芦沢央のレビュー一覧

  • 嘘と隣人

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    各編、えーーーっ‼️の連続。
    そんな、ウラのうらある⁈どんでん返しある?ほんまに起こりうる?
    すごい、と思った。深すぎる。

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    2026年04月01日
  • 嘘と隣人

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    ネタバレ

    定年退職した元刑事の正太郎。日々の暮らしのなかで昔の事件が頭をよぎったり、周囲から集まる様々な相談事をたどる中で、ふと当時とは全く違う真相が見えるー。

    物事が暗転する様は、長岡弘樹を思い出すが、決定的に違うのはすでに過去の事件であり、かつ正太郎の推測の域を出ないものであり、どうにもならないこと。また、解決した現代の事件も後味の悪いものが多い。

    「祭り」では、松島老人が殺された経緯がみえず、消化不良。徘徊していた松島老人に目撃されて?傷害致死でなく、殺意をもって?何度も読んだけど、はっきりわからず。
    ベトナム人が年上を大事にする文化で、自分より後輩でも言うことを聞いてしまう⋯というくだりが、

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    2026年03月31日
  • 嘘と隣人

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    自分を守るためのちょっとした嘘や、承認欲求から少し盛っちゃう事が思わぬ波紋を周りに起こしてた…みたいな。
    誰でも隣で起こりそうで、また自分も起こしてもおかしくないような話だった。
    短編だけど物足りなさはなかった。

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    2026年03月30日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    短編集でサクサク読み終わった。
    登場人物の、焦ったり必死だったり苦しい感情が伝わってきて、ぎゅーっとなりながら読んだ。
    特に、イヤイヤ期の娘を必死で世話するお母さんがリアルでしんどかった。
    子役のマネージャーやってる祖母の話は、最後かなりドキっとして面白かった。

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    2026年03月29日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    将棋を題材にしたミステリ短編集。
    将棋界だからこそのミステリ展開だったけど、そこから普遍的な考え方みたいなものが感じられた。『弱い者』、『ミイラ』では対局、詰め将棋の中で感じられる違和感に真剣に向き合って真相に至る。表題の『神の悪手』では、棋譜の通りに打てばアリバイが証明できるという、まさに神が用意したかのような筋書きに逆らって、棋士として無意識に棋譜から逸れる最善手を打ってしまう。なにが正しいのかは分からないが、神が用意した筋書きは人としては悪手を連ねた筋書きで、表題を見事に表しているように思った。
    また『恩返し』では、自作の駒が選ばれなかったことが「結果」ではなく、「手段」だと表現されてい

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    2026年03月28日
  • おまえレベルの話はしてない

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    出た当初にサイン本で購入したのに、読み終わる喪失感が嫌で、半年以上読まずに取っておいた本を一気読み。
    将棋界のことをこれだけ文学として昇華して書けるのはスゴイなあと感嘆。けど純文学体で書くことは読者側にとっての必然性がない気も(でも芝の心中の表現はこのほうがいいのかもだし)。
    生粋の将棋ファンとしては、棋士や観戦記者の方以外でこれだけ将棋界や棋士のことを描ける作家に感謝。(『神の悪手』はオールタイムベスト級に好き)
    なお、奨励会に興味ある人は、大崎善生『将棋の子』と合わせて読むのがオススメ。

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    2026年03月28日
  • 神様の罠

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    アンソロジーはいつも読まない作家さんの作品に出会えるのでたまに読むのですが、正直一作のクオリティがイマイチだなと思うことがたまにあって。今回は作家さんが豪華で期待も大きくなってしまいましたが、見事に期待を超えてきました。さすが!
    大山さんだけ初読み作家さんでした(ドラマでは拝見してました。)が面白い‼︎他の作品もチェックしてみたいと思います。

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    2026年03月27日
  • 罪の余白

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    女子高生がここまで堂々と大人に突っかかって来れるのかと思いましたが、内容は面白かったです。
    被害者の父がまるで加害者であるように仕向けるところなど、読みどころが沢山あって、次の展開が気になって一気読みました。
    全体的にドロドロしているので、読み終わりはあまりスッキリとはいきませんでした。

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    2026年03月26日
  • 夜の道標

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    1996年、塾経営者が殺害された事件から物語は動き出します。
    犯人の足取りが掴めぬまま2年が経過し、事件を追う窓際刑事と相棒、当たり屋をさせられている小学生とその友人、そして犯人を匿う女性。

    4人の視点が複雑に絡み合いながら進む展開。
    ​「なぜこの年代という時代設定なのか?」という疑問が浮かびますが、真相が解き明かされるにつれ、むしろこの時代だからこそ描き得た、そして成立した物語なのだと深く納得させられました。

    登場人物たちの揺れ動く心理描写が非常に巧みで、それぞれの苦しい選択や行動の理由が理解できてしまいます。

    ​タイトルの「夜の道標」という意味についても、解説にある「何が正解なのか、

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    2026年03月25日
  • 夜の道標

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    登場人物たちの心情などが細かく表現されていて、またそれがどれも納得できるというか違和感がない。それだけに何が正解だったんだろうと考えてしまう感じ。あとがきにも書いてあったけど、この夜の道標というタイトルがまたいい。

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    2026年03月25日
  • 僕の神さま

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    ゆったりとしたはじまりからの展開の変化に振り回されてどんな結末になるんだろう?と気になって一気に読んでしまった。子どもの視点での自由と不自由、限界を思い出して少し懐かしいような、切ないような気持ちになった。

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    2026年03月24日
  • 今だけのあの子

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    良い意味で裏切りのある、
    女の友情をテーマにした短編集。

    「今だけ」の友情なんだけど、その時間が未来を作っていたり、その「今だけ」が人生の集大成だったり、色々考えさせられる良い話が多かった。

    どんでん返しというほどではないが、それなりにあっと驚く仕掛けもあって、一気読みできるタイプの作品。

    イヤミスが好きな人にも優しい気持ちになれる話が好きな人にもどっちにも刺さりそうなので、万人にオススメできる良作。

    湊かなえ原作のWOWOWドラマみたいな感じで、それぞれ制作したら面白そう。

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    2026年03月21日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)を体験。本当にあるかのような展開で引き込まれた。夜一人では読みたくない…。ただ怖いだけじゃなく、怪異を論理で読み解こうとする視点(東野圭吾のガリレオっぽい)が新鮮で楽しく読めた

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    2026年03月20日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    連作の実話風ホラー短編集。直接的な霊描写が少なかったり、真相が全て明かされなかったりと人を選ぶ作品ではあるが、私は楽しめた。髪型のくだりは流石にいかがか。

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    2026年03月15日
  • 罪の余白

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    父親の娘への愛情が切なかった。絶望の中に居ても冷静に分析している親子。
    後半ラストが気になり一気読みした。

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    2026年03月15日
  • 嘘と隣人

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    読書備忘録974号。
    ★★★★。

    ものがたりの舞台が、たまプラーザからあざみ野、鷺沼あたり!
    梶ヶ谷に住んでたシンタローとしては親近感バツグン!
    コナミスポーツたまプラーザ店に毎週通って、「金妻」を地で行く妙齢の美しい女子と悶々としながら一緒に汗を流していたのが懐かしい!

    おっと、さてさて備忘録。連作短編です。

    【かくれんぼ】
    主人公の初老男性、平良正太郎。警官を引退した。妻の澄子。
    歯が痛い!たまプラーザの歯医者に。
    治療を終えて駐輪場に行くと、娘、歩美のママ友からチャリを貸してくれと。
    貸したは良いけど、借りパクちゃうやろなと。
    そして、近所の公園では事件が起きていた・・・。
    なるほ

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    2026年03月15日
  • 魂婚心中

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    途中まで読みづらいし、あまり好みではないような話ばかりだったが、最後二つの話はとても面白く評価が変わった。

    あとがきを読み芦沢央さんが女性なのを初めて知った。

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    2026年03月15日
  • 悪いものが、来ませんように

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    合間に関係者のインタビューが挟み込まれ、何らかの事件があったのだなとはわかるのだが、詳細は語られない。登場人物の距離感にも違和感を感じつつ、終盤にピースが揃って全体像が明らかになったときに、思わず「えっ」と声が出てしまった。

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    2026年03月14日
  • だから捨ててと言ったのに

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    数ページで読み終わる短編を集めたアンソロジー小説。作者が全て異なるため、話が複雑になればその分読みづらさとして認識されてしまう作者が出てしまうのは、仕方ないかもしれない。

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    2026年03月14日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ミステリー作家が描くモキュメンタリーホラー。

    知り合いから聞いた怪談、そこから広がってくる怪談の輪と思いもよらぬ共通点。最初から最後までいい味を出し続けるオカルトライター。

    ひとつひとつの怪談もほんのり恐いし、さらにそこから繋がっていく最終話もさらに恐い。

    芦沢作品の後味の悪さが存分に活かされていて最高に面白い。

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    2026年03月14日