芦沢央のレビュー一覧

  • 魂婚心中

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    SFミステリ短編集、もう少し長く読みたいなと思う話とちょっとよく分からないなと思う話もあり楽しめました。

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    2026年01月05日
  • 嘘と隣人

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    日常の中でご近所や身近な人に降りかかった事件を定年退職した元刑事はどう対処していくのか。SNSでの誹謗中傷や人種差別、痴漢冤罪など5つの連作短編集。嘘が作りだす人間の悪意と哀しみを味わえたミステリーでした。面白かった〜。

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    2026年01月03日
  • 悪いものが、来ませんように

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    もう一度組み直される人物相関図。エピローグに至っての再どんでん返し。衝撃の展開にドキドキが止まりませんでした。そして改めて考えなおすのは、私自身と母との関係。嫌いなタイプでも、娘は愛されるのだろう。

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    2026年01月02日
  • 嘘と隣人

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    ネタバレ

    読みやすかった。主人公の正太郎も、淡々としていて、好印象。
    やっぱり、この作者さん好きだなと思った。ローン特約、技能実習生、強制わいせつ罪と迷惑防止条例違反の違いについては勉強になった。

    ⬛︎かくれんぼ

    自分のミスを隠したいと思うことは誰にでもあると思う。だからといって、人に迷惑をかけちゃだめだよ!
    結局、ミスは自分1人で何とかしようとすると、余計ややこしくなる。早めに周囲に相談しないと。タケルママは警察なりほかのママ友なりに協力してもらえばよかったんだ。


    ⬛︎アイルランドキッチン

    ローン特約というものがあるんだ。アイルランドキッチン、おしゃれで素敵だと思うけど、言われてみたら確かに

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    2025年12月30日
  • 嘘と隣人

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    ぞわぞわする、ミステリ短編集。
    警察を定年退職した正太郎が、関わったことでたどり着く事件の真実。
    知らなければよかったけれど、知ってしまった。
    解決したけれど、本当にこれでよかったのか。
    そんな気持ちが残る、ぞわぞわ。
    DVにあっていた娘のママ友。
    自殺に追い込んだストーカーのような女も怖かったが、そことは別にある真実が隠れていたり。
    引越し業者のパワハラのようなやり取りが実は…。
    痴漢冤罪事件に隠れた真実。そしてアンチコメントの件での真実。
    ただのミステリではないところがすごかったです。

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    2025年12月30日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    2019年、本屋大賞ノミネート作品。
    現代の問題を浮き彫りにした、ミステリ五篇作品。

    特に傑作は『姉のように』。
    事件を起こした姉のようにならないために、自分の娘への虐待の衝動を抑えようとする話。
    主人公の「私」は周囲の目を気にして、被害妄想が膨らみ、「夫」にも理解して貰えず、孤独を抱いていた。
    ひとつの歯車が狂い出すと、歯止めが聞かない悪い方向へと進み、情況は容赦なく、児童虐待へと進み出す。
    そんな主婦たちの心理を徹底的に捉えていた。

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    2025年12月26日
  • おまえレベルの話はしてない

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    インパクトある表題に読む前からワクワク。将棋の世界の厳しさをひたっと知ることとなった。奨励会、年齢制限など、身を置く青年達の葛藤にジワジワ、ズキンときた。

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    2025年12月26日
  • 罪の余白

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    女子高校生・加奈の転落死をきっかけに、加奈本人、友人の咲と真帆、父親の聡、そして聡の同僚・早苗の視点が交差していく群像劇。
    高校のベランダから転落して亡くなった娘は、“自殺だったのか、それともいじめがあったのか。”心理学者でありながら、自分の感情をうまく扱えない父・聡が、その答えを探し始めるところから物語は動き出す。

    特に印象に残ったのは、女子高生の人間関係の描写。
    「友達が人生のすべて」「クラス内のヒエラルキー」といった、女子特有の息苦しさが嫌なほどリアルに伝わってくる。咲の傲慢さや支配的な態度、そしてその女子高生カーストの中で悩みながら、咲の言いなりになってしまう真帆の心情がとても丁寧に

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    2025年12月25日
  • 悪いものが、来ませんように

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    これは予測できなかった!ちょこちょこ感じた違和感はそういうことだったのかと、ほほーとなった。
    不妊に悩んだ経験者としては、気持ちのいい話ではなかったが、いやミス好きなら楽しめそう。

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    2025年12月23日
  • 悪いものが、来ませんように

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    二日で読み切るくらいスラスラ読めた。
    話の展開が澱みなく、とてもテンポが良かったと思います。
    いやミスの気持ちも、感動のような気持ちも味わえる余韻が深い作品でした。

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    2025年12月23日
  • 嘘と隣人

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    結末を知ってイヤ〜な気持ちになる短編集。自分のため、身内のため、自分のミスを隠すために行動している犯人?のことを考えて、自戒の気持ちも芽生える。もし自分がそっちの立場だったら、どうしていたのだろう。

    短編集なのでさらっと読めるのがよい。最後の話だけ少し複雑で読むのに時間がかかった。

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    2025年12月23日
  • 夜の道標

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    それぞれ違う立場の登場人物の日常が描かれ、何か関係があるのかと読み進めると、少しづつ接点が見えてくる。とても見事な描き方だった。

    結末はなんだかやり切れない。
    その時代の何が正しいのか…
    時が経って善悪の判断ができるが、その時を生きている者は、例え自分の感情と異なっても社会を信じるしかないのかもしれない。

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    2025年12月22日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    澤村伊智さんが以前から気になりつつがっつりホラーが苦手なので子供向けなら読めるかも?と思い読んでみました。
    短編集でテイストがそれぞれ違って面白かったです。怖いけれど、ドーン!バーン!みたいな怖さというよりは、ぞわっとする感じでした。想像力逞しい子供の頃だと眠るのが怖くなったりもしただろうなあ、と。
    「ログインボーナス」(芦沢央さん)、「えんまさん」(黒史郎さん)、「靴と自転車」(澤村さん)が特に面白かったです。

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    2025年12月21日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋好きには
    堪らない短編サスペンス
    被災地で天才少年と出会う?
    三段リーグでの戦い
    詰将棋作成で謎の少年
    事故に遭って後遺症の残る青年
    駒師としての戦い
    見る将棋、詰将棋、タイトル戦前日の検分
    将棋の様にその先を長考したくなる展開は圧巻

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    2025年12月20日
  • おまえレベルの話はしてない

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    ◾️ページ数 P185

    ◾️感想
    冊表からも題名からもどんなヤンキー本かと思う、その強烈なインパクトに惹かれて読み始めたらまさかの将棋かーい‼️
    中盤までは専門的すぎる内容に少し中だるみしたけれど、後半グッと引き込まれた。
    将棋好きが読んだらもっともっと面白いんだろうなと思った。
    棋士はこんなにも苦労する世界なんだなあと初めて知った。

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    2025年12月17日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ダラダラと話が進む等のレビューもありますが私は最初から面白くてページを捲る手が止まらなかった。そして第5章で……完全にやられました!まったく予想していなかった展開で、しかも違和感もなく伏線が効いていて本当に見事。まさにイヤミス!参りました、笑。
    映像化してほしい作品ですが、あの展開を映像で表現するのは難しそう…でも観てみたい!さ、もう1回読んできます!

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    2025年12月12日
  • バック・ステージ

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    パワハラ上司の悪事を暴きたい二人の話から始まる全8章(序章、終章含め)。この二人が悪事を暴く為に色々と動く間に二人の間にも変化が訪れる。そんな二人の掛け合いも面白い。短編集のようにも読める、だけどある章に出てきた登場人物が次の章では彼らのドラマが始まり、自身の生活の中でもスーパーでレジ待ちの後ろにいる人や、道ですれ違う名前も知らない人々にもそれぞれにドラマがあり、悩んだり時には笑ったりして生きてるんだなぁと実感する。最近続けて芦沢先生の作品を読み、これまではイヤミス強めだったのが今回はちょっとほろっとするお話もあって最後まで楽しかった。

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    2025年12月08日
  • 夜の道標

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    学び

    善意が人を救うこともあれば、壊すこともある
    「正しいと思ったこと」が誰かの未来を奪う可能性
    主観的善意と客観的正義のズレ

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    2025年12月06日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    読みやすい短編ホラー集。ライターが怪談話を集めて行く形で語られる。読みやすく、感情移入しやすい。短編かつ全体量もそう多くないので、重厚な長編のように心を持っていかれるようなことはなかったけれど、余韻のある終わりでよかった。

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    2025年12月03日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    4人の視点から物語は進んでいく。
    父親の命令で危険な行為に手を染めざるを得ない橋本波留。そんな波留を放っておけず、友情を寄せる同級生・仲村桜介。人望ある塾講師が殺害された事件を追う刑事・平良正太郎。そして事件の鍵を握る過去を抱えた女性、長尾豊子。
    この4人の物語が少しずつ絡まり、気付けば大きなうねりへと変わっていく。

    その中心にいるのに、自分の視点では決して語られない男・阿久津弦。

    1996年に起きた塾経営者殺害事件。通常の学校では居場所を見つけにくい子どもたちを受け入れていた個別指導塾・戸川塾。幼少期に阿久津はそこに通い、事件当時は35歳だった。目撃証言から犯人とされたが、嘘がつけず、曖

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    2025年12月03日