芦沢央のレビュー一覧

  • 嘘と隣人

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    連作短編集。
    定年退職した元刑事が主人公。

    退職後の悠々自適な
    生活を送ろうと期待しつつも、
    日常の中でちょっとした事件や相談に巻き込まれ、
    そのたびに、刑事だった頃の事件とリンクする、
    ストーリーが出来上がっている。

    とても読みやすく、ミステリー要素も満載。

    職業病というか、体に染みついた刑事の感は、
    なかなか冴えわたり、
    のんびりとした生活はもどかしいだろう。

    探偵事務所、たぶんこのまま手伝いそう。
    そして、続編、あるいはシリーズ化になりそう。
    期待したい。

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    2025年12月18日
  • 夜の道標

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    「日本推理作家協会賞受賞作」なので

    きっと面白いだろうとワクワクしながら読み始めました





    横浜市内で塾経営者が殺された。

    事件発生から2年たった今も

    犯人と思われる男の行方は分かっていない。



    殺人犯を匿う女、

    虐待を受けている少年とその友人

    事件を追う刑事

    などなど、その人物の立場から物語がつづられる



    そして、それぞれの物語は絡み合いながら繋がっていく・・・



    面白い!

    読み始めたら先が気になって止まらなくなります

    休日の前の夜に、おすすめ!

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    2025年12月15日
  • 悪いものが、来ませんように

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    娘を溺愛する女性と、なかなか子供ができない女性とが関係する、とある事件のお話(?)。

    事件の被害者は序盤で明らかになり、誰が加害者なのか、関係者インタビューを交えながら物語は進み、後半とある事実が明らかになり、さらなる展開に

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    2025年12月13日
  • 悪いものが、来ませんように

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    途中で「ん?ずっと勘違いしていた?」とまるで自分が間違って解釈していたのでは!とトリックのように思わせられていたことに驚いた!
    でもそこで全部納得したというか、なるほどー!と思わせられるのがすごい!
    最初は隣の芝生が青く見える系の話かとちょっとガッカリしたけど、この展開はよかった!

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    2025年12月10日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    イヤミス短編集。どの話も構成がよく練られていて読み進めるほど体に巻きついてしまった縄が縛られていく感覚。毒と分かっていながら離れられない面白さ。「目撃者はいなかった」「姉のように」がお気に入り。

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    2025年12月09日
  • 夜の道標

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    今年の文庫で売出し中。小生初、芦沢央さん。推理作家協会賞受賞作。日本の犯罪系・逃走系ミステリー、層厚いしレベル高いし、途中で止められないなーと一気読み、結末はあの話に繋がってて、もう怒涛でした。

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    2025年12月07日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    父親に当たり屋をさせられている小学生「橋本波瑠」
    波瑠の同級生の「桜介」
    過去にお世話になった塾講師を殺害した疑いで逃げ続ける男
    学生時代その男に密かな恋心を抱いていた「長尾豊子」
    二年間行方が知れない殺人容疑の男を追い続ける刑事「平良正太郎」と「大矢」コンビ

    それぞれの視点で描く物語。

    殺害の動機は障害を持つ男が親の身勝手で不妊治療をさせられ、子供が出来なくさせられていたことによる悲しい真実。
    旧優生保護法という現在では人権侵害ともとれる法律が関わっていた。

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    2025年12月07日
  • 夜の道標

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    前半は少し退屈なのが、中盤からそわそわし始めて、後半は怒涛の展開なり、ラストは深い感動に包まれる本でした。登場人物がみんな地味なのもよかったです。
    一気読みしてすごくおもしろかったけど、似たような構成の本がありそうな気もする。

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    2025年11月29日
  • 猫ミス!

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    猫が出てきて幸せそうならもうなんでもハナマルにしちゃうけど。
    やっぱ長岡弘樹さん作品は良かった!
    知らない作家さんだと、菅野雪虫さんも良かった!
    芦沢央さんと恒川光太郎さんはもともと好きなので…

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    2025年11月29日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    サクッと読めるしゾクッとするし面白かった。
    千葉大文学部の女性作家で、話の展開も速くてまた読みたいと思った!
    5話あるなかで4話は復讐や虐待など、人間の嫌な部分が滲み出るイヤミスだったけど、最後の1話はハッピーエンドで少しだけ心がほっこりした。

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    2025年11月22日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

     著者は学生時代の友人から、怪現象に悩む友人について相談を受ける。その現象の核心と思われるとある“占い師”について情報を集めるため、この話を怪談として掲載する。すると、新たな怪異が舞い込む。次々に集まった怪異を単行本としてまとめようとする中、別々の怪異の繋がりに気づいてしまう。

    【感 想】
     個別の怪談として誌面に掲載された話が、次へ次へと繋がっていくことで、読みながら、「本当だったら…」とワクワクさせられるフェイク・ドキュメンタリーだった。
     小野不由美さんの『残穢』や、背筋さんの『近畿地方のある場所について』も好きだった。このフィクションと現実の境界が曖昧になって、物語に引き込まれる感覚

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    2025年11月21日
  • おまえレベルの話はしてない

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    面白かった。
    が、人によって評価が大きく分かれる作品だと思われる。
    将棋がテーマの小説であるが、実際の勝負の描写は少なく、胸のすくような逆転劇が描かれることはない。将棋(或いは奨励会)に翻弄される若者たちの内省が作品の主であり、看板に偽りありと感じる読者も一定数いるであろう。また、登場人物たちの抱える痛みはこちらにもダイレクトに伝わり、辛い読書になる人もいると思われる。
    だが、筆者の確かな筆致による精緻な感情描写は、間違いなくお勧めできるものなので、そういった作品が好きな方は、是非将棋モノの看板を外して読んでみてほしい。スカッとはしないが、深く心に刻まれる小説だと思う。

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    2025年11月19日
  • 悪いものが、来ませんように

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    面白かった。
    子どもは可愛いからなぁ。
    終盤で「え?」ってなった面白い話でしたね。
    めっちゃ面白かった。

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    2025年11月15日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    汚れた手をそこで拭かない の作者だった。面白かった記憶があって、悪いものが、来ませんように も最高に良かった。
    ここまでミステリーだと思わず、"まさに騙される快感"を味わえた。
    まさか自分が騙されていると思わないのと、ゆっくり考える間も惜しむほどストーリーが面白くて次へ進んでしまうからあれよあれよとどんでん返しが繰り返されて読みながら顔がすごかったと思う(笑)驚きと混乱と戻って読み返して感嘆するの繰り返し(笑)
    最後、実はこれが真実でした〜ちゃんちゃん。ってミステリーの綺麗な形で終わらず、なんかいい話風になっていたのも個人的にかなり良いポイントだった!

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    2025年11月12日
  • 貘の耳たぶ

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    子育て世帯にぶっ刺さり
    最初は変な事件を起こした変な人の話で終わるのかと思いきや主題は別の所にあって
    子供との本当の関わり方を考えさせられる内容
    素晴らしかったです

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    2025年11月11日
  • 夜の道標

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    すごくよかった。どんな会話があって何が起こったのか、全ては語られないところも、奥行きがあって素敵だなと思った。人として未熟でもその時点での自分の考えや正義をしっかり持った、いい奴がいっぱい出てくる小説っていいよね…(逆の嫌なやつも出て来るけど)

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    2025年11月09日
  • 夜の道標

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    良かったーーーーー!眠たいのに続きが気になって気になって夢中で読みました。泣いてないけどめっちゃ切ない切なすぎます。波留のおとん以外全員幸せになってほしい。

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    2025年11月03日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • 罪の余白

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    芦沢さんの作品は、『火のないところに煙は』から虜にになってしまい定期的に読みたくなります。でも不思議と何故か内容を忘れてしまいがちなのです笑

    ここまでハマると処女作を読んでみたくなり手にしてみました。短編作家さんのイメージがあったので今回も短編かなと思っていたら長編でした。とはいえどこか短編のような構成なので読み易かったです。

    とても処女作とは思えないくらい構成がしっかりしていて相当多くのものを読んだり書いたりしてきたんだろうなと感じました。

    芦沢央っていうのはペンネームみたいで辻村深月さんの『凍りのくじら』の芦沢理帆子と小野不由美さんの『十二国記』に登場する「陽子」から央としたようです

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    2025年10月26日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    許されようとは思わない短編集。
    どの話も身近にあるかもしれないと感じました。
    『ありがとう、ばあば』は、めっちゃ怖\=͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
    止めてあげて~!

    どの話も胸がザワザワしたり、嫌~な感じだったりで、面白かったです。

    芦沢央さん、やっぱり良いですね(*^^*)

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    2025年10月14日