芦沢央のレビュー一覧

  • 悪いものが、来ませんように

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    浮気した夫が殺されるが、事件解決よりも展開に衝撃が走るサスペンス

    やられた!まんまと騙された。この関係気持ち悪いなと思っていたけど、それを知ったのを境にパッと世界が変わる感じが素晴らしい。それぞれの正解が絶妙に噛み合わず不穏で◎

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    2026年05月10日
  • 嘘と隣人

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    芦沢央にしては闇が控えめ。その分、近所の人が……という苦しみがある。定年退職後の刑事にしかない哀愁漂うミステリ。

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    2026年05月10日
  • カインは言わなかった

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    ミステリー小説との触れ込みで読み始めた
    カリスマ監督率いるダンスカンパニーが舞台となる。
    主役に選ばれた藤谷誠が新作の公演直前で姿を消してしまう。
    殺される被害者が終盤までこの人だと予測していた
    が、すっかりミスリードされた!
    藤谷誠と恋愛関係になった女性たち、藤谷誠の代役に選ばれたダンサー等の視点で物語が進んでいくに
    連れて関係者の過去や性格が見えてくる。
    芦沢央は、短編の名手だと思っていたが長編作もしっかりとした構成や緊迫感のある描写で読み応えがあった。
    ダンスの知識がなくても十分にダンサーの世界がどれほど過酷な競争社会かなのかが伝わってきた。

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    2026年05月09日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて読んだ怪談本。

    短編集なので読みやすい。
    断片的にストーリーが繋がっている感じがあって、そこも面白い。

    最初の話が、私的には1番鳥肌がたった。

    ストーリーもリアル性があって面白い。

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    2026年05月08日
  • 最後の一行 white

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    いままで読んでいた物語が、最後の一行でガラリと景色を変える。
    古今東西人気作家さんたちの力作が並ぶ。
    最後の一行というよりは、最後の一段落、ぐらいの感じではあったけれども、でも、え、え?そうなの?と思わせてくれる。
    惜しむらくは、やや気持ちの悪い話が多かったのが…個人的に血液多めなのは苦手なので、ちょっとそこが超個人的マイナスポイントだった。

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    2026年05月07日
  • 夜の道標

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    面白い
    一見、なんの関わりもない登場人物たちがだんだんと絡み合っていく
    どの人物も秘密や葛藤をかかえている

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    2026年05月07日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    何が本当で何が創作なのか。
    1話1話は、よくあるといえばよくある怖い話のように感じたが、最後のまとめの部分に差し掛かった時に、なんだか心に引っかかっていた事を作者も引っかかっていたのかと思って、それを解き明かそうとするが出来なくて。

    タイトルの「火のないところに煙は」というのも秀逸だと思った。
    まさに読み終わった後の気持ちを表している。

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    2026年05月06日
  • 嘘と隣人

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    最初から最後までノンストップで面白い。そして各章のタイトル名が秀逸すぎる。過去読んできた芦沢さんの作品はドロドロしていて読後感がモヤッとするものばかりだったので、最後までスッキリ読み終えられたのは本作が初めて。他作品を読んで苦手意識がある方にもオススメしたい。

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    2026年05月06日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    誰しも経験したことがあるような、失敗した時の居心地の悪さや、失敗を隠そうとする人間の動きを滑らかに細やかに描写している。
    読者も、まるで共犯かのような、それでいて部外者が覗き見しているような感覚になる読み心地。

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    2026年05月06日
  • 最後の一行 white

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    四編の短編集。どれもモヤモヤする系で読み心地はよろしくないので、この作家陣のファンとか、新しい作家探したい人とか、イヤミス系嫌いじゃない人にお勧めです。とりあえずどれも面白かったです。
    「ゼリーに満たされて」金子玲介
    頭に声が鳴り響き、網で助けたウサギっぽい何かは超高度知的生命体。まわりとうちとけられない、ケーキ屋の息子、小5の森康太は徐々にそいつと仲良くなっていく。そいつはゼリーが好きらしくて毎日康太の作ったゼリーを食べていた。
    金子玲介さん、本当に会話文が面白いですね。最後の1行以外は結構明るい感じで楽しく読みました。
    「人魚の骨を拾いに往く」斜線堂有紀
    子どもも少ない離島に残る人魚の伝説

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    2026年05月05日
  • カインは言わなかった

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    豪の描写を興味深く読んだ。決して深入りしない方がいいタイプの男が凡庸な女の目に非常に魅力的に映る描写が面白いと感じた。

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    2026年05月04日
  • いつかの人質

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    三人称視点とインタビュー形式のこの方式と、全体の空気感(たとえ幸せで平和であっても)がイヤのなかに尖ったミステリー要素が入ってるのが大好き。
    「悪いものが来ませんように」がもっと欲しかったのでうれしかった。

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    2026年04月29日
  • 嘘と隣人

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    サクサク読める短編集といったかんじ。
    人間の心の奥の嫌なところが見え隠れする物語。
    かといって、凄く重いわけでなく、恐ろしいわけでもなく、ミステリー初心者でも楽に読めると思う。
    ライトに面白かった。

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    2026年04月27日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    身近な生々しさを詰め込んだ短編集。
    手の汚れは拭えない。でも同じ立場になったら、きっと私も逃げ道を探すんだろうなと空恐ろしくなった。

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    2026年04月26日
  • 嘘と隣人

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    定年退職し隠居の身となった元刑事が、角度を変えた視点で事件の裏側の真相を解き明かす短編集。
    1番面白いと思ったのは「かくれんぼ」考え方を変えなければいけないのかぁ…
    表題作の真犯人は早めに当てられたけど、事件内容の全ての真相までは分からなかった
    悪意怖い

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    2026年04月26日
  • いつかの人質

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    最初の誤った誘拐事件から始まり、再度同じ女の子が誘拐されてしまう話。

    ライブに行く行かないの家庭内での話の後の、友達同士の会話ですごく胸を締め付けられた。
    無邪気な悪を感じた気がして、誘拐されてしまったあとその子たちはどう思ったのかが描かれなかったのは残念だった。

    真相に近づくにつれ、確かに声の病気は一切なかったなと思った。
    事件のきっかけも、納得はしたが理解できなかった。
    どう考えても狂気じみてるが、愛がこんなにも歪んでしまうものなんだと怖くなった。

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    2026年04月24日
  • 最後の一行 white

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    どんでん返しに近いものもあれば、そのストーリーをより深いものに落とし込むような一行もあり、改めて一行の文章の力を強く感じた。

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    2026年04月21日
  • おまえレベルの話はしてない

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    普段家族が将棋をABEMAやNHKで見ているので、多少の馴染みはある。
    棋士の頭の中は本当に未知の世界。芝の章は文章にも癖があって読みにくいけど、これが自分には理解できない棋士の頭の中なのかなぁと思いながら読んだ。
    AIの導入で、棋士がミスするのを楽しむエンタメになった…… 的な文(うろ覚え)を読んだ時、終盤で大逆転する盤面は確かにおもしろくはあるなぁ…… と棋士の気持ちも考えずに思っていた。将棋を楽しむにハードルを下げてくれたAIは偉大だけど、弊害もあるのかもしれない。

    大島の章の、芝との差を感じてしまうところや、奨励会の厳しさ、辞めることへの葛藤が苦しくて、フィクションだけど、かなり取材

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    2026年04月19日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    怪異を扱う作品ではあるが、幽霊や超常現象といった怖さよりも、メンヘラ気味の彼氏や、お祓いを執拗に頼む女性、関わるのが大変そうな隣人など、人間そのものの怖さが強く感じられた。また、物語の中で登場人物が立て続けに亡くなっていく展開には少し戸惑いを覚えた。占い師の正体や榊桔平の行方など、最後まで明確に語られない部分が多く、謎が残る終わり方だった。〜だったのだろうか?と読者に解釈を委ねる書き方が特徴的で、なかなか考えさせられる作品だなと感じた。読みやすい文章で、ほどよい没入感もありスラスラ読むことができた。他の作品も読んでみたいと思う。

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    2026年04月19日
  • 夜の道標

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    ある殺人事件の犯人から、どんどん絡み合う人々の様子に引き込まれた。
    特に父親から虐待を受ける波留、殺人を犯してしまった阿久津がなんだか憐れで仕方ない。
    どちらも親に幸せを壊されてしまい、やるせないが、波留にとっては前向きで微笑ましい終わり方でよかった。

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    2026年04月17日