芦沢央のレビュー一覧

  • いつかの人質

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    冒頭からめちゃめちゃ面白くて引き込まれたけど
    読み進めているうちに失速

    最初にだいぶ期待してしまった分
    ちょっと物足りなかったかも
    でも、真相が気になって気になって

    ただ、目の見えない愛子目線のシーンは
    手に汗握る…
    そこは完全に闇の世界が描かれているので
    視界の情報がない分、読み手もかなりの恐怖を感じる

    もっとあの時にこうなっていたら。。。
    というイヤミスは多いけど、
    よくこんなシナリオが書けたな~と思う

    芹沢央さん作品引き続き楽しみます

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    2023年02月07日
  • カインは言わなかった

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    バレエもの、小説だと秋吉理香子作ジゼル、映画だとブラックスワンがあるが、とても厳しい世界を描いてるというのは共通してる。今作は視点が何人かの登場人物によって変わっていく群像劇、最後にどう結び付いていくのかわからないし、緊張感があった。これまでの芦沢央作ともまた違う印象がある。衝撃の結末かというとそんなものではないと思うが、エピローグがまた良かった。

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    2023年01月15日
  • カインは言わなかった

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    カインは言わなかった…か。
    カインとアベルを頭の隅に置いて読み進めると最後はタイトルの意味が分かってくる。
    ストーリーは誉田に語らせないことで不信感を持ち、含みが出来てくる。
    この心情が効果的で、読み進まされた感がある。
    ラストまで気を抜くことなく繋げてきたな、と。

    しかし、人物描写はもっと突き詰めてもいいかな、
    浅いとは言わないが、もう少し濃さが欲しかった。

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    2022年12月22日
  • 本格王2022

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    ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!

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    2022年12月18日
  • いつかの人質

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    人物ごとの視点で話が進む。この先どうなるんだろうと思ったところで、違う人物の視点に移る。そのため先が気になって、なかなか中断できない。最後まで勢いがあった。

    文庫版で読んだが、単行本とはラストが変わっているという。同じ物語でも、ラストが違えば話全体の印象が変わるだろうから、2度目は原作の単行本で読むのもおもしろそう。

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    2022年12月08日
  • カインは言わなかった

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    これまで読んだ作者の作品はトリックや謎解きに重きを置いた作品が多く、その分人間の描き方に物足りなさがあった。直木賞候補になった時も選考委員の評はその点を指摘したものが多かったように思う。それがあったからかはわからないがこの作品は謎や伏線よりも人間を描くことにこだわった力作のように感じた。特にバレエのような感性に左右される題材を物語の舞台にするのはなかなか難しいのではないかと思うがそこに果敢に挑戦してるのは評価できると思う。

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    2022年11月03日
  • カインは言わなかった

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    待ち合わせの間に訪れた本屋で、サイン本を見つけて衝動買いした本です。
    タイトルも表紙のデザインも印象的です。そして、なんというか、呼吸がしにくくなるような小説でした。どの登場人物にも親しみが湧かず、それでいてどの人物の感情も(横暴としか言いようのないような誉田の想いさえ)よくわかるような妙な心持ちがしました。バレエの公演や練習風景など自分には全く馴染みがないのに、飛び散る汗まで見えるようでした。
    先が気になって一気読みしましたが、最後はあっけなく感じました。また、主要な登場人物である女性2名、あゆ子と有美の読み分けがしにくく、途中混同してしまうことがありました。
    ただ、誉田が誠に言った『言えな

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    2022年10月31日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    凪良ゆうさん目当てで読んだが、一番面白かったのは芹沢央さんの「この世界には間違いが7つある」。
    タイトルを見れば確かにそうなんだけど、登場人物?の推理小説感がそこを気づかせない。2度読みしてしまった。

    凪良ゆうさんの「表面張力」は、キャラクターに惹かれたが、内容としてはあまり好みではなかった。シリーズものなら読んでみたいな。

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    2022年10月29日
  • カインは言わなかった

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    友人に借りた本。
    いつもは手に取らない本を読むのは新鮮である。

    芸術の世界には明確な点数は存在せず、主観的な好みも評価を大きく左右する。まさに選ぶ側は神様の如き存在だ。それに翻弄されるダンサー達、選ばれてもなお苦しむ者、選ばれずにもがく者、そして凡人。

    神に選ばれるのは幸せなことなのか、選択に主観が絡むと感じられる以上、選ばれた者は「神」との間に精神的な繋がりを感じるはずだ。それが突き放された時にどうなるか…そこが本書の見どころであった。

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    2022年10月26日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

    購入済み

    読みやすい

    テレビで勧めてたので読んでみました。
    芦沢央さんの本は初めて読むのですが、
    とても読みやすく面白かったです。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年09月16日
  • カインは言わなかった

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    登場人物の1人1人の感情にしんどい物があるなと思いながら読みました。最後は何かスッキリする物がなくだからこそ後を引く作品だと思った。

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    2022年09月13日
  • 貘の耳たぶ

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    面白くて一気読みした。

    繭子の自分を犠牲にした母性もわかる気がしたし、郁恵の気持ちも痛いほど分かった。

    普段、育児にかかる手間を厭うていた気持ちを、正してもらえた気がした。

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    2022年09月03日
  • カインは言わなかった

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    読み出したらすぐその世界に引き込まれて、次は?次はどうなる?この話、どうやって落ちるの?と気になって仕方なくて一気に読んでしまった。
    それぞれの登場人物の背景、行動、言動がこのあと何かを起こさせるような不穏な展開。
    でも結末まで読み進めて、芸術という分野に知識のない私はよく理解できず、そうなのか、な。そうなんだろうな。という程度にしか感じ取れなかったのが残念。

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    2022年08月28日
  • 本格王2022

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    いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
    決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
    特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
    冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女性がいると聞かされており、気合いが入っての参加だ。
    行ってみると、この世の人かと思うような素晴らしい女性ばかり。それどころか、皆河瀬に好意的に話をかけてくる。
    しかし後にあとの4人は、お付き合いを避けた方がよい人たちだとわかる。
    名前を聞いておらず、いろいろな情報から赤い糸で結ばれるべき女性を推理し

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    2022年08月26日
  • カインは言わなかった

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    事実は明確に描かれるけど人物の心情や関係性については曖昧にしか描かれないから、全体的にスッキリする読後感ではない。でも不思議と心に沈んで残る感覚。誉田と豪という2人の『神』に魅せられつつ破滅させられていく人たちの気持ちが痛いほどわかる

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    2022年08月21日
  • カインは言わなかった

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    ついどんでん返しを期待してしまっていたけれど
    それが気にならなくなるほど引き込まれた。

    認められたい、特別な存在になりたいと誰もが思っているけれど、その方法は手探りしかない。
    どうしてあの人が、という思いは誰しも持っている。

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    2022年08月14日
  • 貘の耳たぶ

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    ネタバレ

    赤ちゃんの取り違え。
    皆が辛い結末。わかった以上交換するのも辛い。しないのも辛い。子供も親も辛い。
    仮にここで発覚しなかったとしても、やっぱり子供はこの先の人生でなんかしっくりこないことがあったりしたのかな。
    その後が気になる。辛いことがあった分、幸せな人生を送って欲しいけど。

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    2022年07月31日
  • 本格王2022

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    初めて読む作家さんの作品に触れられて良かった。本格王と言うだけあって難しく何度も戻って読んだものも、、道尾秀介の眠らない刑事と犬が1番好き。

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    2022年07月09日
  • 悪いものが、来ませんように

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    違和感の正体は? この小説は、叙述トリックのサスペンスです。ミステリーと書かない理由は、犯人は早々にわかってしまうからです。ここまで書いてしまっても、ネタバレにはなりません。なぜなら、ほとんどの人は騙されてしまうからです。読むと最初から違和感があるのですが、違和感が解消された時に、このタイトルの意味するところがわかります。

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    2025年12月21日
  • いつかの人質

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    ネタバレ

    人間の怖さを描くのが得意な芦沢さん。
    読みやすくて展開もはやい。
    犯人側の人間は身勝手の極み。自己中心的…

    最初の章では意図としない不運なことが立て続けに起こって運命って恐ろしいなと思ったけどなんだか犯罪者の気質みたいなものが元々ある親子なんだろうなと思った

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    2023年01月09日