綾辻行人のレビュー一覧

  • 奇面館の殺人(上)

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    迷路館に似た雰囲気の世界観
    鹿谷門実が大活躍、楽しい
    でもこれが館シリーズ最後だと思うと、(今のところ)
    でも読む手は止まらないんだよなぁ

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    2024年03月15日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    「ダリアの宴」とはなんだろう?「肉」とはなんだろう?「視点」とはなんだろう?謎と疑問…そして不穏さや不気味さも深まるばかりです。

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    2024年03月14日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    角川ホラー30周年を記念して組まれた傑作短編集。失礼ながら「傑作といっても面白くない事あるよな…」と思いつつ読み始めましたが杞憂でした。この傑作集は本当に怖くて素晴らしい作品ばかり。表題作「影牢」をはじめ一級品が並びます。

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    2024年02月22日
  • 十角館の殺人(5)

    ネタバレ 購入済み

    絵が美しい

    原作既読でマンガもあると知り、無料分を読んでから全巻購入しました。ほぼ原作に忠実にマンガ化してあり、文章だけだと想像しづらいところもマンガにすると分かりやすいです。絵もとても美しいです。主要登場人物の性別が変更になってたり、今作品の発端となる事件の舞台が違っていたりはありましたが、ビジュアル的にも読者に訴えるドラマティックさにおいても変更して良かった例ではないかと個人的には思いました。この作品の小説の舞台が今から40年前近い設定ですのでマンガ化されるにあたり原作にはないスマホが出てきたり、原作者の側からみても変更があってしかるべきかと。作品上必要な要素ではありますが、登場人物の大学生がめっちゃ

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    2024年02月16日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    Anotherの本編とはまた違ったお話。本編を読んでおかないと分からないことがあるので、先に本編を読むことが大事。
    内容としてはすごく面白い。本編とこのエピソードSを全部読んでほしい。

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    2024年02月12日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    とにかくエグい!気持ち悪くなるぐらいリアルな描写!でも、リアルだからこそ想像できて、物語に引き込まれ、一気に読むことができた。

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    2024年02月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    衝撃の一行

    2024年 一冊目

    館シリーズ 第一作目 十角館の殺人
    シリーズ物だったので敬遠していた作品でしたが
    読んでよかったと思える一冊でした。

    数々の伏線回収、終盤に出てくる衝撃の一行
    本当に綺麗な締め方で出来ることなら記憶を消して再読したい作品です。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #スカッとする

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    2024年01月22日
  • 最後の記憶

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    全体を通して幻想的、と思いきや、現実的。なんて思いきや、やっぱり違う。全く予想もつかない記憶の正体とラストに寒気を感じた。繊細に揺れ動く描写がどこまでも美しい、心ゆくまでこれでもか!とくどい程に人間の心理を味わえる作品でした。

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    2024年01月16日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    この5つのストーリーの犯人をすべて当てることは不可能に近いと思うが、違和感があったり、こういう手法を使ってきそうだな、と予想したり、ダメ元で色々考えるのが楽しかった。
    普通のミステリー小説では自分の考える色々な結末の想像の中に本当の結末が含まれてしまっていてガッカリすることも少なくないため、この「絶対に当てられない楽しさ」は私にとってすごくワクワクするものだった。

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    2024年01月13日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    展開が目まぐるしく変わる

    ミステリー小説を初めて読みましたが、こんなに展開が目まぐるしく変わるのかと驚きました。後半は時間を忘れて読み進めてしまった…

    #ドキドキハラハラ

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    2024年01月12日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    まさしく傑作揃いというしかないホラーアンソロジーです。全部再読だけれどどれもこれも全部素敵すぎる一冊でした。
    なんといっても綾辻行人「バースデー・プレゼント」が最強です。これは今まで読んだすべての作品でトップ1だと思っているし、そもそも私がホラーとミステリにどっぷりハマるきっかけになった一作なので、何度繰り返し読んでも飽きることがありません。おぞましく、美しく、そしてどこかしら穏やかで静謐な印象が強く残ります。
    鈴木光司「浮遊する水」、三津田信三「集まった四人」は本当に怖くって、嫌。ホラーは怖くても楽しいと思えるものが多いのだけれど、こういう質の怖さは本当に嫌。なのだけれどもちろん大好きです。

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    2024年01月08日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    さすがのメンバーで楽しく読ませていただきました♪

    綾辻さんの読んでいて、くらくらしてくるような作品が好き(*^^*)
    新年からホラーというのも乙なものです(*^^)v

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    2024年01月03日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    mii

    購入済み

    悔しい

    様々なミステリー小説のランキングにおいて絶対的上位にあるこの作品をずっと気になっていて、この度映像化されるということで手に取りました。

    やられたーー!
    伏線は多々拾えていたのに、それをうまく繋ぎ合わせることができなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。
    叙述トリックの完全なる勝利。お見事。

    それにしても叙述トリックは文字だからこ成り立つわけだし、トリックとアリバイの中にはその時代だからこそというものがあったと思うのですが、これを今の時代にどうやって映像として成立させるんでしょう?

    小説の完成度が高かっただけに映像版がどう来るのか楽しみです。

    あと個人的に小野不由美先生のお名前を拝見してほっ

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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    2023年12月25日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    館シリーズ三作目の迷路館の殺人。
    今回は枠物語(額縁小説)の形式で書かれた物語で、内容の仕掛けの多さもあって過度にテクニカルな実験的な作品なのかなと思いました。
    違和感を覚えていたのに作中作の作者の思い通りにミスリードさせられてしまい、タネが明かされる一文でハッとさせられました。
    軽快で読みやすく読んでいて飽きないコンパクトな作品でした。
    電子書籍版には解説が載っていなくて残念です。

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    2023年12月24日
  • Another 2001(下)

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    3年前の〈災厄〉の危機を乗り越えた榊原恒一の助言をもとに、思い出し考えながら〈災厄〉に立ち向かっていく比良塚想と見崎鳴。一度止まったかと思われた〈災厄〉だったが、死の連鎖は止まらない。謎が深まっていく中、彼らはかつてないほどの〈災厄〉に巻き込まれていく。

    ストーリーに引き込まれるように一気読みで、期待を裏切らない流石の面白さでした。

    辻村深月さんの解説で、「子どもから大人になる青春のただなかには、誰も皆、乗り越えるべき〈Another〉がいる」という一歩踏み込んだ捉え方がとても印象的でした。

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    2023年12月23日
  • フリークス

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    ネタバレ

    4.5年振りに読み直した本です。当時の記憶がほぼ無くなってきたので読み返すことにしました。私は「信頼できない語り手」のいる物語がすごく好きなので、精神病棟が舞台となっているこの本は自分の予想もしなかった展開ばかりでとても面白いと思いました。日記をメインに物語が進むので読みやすく、話も短いのであっという間に読み切ることが出来ます。またこの記憶が無くなった時に読みたいです。(いつになるかな?)

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    2023年12月17日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    ダリアの宴を終え、ようやく2巻目に突入した…と思いきや、気づいたら読み終えていた。
    1巻目では、館の特徴と人物把握に時間がかかり、サクサク進まなかったが、2巻目ではどんどん物語に入り込んでいけた。
    そして入り込めば入りこむほど、館に漂う異様な雰囲気、何もかもが謎だらけの状況に置かれた”私”が常に持ち続けているであろう不安が、よりその視点に立って体感できた。
    今までの館シリーズでのエピソードもあり、怖いながらもワクワクが止まらない。
    そしていよいよある事件も起こり、なんとも恐ろしいシーンで幕を閉じた2巻。
    またしても先が気になります。
    すぐに3巻を読もうと思っています。

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    2023年12月13日
  • Another 2001(上)

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    Another、Another エピソードSの続編。夜見山北中学校3年3組に襲いかかった1997年の災厄から3年後。見崎鳴が湖畔の別荘で出会った少年、比良塚想は夜見山北中学校3年3組にいた。〈死者〉が紛れ込むことで、〈死〉に近づいてしまう現象への対策として、〈死者〉の代わりに〈いないもの〉を作るという特別な〈対策〉を講じる。

    災厄はどうなるのか、下巻が楽しみです。

    前作(特にAnotherエピソードS)読んでいないと人物関係が分からない部分が多いため、前作を読んでから本作に入ることをおすすめします。

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    2023年12月09日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    めっちゃおすすめです。
    短編集で読みやすいし、ミステリのお決まりみたいなものを感じなくて、面白い作品。
    某国民的作品のパロディがお気に入りです笑
    記憶を消して読みたい作品。

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    2023年11月16日
  • 深泥丘奇談・続

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    「もう一つの、ありうべからざる京都」の連作。
    なんでもありな、ごちゃまぜのおもちゃ箱みたいでおもしろかった。
    ホラー好きの綾辻行人全開で、楽しんで描いたような。

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    2023年11月15日