綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ鮎田冬馬の手記のはじめに、「如何なる虚偽の記述も挟まぬ事を、誓っておくとしよう」という記述がある。この記述通り,嘘はつかれていないのだが、読者は騙されてしまう。やはり、ここには展開のうまさや言い回しが表れているのだろう。このトリックは考えてみたら出てきそうではあるが、ここまで伏線を散りばめながらバレずに騙すというのは至難の業である。
館シリーズにおいて、探偵(鹿谷)が事件に居合わせないものが、人形館、時計館、黒猫館と続いているが、次の暗黒館ではどうなるのか。そろそろ、事件に真正面から対峙するところも見てみたい。
本作では、鮎田が運命論について言及する場面があった(392ページ)。 水車館 -
Posted by ブクログ
十角館で館シリーズにハマって、殺人鬼シリーズも通ったのに、Another読んでなかったってさあ…
Anotherだったら死んでるよ?
アニメ化当初、擦りに擦られたミームは知ってたくせに、肝心の元ネタを知らないという痛恨のやつを経て幾星霜。
ようやく読み終えました(涙)。
装丁見て、「あ〜〜ジュブナイルですかね…」とかって何となく読まなかった私の馬鹿(泣)。
「そもそもホラーはちょっと食指がね〜〜」とかもさ、三津田作品に出会ってからは言い訳にならなくなったんだからさ、もちょっと早く読んどこうよ(泣)。
めっちゃくちゃオチが綺麗にミステリーしてんだから(号泣)(嬉)。
迸る積年の後悔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子供向けの綾辻行人!と思って読みましたが真相は子供向けのわりにエグくてびっくりしました。
びっくり館に住む少年とおじいちゃん、家庭教師のお兄さん、主人公とその同級生がメイン。そのびっくり館でおじいちゃんが殺されていて…という話なのですが、まさかのまさか、びっくり館のリアル人形が少年でおじいちゃんを殺した…それを見つけた主人公たちが偽装工作をしたという設定、語り手の見えているものが真実とは限らないのは京極夏彦先生の姑獲鳥の夏でも拝見しましたが、まさかそんな設定子供向けの本でやるぅ!?!?!?その人形(人間)で腹話術をするおじいちゃんのシーンなんか、実際見ていないのに恐怖すぎてホラーよりよっぽどホ