綾辻行人のレビュー一覧

  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)
    館シリーズの中でも評価が高いので、館シリーズ最後の方の楽しみにとっておこうと思っていたけど、我慢できずに読み始めてしまった。

    今までよりも登場人物が多いので、その分誰が犯人かわからなくてドキドキする。

    上巻はあっという間に終わってしまった。
    何もかもが怪しい館と集められたメンバーのの謎が少しずつ...続きを読む
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉
    これまで読んできた綾辻作品とは違う新しい切り口で、大体こんな感じだよねと勝手に思っていたイメージが本当に良い意味で裏切られた。

    そのため評価が分かれているみたいだけど、逆に自分は『黒猫館』を読んで完全に綾辻作品の虜になってしまった!

    伏線がこんなにも堂々とたくさん張り巡らされているのは初めてで、...続きを読む
  • Another (下)
    個人的には久しぶりに星5の評価。上巻に続いて一気読み。改めてこの作者の普段の作風と異なる事にびっくりしでした。

    もう一人の正体は誰だろうと予想しながら読んでましたが、よみきれなかったなぁ。というか、叙述トリックまで入れられてるとは。
    ストーリー。今年は乗り越えられたけど結局本当の部分は何も解決しな...続きを読む
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    毎回館シリーズおもしろーい!
    最初のページらへんにのってる間取り見て、夫が「雨穴さん?」って言ってたの笑った
  • Another (下)
    2024/03/26
    上巻のその後の展開が描かれた続編。
    夜見山北中の三年三組で起こる数多くの不可解な出来事は、何が原因で起きているのか、数多く起こる不審な死を食い止めて、起こらないように解決する方法はあるのだろうかと榊原恒一や見崎鳴はクラスの仲間と共に考えて行動していくのだが、その行動を上回るよう...続きを読む
  • 十角館の殺人(1)

    絵がめちゃめちゃ綺麗

    遠い昔に原作既読のはずなのですが、すっかり忘れてしまっていたので新鮮に、ドキドキしながら読みました。結構な古さの原作が今風になっていますが違和感もなくて、めちゃめちゃ良いところで1巻が終わったので続きが気になります。

    ドラマ化ということでネタバレを踏む前に原作を再読しようかな。
  • びっくり館の殺人
    殺人の真相を知ったとき素直に「びっくり」しました。そして最後の描写を考察したとき「ぞっと」しました。余談ですが、館シリーズの中でも「インターネットで検索」…できる時代になったんですね。
  • Another (上)
    2024/03/24
    オススメしてもらったミステリーの上巻。
    親の仕事の都合で夜見山北中の三年三組に転校してきた榊原恒一は転校してきてから同じクラスのミサキメイという不思議な雰囲気の女子に話しかけるようになる。
    けれども三年三組の生徒や先生までミサキメイの存在に気づいていないのか、まるで居ない人のよ...続きを読む
  • びっくり館の殺人
    他の館シリーズとは若干雰囲気が異なります。
    人を選ぶかもしれませんが、私は好きでした。

    小学生視点のなぞ解き•冒険心がどこか懐かしく、それでいてちゃんとミステリもしています。トリックが分かった後で改めて本文を見返すと、狂気じみた気持ち悪さをもう一度感じられました。再読をおすすめします。
  • 人間じゃない 〈完全版〉
    一気読み。
    ミステリーあり、ホラーありでお得感満載の短編集。
    ホラーは苦手なので基本手に取ることはないが綾辻先生と小野先生だけは別。文章からは、綺麗な映像がひろがり不思議と強さよりも郷愁や美しさを感じます。

    最後の鵺の話、すごく好きでした。京都界隈ってほんとすごい。
  • 暗黒館の殺人(四)
    最初から最後まで不穏と不快は続いた。だけどそこがいい。物語最後の真実は瞬発的な衝撃と後からじわじわくる納得感があって、不快の中に心地よさが混じるという不思議なら気持ちになりました。
  • 暗黒館の殺人(三)
    浦登家の謎は語られたけれど、まだ何というか、本質的な謎は語られていない。不穏さや不快さも増すばかりで、とにかく、続きが気になります。
  • 奇面館の殺人(下)
    面白くもあり、悲しくもあった
    現行の館シリーズが終わってしまった
    でも達成感もある
    最終作品双子館の殺人を楽しみに待つことにする
  • 暗黒館の殺人(三)
    18年前のダリアの日、浦登家初代当主玄遙が殺害された。幼少の玄児が目撃した犯人と思われる人物の失踪。浦登家の恐ろしき秘密。

    やはりあの宴で食べられていたのは人肉だったか…。しかもダリアの肉とは…。不死に魅せられた魔女と死に抗い光を嫌い、暗黒に身を寄せる「暗黒館」。奇形児が生まれてくるのも人肉を定期...続きを読む
  • 暗黒館の殺人(四)
    満足満足大満足!!
    今まで謎だったあの人の原点…全てが繋がった…!
    全ての館を訪れてきたからこそ、揺さぶられるものがある。時計館が今までで一番好きだったけど、ぶっちぎりで超えてきた暗黒館。もう大好きです(語彙力)てか私結構ガチで中也さんのこと好きだったのだが?どうしてくれる?また最初から読み直さなけ...続きを読む
  • 奇面館の殺人(上)
    迷路館に似た雰囲気の世界観
    鹿谷門実が大活躍、楽しい
    でもこれが館シリーズ最後だと思うと、(今のところ)
    でも読む手は止まらないんだよなぁ
  • 暗黒館の殺人(二)
    「ダリアの宴」とはなんだろう?「肉」とはなんだろう?「視点」とはなんだろう?謎と疑問…そして不穏さや不気味さも深まるばかりです。
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉
    館シリーズは自分もその館にいるような没入感が楽しくて大好きな作品。
    表紙イラストの怪しげな館を参考にして、水車館と登場人物を想像しながら読み進めていくワクワク感がたまらない。
    水車館はわかりやすい伏線が張ってあるけど、そこがわかっていても最後まで面白い。
    単に誰が犯人か?とか、どんでん返しに驚くとい...続きを読む
  • 暗黒館の殺人(四)
    ついに完結の第4巻です。
    前3冊が分厚かったり調度良いボリュームでしたが、これにて完結します。
    全てが明らかになりますので、まさに一気読みでした。
    完全に手が止まりませんでしたし、ここまで来るのに読んできた他の館を知っているからそこ楽しめるものがありました。
    ここまでは是非読んで頂きたいです。
    全て...続きを読む
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉
    館シリーズ3作目。
    迷路感の館という奇抜な建物が舞台。
    平面図を見て、なんじゃこりゃ〜!!と…難しすぎて書き込みたくなってしまった。難しい平面図に、これ楽しめるか?と不安になりつつ…
    やはり文字を追う目を離さない……
    作中作!!事件解決までの数々のトリック、展開。よく思いつくなぁ。解決してからもワク...続きを読む