芦沢央のレビュー一覧

  • おまえレベルの話はしてない

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    ◾️ページ数 P185

    ◾️感想
    冊表からも題名からもどんなヤンキー本かと思う、その強烈なインパクトに惹かれて読み始めたらまさかの将棋かーい‼️
    中盤までは専門的すぎる内容に少し中だるみしたけれど、後半グッと引き込まれた。
    将棋好きが読んだらもっともっと面白いんだろうなと思った。
    棋士はこんなにも苦労する世界なんだなあと初めて知った。

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    2025年12月17日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ダラダラと話が進む等のレビューもありますが私は最初から面白くてページを捲る手が止まらなかった。そして第5章で……完全にやられました!まったく予想していなかった展開で、しかも違和感もなく伏線が効いていて本当に見事。まさにイヤミス!参りました、笑。
    映像化してほしい作品ですが、あの展開を映像で表現するのは難しそう…でも観てみたい!さ、もう1回読んできます!

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    2025年12月12日
  • バック・ステージ

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    パワハラ上司の悪事を暴きたい二人の話から始まる全8章(序章、終章含め)。この二人が悪事を暴く為に色々と動く間に二人の間にも変化が訪れる。そんな二人の掛け合いも面白い。短編集のようにも読める、だけどある章に出てきた登場人物が次の章では彼らのドラマが始まり、自身の生活の中でもスーパーでレジ待ちの後ろにいる人や、道ですれ違う名前も知らない人々にもそれぞれにドラマがあり、悩んだり時には笑ったりして生きてるんだなぁと実感する。最近続けて芦沢先生の作品を読み、これまではイヤミス強めだったのが今回はちょっとほろっとするお話もあって最後まで楽しかった。

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    2025年12月08日
  • 夜の道標

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    学び

    善意が人を救うこともあれば、壊すこともある
    「正しいと思ったこと」が誰かの未来を奪う可能性
    主観的善意と客観的正義のズレ

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    2025年12月06日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    読みやすい短編ホラー集。ライターが怪談話を集めて行く形で語られる。読みやすく、感情移入しやすい。短編かつ全体量もそう多くないので、重厚な長編のように心を持っていかれるようなことはなかったけれど、余韻のある終わりでよかった。

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    2025年12月03日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    4人の視点から物語は進んでいく。
    父親の命令で危険な行為に手を染めざるを得ない橋本波留。そんな波留を放っておけず、友情を寄せる同級生・仲村桜介。人望ある塾講師が殺害された事件を追う刑事・平良正太郎。そして事件の鍵を握る過去を抱えた女性、長尾豊子。
    この4人の物語が少しずつ絡まり、気付けば大きなうねりへと変わっていく。

    その中心にいるのに、自分の視点では決して語られない男・阿久津弦。

    1996年に起きた塾経営者殺害事件。通常の学校では居場所を見つけにくい子どもたちを受け入れていた個別指導塾・戸川塾。幼少期に阿久津はそこに通い、事件当時は35歳だった。目撃証言から犯人とされたが、嘘がつけず、曖

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    2025年12月03日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    5つの物語からなる短編集
    どれも将棋がテーマでありながら一つ一つ違うストーリー
    どれも奥が深く、短編集にするのがもったいないくらい

    1話め 弱い者
    大震災後の避難所が舞台
    被災者を元気づけるための復興支援で将棋を指していた北山八段は、おぼつかない手つきながら時折鋭い手を指してくる少年に惹きつけられる。ところが強いはずの少年が詰めを誤り悪手を打つ。それも二度も。
    試合後の表彰式で少年へ「奨励会に入らないか」と提案する北山。さらに「内弟子にならないか」とも。
    そこではじめて少年だと思っていたその子が、実は女の子であったことを知る…
    避難所で起きていた犯罪。見知らぬ人が夜中に布団に入ってきていた事

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    2025年12月01日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人間の裏の部分を詰め込んだような短編集で、イヤミス好きの私はとても好みの内容だった。

    芦沢央さんの作品をもっと読みたい。

    以下は各話の感想。

    【目撃者はいなかった】
    5作の中で1番嫌な気持ちになった。主人公が嫌いだけど、バレそうになるたび心臓が痛い。なぜか共感してしまうのは、誰しも過去に失敗を嘘で隠そうとした経験があるからなのか。

    【ありがとう、ばあば】
    おばあちゃんを締め出した理由が、サイコパス診断テストに出てきそうだと思った。ずっと不穏でドロドロした感じが面白かった。

    【絵の中の男】
    本作で1番ミステリーぽい話。話がどう進むのか分からず夢中で読んだ。哀愁のある感じがしてすきだった

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    2025年12月01日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「姉のように」が特に印象に残った。
    まだ結婚もしていないし子どももいないけれど、もし自分もこうなってしまったら……と想像しただけで恐ろしくなる。

    初めは「抜け出さなきゃ」と思っているのに、いつの間にか悪循環に飲み込まれていく。
    ダメだと分かっているのに抗えない、その苦しさが痛いほど伝わってきた。

    ニュースで取り沙汰される虐待死の裏にも、こんな背景が潜んでいるのかもしれない。
    ただ表面の出来事だけでは測れない、複雑で残酷な現実。

    そして最後のどんでん返し。
    思わず「え?」と声が出てしまうような衝撃で、最初から読み返してしまった。

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    2025年11月28日
  • 雨利終活写真館

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    読みやすくて楽しめました
    湿っぽくなりがちな生前遺影写真から、こんなに優しいお話が生まれるんですね、驚きました
    人に歴史あり、ハートフルミステリーでした

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    2025年11月25日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    綾崎隼さんが将棋のアンソロジーに寄稿してると聞いては読まないわけにはいかない!
    今回の綾崎さんの作品は、「僕らに嘘が一つだけ」の2人と同世代の朱莉さんが主人公。もう一度僕らに〜も読み返した上で、こちらも読み返したいな。

    一話目は青山さんのお話らしく、前向きな気持ちになる門出の話。
    葉真中さんは初読み。ただただ少年の手腕に鳥肌。
    弟子にしたかった少年を冤罪から救うという白井さんの話にはびっくり。そういう将棋との絡め方もあるのか。
    橋本さんも初読み。この一戦を勝てば夢が叶うという相手への対応って悩ましい。そこで手を抜かれて夢を叶えること、本気で相手してもらって破れること。
    芦沢さんは気になってい

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    2025年11月24日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    タイトルはよく聞くけど、何となく機会がなく手に取らなかった本。

    もっと早くに読めばよかったな〜
    めちゃくちゃ面白いじゃんか!
    というのが率直な感想。

    複数人の視点の語りで真実に近づくところや、ドロドロした感情の描かれ方などが湊かなえさんの作品に似ている気がした。イヤミスはやっぱり面白い。

    ミスリードされていることに気付かず、なっちゃん母の証言の場面で「紗英が孫」と言った瞬間思わずページを巻き戻した。解説を読んで気が付いたが、たしかに在学中に妊娠して梨里が産まれたとしたら、年齢に矛盾が起きなっちゃんが紗英の姉であることに説明がつかない。

    「騙される気持ち良さ」本当にこの通り。ラストにもど

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    2025年12月24日
  • 夜の道標

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    初読みの作家さん
    たまたま書店で推されていたので手に取りましたが心を深く揺さぶられました。読んで良かった。

    ミステリーという謎解きよりもそれぞれが抱える闇の部分が絡み合う人間描写が主体

    殺人犯を匿う女
    虐待を受ける少年とその友達
    殺人事件を追う刑事
    そして殺人犯

    それぞれの視点描写に自然と引き込まれ、罪と救いが何たるかを考えさせられる作品

    それぞれの生き様が深く心に刺さりました

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    2025年11月20日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伏線や考察を張り巡らせる系のホラーで読みにくいのは、感じ取って欲しすぎて赤ペンで書いたぐらいわかりやすく何度も出てきたり、妙に細かい描写になったりするところ。だけどこの本は仕掛けに気を取られず最後まで読めた。うっすら気づきはするものの、繋がりがなさそうな事案が次々起きる上に、その事案自体も不可思議で面白い。
    1番面白いのは、ラスボス(?)ともいえる占い師の存在がついぞ表舞台に出てこなかったところ。いるの?いないの?何者?っていうのが分からないまま、怪異が続いて終わる。能力バトルになったりせずに、ある意味オチを見せずに終わるのが面白かった。

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    2025年11月20日
  • 罪の余白

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    著者の処女作。

    娘の死から暴走する父親、真実を隠蔽しようとする同級生。悲しく、重い。
    たぶん好みが分かれる作品だと思うけど、自分は大好物でした。

    ベタの特徴や、アスペルガー疑いの心理学教授といった一癖あるオリジナリティもあるが、似たような話も結構あるから満点にはならず。

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    2025年11月18日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ホラーとの出会いはぬーべー。
    それから映像や音声を通して色んなホラーのコンテツを楽しんだが、文章で感じるのは初めてだった。

    映像や音声と文章が決定的に違うのは能動的である事で、より脳内の深い所まで呪われるような感覚。
    眠りが浅くよく夢を見る、これからの夢が炎の中に苦しむ自分になりそうトホホ…

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    2025年11月17日
  • 夜の道標

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    んー、最初色んな人が出てきて、どう繋がっていくのかな?と思っていたら、、、
    表には見せていない姿と感情がある人物ばかりで、、、
    悲しい物語だった。

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    2025年11月16日
  • 夜の道標

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    1996年、横浜市内で塾経営者が殺害された。
    事件発生から二年、容疑者として指名手配されている阿久津弦は未だに捕まらずにいた。

    小学6年生の仲村桜介。
    そのバスケ友達の橋本波留。
    刑事である平良正太郎。
    謎の男を匿っている長尾豊子。
    その四人の視点で物語は進んでいく。

    波留は父親から当たり屋をさせられていて、ご飯代もろくにもらえず、いつしか長尾豊子の家の地下に住んでいる男に食べ物をもらうようになる。

    塾経営者だった戸川勝弘は、知的障害や発達障害、学校に馴染めない子を、それぞれの個性を見極めながら勉強を教えていた。
    被疑者である阿久津弦もその教え子の一人だった。

    阿久津弦は結婚していた時

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    2025年11月14日
  • いつかの人質

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    最初から最後までずっと惹きつけられたままでした。
    こんなに人物それぞれの個性があって、理解出来ない考え方する人がいて、でもそれも当人にとってはその時の100%なんでしょうね。なんかすごかったです。

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    2025年11月03日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    人の心とは恐ろしいもの。表向きの顔からは想像が出来ない事を秘めている。
    そんななんともやりきれない思いをさせられるストーリーがオムニバスで綴られている。今自分が密かに秘めている闇も、皆が持ち得るものだ、とちょっとだけ安心するかも⁈

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    2025年11月02日