あらすじ
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる! 不朽の名作、満を持しての新装改訂版。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
綾辻行人さんの館シリーズを読みたいと思い手に取った1冊。
徐々に徐々にパズルのピースが揃っていくけれども、痒いところには手が届かない感覚。
そして最後の最後に魅せる衝撃。
物語に惹きつけ続ける構成が凄いなと感じました。
下巻も楽しみです。
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ついに館シリーズの最高峰といわれる作品にたどり着く。
本当は迷路館の次は人形館を読むべきだが、どうしても我慢できなかった。
上巻だけで360ページほどあるが、全く退屈せずに読み進められた。
純粋に話の内容が気になりすぎて、謎解きよりもそちらの話に見入ってしまう。
十角館のように2つの異なる視点から時計館の一連の出来事を読み解いている。
それは過去から現在を刻む時計の針のように、少しずつ進んでいく。
過去の記憶が少しずつ紐解かれながら、現在へと続く謎を明かされていくのだろう。
彼らが行き付くのは処刑場か、それとも発狂か、はたまた"からくり"か。
この上巻での破線が下巻でどのようにして実線になるのか、非常に楽しみである。
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旧版は25年以上前に既読。大ネタはぼんやりと覚えているけど、詳細はまったく覚えていない。館の造りがいかにもな感じで、この凝った作りの館がどのように機能して謎の解明につながるのか期待しながら読む。内側と外側に意図せず分かれてしまってという状況は、今村昌弘『兇人邸の殺人』を連想した。パラディノのトリックはうまくいくものなのかな?一瞬離れるんだよね?
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実写化ドラマを鑑賞するため再読(2026/3/23)
館シリーズは約二年前に三ヶ月ほどかけて一気読みしましたが、当時はあまりレビューを書いていなかったので全作が未レビュー。
ゆえに、強烈なインパクトのあるシーンのみの印象でしかなく「どんなふうだったっけ?」と判然とせず。
再読後「ああ、そうだったそうだった」膝を打ちました。
やはり館シリーズは面白い!
けど、すっかりネタバレしている状態なので初読時ほどの感動はなく、フレッシュな感想も書けないので、脳内配役だけ吐露しておきます。
島田潔(鹿谷門実)
→伊勢谷友介
江南孝明
→風間俊介
もうね、
絶対!圧倒的に伊勢谷友介なのよ!!
何やってんのよ!「御用」にならなければアナタだったんじゃないの?!
ビジュアルイメージもピッタリ、飄々とした演技もこなせただろうし!
…と激しく遺憾に思うのです。
(実写版のレビューは下巻で)
Posted by ブクログ
新装改訂版だからなのか分かりませんが、とても読みやすかったです。
時計塔でどんな殺人劇があるのかとドキドキしながら読み進めたら、まさかの時計を凶器とした物理攻撃で驚きました笑
体がうまく動かない描写を見るところ、みんな無意識に何か吸わされてるのかな?
そうでなければ、相手が刃物でない限り何かしらの方法で立ち向かえそうな気もしました(シミュレーションしても仕方ないのですが)
みんな動きづらい服を着せられてるからかな、、1度で死なない方法だからこそ、殺意が生々しく感じられて怖いですね、、
下巻を読むのがが楽しみです
Posted by ブクログ
こ、こりゃおもろい。読む事に面白い設定に引き込まれ、これは伏線か、、?と思わされるし、超常現象と殺人というファンタジー的な怖さとリアリティのある怖さがどんどこ心拍数を上げてきて読み進めたくなる。
被害者目線で殺されるシーンがあるのが良い!
後半を読むのが楽しみすぎる。
今回は時計館が舞台です。
河南は今度は館の中に、鹿谷は館の外にいる構図で、少し十角館が思い出されます。上巻読了時点で犯人の目星がついているのですが、綾辻先生らしくあっと驚く展開が待っているのでしょうか。
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遠い昔に読んだ横溝正史や江戸川乱歩を思い出させるような仮面姿の殺人鬼が暗躍するクローズドサークルで起こる連続殺人。
「十角館の殺人」とは違う面白さがあった。館シリーズを全部読みたくなった。
Posted by ブクログ
十角館の殺人に続きこちらもHuluで映像化されるとの事で読んでみました
館中にある時計が暗い中一斉に鳴り響くのは映像化したらその怖さが際立つだろうな、、
場面の展開が巧みに変わりいくつものストーリーが展開されてて伏線が伏線を呼んでく
偶然の巡り合わせなのかすべてが仕組まれた必然なのか…
ここで上巻が終わりとは!?
このままの展開で終わるはずがない
まだ想像もつかないような展開が待っているに違いない
楽しいです!!
館シリーズは、順番通りに今まで読んできて、
今、時計館を読んでいます!
上巻、個人的に好きです!!
短いのか、面白いからか、
あっという間に読み終わりそうです!
登場人物もいいです✩
先が気になって、隙間時間についつい読んでしまいます!
迷路館の次にお気に入りになりそうな予感✩
Posted by ブクログ
さて、ついに来ました『時計館の殺人』。
前4作でそれぞれテイストの違うストーリーを楽しませていただいたが、今回は原点回帰という雰囲気。というのも第1作の探偵助手的な人物が再登場しているのが大きいかもしれない。
上下巻にわたる作品なので、上巻は完全に導入に使われるのかなーと思ってちょっと鬱屈としていたけども、皆さまご安心ください。きちんと事件が起こりますよ^^
ミステリー小説では事件発生までが長くて、ここからがおもしろくなるのに!という部分に到達する前にダレてしまう人も結構いると思います。私自身そういうタイプなのですが、不思議とそんなふうには思わなかったなぁ。話の運びが上手いんですかね?熟練のミステリー作家さんですからそんなの当たり前なんでしょうけど、文学的な技術とかの知識はまったくないので、とにかくすごいということしかわからないですね。はい。
そんな普通ならダレそうな部分を読者にそうとは意識させずに、スラスラ読ませるという点で、上下巻構成のミステリーとしては完璧な上巻と言っても過言ではない気がする。
Posted by ブクログ
十角館の設定を忘れていたけれど、読んでいるうちに思い出した。古き良き館ものミステリー。時計だらけの不気味な館、謎の死を遂げた美少女、不吉な予言をする老人、血なまぐさい暗号のような詩、俺は閉じこもるぞといった人の死亡フラグと、お約束がてんこ盛りでワクワクする。
上巻は、女学生と後輩とカメラマンが殺されたところまで。怪しい人がたくさんいて、誰が犯人か全く見当がつかない。十角館では全員死んでしまったけれど、今作ではいかに。
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十角館に登場した、江南が編集者になって登場。江南が当事者側に、以前のポジションに福西が入ったような形で熱くなった。エラリーと瓜生が似た役割を担っているけれど、過去の過ちを彼は思い出している。後編、どうなって行くか楽しみ。
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十角館に続き、(順番通りではないけど)次は時計館読みたいなドラマもあるしと思って読み始めた。
これまた奇っ怪な造りの屋敷だなと思いながら読み進め……なんかこう、話の進みがゆっくりめだな、上巻も中盤に差し掛かってきてるけどと思っていたら。ぼろぼろと崩れだし、重要なことが明かされ始めた!それで「こうなってこう……このあたりが犯人では?」となっているのだけど、これじゃあ、あまりにも普通(?)すぎる。まだ下巻が残っている。一体どんな展開を見せられるんだろうかとドキドキしながら下巻を読もうと思います。
上巻、最後のアレは何が起きたのか?本を読みつつドラマで映像を見るのも楽しみだ〜。
Posted by ブクログ
館シリーズと称される殺人ミステリーの一作。
時計塔を備え、108個の時計が時を刻む館には少女の亡霊が現れると言う。オカルト雑誌の企画で館を訪れたメンバーを次々と悲劇が襲う。犯人は一体何者なのか?
30年以上前の作品ですが古さを感じさせないです。
上巻を終えた時点では、犯行動機につながりそうな糸が少し見える程度で謎だらけ。作者の術中にまんまと嵌っています。下巻での怒涛の謎解きに期待。
Posted by ブクログ
どえらい仕掛けすぎて、トリックが全く想像できないが飽きずに上巻は読み終わる。
誰が犯人なのか?!
永遠の死が関係はあるんだろうし、伊波伊世子のイヤホンは盗聴器?と気になりながら下巻へ。
Posted by ブクログ
館シリーズ第五作目。ひとまず上巻読み終わりました。
十年前の永遠の死は、時小学生だった瓜生たちが何かしら関係しているであろうことは確実。ただ、それ以外の関係なさそうな人たちも殺されている。そしてあまりにも多すぎる周囲の死。一筋縄ではいかなそうで非常にこの先が楽しみです。
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上巻なので大きな見所はないが、時計館の陰鬱な雰囲気やうっすらとストーリーを予想される話作り、そして大量に散りばめられた伏線と下巻まで読み終わった後に読み返してみると驚かされるものがたくさんあった。
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みんなやたらだるそうだけど薬とか飲まされてる?
10年前の落とし穴の恨みだとしたら、渡辺と内海が殺されたのはなんでだろう。渡辺は目撃されたから、内海はカメラの映り込みのせいだけではない?
福西が泊まることになったのは偶然ではないんだろうな。
続きが楽しみ。こずえのヒロインムーブにも期待。
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とりあえず面白い。
子供の頃読んだ、江戸川乱歩をなんとなぁく思い出す読み味。
んな事ある?みたいな設定も堂本剛の金田一少年の事件簿を思い出すような。
被害者がこと切れる瞬間を、被害者目線で見るような感覚が面白いなと思った。
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「館シリーズ」第5作は、「十角館の殺人」で出会った江南と島田が、再びタッグを組む。島田は迷路館で推理作家デビューし、ペンネームの鹿谷門実として登場。
これまた中村青司が設計した怪しげな館での惨劇とあって、館のからくりも気になるところ。クローズドサークル、過去の死の連鎖、招かれた学生たちの因縁、怪しげな霊能者…と仕掛けは十分。
さて、下巻ではどんな展開が待ち受けているのか、ますます読む手が止まらない。
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真相までが長いけれど全然飽きがこない。犯人は誰なのか、鹿谷がどのように話に関わってくるのか。由季弥の行動の意味も気になります。引き続き下巻を読みたいです。
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被害者は無作為に選ばれたわけではなく、しかるべき業をもって殺される。時計館におけるタブーを破った。単なる怨嗟の帰結にとどまらない人間の想いの深さが全てを形成し、あらゆるフェアな伏線がラストに紐解かれる。読み返すと、ここまで大胆にカギとなる違和を描いているのに、答えはすぐそこなのに二重三重のミスリードに翻弄される。読後のカタルシス含め、真に読後感が清々しい作品だった。館シリーズ第3弾と勘違いして読んでしまったが大きな影響はないと信じたい。
Posted by ブクログ
毎回思うが綾辻先生の文は読みやすく全くストレスなく読める。これって凄いことだよなぁ…とつくづく思う。今回も上下あるけどあっという間に読み終えてしまう面白さ。感想は下巻へ。