さ)がすごいおもしろい

    0

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