造花の蜜(下)
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造花の蜜(下)

712円 (税込)

3pt

その事件は、小川香菜子の息子の圭太が、スーパーで連れ去られそうになった出来事から始まった。幼稚園での信じられない誘拐劇。人質の父親を名乗る犯人。そして、警察を嘲笑うかのような、白昼の渋谷スクランブル交差点での、身代金受け渡し。前代未聞の誘拐事件は、人質の保護により、解決に向かうかのように思われた……。だが、それはこの事件のほんの序章に過ぎなかった。二転、三転する事件の様相は、読者を想像を絶する結末に導く。ドラマ化もされた傑作ミステリ(解説・岡田惠和)

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造花の蜜 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 造花の蜜(上)
    712円 (税込)
    歯科医の夫と離婚をし、実家に戻った香菜子は、その日息子の圭太を連れ、スーパーに出かけた。偶然再会した知人との話に気をとられ、圭太の姿を見失った香菜子は、咄嗟に“誘拐”の二文字を連想する。息子は無事に発見され安堵したのも束の間、後に息子から本当に誘拐されそうになった事実を聞かされる。――なんと犯人は「お父さん」を名乗ったというのだ。そして、平穏な日々が続いたひと月後、前代未聞の誘拐事件の幕が開く。各紙誌で絶賛を浴びたミステリの最高傑作。
  • 造花の蜜(下)
    712円 (税込)
    その事件は、小川香菜子の息子の圭太が、スーパーで連れ去られそうになった出来事から始まった。幼稚園での信じられない誘拐劇。人質の父親を名乗る犯人。そして、警察を嘲笑うかのような、白昼の渋谷スクランブル交差点での、身代金受け渡し。前代未聞の誘拐事件は、人質の保護により、解決に向かうかのように思われた……。だが、それはこの事件のほんの序章に過ぎなかった。二転、三転する事件の様相は、読者を想像を絶する結末に導く。ドラマ化もされた傑作ミステリ(解説・岡田惠和)

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造花の蜜(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     世評が高く、明らかに趣味嗜好に合致している。でもそんな作品に限って、いつか読もう読もう、と思っているうちに、あまりにも長い時間が経っていた、という経験はありませんか。私はよくあって、連城三紀彦のキャリア後期の代表作である本作『造花の蜜』も、私にとってそんな作品でした。読んで何故もっと早く読んでいな

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    美しい。
    文章が、トリックが、感情描写が。
    犯人は、最初は色仕掛けで共犯者を操ったかのように書かれていたけど、第2の事件では違うことが分かる。
    そういうのを超越した魅力が、この犯人にはある。
    ただ事件が起こって、犯人を推理するだけじゃない面白さが、ミステリなんだけどその枠を軽く越える。
    登場人物みん

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまった。すごく面白かった。
    ピリッとした文体で緊張感が漂い、緩急をつけて見せ場のところはページをめくる手が止まらない、そんな本だった。
    まあほんの少し疑問が残ったところはありましたが、最後は大方サッパリと読み終えることができ、大満足です!
    そして日も真っ盛りな今をもって、やっと眠ること

    0
    2013年03月22日

    Posted by ブクログ

    すっきりしないまま下巻に突入…が、しかし

    かなりヤラれた!
    そう来るかっ!

    久々のヤラれた感を味わった作品

    0
    2011年01月05日

    Posted by ブクログ

    あら!まぁ?
    予想外の展開でした。
    新しい推理小説ってやつですかね
    真相は、…
    長編だったんで、チョッピリ疲れました。

    0
    2024年04月26日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    上巻の続き…なのですが、ある意味別のストーリー。

    下巻の前半は、上巻で起きた誘拐事件のからくりが明かされます。
    それを語るのが犯人のうちの一人の心情と首謀者の手紙、という個人的にはあまり好きではない手法なのですが、そういった私の嗜好をもってしても面白いと思える仕上がりでした。

    0
    2022年10月14日

    Posted by ブクログ

    これまでに経験したことのないトリック。
    二重の誘拐とか、さらにもう一つ誘拐が掛かっていたり、
    どうしたらこんなことを考え付くのか。
    蜂の比喩など、表現も秀逸。
    でも、2件目の話はどうなのだ?プロット、トリックとしては必要ありなのかもしれないが、
    この話の山場はすでに終わっている。あそこで終わっていて

    0
    2018年04月23日

    Posted by ブクログ

    後半。主人公からして変わってしまってて、同じ事件を扱っているんだけど、別の視点から綴られた新しい物語、って感もあり。前半の主人公、後半には全く登場しないし。何も起こらなかったはずの事件の裏で起きていた大問題とか、その後に引き続いて巻き起こる、一連のものとも思える事件とか、展開が目まぐるしく変わるけど

    0
    2015年04月23日

    Posted by ブクログ

    シングルマザーの子どもが誘拐された。その真相が明らかになるにつれ、物語が劇的に変化していく作品でした。最終的にはただ唖然しました。
    連城作品をかじり始めて5作目くらいですが、叙述がきれいだなと思います。きれいなのに魅力的というか、魅惑的というか、、、。
    今まで読んだことのない手法の本であり、賛否はあ

    0
    2015年02月15日

    Posted by ブクログ

    蘭が起こした、第二の事件。
    最初の事件に比べて、描写は少ないけれど、第二の事件は面白かった。
    第二の事件を独白する、主人公の女の子にあっぱれ!

    0
    2012年06月28日

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