芦沢央のレビュー一覧

  • 僕の神さま

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    ネタバレ

    1章で感動してたら次の章から突き落とされた。
    虐待許さない。

    好きじゃない相手でも生理関係は女同士で助け合うのあるあるだよね〜!

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    2024年11月19日
  • 猫ミス!

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    今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。

    ただ、
    ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
    ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。

    後半の作品が特に楽しかった。
    個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
    『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。

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    ↓以下、大まかなあらすじ。

    ●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
    ⇒日常ほんわか系。
    まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
    カラス(キング)との戦い。

    ●秋吉理香子『呪い』
    ⇒日常~イヤミスへ。
    猫好きな大学生…ぼ

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    2024年11月12日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    将棋はまったくわかりませんが、それにまつわる人々の心情が、痛いほど伝わってきました。自分自身がその場面に出くわした時のように、一番辛い未来はどんなものなかの、何通りもの先を想像して、不安が押し寄せる。といった感じの繰り返しで、疲れました(笑)

    将棋がわかるともっと面白いんでしょうか。将棋が楽しめる能力が欲しかったです。

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    2024年11月10日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    読み友さんが読んでいて気になっていた本、作家さんが有力者揃い。芦沢作品は既読だったのでスルー。辻堂作品「十四時間の空の旅」は高校1年女子の尖った行動と周りのホンワカ家族のお話。父親の仕事で小学校で海外転向を余儀なくされ、また高校1年で日本に帰国する1人旅。その日本へのフライトはビジネスクラス。ドキドキ感の中で色んなハプニングが襲う。サングラス+黒尽くめの男が!オチは笑えた。城平 作品「これは運命ではない」はオチがわからなかったのがフラストレーション。阿津川作品「成人式とタイムカプセル」はさすがの内容。④

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    2024年10月30日
  • 僕の神さま

    匿名

    購入済み

    神様と呼ばれる小学生、落ち着いていて賢くて優しくて、色んな謎を解き明かしてくれる。大人でもそんな人なかなかいない、大人になった彼らも見てみたい。

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    2024年10月04日
  • 本格王2022

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    短編って
    全てのストーリーが面白いってないですね。
    ひとりひとりの作家は
    それぞれ面白くて好きなのに…
    読む側の集中力の問題でしょうか?

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    2024年09月07日
  • いつかの人質

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    久しぶりにしっかり長編が読めて
    のめり込んで一気に読みました。

    長編には長編の良さがある!
    愛子の気持ち、出来事を考えると苦しく
    幸せを願わずにはいられない。

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    2024年08月21日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    密室にまつわる5編の作品が載っている。
    第一話は「このトリックの問題点」。密室事件にまつわる白玖の推理と俺(真中)の、麦ちゃんをめぐる突飛な行動が面白い。
    第二話は「大叔母のこと」。すでに亡くなっている天才ケーキ職人だった大叔母が残したもの(遺産)を主人公である女性とその彼氏の二人で、密室での盗難事件を解いていく。
    第三話は「神秘の彼女」。突然枕元に現れた盧遮那仏像の話。現実と夢が交錯する。同室の玄馬先輩の仮想の彼女と工学部の美人女子大生鴻巣の意外な関わりが面白い。
    第四話は「薄着の女」。女優として少しずつ仕事が増えていく中で、過去の繫がりが引き起こした殺人事件。どう逃げ切るか。
    第五話は「世

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    2024年08月21日
  • 僕の神さま

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    ネタバレ

    主に小学校が舞台の日常系ミステリ連作短編で、全四章+エピローグの構成。

    第一章は亡くなった祖母が作った桜茶をダメにしちゃった主人公が、自らそれを作って祖父に飲んでもらったら、祖父が体調をくずしちゃう、という内容。

    途中、子猫の存在が絡んでくるところに少し違和感を覚えましたが、祖父の体調不良の原因に絡んできて納得。しかし真の原因は……題材的に友井羊さんの「スイーツレシピで謎解きを」を連想させられました。

    第二章はクラスメイトの川上さんに関するエピソードが二つ。一つは同じクラスの女子に突然バケツの水を浴びせられるお話。もう一つは父親のパチンコ通いをやめさせる話。

    バケツの水の件は、偶然タイ

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    2024年08月15日
  • 僕の神さま

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    小学五年生の"僕"と、同じクラスの友人で色々な謎や相談事を解き明かしてくれることからみんなから"神さま"と呼ばれる水谷くん。
    日常の謎や学校の噂、クラスメイトの困り事を解く連作ミステリー。

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    2024年08月10日
  • 貘の耳たぶ

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    ネタバレ

    繭子に自然分娩以外を否定的に伝えてしまった助産院は非常に罪な事を言ってしまったと思う。その一方で郁絵の義母が言った、帝王切開での出産は赤ん坊へのリスクを母親が引き受けてあげるのだといった肯定的な言葉を繭子が聞いていたらどうだったのか。
    繭子と郁絵はそれぞれに悩みを抱えながら子育てに邁進しており、頭が下がる思いで読んだ。ハッピーエンドになることはないと分かっていてもどこかに皆が幸せと感じる落とし所はないかと読み終わった今でも思わずにはいられない。
    繭子も郁絵も素敵な母親であったと思う。

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    2024年08月05日
  • 僕の神さま

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    最初は、おじいちゃんと孫が出てきて、二人とも優しそうな感じだったので、ほんわかほほえましい話かなと思ってい読み進めてました。でも、桜茶を勝手に入れ替えるところから一気に不穏な雰囲気になってきて、どうなっちゃうのと思いながら結局最後まで重かったです。やっぱり、戦争のくだりは、深く考えざるを得ないですね。

    小学5年生の子供が、ここまで考えていたら、人生生き辛いだろうなと同情します。「僕」の成長物語だと、解説には書いてありましたが、誰しもがたどり着く解答ではないです。11歳という年齢に、どんな意味があったのかは、わかりませんでした。

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    2024年07月20日
  • 貘の耳たぶ

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    出産後の、最初に我が子を見た時に「もう逃れられない、この子の人生に全責任を持たなければならない」とその責任の重さに押しつぶされそうになったことを思い出す。

    2人の母親の気持ちを丁寧に描写してあり、唸らされる。
    後半、物語がうねり始めると、読んでいる私もそのうねりに飲み込まれてしまった。

    読み応えがある一冊だった。

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    2024年07月19日
  • 僕の神さま

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    こども✖️謎解きミステリーと聞いて、この結末を想像できる人はどのくらいいるのだろうかと本を閉じて考えてしまった。こどもならではの純粋さゆえにあらゆる出来事が誤魔化しなくむき出しになっていて、それが時には残酷に日常に存在している。タイトルである「僕の神さま」が、読後、異なる意味に聞こえてくる。こどもであることのせつなさや、精神的に大人になることのせつなさを感じた。

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    2024年07月15日
  • いつかの人質

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    幼いころに階段から落ちて視力を失った愛子。
    そのときは親とはぐれ親切にしてくれた母娘にくっついて行ってしまったことからの事故だった。
    そして友達と行ったライブ会場で視力がないために騙されて誘拐されてしまう。見えないままの愛子の感覚で状況が描かれているせいか、不安感が強くなった。
    幼少期の愛子とはぐれた母親、事故に立ち会ってしまった母娘の心境、本筋の事件の脇にある人の心や状況がどこかいびつ。でもその状況になったら誰でもそのいびつさに囚われるのではないか。
    この世はいびつな気持ちの運用で流れているから。
    予定調和でものごとが流れない苦しさがとても面白いと思った。

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    2024年07月06日
  • 貘の耳たぶ

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    きっと繭子の気持ちをわからないと切り捨てられる人は、強い人。精神の不安定の末の行動は理屈じゃない。嫉妬や自尊心の揺らぎ、生々しい慟哭のような心理描写。2人の主人公それぞれの、弱さと強さ両面を捉えながら描かれていく。

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    2024年07月03日
  • カインは言わなかった

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    幼少期からプロを目指してバレエを習い、尊敬する恩師に才能を見限られ続けてきた私が読むと、もう本当に叫んで逃げ出したくなる情景ばかり。最後まで灰色の薄靄の中でストーリーが進み、終盤に漸く救いが見える。私は今でも貴女に憧れと畏怖と憎しみを抱いています。

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    2024年07月03日
  • いつかの人質

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    どんな風に感想を書こうとも、詳しく感想を書こうと思うとどうしてもネタバレになってしまう。

    が、これをネタバレしてしまうと面白みがないだろうから、極力ネタバレをしないで感想を書きたい。

    本文が終わった後の解説で瀧井朝世さんが書き出しに、
    『芦沢央は、「逆算する」という。
    トリックや動機を考えて、そこに向かって逆算して、物語を作り上げていくのだそうだ。』
    と書かれていましたが、まさにその通りの本でした。

    読んでいて違和感がなく、とぅるんと喉元を通り過ぎるゼリーのように入ってくる文章。
    伏線にクセがなく、明かされる真実に無理がない。

    この“明かされる真実”がこの本最大のネタバレになる部分なの

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    2024年06月29日
  • 神様の罠

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    コロナ禍を舞台にそれぞれの作家さんの罠に楽しくハマれるアンソロジー
    特に乾くるみさんは初読みでしたが、張り巡らされた罠があまりにも自然すぎて真相がわかった時は思わず「えっ!」と声が出たほど
    他の作品も読んでみたくなりました!
    コロナ禍の息苦しい感じも思い出しました

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    2024年06月01日
  • 僕の神さま

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    僕が頼りにしてしまうのは、みんなから「神さま」と呼ばれている水谷くんだ。
    桜漬けの瓶を僕の不注意で落としてしまい、楽しみにしている祖父にどう取り繕うかと相談したのは、水谷くんで…。
    この第一話から気になる謎解きだと読み進めていくと第二話からは、転校して行った川上さんの少し重い話になり、第三話、第四話といろいろな出来事を挟みながらも川上さんのことにも繋がる連作短篇になっている。

    小学生らしからぬ水谷くんの洞察力に驚く。
    それだけではなく人の感情も読みとることができ、どのようにすれば良いのかを瞬時に判断している。
    小学五年生なのにとても冷静でもあり、軽い謎解きと思えない。





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    2024年05月22日