芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「女の友情」を集めた短編集。
ドロドロした不穏な始まりから、終盤にかけて謎が解けていき、おそらくハッピーエンドと呼ばれる結末なんだと思う。
ただ私は、一般的なハッピーエンドで感じる爽やかな「良かった!」という感じよりも、砂を噛んだような嫌なザラザラ感が残ったんだよな。
それは面白くなかったということではなく、あまりにも描写がリアルで自分の心の中にある嫉妬とか、疑念とかが炙り出されるからなんだと思う。
芦沢央さんの作品は初めて読んだけど、このリアルな描写を他の本でも感じてみたくなった
私は1番最後の『正しくない言葉』が1番好きでした。
それぞれのお話に緩い繋がりがあるから、それを探すのも楽 -
Posted by ブクログ
ネタバレ見事に騙されました。このパターンのどんでん返しは結構、見てきたつもりでしたが、想像を超えていました。
姉妹や友達のように仲良く買い物している母親と娘は良く目にしますし、娘に名前やニックネームで呼ばせている母親も知っています。それだけだと、ただの微笑ましいエピソードなのかも知れませんが、娘が結婚後に子どもができた後、母親が娘をけしかけて、夫と離婚させ、母と娘で子を育てる例も何度か見てきました。そうなると、母子密着が世代を超えて続くこととなるように思います。
一卵性母娘は、問題点が見えにくいのですが、母親が自分自身の理想する生き方を、娘に投影しているという点で、やはり問題をはらんでいると思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ直木賞候補にあがっていたので。
面白かった。
さすが直木賞の候補作というべきか。
刑事を定年退職して一年半の平良正太郎の周囲で起きる事件や、
過去に関わった事件の話。
といっても話の中心は、事件そのものやその解決、犯人逮捕というよりは、
事件をめぐる人間たちの「悪意」。
保育士でもある母親が預かった子供を見失ったからと、
子供の夫がDV夫と知りながら携帯電話のGPSをONにしたり、
夫が勝手に契約してきた新居が気に入らないからと
妻が同じマンションの自殺した女性の遺書を隠したり、
電車の入り口をふさいでいたからと、
母親の抱っこ紐のバックルを外した男が、
容疑をかけられないために痴漢の容 -
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Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
こんなことになるなんて!
1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
最初の一文