芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
芦沢さん
タイトルが良い!
なんか、昔、良くこんな言葉で怒られたような…(−_−;)
内容と関係ないけどの短編5つ
「ただ、運が悪かっただけ」
こんなんで悩むか…
ほんまに、運悪かったとしか思えんけど…
でも、理屈くささで、掘り返してみると…
運やないんか…
日頃の行いやん…_| ̄|○
「埋め合わせ」
まぁ、結果良かったんやから、ええか!
って感じ。
ミスって、色々、小細工したけど…
何やったんや…とは思うけど。
「忘却」
年取ると忘れるもんな。
自身が忘れた事が、とんでもない事態を起こしたかも?って恐怖する事があるかもしれんな。
こんな上手く答えが分かるわ -
Posted by ブクログ
『夜の道標』は、間違いなく傑作だった。
特筆すべきは、登場人物それぞれの緻密な心の動きだ。あまりに感情移入してしまい、気がつけば「犯人がこのまま逃げおおせてほしい」と願っている自分がいた。
彼女の文体には独特の癖がある。読み進めるうちは「何のことだ?」と戸惑う描写も多いが、後から周到な説明が入ることで、霧が晴れるようにすべてが繋がっていく。その構成の妙こそが、彼女の真骨頂と言えるだろう。
以前読んだ『悪いものが、来ませんように』は、正直言って読んでいて気持ちの良いものではなかったが、今作は素晴らしい。闇を描きながらも、読後に残る静かな震えは別格だ。
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Posted by ブクログ
殺害された塾講師、被疑者であり逃亡中の元教え子、殺人犯を匿う女、捜査を続ける刑事、父から虐待を受ける少年、その事実を知りながら何もできない同級生、などなど、様々な視点が徐々に繋がっていく大作ミステリー。
本作は1996年が舞台となっており、そのころ実際に起こった事件やカルチャーが多数登場する。
とあるきっかけで無気力になってしまった少年(桜介)が、自宅でただただファイナルファンタジー6をプレイするシーンがある。
なんとなくゲームをしているだけのシーンに見えなくもないが、桜介の自宅には当時高価だったSFCもFF6も買ってもらえる経済的余裕があり、当たり屋をして稼がなければならない波留の貧困 -
Posted by ブクログ
芦沢央さん『夜の道標』
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1. 背景、テーマ:1996年、「正しさ」が変容する過渡期の闇
物語の舞台は1996年から1998年。
それは現代のような「発達障害」という概念が定着する前夜です。「精薄(精神薄弱)」という言葉がまだ公然と使われ、旧優生保護法の影が色濃く残る時代です。
法律や社会が掲げる「支援」や「善意」が、実は当事者を深く傷つけ、否定するものであったとしたら?
本作は、「良かれと思ってなされたことが、人を死に追いやる」という救いのない逆説をテーマに、時代が生んだ悲劇を浮き彫りにします。
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2. 物語の中心人物:交錯する「持