あらすじ
「角島青屋敷 謎の四重殺人事件」で謎の死を遂げた建築家・中村青司が「島」に建てた十角形の奇妙な館を、大学のミステリー研に所属する七人――エラリイ、ルルウ、アガサ、カー、ヴァン、ポウ、オルツィが訪れる。到着した次の日、中央ホールのテーブルに「第一の被害者」「探偵」「殺人犯」……と書かれたプレートが置かれていた。誰かの悪戯だろうと目されていたが、「第一の被害者」「第二の被害者」が次々と現実のものとなり、「島」のメンバーは否応なく「犯人探し」をすることに――。
一方、「本土」では、死んだはずの「中村青司」から手紙をもらった江南と行動を共にする島田が、「謎の四重殺人事件」の真実に迫ろうとしていた。
第22回日本ミステリー文学大賞受賞の綾辻行人と、美しさの中に影がある絵でイラストレーターとしても活躍する清原紘がタッグを組んで贈る、本格ミステリの金字塔をもとにした「コミックリメイク」!
感情タグBEST3
いよいよ物語も佳境で原作を読んで犯人は知っているけど結末がどのようにコミカライズされるか楽しみ。
清原先生の美麗かつ恐ろしいイラストがすばらしいですが、時々デフォルメされるコナンくん達がかわいい。
次巻予告の「カップに目印はなかったのか」の言葉に堂々と答えが描いてあるという2巻のシーンを見直してみたら確かにまんま描いてあった!
良作コミカライズ
今更ながら十角館の殺人がコミカライズされていることを知って1〜3巻までまとめて購入・購読しました。原作との相違は多々ありますが、絵も綺麗でストーリー運びも丁寧でとても面白いです。3巻でも次々とミス研メンバーが死んでゆく悲壮な展開が続きますが……どうあの『結末』が描かれるのか楽しみではありますね〜4巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
清原紘さんの絵が綾辻行人さんの作風に見事に合っている。
小説のコミカライズは増えてきたけれどこのシリーズが1番好きかもしれない
ちょっと耽美的な絵がじわじわと進む展開により緊迫感をもたらしてくれていると思います。