綾辻行人のレビュー一覧

  • 暗黒館の殺人(三)

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    次々と明らかになる館の謎。もうね、全てがイカれてるよ...。排他的であることの悪いところが全部出ちゃってる。

    “視点”は一体なんなのか、誰なのか。中也と江南との関係は一体?市朗が言う「見たことのある顔」とは?まだまだ残る伏線たちを4巻でどう回収するのか、楽しみ。

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    2026年05月04日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    黒猫館という名前の由来が、風見猫や黒猫が住み着いている、というのは弱いなと読み始めは率直に思った。
    しかし、読み進めていくうちに、今作のモチーフが鏡であることが分かった。が、そこからのルイス・キャロルというのは想像外だし、それを知ってからの『黒猫館』というネーミングセンスは流石にオシャレすぎだろう。
    トリック自体はすごくワクワクするとまではいかなかったが、館自体の立ち位置がとても面白かった。
    綾辻さんの点(小説内での事象)と点(綾辻さんの知識)をつなぐ線の引き方・発想力は、どの作品を読んでも心躍らされるものがある。

    次作『暗黒館』、覚悟を決めて読みたい。

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    2026年05月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    十角館に登場した、江南が編集者になって登場。江南が当事者側に、以前のポジションに福西が入ったような形で熱くなった。エラリーと瓜生が似た役割を担っているけれど、過去の過ちを彼は思い出している。後編、どうなって行くか楽しみ。

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    2026年05月02日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    十角館に続き、(順番通りではないけど)次は時計館読みたいなドラマもあるしと思って読み始めた。

    これまた奇っ怪な造りの屋敷だなと思いながら読み進め……なんかこう、話の進みがゆっくりめだな、上巻も中盤に差し掛かってきてるけどと思っていたら。ぼろぼろと崩れだし、重要なことが明かされ始めた!それで「こうなってこう……このあたりが犯人では?」となっているのだけど、これじゃあ、あまりにも普通(?)すぎる。まだ下巻が残っている。一体どんな展開を見せられるんだろうかとドキドキしながら下巻を読もうと思います。

    上巻、最後のアレは何が起きたのか?本を読みつつドラマで映像を見るのも楽しみだ〜。

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    2026年05月02日
  • びっくり館の殺人

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    マニアの人にとっては、今までの館シリーズと比べると、ギミックが陳腐なものになっているから不評かもしれない。ただ個人的には結構ありだった。オカルトチックで謎を解明しきらないところとか。爺がきもいし子供がただ可哀そう。小学生視点でだいぶ読みやすく、このまとまった文章量で過去現在を行き来しつつ伏線回収するのはさすが。贅肉のない作品だと思う。ダイナミズムがない綾辻さんぽくないけど個人的に好きでした。読みやすさが東野圭吾っぽかった。オチで三人とも隠ぺいに乗り気だったのだけちょっと違和感。女の子側には特にバックグラウンドなさそうなのに。びっくり館と銘打っているけど、ほぼ5%くらいしかその要素がない。タイト

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    2026年05月01日
  • 奇面館の殺人(下)

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    読者への挑戦系のミステリにハマっており、今回も「さぁ、謎を解きますか」と思ってたら、うっかり犯人が指摘されるページまでめくってしまった。
    切れ目がはっきりしてなかったような…(笑)
    いや、空気を読めなかった私が悪いです!

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    2026年04月30日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    なんといっても時計館の佇まいと内装からしてワクワクさせられる。そしてやっぱり館シリーズはクローズドサークルじゃなくちゃね。

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    2026年04月30日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    館シリーズと称される殺人ミステリーの一作。
    時計塔を備え、108個の時計が時を刻む館には少女の亡霊が現れると言う。オカルト雑誌の企画で館を訪れたメンバーを次々と悲劇が襲う。犯人は一体何者なのか?

    30年以上前の作品ですが古さを感じさせないです。
    上巻を終えた時点では、犯行動機につながりそうな糸が少し見える程度で謎だらけ。作者の術中にまんまと嵌っています。下巻での怒涛の謎解きに期待。

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    2026年04月28日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    年度末の忙しさやらなにやらにかまけて、何週間も全く小説を読めてなかった状況を脱出させてくれた一作。面白いです。魅力的です。時代の息吹を感じます。美術品やら白秋やらコンティンジェント・システムやら、時代背景の風味満載のお話で徐々に厚みが増してきてからの下巻が楽しみです。

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    2026年04月15日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    どえらい仕掛けすぎて、トリックが全く想像できないが飽きずに上巻は読み終わる。
    誰が犯人なのか?!
    永遠の死が関係はあるんだろうし、伊波伊世子のイヤホンは盗聴器?と気になりながら下巻へ。

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    2026年04月15日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    なんともおぞましい物語である。ただこの物語の語り手にトリックが備わっている事は容易に想像できたが、こういう事だとは。館シリーズの集大成と思っていたが、原点であったということか。
    中也の物語としてこれ以上のものは書けないであろう。最後に明かされる真実にカタルシスを覚える。

    とはいえキーとなる視点、それを夢で見ていたという展開はアンフェアではある。綾辻さんらしくはあるが。
    あと鹿谷さんの活躍はもう少し欲しかった。

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    2026年04月12日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    覚醒編を読んで耐性がついたのか、グロシーンを読んでも怯みづらくなりました。相変わらずグロシーンはありますが、すらすら読み進められました。殺人鬼の正体など分かりそうでわからない焦らしがとてもドキドキして楽しかったです。

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    2026年04月04日
  • びっくり館の殺人

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    館シリーズというのは十角館の殺人しか読んでないのでこれで2作目。子供向けということで読みやすかったけど子供向けとは思えない気味悪さがあってよい。叙述トリック自体にはちょっとズルさを感じてあまり好きではないのだけど、しなければいけないことという表現を使ったり、線を溝と言い直しているのに例の場面では線に戻ってたり、警察が密室を問題にしてなかったり、リリカを「」に入れてあったり、虐待の話題がやや唐突だったり、などちゃんと違和感を感じるヒントが散りばめられているのでこの作品に関しては納得感がある。

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    2026年04月02日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年04月01日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年04月01日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年04月01日
  • 奇面館の殺人(下)

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    謎解き感覚で楽しめる作品。作中に出てくる謎に挑むも全敗。なるほど、そんな考察ができたのか。なんとなくの違和感を見逃さなければ、犯人特定できたかも。

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    2026年03月31日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    スプラッター系?初めて読んだけど読んでいて辛くなるような死に方がたくさん出てきて休憩しながら読み切りました笑笑
    グロに耐えるので精一杯だったので張り巡らされている伏線に一向に気づく気配すらありませんでした!(言い訳)
    楽しい読書体験でした。

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    2026年03月30日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推

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    2026年03月29日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    いよいよ解決篇。終わってしまうのか、という寂しさを感じながらの一気読みだった。
    殺人事件そのものの謎も大変おもしろかったが、読者に仕掛けられた謎が最後に畳みかけるように明かされ、巨編でありながらも最後のスピード感と余白のある終わり方がすごい。

    これまで登場した館がチラつくことも納得の、館シリーズの基礎になる作品で、読み応えもあるしシリーズものとしての期待に応える上質なミステリだった。

    全体を通してホラーのような雰囲気があり、京極堂に解決してほしい案件だなと妄想した。

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    2026年03月28日