芦沢央のレビュー一覧

  • 夜の道標

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    芦沢央さん『夜の道標』
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    1. 背景、テーマ:1996年、「正しさ」が変容する過渡期の闇

    物語の舞台は1996年から1998年。

    それは現代のような「発達障害」という概念が定着する前夜です。「精薄(精神薄弱)」という言葉がまだ公然と使われ、旧優生保護法の影が色濃く残る時代です。

    法律や社会が掲げる「支援」や「善意」が、実は当事者を深く傷つけ、否定するものであったとしたら?

    本作は、「良かれと思ってなされたことが、人を死に追いやる」という救いのない逆説をテーマに、時代が生んだ悲劇を浮き彫りにします。 
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    2. 物語の中心人物:交錯する「持

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    2026年03月04日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋にしかないどんでん返しな展開と芦沢さんの心理描写の緊張感が素晴らしかった。将棋の面白さを再認識できる作品。

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    2026年03月04日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    自分がその場にいる訳では無いのに
    追い詰められていくような焦る様な気持ちを感じてしんどくなった……それは自分もそれに似たような経験をしているし思い当たる節があるからだと思う、

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    2026年03月02日
  • 罪の余白

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    面白かったです。
    子どもが先立つという最悪の話ですが、父親の復讐も最後にどんでん返しするし、同僚の人も素晴らしいキャラクターでめっちゃ面白かったです。

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    2026年03月01日
  • 夜の道標

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    最初はよくある小説、ちょっと前の物、自分の学生時代の話だなーとしか思わなかったぎ読み進めるうちに少し前に新聞で見た時事ネタを扱ったものだと気づき、改めて法に翻弄された人たちがいたこと、自分には遠い話と思っていた話が現実に感じられた 普段体験できないことが感じられるのがこういう小説の良いところだと改めて本を読むことの大切さに気付かされた

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    2026年03月01日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    面白すぎました。自分が知らぬ間に追い詰められていないか怖くなった。逃げ道がなくどうしようもない状況はいつでも人の近くにあるんだと理解しました❕

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    2026年02月27日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    学級日誌よりこっちの方が面白いというか意味が分かる話だった。教訓も含めた怖さなので子ども向け。そして作家は活躍されている方ばかりなので本好きにはたまらない一冊。

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    2026年02月22日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    短いページ数で物語を立ち上げ、展開させていくことがあまりに自然で、尚且つ独特な読後感を残してくれる
    短編集としての完成度が高い作品と感じました

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    2026年02月21日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    芦沢央先生の作品初なんですが、読み終わった後は凄い、怖い、重い、辛いという言葉が一気に感情と共に押し寄せてきます。
    5編の各話全く異なるストーリーで、それほど長くもなくあっという間に読み終えてしまうんですけれど、その一話一話の濃密なお話は、読み手を抗えない欲求の中に即沈ませてしまう没入感があります。
    お話も登場人物も違うものでありながら、どれも追い詰められていく人間の心理描写、感情、それらが非常にリアリティで、自分が体験しているわけでもないのにその人物になったような感覚で、怖い辛い嫌だと思いながらも、ページを捲る手が止まりませんでした。
    感じる命の危機感、人生の絶望感、心通わせている相手の本心

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    2026年02月20日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    思わず両腕を撫でさすりたくなる、何とも言えない色々な恐怖を感じる作品。
    何もないのに、何もしていないのに、ただ自分は読んだだけなのに。読み手をも巻き込み捉え、逃げを絶たれたような感覚に陥ります。
    ただの読者だからってだけで無事に済むと思うな。そう、不気味にこちらを見てニタリと笑われたかのような読後。
    いや、怖い。めっちゃ怖い。なんて作品だよっ!となる。良い意味で。
    読む手が止まらないのは『許されようとは思いません』と同じ。巻き戻し読み直しをさせられたのも同じ。ゾッとせずにはいられない、終盤にかけての加速する繋がりと恐怖と真相。この話の構築と仕掛け、驚愕と面白さはクセになりそうです。
    視覚で見せ

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    2026年02月20日
  • 悪いものが、来ませんように

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    紗英と奈津子。ふたりの視点が交互に描かれ、物語が進んでいくのだが。

    盛大に騙されました。面白かったー!
    所々うっすら違和感を覚えていたのは、そういうことだったかー!となりました。
    やっぱり私は固定観念にとらわれがちなんだなぁと。
    でも感が鈍い分、ある意味めちゃくちゃ楽しめていると思うのでヨシ。

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    2026年02月16日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    はい!芦沢央さん!
    タイトルがええ感じ!

    短編6つ!

    モキュメンタリーみたいな感じになってるのか。小説新潮さんに協力して貰って…

    「染み」
     占い師怖い!
     良く駅ビルとか、道端におられるけど、占って貰った事はない。酔った勢いとかで、占って貰って暴言吐いたりしなあように気をつけよ!

    「お祓いを頼む女」
     何か怖いとしか思えんけど。
     お祓いムリに頼まれて、更に、払祓う義務があるみたいに…
     狂ってるとしか思えんけど…
     実は…

    「妄言」
     お隣りの世話好きのおばちゃん。
     世話以上に色々介入して来る。
     浮気の現場見たとか…
     ネタとしては、ちゃんと理由があって怖いけど、近所のおばち

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    2026年02月15日
  • 夜の道標

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    少年のモノローグから始まるんで、てっきり青春の闇系かと思ったら壮大な闇だったなぁ。

    少年の友情と毒親貧困問題、塾長殺人事件と指名手配犯、それを追う2人の刑事が入り乱れる。
    今でこそ指名手配男の言動の不自然さに気づくけど、物語の時代設定上では理解されにくかったかもしれない。
    時代のせいだと片付けるには、あまりにも苦しい話しだった。

    さて、ではどうすれば良かったのか。
    彼らの問題は誰にも解決できない、21世紀の現在でも答えは見いだせていない。
    頭で理解していても解決に至らない。

    少年達がどうなったのか、犯人は捕らえられたが、その後の審判や刑事のその後は一切語られない。
    語りようもないのだ。バ

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    2026年02月13日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    めっちゃ面白い。
    「目撃者はいなかった」は最高ですねー
    全部面白かったしどんでん返しが凄い
    面白かったです。

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    2026年02月11日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    なんとも重く、最後まで重い…
    この先、この子はどうやって生きていくのか…
    描かれていないこれからが大変そうだ

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    2026年02月10日
  • 悪いものが、来ませんように

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    騙された!!!!
    まんまと罠にハマってしまった!!
    というか、いつのまにか作者の手のひらで転がされていた、、!!

    全部がネタバレになりそうであまり語れないが、先入観って怖い。
    共依存も、怖い。

    ″最後まで読んだら
    もう一度読み返してみたくなる″
    本当にそんな一冊だった。

    素晴らしいどんでん返しをありがとう。

    2026.2.9(月)

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    2026年02月09日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「目撃者はいなかった」で主人公がどんどん追い詰められていく感じがとてもゾワゾワして、最後の結末もそうくるか〜!と、大満足だった。

    「姉のように」はすっかり騙されてしまった。こういうどんでん返しものは何回読んでもハマってしまうなぁ。

    「ありがとう、ばぁば」は途中でトリックに気づいたけど、ばぁばがほんとに善意の塊すぎてしんどかったな…

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    2026年02月09日
  • 嘘と隣人

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    短編小説ということを知らず、短編はやや苦手なのでなんだ〜〜と思いながら読み進めましたがめちゃくちゃ面白かったです!意外な人物の想像もできない思惑にゾクッとさせられました(^ω^)

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    2026年02月07日
  • 罪の余白

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    海外ドラマでもよくあるけど、先に結果がわかってから何故こうなったかを繰り広げられる、この構成が大好き。この本もその一つでめちゃくちゃ読み応えある。

    いじめが理由とはいえ計画的な自◯でなく、衝動的にこうなってしまったところもかなりリアルで、この複雑な気持ちから始まるのがまた引き込まれました。普通なら死人に口無しなところを、敢えて表現しているのが斬新。

    生々しさも含めて表現が素晴らしかったしよく考えさせられる作品でした。

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    2026年02月06日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    数ある短編集の中でも、かなり面白かったです。
    起承転結がしっかりしているし、オチもしっかりしていて、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年02月02日