芦沢央のレビュー一覧

  • いつかの人質

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    小さな頃、誘拐事件に巻き込まれた愛子が再び誘拐されてしまう。その犯人と理由が驚く。グイグイ惹きつけられ、気がつくとラスト。

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    2026年03月30日
  • 夜の道標

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    殺害された塾講師、被疑者であり逃亡中の元教え子、殺人犯を匿う女、捜査を続ける刑事、父から虐待を受ける少年、その事実を知りながら何もできない同級生、などなど、様々な視点が徐々に繋がっていく大作ミステリー。

    本作は1996年が舞台となっており、そのころ実際に起こった事件やカルチャーが多数登場する。

    とあるきっかけで無気力になってしまった少年(桜介)が、自宅でただただファイナルファンタジー6をプレイするシーンがある。

    なんとなくゲームをしているだけのシーンに見えなくもないが、桜介の自宅には当時高価だったSFCもFF6も買ってもらえる経済的余裕があり、当たり屋をして稼がなければならない波留の貧困

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    2026年03月29日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    総合的に、面白かった!!というか怖かった!
    個人的には金子さんの『ゼリーに満たされて』がダントツで好き。
    本当に最後の一行で「ゼリ郎ーーーーーーー!!!!!」って心の中で叫びました。

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    2026年03月20日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子ども向けの児童文学とは侮れぬほど、ガチで怖い作品ばかり!!

    子どもだけじゃなく、かつて「夜の子どもたち」だった大人にも読んでほしい作品

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    2026年03月20日
  • 夜の道標

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    面白かった!遅ればせながら初めてこの著者の本を読んだ。丁寧な人物や心情の描写と流れるような物語の動きがすーっと入ってきて、深いところにいったい何があるのか気になって2日でイッキ読み。人の生殖を管理すること、罪人と悪人、親の愛、、登場人物たちそれぞれの揺れる想いや上辺からはなかなか見えない深層を丁寧に掬い取り、深く考えさせられる重いテーマの秀逸なミステリー。山田詠美さんの解説もさすが。他の作品も読んでみよう。

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    2026年03月17日
  • 夜の道標

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    桜介お前って奴は!
    「みんなやってる」をキーワードに
    殺人事件、当たり屋など
    何故そこに行き着いたのか?
    犯人、女、父、母?そして僕ら!一見繋がない話が
    少年の想いを紡ぐ様に…
    「嘘と隣人」に繋がる平良正太郎の刑事時代のストーリー

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    2026年03月11日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    心をえぐる短編集、どの登場人物の焦り、恐怖、後悔、いらだち、不安といった感情に共感でき、自分も登場人物達のような結末を迎える可能性に震えた作品。

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    2026年03月08日
  • 最後の一行 white

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    はじめましての金子さんのゼリ郎が一番好き。
    こういう短編集は、未読の作家さんへの興味をもつきっかけになるから良い。

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    2026年03月07日
  • 夜の道標

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    普段古い本ばっか読んでいてミステリもそんなに読まないので、1年以内に文庫化された本を読むのは新鮮。どうかなと思っていたが、惹き込まれた。

    ドタバタぐにゃっとしたオチが苦手なのだが、そうした印象は受けず、その後どうなるのか想像の余地を残す最後も良かった。

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    2026年03月05日
  • 夜の道標

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    芦沢央さん『夜の道標』
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    1. 背景、テーマ:1996年、「正しさ」が変容する過渡期の闇

    物語の舞台は1996年から1998年。

    それは現代のような「発達障害」という概念が定着する前夜です。「精薄(精神薄弱)」という言葉がまだ公然と使われ、旧優生保護法の影が色濃く残る時代です。

    法律や社会が掲げる「支援」や「善意」が、実は当事者を深く傷つけ、否定するものであったとしたら?

    本作は、「良かれと思ってなされたことが、人を死に追いやる」という救いのない逆説をテーマに、時代が生んだ悲劇を浮き彫りにします。 
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    2. 物語の中心人物:交錯する「持

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    2026年03月04日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋にしかないどんでん返しな展開と芦沢さんの心理描写の緊張感が素晴らしかった。将棋の面白さを再認識できる作品。

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    2026年03月04日
  • 罪の余白

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    面白かったです。
    子どもが先立つという最悪の話ですが、父親の復讐も最後にどんでん返しするし、同僚の人も素晴らしいキャラクターでめっちゃ面白かったです。

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    2026年03月01日
  • 夜の道標

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    最初はよくある小説、ちょっと前の物、自分の学生時代の話だなーとしか思わなかったぎ読み進めるうちに少し前に新聞で見た時事ネタを扱ったものだと気づき、改めて法に翻弄された人たちがいたこと、自分には遠い話と思っていた話が現実に感じられた 普段体験できないことが感じられるのがこういう小説の良いところだと改めて本を読むことの大切さに気付かされた

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    2026年03月01日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    学級日誌よりこっちの方が面白いというか意味が分かる話だった。教訓も含めた怖さなので子ども向け。そして作家は活躍されている方ばかりなので本好きにはたまらない一冊。

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    2026年02月22日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    芦沢央先生の作品初なんですが、読み終わった後は凄い、怖い、重い、辛いという言葉が一気に感情と共に押し寄せてきます。
    5編の各話全く異なるストーリーで、それほど長くもなくあっという間に読み終えてしまうんですけれど、その一話一話の濃密なお話は、読み手を抗えない欲求の中に即沈ませてしまう没入感があります。
    お話も登場人物も違うものでありながら、どれも追い詰められていく人間の心理描写、感情、それらが非常にリアリティで、自分が体験しているわけでもないのにその人物になったような感覚で、怖い辛い嫌だと思いながらも、ページを捲る手が止まりませんでした。
    感じる命の危機感、人生の絶望感、心通わせている相手の本心

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    2026年02月20日
  • 悪いものが、来ませんように

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    紗英と奈津子。ふたりの視点が交互に描かれ、物語が進んでいくのだが。

    盛大に騙されました。面白かったー!
    所々うっすら違和感を覚えていたのは、そういうことだったかー!となりました。
    やっぱり私は固定観念にとらわれがちなんだなぁと。
    でも感が鈍い分、ある意味めちゃくちゃ楽しめていると思うのでヨシ。

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    2026年02月16日
  • 夜の道標

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    少年のモノローグから始まるんで、てっきり青春の闇系かと思ったら壮大な闇だったなぁ。

    少年の友情と毒親貧困問題、塾長殺人事件と指名手配犯、それを追う2人の刑事が入り乱れる。
    今でこそ指名手配男の言動の不自然さに気づくけど、物語の時代設定上では理解されにくかったかもしれない。
    時代のせいだと片付けるには、あまりにも苦しい話しだった。

    さて、ではどうすれば良かったのか。
    彼らの問題は誰にも解決できない、21世紀の現在でも答えは見いだせていない。
    頭で理解していても解決に至らない。

    少年達がどうなったのか、犯人は捕らえられたが、その後の審判や刑事のその後は一切語られない。
    語りようもないのだ。バ

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    2026年02月13日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    めっちゃ面白い。
    「目撃者はいなかった」は最高ですねー
    全部面白かったしどんでん返しが凄い
    面白かったです。

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    2026年02月11日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    なんとも重く、最後まで重い…
    この先、この子はどうやって生きていくのか…
    描かれていないこれからが大変そうだ

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    2026年02月10日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「目撃者はいなかった」で主人公がどんどん追い詰められていく感じがとてもゾワゾワして、最後の結末もそうくるか〜!と、大満足だった。

    「姉のように」はすっかり騙されてしまった。こういうどんでん返しものは何回読んでもハマってしまうなぁ。

    「ありがとう、ばぁば」は途中でトリックに気づいたけど、ばぁばがほんとに善意の塊すぎてしんどかったな…

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    2026年02月09日