芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編集。
結末がモヤモヤする話ばかりでした。だいぶ前、オダギリジョーさん出演で確かクレジットカードのテレビのCMで「どっち⁉︎、続きはwebで⁉︎」というのがあったと思うんだけど、まさにそんな感じ。私は、「結局どっちなの?」とモヤモヤイライラしてしまいました。でも全部面白かったです。あとがきも面白いと思います。
真相は当事者でないと分からないよね、というのが読んでて思いました。周りがガヤガヤ言ったところで、どうにもできない。解決できない。
私はイヤミスは好きではないので、あまり手に取らないです。でもガッツリイヤミスは無理だけど、チョイイヤミスは読めるので、たまに読んでます。最近イヤミス系 -
Posted by ブクログ
裏切りの捜査線
警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。
お見通し 米澤穂信
有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。
メゾン・イ -
Posted by ブクログ
ネタバレデビュー作でこのインパクトすごい。
芦沢央の作品、3冊目だけど私はこの人の作品好きなんだなと確信した。
プロローグからいきなり加奈が転落死するところで
まず心を掴まれ、しばらく読み進み、
30pの咲の"形よく膨らんだ大きな乳房、しっかりとくびれた腰、むだ毛の処理を欠かさない滑らかな肌──それらは既に母親が失ってしまった財産だと、咲は知っている。だから、見せつける。ねえ、お母さん。綺麗でしょう? まだまだ子どもだと思っているようだけど、私はもう、子どもじゃない。"
の部分がもうほんっとうに性格悪くて嫌な奴で
でもそこがリアルで、心鷲掴み。
胸糞だけどページを捲る手が止ま -
Posted by ブクログ
ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。
さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。