【感想・ネタバレ】時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)のレビュー

あらすじ

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる! 不朽の名作、満を持しての新装改訂版。(講談社文庫)

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匿名

購入済み

ドラマを観る前の予習として

『十角館の殺人』に続いてドラマ化されるということで、
クライマックスの場面がどんな映像になるのか、想像しながら読むのもいいかもしれません。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

これまでの館シリーズを読んでいたら、さらに楽しめる一冊。
登場人物は多いが、情報が整理されていて人物像を把握しやすいのも読みやすさの要因かな。
過去の出来事と現在の出来事が朧気ながら繋がってきて、推理しながら一気に読み進められた。
下巻でそれぞれの登場人物がどのような結末を迎えるのか、自分の推理がどこまで正しいのかも楽しみたい。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

面白いなー、やはり。笑
まさしく、ページを捲る手が止まらなくなる。
綾辻ミステリーの館シリーズ、実は十角館しか読んだことなかったので、次は時計館に手を出してみた。どうやら来年の2月に配信ドラマ化されるみたいだし。個人的には十角館よりも好きかもしれん。下巻にも期待!

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2025年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物多い、大丈夫かな…と思ったけどすんなり読めた。江南くん再登場!嬉しい!
前作の人形館が異色だったせいか、十角館のような王道の展開にワクワク。こういうの待ってました。
前半いつ事件起きるのかな〜ぐらいに思ってたら途中からめっちゃ事件起こってる。時計ばかりの気味悪い館で数日なんて無理…。
続きがすごく気になるいいところで下巻に続く。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱりおもしろい!
よくまぁいろんな館とトリックを思いつくものだよね。
ドラマ化第2弾に選ばれたそうで、どんなふうになるかなとワクワクしながら読むのもまた楽しい。

前作に引き続き再読だけれども、相変わらず何も覚えておらず初読みと同様にまっさらな気持ちで読んでいる。
消去法で内海が犯人かな~なんて思ってたのに、最後…!壁から犯人が入ってくるとか怖すぎでしょ。
そうすると犯人は誰だ?
10年前に一緒にきた学生達は殺される側だし、江南くんは違うでしょ?
紗世子さんは補聴器と思わせているものが盗聴器なのかなとは思うけど、犯行は無理そうだし。
こずえ…うーんしっくりこない。

え?犯人いなくない?
さて下巻!

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2025年06月16日

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館シリーズ初の上下巻。登場人物一覧を見ただけでもうテンションがあがった!シリーズものならではの嬉しさワクワク感がありました。これこれこういうのが読みたかったんだよ!怒涛の展開のまま下巻へ。続きが楽しみ!

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2025年06月01日

購入済み

おー、下巻気になる! あっという間に読んじゃいました。ザ・館シリーズって感じ。ソッコー下巻買って読みまーす!!

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2020年12月19日

購入済み

楽しいです!!

館シリーズは、順番通りに今まで読んできて、
今、時計館を読んでいます!
上巻、個人的に好きです!!
短いのか、面白いからか、
あっという間に読み終わりそうです!
登場人物もいいです✩
先が気になって、隙間時間についつい読んでしまいます!
迷路館の次にお気に入りになりそうな予感✩

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2020年01月15日

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ネタバレ

館シリーズ最初の作品である『十角館の殺人』が大好きで。シリーズを読み漁っている私ですが、江南と探偵の名コンビの再会という激アツ展開が。
今回は心霊・オカルト要素が多めの印象。
下巻を読むのが楽しみです。

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2025年11月15日

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十角館に続き映像化とのことで読んでみた。登場人物が多くて整理するのが大変だけど文体は読みやすく、後半にも期待。

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2025年10月21日

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実写化不可能と言われた「十角館の殺人」が2024年に実写化されHuluで独占配信。

そしてなんと、2026年2月に第2弾として、こちらの本が実写化される!ということで読み始めました。

上下巻なんですね。通常の殺人事件系なら本1冊の5分の1くらいで、一人お亡くなりになる感じですけど、上下巻との事で暫く平和(?)でした。

登場人物が多く「時計館」自体も複雑な建物で、なかなか理解が難しい所ですが、そこも上下巻なので詳しく分かりやすく書かれています。

しかし…
油断してると…
どんどんと…
人が亡くなりますよ…

下巻も楽しみです。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

館シリーズ五作目。

久しぶりに読みましたが、やっぱり面白い。

館の存在感、オカルト的要素、過去の因縁などをもとに作り上げられる雰囲気を、堪能させていただきました。

事件が起こる館内と、その外側を交互に描いた構成も良いですね。

下巻も楽しみにしています。

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2025年09月14日

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夏休み中の娯楽のひとときのため、久々に手にとってみた。

初読の時ほどインパクトはなかったものの、やはり館シリーズは魅力的である。

シリーズ中では暗黒館のみ未読なので、そのうちチャレンジしたいと思う。

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2025年08月16日

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行っちゃダメだよ、中村青司が作った屋敷なんて笑。今のところ殺された人に規則性は見つけられないけど…ここまでの感じ十角館、迷路館、人形館を読んできてると楽しさ1.5倍くらいにはなりそう。

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2025年08月13日

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十角館→水車館→迷路館→人形館→そして、実写化決定の今作!!!時計館!!!

上巻読みました。

江南くんも島田さんも出てきて胸熱展開。
やはりこの2人が出ると十角館を思い出すね
面白い!!

一気に読み進めたわ

さあ、下巻も楽しみだ!!!!

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

島田氏と江南君の再開からはじまる。十角館からの地続きが匂わされ、期待値は爆上がり。

人形館はいまいちだったが、こちらは水車館のような本格ミステリの体裁が整えられている。
閉鎖空間の中と外で並行して話が進む2層構造も、館シリーズの魅力の一つだと思う。

閉じ込められた関係者、霊媒、一斉に鳴り出す時計、仮面の殺人者、過去の因縁、探偵とワトソン役、一人また一人と犠牲に。続きが気になって一気読みした。

下巻も楽しみ。

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2025年08月09日

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『十角館の殺人』で登場した“あの”江南くん

『迷路館の殺人』の作者である鹿谷門実

プロローグからはじまる
シリーズものの醍醐味


十角館のときの〇〇みたいなキャラが出てきたなと思っていたら、まさしくなことを江南くんが言ってくれていたよ

霊衣に着替えるなんてもう、、

そして《時計》《時間》というキーワード
となんだかもやもやもやもやしてる旧館との空気感や体調不良を含む違和感

旧館の内側と外側、江戸時代の時計、裏庭の日時計、、、

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

時代が違う違和感がある場面もあるが、中々怖い。
夜にはあまり読みたくない。
続きが気になるので、読む。
これを映像化って、想像がつかない。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

上巻。これこれ。
彷徨う少女の霊と消えた女性霊能者。
そして閉じ込められたこの時計館で起こる殺人事件。見えない犯人が近くにいるゾクゾク感がたまらん!
下巻にいきます。

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2025年07月21日

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十角館の惨劇から三年が経過し、江南孝明はオカルト雑誌の編集者となった。そして鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館に棲まう少女の亡霊を取材することになる。編集部の同僚とオカルト研究部の大学生たち、女霊能者と時計館へ訪れる。交霊会の後消えた霊能者、そして次々と起こる殺人事件…。真相はいかに!というストーリー。

面白い!
館シリーズ第1作目の十角館で登場し、当時大学生だった江南が社会人として出てきて激アツだった。
江南と島田潔のコンビが好きなので、それが今作でも見られるとは思わず嬉しかった。館シリーズでよく見られる、登場人物の過去描写をチラ見せする意味深な文章が今作でも出てきてどんな真相なんだろうとわくわくした。あとは、数ページで複数人殺されてたのが印象的だった。下巻もたのしみ!

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

館シリーズ5作目。
久しぶりの江南君登場回のためか、十角館を彷彿とさせる構成に期待が高まる。個人的には、今作の”オカルト・霊能者”というスパイスがとても好き。館シリーズならではの不穏さを際立たせ、ストーリーを一層面白くしている気がする。下巻も楽しみ。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

綾辻行人さんの館シリーズです。
館シリーズは十角館しか読んだことない‥と言うか綾辻行人さんの作品十角館しか読んでない汗。
ミステリといえば十角館がランキング1位かなぁと思います。時計館は来年2月にHuluでドラマ化されると言うことなので、その前に読んでみたいなって事で読んでみることに。
十角館の時に島に渡らず本土の方で中村青司について調べていた、江南くんと島田さんが出てきます。
まだ上巻なので下巻でどう決着するか楽しみです。

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2025年06月16日

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ネタバレ

十角館に登場した江南君が出てきたのは嬉しい。シリーズものの醍醐味ですね。
登場人物一覧を見て多いなーと驚き、故人の多さにも多いなーと驚いた。人の名前を覚えるのが苦手だから登場人物一覧のページを頻繁に見ることになった。
下巻でどうなるか楽しみ。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

館シリーズ5作目。
なんだか本作からは、著者の並々ならぬ意気込みが伝わってくる感じ。
時計をモチーフにした館の平面図は、これまでの作品とは違って折り込みページで掲載されていたり、主な登場人物も多っ!!てな感じでたくさんの名が連ねられているしw
帯の謳い文句もなかなかの煽りっぷり。

本格感が凄く漂う序盤。例によって中村青司作の怪しげで曰く付きの館を舞台に、この先どんな展開が待っているんだろう、と好奇心を刺激してくる。
江南たちの旧時計館内のパートと、鹿谷・福西の館外のパートが交互に展開される構成で、館外パートが館内パートを上手く補完しているし、作品のスピード感も調整する効果を生んでいる。
館内パートではオカルトな雰囲気を交えながら、サスペンスフルな展開にハラハラドキドキ!思わぬ因果が絡んでくるストーリー展開に目が離せない。

高まる期待感と共に下巻へ!

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2025年06月10日

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初めは登場人物も多くなかなか頭に入ってこなかったけど、徐々に物語に引き込まれて夢中で読んでた。
でもだいぶ犯人は絞られそうな?

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2025年06月09日

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前編としては面白い作品!
是非とも下を読んでみたいと思わせてくる。
今作は今までのどれよりも読みやすいと感じた。
すらすら読めた分後編にさらに引き寄せられる。



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2025年05月31日

Posted by ブクログ

十角館の殺人で完全に心を捕まれ、連続して館シリーズを読んでいた。しかし、知らず知らずのうちにミステリー小説に魅せられてかなり遠回りをしてこのシリーズに帰ってきた。そしてやはり面白いの一言に尽きる。前作の人形館の館は個人的にも著者にとっても異質であると言えたが、この「時計館の殺人」は原点回帰と言ってもいいだろう。
私がまず嬉しかったのが、小説家の鹿谷門実と江南孝明がいることだ。彼らのやり取りは非常にテンポが良いだけでなく、探偵と助手を彷彿とさせる。
上下巻のミステリーだとどうしても下巻に事件の全貌が明かされるため上巻のしりすぼみ感は否めないがこの小説においては事件の全貌を知りたいワクワクと緻密で見逃せない伏線の数々でよかった。

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう、謎が多すぎる
鹿谷に一緒に行って貰えば良いのにー
って思ったけど、ここまで読んだ段階ですでに、ああ、別行動が正解だったんだなって思う。
怪しい人多過ぎ、わがまま多過ぎ、罪多過ぎ
のパニック状態…

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

次回の実写化はこれですか。館シリーズを順当に読んできたけど、なるほど、十角館の次にやる理由もこれで分かった。

登場人物は多めだけどすぐ整理できた。また、とっっても読みやすいのでサクサク読めちゃう。あまり深読みせずに読みたいところ。

分かっていること・分からないこと・気になっていること、それぞれいくつかある。どうなるのーこれ。面白すぎる。下巻楽しみ!

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

登場人物がやたら多いな、と思ったが、まったく苦にならずサクサクと読み続けられるのはさすが作者の作品。霊能者とミステリ研究会など、ベタな登場人物と、閉ざされた空間内での連続殺人か、と思いきや、それに留まらないおもしろさ。あっという間に読める

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

現状ではなんとも言えないが、下巻を読んでスッキリすることに期待。福西くんが合流してないことに意味があるのかどうか。色々疑問点はあるので早速下巻を読もう。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

多くの登場人物がいて、その中の多くがすでに故人となっているところからのスタート。

起こるべくして起こる殺人事件。
時計館の平面図と睨めっこしながら、推理をするのは面白い。

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2025年08月10日

Posted by ブクログ

シリーズ5作目。事件は108個の時計に囲まれた時計館と呼ばれる屋敷で起こる。
タイトルから流石に時間を使ったトリックであることは予想がついていたけれど、
犯人の動機と時計館が造られた所以は、なかなか面白い物語でした。

ずっと館シリーズを書いてきた著者が前の「人形館の殺人」から「暗闇の囁き」「殺人鬼」「霧越邸殺人事件」と館シリーズ以外の著作を経て本作に至っていることから他の作品の影響を受けてか、他の館シリーズよりも犯人や登場人物に人間味が感じられるような印象。館のギミックよりも建築した当時の館の主人の心情などが印象的でした。

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2025年05月12日

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