綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリー要素は少なくて、どっちかと言うとホラー小説を読んでる気分で面白かったです。
綾辻さん作品なこともあり、「どんでん返しとか来るのかな」と身構えて読むも、すんなりとトリックもなく終わりました。だからといって面白くないわけでもなく、逆にどんどん物語にのめり込みました。
登場人物も少ないので、わかりやすいです。
でもなんというか、主人公が思ったより他所様のおうち事情に首を突っ込みすぎだな?と思っていたのですが、そこは綾辻ワールドらしく理由がありました。
ラストは悲しい結末だなと思っていたのですが、終章でゾクゾクして終わりました。やっぱりホラー…。
最初の事件は『殺人鬼』とリンクしていると -
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購入済み
日本版そして誰もいなくなった
最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。 -
購入済み
面白かった
原作が人気小説だけあって、面白かったです!とにかく絵がすごく綺麗で、ストーリーも先が気になります。
ただ、原作と性別を変えてるキャラがいるのが残念でした。漫画以外にもドラマや映画でもよくありますが、原作の男キャラを女にするの本当にやめては欲しい。ほとんどが女キャラにする必要ゼロだし。そのキャラのファンだとすごくショックです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ新装改訂版で再読。
館シリーズとは違い、ホラーミステリな囁きシリーズ。雰囲気はAnotherに似ている。正確に言えばAnotherが似てるのかもしれないけど。
15年以上ぶりに再読。読みやすい。ただ、特に黄昏の囁きは他の囁きと比べても小粒。凄くハラハラするわけでもなく、じっとりと霧の中を歩いているような感じがする。登場人物も少なめのため、犯人はすぐにわかるかも。
(失礼かもしれないけど)重めな小説の間に挟むと丁度いいかもしれない。
改訂前の天野可淡さんの表紙、祥伝社のきたのじゅんこさんの表紙に続いて、改訂版の表紙もグッド!
祥伝社版の表紙が好きで、ジャケ買いしたのはいい思い出。 -
Posted by ブクログ
間髪入れずに、読んだ!続編…
序盤から、跳ばしていくわ。速攻や!
しかも、子供まで…情け容赦ないというのはこの事。
殺人鬼って言うと何か、もう少し計画的に知的な感じで、殺していく感じに思うけど、コイツは暴走列車みたいに、ほぼ全て力技。
こんなエグいの読んでられん!
…って言いながら、1日で読破やん。朝から読み始めて…今日、仕事やのに(ーー;)
さすが、綾辻さん!文章上手い!^^;
今回は、最後にどんでん返し!
手や足や頭の飛翔な惑わされずに、分かりました!
逆襲篇の方が、段々と殺人鬼が近づいて来て、ヒシヒシとした恐怖感があったような気がする。
また、お会いしましょ!
コイツ、不死身やし。(⌒