芦沢央のレビュー一覧

  • 嘘と隣人

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    読み心地は軽いけど、事件の真相がわかると「ああなるほど!」と思える短編集。
    古畑任三郎みたいな、短くて食べ飽きないミステリーが好きな人は好きかも。

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    2026年06月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木さん目当てで購入。
    米澤さんも方丈さんもいるし豪華な一冊。
    初読み作家さんもいて、そちらも面白かった。

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    2026年06月17日
  • 嘘と隣人

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    警察を定年退職した正太郎が、日々の生活の中で事件に関わったり、過去の事件を思い返す。いくつかの短編が連なるストーリー。

    個人的には、乳幼児と痴漢が怖かった。電車内で痴漢で捕まった夫、その行動に違和感をもつ妻、謎を解いてしまった正太郎。別の乳幼児の事件と絡めた全体の構図が最高。

    なにかを隠すために、別のなにかを企み、その秘密を上書きする。最初から最後まで人間の浅ましい部分が存分に描かれていた。

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    2026年06月14日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    文章だからこそ騙された
    朗読劇なら再現出来るけど、実写は無理かな

    ただすごく騙された、面白かった
    仕掛けに気付いた時困惑
    え、この人誰だっけ?友達だよね?親?みたいな

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    2026年06月14日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    『ちぎれた鎖と光の切れ端』がど真ん中にハマった、荒木あかねさんの短編!と、いう事で読む。

    5作どれも『個性豊か(すぎる)な捜査のプロ』だらけ。
    短編なのに、どれも読み応えがあった。
    私的には、みんな違ってみんな良かった。
    帯の、裏切り!衝撃!は、少し煽り過ぎ感。

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    2026年06月13日
  • おまえレベルの話はしてない

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    ネタバレ

    芝。大島。謙吾。奨励会。3段と棋子の壁。棋士になってからの苦悩。早くに辞めて、東大卒で,弁護士。諦め方を知らない大人。26歳まで。

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    2026年06月12日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ルールが全く分からないのに読み進められる!作品として面白い!というヒカルの碁に通ずるものがある(将棋です)。
    最初短編集とは把握しておらず、全部話が繋がっているものと思って読んでしまいやや肩透かしを食らったのだけれど、それはわたしの読み方の問題なので……。
    やはり表題となっている「神の悪手」が1番ヒリつく展開で面白かった。村尾の棋譜通りに打ってアリバイを手に入れるのか、エゴとプライドを貫いて破滅の道をゆくのか。
    清く正しく生きられない者の話こそ、創作でガンガン書いてほしいよなぁと個人的に思っている。

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    2026年06月11日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    【短評】
    2018年度静岡書店大賞受賞作。
    初挑戦な芦沢央(あしざわよう←ずっと”おう”だと思っていた。申し訳ない)である。
    筆者自身を語り手とする当世流行のモキュメンタリー・ホラーだが、刊行は2018年であり、2026年のそれとは趣を異にするものだった。6つの短編が収録されているが、どのお話も骨子がしっかりしており、雲散霧消することなく、最後まで読み切ることが出来た。それっぽいものを羅列して終わりではなく、各話がきちんと完結、連関しており、読みやすい文体も相まって、非常に丁寧に作られていると感じた。

    個人的には『お祓いを頼む女』及び『妄言』が面白かった。
    ポイントは「驚き」である。上記の二

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    2026年06月08日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    おーっと。
    この結末は、後半に突入するまで想像してなかった。
    やっぱり初期の芦沢央作品は至高だよ。地味っちゃ地味かも知れないけど。
    こっちに戻ってこない?

    タイトル「悪いものが、来ませんように」+芦沢央=霊的ホラーだと思って読み始めたから、
    ホラーではなくヒューマンサイコミステリ系だったという点も想定外で楽しめた。

    十角館の殺人みたいに、映像化できないタイプのミステリですね。
    叙述トリックのお手本みたいな本。

    主人公?紗英の人間性が、なつこフィルターや紗英視点と、周囲の評価が違っているところには違和感が合ったものの、
    最後にああそういうこと、母離れできないオコチャマだったということだと納

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    2026年06月08日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気で悩んでいた。
    彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。

    そして育児中の奈津子も、母や夫、社会となじめず、紗英を心の支えにしていた。
    そんな2人の関係が恐ろしい事件を呼ぶ。

    紗英の夫が他殺死体として発見されたのだ。
    「犯人」は逮捕されるが、それをきっかけに2人の運命は大きく変わっていく。

    最後まで読んだらもう一度読み返したくなる傑作心理サスペンス!

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    確かにもう一度読み返した。
    完全に騙された。

    ちょっと文章に違

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    2026年06月07日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

     『汚れた手をそこで拭かない』は、些細な秘密が人々の日常を静かに変容させていく短編集である。
     登場人物たちは、平穏に夏休みを終えたい小学校教諭や、かつての不倫相手を見返したい料理研究家など、一見すると特別ではない日常を生きている。しかし、保身や油断、猜疑心、傲慢さといった微細な感情が、少しずつ状況を歪ませていく。当初は自分の中だけで処理できるはずだった秘密が、やがて周囲を巻き込み、本人自身をも追い詰めていく。その過程には、ひたひたと忍び寄る恐怖がある。
     印象的なのは、恐怖が外部から突如として訪れるのではなく、登場人物の内面から生成されているように見える点である。悪意だけでなく、隠したい、取

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    2026年06月06日
  • もの語る一手

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    青山美智子さん じんと心にきた。もし、シングルマザーで一人息子を育てていて、あんなこと言われてた泣いてしまう。頑張れー!息子!
    2話目 結局、どっちの方が実力あってどこから演技なの???

    将棋のルールも知らないけれど、やってみたくなりました。

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    2026年06月03日
  • 罪の余白

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    2026.06.02

    なんだか不協和音が鳴り響いているように進み、読み手を序盤から惹きつけて離さない魅力が芦沢央さんにはあるなあとつくづく感じる。
    あまりあらすじも読まずに手に取ったのは芦沢央さんの作品だから。

    最後まであっという間に読み進めた。
    誰かに勧めたくなる作品。

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    2026年06月02日
  • 嘘と隣人

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    定年後の刑事が主人公。現実の警察官もこの本の主人公のように、日常生活のちょっとしたことに引っかかりを覚えてしまうのだろうか?観察力や感覚の鋭さに憧れるが、実際にここまで鋭いとストレスが溜まりそうだ。そう考えると、やはり刑事は大変な仕事だなと思う。

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    2026年05月31日
  • おまえレベルの話はしてない

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    芦沢央さん、今までとちょっと違った作風な気がしました。

    この小説を読んで、まず思ったのが「才能の大きさ」についてです。

    狭い世界では才能がある立場にいても、才能が厳選された集団の中で、その才能が必ずしも開花するとは限らないんですよね。
    現実的には、道半ばで諦める人の方が多そうです。

    将棋の小説はいくつか読んできましたが、読むたびに、とにかく厳しい世界だと感じます。
    しかも、かなり若いうちからその道一本の人生を歩まなければ、上には行けない世界。

    若くして職業を一本に絞らなくてはならないリスクは、もはや博打そのものです。

    この小説に登場するメインキャラクターは、“芝”と“大島”の二人です

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    2026年05月30日
  • いつかの人質

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    最後まで読んでも犯人の動機がいまいちしっくりこなかったが、それが異常ってことなのかもしれない。
    ある特定の人物だったり、安心、名誉、夢などに依存してしまうと、それを手放さないで済むなら誰かを傷つけたり、悪く言ったり、成長できなくても構わないなど盲目になりがち。
    下手したら既に共依存していて簡単には抜け出せないかもしれない。
    結局一番相手のためになっているのは、わざわざキツくても本音で話してくれる赤の他人なのかもしれないなと思った。

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    2026年05月26日
  • 夜の道標

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    第76回日本推理作家協会賞受賞作とのこと
    塾経営者が殺され犯人は逃走し二年たっても行方不明
    各章4人の視点で描かれながら物語はすすむ
    序盤はなんの接点もない4人なのでそれぞれの物語が
    それぞれに展開していきちょっと退屈感も
    ありましたがでもやはり交わりだすのでした
    実際に今回のような人っているわけで接し方は
    難しそうな感じもしましたし
    当時のやりかたはどうなのかと、もちろん理解できる
    部分もあるんですが・・・
    物語としては楽しめましたです

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    2026年05月24日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    塾講師が殺害された事件を巡って、警察、犯人を匿う女、そして小学生の桜介と当たり屋をさせられている波留。これらの人たち目線で物語が紡がれていき、それらが最後に交わり真実が明らかになっていく。
    夜の道標というタイトルの秀逸さが沁みる物語だった。道標というと目的地までの方向や距離を示すもので、夜には暗くて遠くが見えないため助けになるものとなる。
    しかし、それが人生に置き換えられたとき、それでも良い意味に捉えられると思うけど、この物語では悪い方向、なにもわからない暗闇を歩いているからこそ、従わざるを得ない道しるべとなってしまっていた。犯人の阿久津や波留、また阿久津の親、殺害された塾講師も良いと信じて行

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    2026年05月24日
  • 最後の一行 white

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    4人の作者による短編集。

    なかでも。
    金子玲介「ゼリーに満たされて」

    メチャクチャ面白かった!!
    星新一のショート作品を彷彿とさせる!
    超高度知的生命体の異星人と何をやってもダメな主人公の康太。2人の出会いと日々の生活が織りなすストーリー。

    異星人のゼリ郎は自信をなくす康太対し、「康太は努力する事ができる。感謝する事ができる。それは何より素晴らしい!」
    このセリフ単純だが、凄く好き。
    作者の作品をみたら、「死んだ山田と教室」作者だったのね。作風好きかも!!

    斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」

    ホラーとミステリーがバランスよくて良かった!
    デビットフィンチャーの映画のような感じ!
    人魚は

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    2026年05月18日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    勤務中にお客様に勧められて読んだ

    子供にとっての親は唯一で絶対的な存在すぎて怖いなと思った。桜介がずっと真っ直ぐで、波留が自分の意思で父親の話を出来てよかった。

    話が進むにつれて関係ないように思えた登場人物が絡んでいく話は好きで面白かったし、すごく難しい訳でもなくて読みやすかった。

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    2026年05月14日