芦沢央のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。

    さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。

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    2026年07月13日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤 穂信、方丈 貴恵、荒木 あかね、松嶋 智左、芦沢 央
    5人の人気作家によるミステリ短編集
    帯書きの「裏切り!衝撃!どんでん返し!!5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー」に惹かれて読みましたが・・・
    松嶋 智左の作品は警察小説?
    芦沢 央に至っては退職した刑事が探偵となって活躍・・・ま、面白かったけど(^_^;)
    重い話もありますが、概ね楽しめます。

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    2026年07月12日
  • 嘘と隣人

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    芦沢央さんの『嘘と隣人』を読んだ。落ち着いた端正な文体でベテランの書き手さんなのかなと思ったら、若手の、しかも女性だったので驚いた。適度な長さの短編で読みやすいのでサラッと読んで面白かったで終わってしまいそうだけれど、実は底冷えするような人間の業や闇を垣間見せる。巧い…怖い…

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    2026年07月12日
  • あなたが正しくいられたとき

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    ネタバレ

    いつものイヤミスの人間の暗黒面ではなく、誰もが疑わない日常に潜む「正義」や「正しさ」の危うさや怖さを描いている。
    二転三転して真相が明らかになった瞬間、物語の景色がガラリと変わる鮮やかな反転劇(どんでん返し)にあっと言わされる。
    最初を戸惑った刑事バディものもあるが、全編読み終えると一冊の作品集として、作者自身の言葉通りに「ごった煮」だけど「いささか苦みが強い」「不思議な味わいの料理」として楽しめた。

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    2026年07月12日
  • あなたが正しくいられたとき

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    「正しさ」をめぐる6編。最も刺さったのは「立体パズル」。子どもを殺した犯人が街にいるらしいという噂に、息子を守りたい親の「正しさ」が加速していく展開が他人事ではなく苦しい。表題作のラスト、姉の台詞にも自分の独りよがりを刺される。web小説との類似を突きつけられる「代償」もぞっとした。正義を信じることの怖さがじわじわ残る短編集。

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    2026年07月11日
  • 悪いものが、来ませんように

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    序盤は、登場人物の関係性に頭がついていかず、これはどういう関係なんだろうとずっと不思議に思いながら読んでいました。
    あまりに分からないので、また冒頭から読もうかなと思っていた矢先、
    なっちゃんのセリフでもしやとなる。中盤で気がついた時の衝撃が強い。作品の不穏な表現に引き込まれ、読むのが止まらない一冊です。歪なものが、形を変えてまた歪に連鎖しているのが衝撃です

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    2026年07月09日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    すごい読みやすい!サクサク読める!
    程よくじめっと湿っぽさがあって、
    ホラー初心者におすすめすぎ!
    ふわっとした感じも最後リアリティがあってよい!

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    2026年07月08日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    ネタバレ

    子供向けだけど大人でも十分楽しめる。
    字が大きいのも、老眼の身にはありがたい。
    自分も子供の頃は、こういった日常にヌルッと入ってくるようなのが怖かったよなぁ〜と思い出した。
    家族や友達が、あるとき別の何かに変わっていたら……とか。
    あまり怖がらせは行けないという配慮なのか、最後の2作品は怖くなく、むしろホロリとさせられる良いお話でした。

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    2026年07月08日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家による警察小説アンソロジー。この手の本は面白くないのが相場で、本作は珍しく、米澤氏と芦沢氏の作品が面白かった。両作ともそうくるかという良い意味での裏切りが秀逸。特に芦沢作品は刑事をやめた探偵ものだが、終盤までどこに着地するのか全く読めず、久しぶりに面白い短編を読んだ感じ(先日読んだ芦沢作品短編集は今一つだったが)。松嶋氏の「ヤギノメ」シリーズは面白いのだが、本作は今一つ。

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    2026年07月06日
  • 嘘と隣人

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    警察を定年退職した主人公が、日常のちょっとした事件を解決する短編作品。
    私自身はあまり短編は読まないけど、珍しくこれはどの話も面白かった!笑
    一気読み!
    最後に必ず想像と違う「えっ⁈」となる事実があり、久しぶりに面白い短編集に出会った感じ。
    さくさく読めてお勧めです!

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    2026年07月06日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    ネタバレ

    おもしろかった。どれもめっちゃよくできてる。
    「目撃者はいなかった」、ありそうなミスとありそうな誤魔化しの積み重ねがやたらリアルで、読んでて苦しくなった。ザ・イヤミスって感じ。
    「姉のように」はちゃんとしたどんでん返しで、最後にうわぁそっちか〜となる気持ちよさがあった。
    「許されようとは思いません」は他にないちょっとほっこりエンドだったので、これが最後に収録されてるのはとてもナイスだと思う。読後感良かった。

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    2026年07月04日
  • 悪いものが、来ませんように

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    もう芦沢さんには騙されない!そう思って読み始めても、騙される。解説にそう書いてあったけれど、全くもってその通りだった。この人の想像力は計り知れないな〜とつくづく。

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    2026年07月04日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    どこまでが実話で、どこからがフィクションなのか分からない怖さがずっとある。短編集かと思ったらすべてに繋がりが見えてきたり。ホラー苦手な私にはこのくらいが読めるギリギリのラインかもしれない。

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    2026年07月03日
  • 悪いものが、来ませんように

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    最後の最後まで騙されました…!!
    真実を知った上でもう一度読むのも、真実を知っているからこその新しい発見があって楽しかったです。
    私が芦沢央さんの作品にハマるきっかけになった思い出の一冊です。

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    2026年06月30日
  • あなたが正しくいられたとき

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    正しさの角度がそれぞれの短編集によって違くて面白かった。個人的には本のタイトルになってる話が1番好き。芦沢央さんの作品は初めてだったので、他のものも読みたくなった。

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    2026年06月29日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    覚めたくてもなかなか覚めることができない夢を渡り歩くような読み心地だった。

    解説でそう解釈していたように、この言葉がぴったりくる。どこで汚れた手を拭けばよかったのだろうかと後悔をしてしまう。でもどの物語の主人公の行動も分からなくは無いんだよ、だからこそ誰にでも起こってしまう可能性がある どうしたらよかったんだろうな

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    2026年06月29日
  • バック・ステージ

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    舞台の周辺の物語を描きながら中心の物語のラストのオチも含めていい作品でした。

    3263冊
    今年162冊目

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    2026年06月29日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    確かに読む手が止まらなくなる
    オカルト現象と言われる科学では解明できない不思議な事
    「交差点に供えてある花にむやみに手を合わせてばいけない関わりのなかった死者との縁を自ら作ることになってしまう」と
    見える人感じる人から助言を受けてる場面ではそんな身近な些細なことで霊を引き寄せてしまうことがあるのかとゾッとした
    読み終わった時にため息が出てしまった

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    2026年06月27日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    めちゃ面白かった。不気味なエピソードがてんこ盛り。
    なんか面白くないってコメントが散見されてたけどジブンはそんなことなかったです。最初から最後まで大満足の一冊でした。

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    2026年06月27日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    こんなにたくさん伏線があったのに全然気が付きませんでした…!この騙される感じ、好きです。もう完全に信じ切ってたので「紗英、私の可愛い娘。私の大事な娘」って書いてあっても、娘と思うくらい大事に思ってるんだねえ…という感想しか出てこないくらいわかんなかったです笑

    仕事ではなくボランティア、カサついた肌と白髪、子どもを見るのは一人も二人も変わらない、大志が奈津子をすんなり家に入れたなどなど、なんの気無しに読んでましたが思い返すとなるほどです…!

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    2026年06月27日