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「ここには、何かがいる……」大学に受かり、念願の一人暮らしを始めた沖村清美が選んだアパートの一室は、どこかがおかしかった。絶えずつきまとう腐臭、部屋に残る得体の知れない足跡……。次々と起こる怪異が、清美をじわりじわりと追いつめていく。著者自身の実体験も盛り込まれたリアルすぎる恐怖。読み出したら止まらない、戦慄のノンストップ・ホラー!
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Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本が新装版を出し早速購入し読み始めたら一気読み!面白かった。怖すぎる。後味が悪すぎる。だからさらに怖い。
ハリウッド映画化で新装版が出版された為、大昔に読んだが、改めて購入し再読。内容を全く覚えていなかったが、「何か後味が悪かった気がする」ことは覚えていた。 東京に憧れ、大学入学を機に、上京した主人公だったが、夢見た都会の生活とは程遠い、郊外の古いアパートで、自己顕示欲を募らせながら過ごしていく中で、次...続きを読む々と怪異に見舞われていく。 主人公が怪異と、周囲の人間の無理解に、どんどん追いつめられていく姿が怖いというより、とても哀れだった。
怪異よりも人の無関心さとか不親切さとかに恐怖する一冊。一人暮らしを夢見た大学生がどんどん堕ちていく感じが、これは怪異の方だけど、キャバクラとかに身を落としていく感じに近いものを感じた。
夜読んで怖くないように昼間に読んだのでそんなに怖くなかった。きっとリアルに想像してしまうと怖いし映像が浮かぶ感じなので映画化されているのに納得。どんどん心身ともにボロボロになっていく主人公がひたすらかわいそう。
地方から出てきて東京で一人暮らしを始めた清美 憧れの一人暮らしを謳歌する間もなく怪異現象に襲われ 精神的にも追い詰められる。そして周りの人間があまりにも冷たすぎる
憧れの東京暮らし 清美が選んだワンルームのアパートにはじわじわと起こる怪異現象が〜都会暮らしに憧れていた女の子が気づかなかった孤立が何より怖い。そして逃げ場がなくなってゆく清美の焦燥感が生々しい。
こういうがっつりホラーを求めてたところだったので、気分的にはよかったです。しかしながら、まあよくある話だなあとは思ってはしまいました。でも、真に迫るホラー描写をこれだけ長編で展開できるのは彼女の実力なのだろうか。
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