芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
待ち合わせの間に訪れた本屋で、サイン本を見つけて衝動買いした本です。
タイトルも表紙のデザインも印象的です。そして、なんというか、呼吸がしにくくなるような小説でした。どの登場人物にも親しみが湧かず、それでいてどの人物の感情も(横暴としか言いようのないような誉田の想いさえ)よくわかるような妙な心持ちがしました。バレエの公演や練習風景など自分には全く馴染みがないのに、飛び散る汗まで見えるようでした。
先が気になって一気読みしましたが、最後はあっけなく感じました。また、主要な登場人物である女性2名、あゆ子と有美の読み分けがしにくく、途中混同してしまうことがありました。
ただ、誉田が誠に言った『言えな -
Posted by ブクログ
いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女性がいると聞かされており、気合いが入っての参加だ。
行ってみると、この世の人かと思うような素晴らしい女性ばかり。それどころか、皆河瀬に好意的に話をかけてくる。
しかし後にあとの4人は、お付き合いを避けた方がよい人たちだとわかる。
名前を聞いておらず、いろいろな情報から赤い糸で結ばれるべき女性を推理し