芦沢央のレビュー一覧

  • 悪いものが、来ませんように

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    最後の最後まで騙されました…!!
    真実を知った上でもう一度読むのも、真実を知っているからこその新しい発見があって楽しかったです。
    私が芦沢央さんの作品にハマるきっかけになった思い出の一冊です。

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    2026年06月30日
  • バック・ステージ

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    舞台の周辺の物語を描きながら中心の物語のラストのオチも含めていい作品でした。

    3263冊
    今年162冊目

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    2026年06月29日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    確かに読む手が止まらなくなる
    オカルト現象と言われる科学では解明できない不思議な事
    「交差点に供えてある花にむやみに手を合わせてばいけない関わりのなかった死者との縁を自ら作ることになってしまう」と
    見える人感じる人から助言を受けてる場面ではそんな身近な些細なことで霊を引き寄せてしまうことがあるのかとゾッとした
    読み終わった時にため息が出てしまった

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    2026年06月27日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    こんなにたくさん伏線があったのに全然気が付きませんでした…!この騙される感じ、好きです。もう完全に信じ切ってたので「紗英、私の可愛い娘。私の大事な娘」って書いてあっても、娘と思うくらい大事に思ってるんだねえ…という感想しか出てこないくらいわかんなかったです笑

    仕事ではなくボランティア、カサついた肌と白髪、子どもを見るのは一人も二人も変わらない、大志が奈津子をすんなり家に入れたなどなど、なんの気無しに読んでましたが思い返すとなるほどです…!

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    2026年06月27日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    著者と出版社が一体になって読者を怖がらせにきているのが、斬新。どこまでがフィクションでどこまでか創作かわからないことで、すごくゾクゾクとさせられる恐怖感がある。あとがきや、カバーの染み、そして出版社の住所なんかまでも作り込まれていて、一冊かけて読者を話に引き込んでいる感じがすごい。だからこそ、現実に全てが起きていそうで怖い。
    ミステリー要素もしっかりと納得で、満足度が高い。

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    2026年06月24日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。

    このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。


    米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識しているのだが、肌に合わないのか、これまで1冊しか読んだことが無い。さてこの短編。謎解きはよく解るし、警察小説としての雰囲気も良いのだが、言い回しというか文章がイマイチで損をしている。★★★★

    方丈貴恵『メゾン・イニッシュの怪』。初読み作家。オカルトチックな雰囲気のある警察小説だったが、偶然ばかりが重なり、今ひとつ面白さは無かった。最後の最後までオカルトで突っ走った方が良かったのでは。★★★

    荒木あかね『プライドの隙間』。史上最年少で第68回江戸川乱歩賞という『此の世の果ての殺人』は面白かったのだが、次作の『ちぎれた鎖と光の切れ端』が『Z世代のアガサ・クリスティによる超絶技巧の本格ミステリ』という物凄いキャッチコピーで紹介されていたので、昭和世代ど真ん中の還暦ジジイで普通の読書好きには敷居が高く、腰が引けて手を出せなかった。警察のような旧態然とした組織では虐めなどで心を病む警察官も居るようだ。自分が10年ほど暮らしている福島県でも、何度か警察官の拳銃自殺のニュースは耳にしている。しかし、警察官の拳銃自殺のニュースは第一報くらいで、自殺の理由などの続報が報じられることは殆んど無い。報道機関に圧力を掛けた一種の組織的な隠蔽なのかも知れない。署内の男子トイレで発生した若手警察官の拳銃自殺。あろうことか自殺に使用した拳銃が何者かにより持ち去られていた。★★★★

    松嶋智左『家につく猫』。元警察官で白バイ隊員という異色の経歴に興味を持ち、デビュー作からしばらく追い掛けていたのだが、最近はご無沙汰している。『刑事ヤギノメ』シリーズからの1編である。このアンソロジーの中では最も警察小説らしく、時系列を反転させた構成も見事で、面白かった。いきなり拉致され、農家の納屋に監禁された2人の警察官。納屋の中には腹を刺され、瀕死状態の男性が横たわっていた。★★★★★

    芦沢央『コールバック』。著者サイン入り本ということで購入した『火のないところに煙は』がイマイチだったので、以来読んだことが無かった。このアンソロジーでは唯一の探偵小説であった。中学生の虐めと心無い悪戯により苦しめられる人びとが描かれる。最近の虐めは陰惨極まりない。度々、虐めによる殺人まで起きているのだ。ネットやゲームといったバーチャルな世界でしか遊んだことが無い現代の子供たちは、現実世界で加減するということを知らないのではないかと思う。★★★

    本体価格800円
    ★★★★

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    2026年06月24日
  • 夜の道標

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    この作者さんの作品で初めて良いと思った作品。重いテーマを題材にしつつも、軽く読み進めさせてくれる筆力に驚かされた。苦しい苦しい話だが、最後へ向かって救いのあるストーリー展開にホッとさせられた。
    何だか少し東野圭吾っぽさがあったな。

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    2026年06月22日
  • バック・ステージ

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    ネタバレ

    パワハラ上司の不正の証拠を掴みたい先輩社員康子と
    その片棒を担ぐハメになってしまった新入社員の松尾。
    2人は紆余曲折の末、自社がプロモーションする開演直前の舞台に辿り着く。

    劇場周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーや
    役者に届いた脅迫状など、4つの事件が起きていた。

    それぞれ全く無関係のはずなのに、康子たちの行動で少しずつ繋がって。
    バラバラのピースが予測不能のラストに導く、驚嘆の痛快ミステリ。

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    短編集かと思いきや、最後まで読むと全部が繋がっていたお話。
    とまぁ、簡単に言えばそうやねんけど、これを書けることがすごい。

    繋がってなくても、短編1つ1つは引き込まれると言うか、何の違和感もなく、スラスラと読める感じ。

    何も解決してなくて次の章に移っても読みやすく面白かった。
    経験してなくても、今後経験することなくても、想像できる。
    なんか雰囲気が文章からでも伝わってくる。

    第一幕「息子の親友」に関しては、どう繋がってたのか理解できず、わからんままで終わった。
    読み返しても繋がりがわからんまま。

    ただ、この第一幕以外は繋がりがわかり、最後にいけばいくほど、どんどん最初の2人の行動はよりリアルになってて、面白かった。

    それぞれの短編で言えば、その時の主人公が、今までの人生や自分の性格、行動を改めて考えさせられ、かつ、これからはもっと自分を信じて前を向いて歩かなければ、という思いにもなってる気がして、1つ1つのお話も面白かった。

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    2026年06月20日
  • 罪の余白

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    胸の奥が締め付けられる感覚に何度も陥らされました。
    いじめを受ける心境、その父親の心境、それを支える心境、加害者となる側の心境、、、。
    それぞれの立場に立って罪は何かを突きつけられる、没入感の強い小説でした。
    読む人によってはかなりセンシティブになりうるので、注意が必要かもしれません。

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    2026年06月20日
  • おまえレベルの話はしてない

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    思ってた内容とは違ったけど、おもしろかった!!将棋界にこうゆう人たちほんとに居るやろうなぁと思うと入りやすかったし興味深かった。
    芦沢央さんの人間性描いた作品、すきやなぁ。

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    2026年06月18日
  • 嘘と隣人

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    読み心地は軽いけど、事件の真相がわかると「ああなるほど!」と思える短編集。
    古畑任三郎みたいな、短くて食べ飽きないミステリーが好きな人は好きかも。

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    2026年06月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木さん目当てで購入。
    米澤さんも方丈さんもいるし豪華な一冊。
    初読み作家さんもいて、そちらも面白かった。

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    2026年06月17日
  • 嘘と隣人

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    警察を定年退職した正太郎が、日々の生活の中で事件に関わったり、過去の事件を思い返す。いくつかの短編が連なるストーリー。

    個人的には、乳幼児と痴漢が怖かった。電車内で痴漢で捕まった夫、その行動に違和感をもつ妻、謎を解いてしまった正太郎。別の乳幼児の事件と絡めた全体の構図が最高。

    なにかを隠すために、別のなにかを企み、その秘密を上書きする。最初から最後まで人間の浅ましい部分が存分に描かれていた。

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    2026年06月14日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    文章だからこそ騙された
    朗読劇なら再現出来るけど、実写は無理かな

    ただすごく騙された、面白かった
    仕掛けに気付いた時困惑
    え、この人誰だっけ?友達だよね?親?みたいな

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    2026年06月14日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    『ちぎれた鎖と光の切れ端』がど真ん中にハマった、荒木あかねさんの短編!と、いう事で読む。

    5作どれも『個性豊か(すぎる)な捜査のプロ』だらけ。
    短編なのに、どれも読み応えがあった。
    私的には、みんな違ってみんな良かった。
    帯の、裏切り!衝撃!は、少し煽り過ぎ感。

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    2026年06月13日
  • おまえレベルの話はしてない

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    ネタバレ

    芝。大島。謙吾。奨励会。3段と棋子の壁。棋士になってからの苦悩。早くに辞めて、東大卒で,弁護士。諦め方を知らない大人。26歳まで。

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    2026年06月12日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ルールが全く分からないのに読み進められる!作品として面白い!というヒカルの碁に通ずるものがある(将棋です)。
    最初短編集とは把握しておらず、全部話が繋がっているものと思って読んでしまいやや肩透かしを食らったのだけれど、それはわたしの読み方の問題なので……。
    やはり表題となっている「神の悪手」が1番ヒリつく展開で面白かった。村尾の棋譜通りに打ってアリバイを手に入れるのか、エゴとプライドを貫いて破滅の道をゆくのか。
    清く正しく生きられない者の話こそ、創作でガンガン書いてほしいよなぁと個人的に思っている。

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    2026年06月11日
  • もの語る一手

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    青山美智子さん じんと心にきた。もし、シングルマザーで一人息子を育てていて、あんなこと言われてた泣いてしまう。頑張れー!息子!
    2話目 結局、どっちの方が実力あってどこから演技なの???

    将棋のルールも知らないけれど、やってみたくなりました。

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    2026年06月03日
  • 罪の余白

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    2026.06.02

    なんだか不協和音が鳴り響いているように進み、読み手を序盤から惹きつけて離さない魅力が芦沢央さんにはあるなあとつくづく感じる。
    あまりあらすじも読まずに手に取ったのは芦沢央さんの作品だから。

    最後まであっという間に読み進めた。
    誰かに勧めたくなる作品。

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    2026年06月02日
  • 嘘と隣人

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    定年後の刑事が主人公。現実の警察官もこの本の主人公のように、日常生活のちょっとしたことに引っかかりを覚えてしまうのだろうか?観察力や感覚の鋭さに憧れるが、実際にここまで鋭いとストレスが溜まりそうだ。そう考えると、やはり刑事は大変な仕事だなと思う。

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    2026年05月31日