綾辻行人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始める前は最後まで読めるか心配だったけど…そんな心配いらないくらい続きが気になりすぎて思ったよりも早く読み終わった。
今まで以上におどろおどろしくて雰囲気満載な館だった。もはやホラー。住んでる人達も一癖も二癖もあって…。でもこのいかにも何か起こりそうな雰囲気がたまらない。
今回ほど真相を焦らされてヤキモキした回はない。中也じゃないけど何回「またお預けですか」と思ったことか!
館シリーズをずっと読んできた人にはたまらない小ネタも沢山。そして中也の正体が分かった時の衝撃と言ったら…!征順から彼はダリアの祝福を受けているって言われた時も鳥肌もの。中村青司はもっと偏屈な人だと思ってたよ。
この -
Posted by ブクログ
感想は下巻にて✎☡
✎︎____________
表情は人の内面を映し出す。しかし必ずしも、嬉しければ歓びの表情、怒っていれば怒りの表情⋯⋯というふうにはならない。内心がそのまま顔に表われるのはむしろ稀であって、多くの場合、そこには何らかの調整・改変が加わるものです。隠そうとしたり偽ろうとしたり、誇張しようとしてみたり。意識的に、あるいは無意識のうちにも。
そこで人は、人との対面状況において相手の〝表情を読む〟。刻々と変化する表情からその内心を推し測りつつ、みずからの対応を考える。考えている己の内面もまた、己の表情を通じて常に相手の目に晒されつづける。(p.157) -
Posted by ブクログ
推理小説の場合はカテゴリがミステリなのかサスペンスなのか迷うところだがトリックを使った探偵小説と言う定義があるとしたら館シリーズはまごうことなくミステリだ。
この本を読むのは2度目になる。
以前読んだときはさしたる感想もなかった。当時の私は森村誠一や内田康夫の推理小説ばかり読んでいたので、綾辻行人のミステリはピンとこなかった。
月日が過ぎ今年になってようやく「十角館の殺人」を読んだ。懐かしくて新しいミステリに出会った感動を覚えた。
そうそうこれこれ、これを私は求めていたんだ、と気づいた。犯人だけは覚えていたけれど、ストーリーはすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。
ぼちぼち館シリーズを読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ館シリーズ第9弾(上)
依頼を受け、鹿谷 門実が参加したのは「奇面館」での一泊二日の会合。しかも、鹿谷と瓜二つの小説家 日向 京助になりすまして。
「奇面館」では主人である影山 逸史の前では必ず、鍵つきの仮面をつけなければならない。
大雪で館が孤立する中で頭部と全ての指が切断された死体が発見される。しかも、参加者の6人は仮面が取れない状態にされてしまう。
鹿谷さんが事件に巻き込まれ、謎に迫っていく姿にワクワクが止まらない。犯人が分からないのはもちろんだけど、殺人がおこっているのに、死体が誰だか分からない。とにかく下巻が楽しみです。
以前「安藤 忠雄展」に行きました。
ジオラマなども