綾辻行人のレビュー一覧

  • 深泥丘奇談・続

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    ネタバレ

    今作も直接的な恐怖よりも不安をかきたてたり狂気が垣間見える作品ばかり
    主人公は相変わらず記憶が曖昧だし作中の謎はまったく解明されないけど、そういうものだと分かってて読むと楽しめる。――ような気がする。

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    2026年04月16日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    「綾辻作品にハズレ無し」と信じて止まない私だが、
    今回はちょっと物足りなさを感じた。


    厳格すぎるお嬢様学校で起こる連続殺人。

    雰囲気は薄暗く窮屈な感じがして好みだったが、
    最後の最後までいまいち盛り上がりきらずに終わってしまった印象。

    決してつまらない訳ではないけど、
    私自身がつい先日「暗黒館」を読破したばかりという状況ゆえに、
    このぐらいの(良くも悪くも)ライトに読める作品にはもっと強烈な綾辻イズムを欲してしまったのかも知れない。

    三部作らしいので、とりあえず全部読んでみることにする。

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    2026年04月04日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    吹雪の山荘で殺人が起こるという、Theミステリーな小説、霧越邸の間取り図が載ってるから想像しやすく、雪の降る山荘のイメージも想像しやすくて幻想的な雰囲気とかが凄く良かった、途中おかしい!と思ったところが最後犯人を見つける1つの要素で気づけたの嬉しかった笑

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    2026年04月02日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    本格ミステリーって難しい!何時にアレしての連続で、正直、謎解きについては「そうなんだー」という気持ちで見守ってました。甲斐の犯行を、槍中が利用して第3の殺人を犯したって言われても、動機がふんわりし過ぎていて、実感が湧かなかったです。「老いていく姿を見たくないから殺した」って、分かるんだけど、分からないんですよね。いくらなんでも童謡の名前から犯人にされることはないと思うので、槍中は童謡殺人のまま放っておくのが吉だったと思います。私が怪しいと思ってた深月は被害者でした。私にミステリーの才能はありません。了

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    2026年04月01日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ第6作品目。読む前は、猫がたくさん出てきて犠牲になるのが猫だったらどうしようと心配していたけれど、そういうわけではないのでそこは安心して読んで大丈夫でした。

    記憶喪失になった人の手記を頼りに、過去の事実に迫っていくのだけれど、、、なるほど、、、違和感を感じる部分は確かにあったけど気付けなかった。
    そして、「善良な一般市民の倫理ってやつにも、最近は少々うんざりしているものだから」という島田さんのこの感覚がなんとも好きでした。

    最後にあとがきで、次の館シリーズとなる第7作目の「暗黒館の殺人」について、綾辻行人先生が~ちょっと気持ちを切り替えて、ある種の覚悟を決めてお読みいただきますよ

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    2026年03月30日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    謎解きらしくなってきたが、この家、この家族の秘密についてはまだまだ焦らされるだけでなく、何やら過去にも未解決の殺人があったようで、謎が深まるばかり。
    第三者の介入や天候など、犯人にとっては想定できない事象が多いと思うのだが、果たして目的も方法もわからない。
    何が伏線になっているのかもわからず、いよいよ暗黒館に飲み込まれてきた感じがする。

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    2026年03月28日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    いよいよ、この巨編にたどり着いた。
    本巻は、物語を大きく動かすというよりも、雰囲気をじっくり味わう印象だ。
    とはいえ、水車館の頃から気になっていた“絵”の存在や、コンディションは最悪だが河南くんの関与があるため、静かな進行であってもこれまでの館の流れを感じて引き込まれる。終盤の“宴”には、良からぬ想像をあれこれ掻き立てられた。

    現時点では、読者に挑戦するような明確な謎が提示されているわけではない。それでも、河南くんが果たす役割や、中也氏が辿る運命については気になる点が多く、伏線がたくさん張られている感覚がある。
    派手な展開は控えめだが、その分、これからの期待が高まっていく巻だった。すぐに二巻

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    2026年03月28日
  • 人間じゃない 〈完全版〉

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    眼球綺譚、深泥丘奇談、どんどん橋落ちた、患者シリーズを読んでいればさらに楽しめる内容のようです。どれも未読だったのでまた読み返したい
    ミステリなんですがゾクッとくるホラー的、幻想的表現が冴えていて綾辻先生らしい濃い短編ばかり
    7人の名探偵で拝読した「仮題·ぬえの密室」がやはり面白かった
    豪華な作家さん達が登場するなかで、最後の最後にひょっこりと顔をだすあの先生との掛け合いが素敵
    いつか作品にして欲しいような、仮題のままが良いような……

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    2026年03月27日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    表紙がとても美しい。まだ上巻のため、おもしろさを実感できていないけれど、キャラクターが生き生きとしていて、これぞ綾辻さんと思えました。各キャラに名前が芸名と本名があって、芸名は読み方も難しいし、ちょっと慣れなかったのですが、読み切ったあたりでしっくりくるように。容姿と服装への記述は大事。雪やまぬ、迷い人たちを匂わせる調度品のある館で鈴藤たちは犯人を見つけることができるのか。館外で起きた強盗殺人事件との関係も明かされると思うので、それも楽しみ。夫人と同じ顔の深月、絶対に怪しいもんね。下巻も読みます。

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    2026年03月27日
  • Another (上)

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    ネタバレ

    おもしろいから下巻も購入するけれど、学校側の判断と主人公の榊原くんの行動がよく分からない。なぜ呪いが増長するかもしれないのに3年3組に転校生を受け入れるんだ?校長先生の理解が薄いからだそうだけど、先生ぐるみの対策会が開かれて、今までも何十人も死人が出てたら思いとどまりそうなものだけど。それと、榊原くんがあそこまで見崎に固執する理由も分からない。周りから彼女には関わらないでと暗に言われているのに、話しかけ続ける。自称協調性があるわりに身勝手過ぎやしないか。自分の行動に後悔してないっぽいし。もやもやするー。

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    2026年03月26日
  • フリークス

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    おかしいのは誰か。
    自分か、相手か、読んでる読者か。
    不気味さがずっと続きながらも終わりの締め方がどの話もまとまっているので読み終わりはスッキリに近いかと思いました。
    どの話も読んでいくとどんどん何が正しいのか分からなくなってきて、全部疑うような、しかも読者への挑戦状のようで事件の結末を自然と考えながら読んでいました。
    人間は誰しもフリークス。でもそれでも良いかもしれない。
    綾辻さんの作品は館シリーズを読んでいたのでホラーよりのものを読み始めて改めて面白い!と思いました。

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    2026年03月26日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    おもしろかったです。鮎田の正体は分かったのに、館に隠された秘密はさっぱり分からず、そこは少し悔しいですが。どじすんということばや、脳髄の有無。ミステリーは雑学があった方が、色々と気づくところがあっておもしろいのかも。手持ちの館シリーズはこれで最後なので、積読本消化後に、続きを読むか考えたいと思います。

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    2026年03月23日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    本男さんが
    トラウマ級!!で紹介していて
    すぐ本屋さんに駆けつけちゃった

    1人1人が残虐な方法で消されていく
    しかもそこは逃げ場のない山の中……
    考えただけでも恐ろしいのに
    文章として理解しながら読むと
    想像力が膨らんでいってゾワゾワ…

    今回は113-114の心情がすごく好きで
    その気持ちわかるなあって共感したし
    登場人物の心情が細かく書かれているのも
    私的には凄く嬉しいポイントだった

    他の作者さんだけど中学生の時に
    いたいのいたいのとんでゆけっていう
    小説を読んで、それも細かく書かれていて
    うわあ、うう、うわあ、しか出てこなかった

    今回も同じ感情で何も変わっていないなと(笑)

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    2026年03月20日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    Anotherの外伝的立ち位置。視点が幽霊というレアな目線から進められる物語に熱中しました。とはいえ、ホラーよりもミステリ調で最後にはどんでん返しもあり、面白かった。続編の2001バージョンもいつか読みたいと思う。

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    2026年03月18日
  • 7人の名探偵

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    本格ミステリを確立した7人の作家によるアンソロジー。7人中3人は読んだことのない作家さんだったので、それぞれの特徴を知れて面白かった。この中では「毒饅頭怖い」が好みで古典な雰囲気や途中数学の問題で見たかのような推理が印象的でした。また綾辻さんの「仮題・ぬえの密室」は、他の作品と比べるとかなり特殊であり、我孫子さん、法月さん、小野不由美さんとの会話が、まるでエッセイを読んでいるかのようで興味深かったです。

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    2026年03月15日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    最後まで読んでなるほどそうなるのね....と。
    が!あまりにもグロテスクです。
    読む場所、体調に要注意。
    何度でも言いますが本当にグロテスク。
    人生で一度は考えたことあるであろう嫌な死に方ランキングみたいなものが、読み進めていくうちに更新されていきます。
    でも読みやすい。
    読み進めていくのが嫌なのにスルスルと読めてしまう。
    所々にヒントが隠されていたみたいだけど、違和感を感じつつも全然気づけなかったな。。
    登場人物では麻宮くん好きです。

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    2026年03月15日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    伏線回収凄すぎ。犯人やトリックはすぐわかる。館のトリックには驚きというか、分かるわけないだろと。まあ、伏線はしっかりあった。

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    2026年03月12日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    (備忘)最高に面白かったAnotherの続編。本編が面白かったから楽しめたけど、本作単体としてみたら正直平凡な印象だったような。。とはいえ、ボリュームそんなにないのでさらっと読めましたし、2001読む人は読んだいた方がいい一冊でした

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    2026年03月10日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    アンソロジー最終巻
    延々と続いてほしいシリーズだった

    綾辻行人「意外な犯人」
    難易度低い

    辻真先「DMがいっぱい」
    まずまず

    井上夢人「殺人トーナメント」
    ややこしい論理パズルの転用
    オチは良かった

    乾くるみ「三つの質疑」
    面白い

    法月綸太郎「挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険」
    まずまず

    白井智之「「少女」殺人事件 」
    既読 まずまず

    犬飼ねこそぎ「スフィンクスの謎かけ」
    まずまず

    森川智喜「犯人当てショートショート キーワードは黒猫」
    まずまず

    北山猛邦「竜殺しの勲章」
    強引

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    2026年03月10日
  • 奇面館の殺人(下)

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    (備忘) あくまで個人的にだけど、館シリーズは偶数巻より圧倒的に奇数巻(十角、迷路、時計、暗黒)の方が面白いので9作目の本作に結構期待してたものの、前4作に比べると正直イマイチ。。とはいっても、奇面館とタイトルの通り、登場人物全員が仮面を被ってる訳で、まあなんか色々入れ替わりを見抜く系なのかなあなんて思ってたら、想定外の仕掛けが用意されてたりして、中々楽しめた一冊でした。10作目以降出るのかなあ。。絢辻先生待ってます。

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    2026年03月09日