綾辻行人のレビュー一覧
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ネタバレあやしい噂がささやかれる「お屋敷町のびっくり館」。
小学生の三知也は館に住む、病弱な少年、トシオと友達になる。
びっくり館はトシオと祖父が二人で暮らしていたが、数年前に凄惨な事件のあった屋敷だった。
「十角館の殺人」のドラマを観て、読み直してみようと検索をしたら、この本を読んでなかった!
いきなりのカラーの挿絵、小学生の主人公、いつもと違うなあと思ったら、少年少女向け「ミステリーランド」の1冊とのこと。館シリーズはノベルスで読んできたから知らなかったのかも。
薄暗い館に病弱な少年、気難しそうな白ひげの老人。
大きな腹話術人形に壁に埋め込まれるびっくり箱。
乱歩のような怪しさにワクワクする。
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角川ホラー文庫が1993年創刊されて
その30年の遺産とのこと
90年代から現在までの最強セレクション短編8編
選ばれたただけあって半分は既読作品でした
「再生」 綾辻行人 1993年
さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
再生するのはそっちね
「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
リングの一連読ませていただきました
この作品も映画化されているらしい
はっきりと出てこないけど
そんなことありそうな生々しさ
仄暗い水の底からの一編
「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
ショートショート
私なら老化かもしれない
「五月の陥穽」 福澤徹三
これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙 -
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白き雪時が停まりし屋敷にて美しきひと愛しき別れ//問題は飽くまでも受け止める人間の意識にあると云える。(p.72)//雰囲気がいいので好みです//ある意味月並みな設定の新機軸は何か? 邸のありようか?/意外な展開を考えるなら、すべてが事故とか自殺とか偶然やったって場合かな? 見立ては誰にでもできるから。でも、それはさすがに…/連続殺人になるらしいので、犯人と動機がそれぞれ異なる、いわばリレー殺人とか(雰囲気的にこれはアリかも)/さて、後半戦(今回は読む前に書いてみました)/読後に…「第三の死」だけにある特別感はなんや? と思い、そこらへんから大まかなところは途中で察しました(あくまでも大雑把)
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こうして来客があったりすると、途端にこの家は動きはじめます(p.142)/吹雪の山荘と見立て?/小劇団「暗色天幕」の一堂は吹雪に迷い湖畔に建つ広大で豪奢な霧越邸に辿り着く/深月や他のメンバーの名と不思議な暗合/何事にせよ謎はあった方がいいさ。(p.152)/北原白秋の「雨」。
■霧越邸についての簡単な単語集
【芦野深月/あしの・みづき】暗色天幕の女優。本名は香取深月。二十五歳。鈴藤にとって美人としか言いようがない。槍中の母方の従兄の子。霧越邸の住人たちが知る人物にそっくり。槍中《そう。彼女は諦めている。》上巻p.267
【暗色天幕/あんしょくてんと】小劇団。メンバーは槍中、榊、芦野、希美崎