芦沢央のレビュー一覧

  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    5篇からなる短編小説。
    個人的には「目撃者はいなかった」が読みやすく、芦沢央を感じやすい話になっていると感じる。ただ、それ以外の短編も面白くぜひ読んでもらいたいなと思う。
    このモヤモヤはどう解消すれば良いのだろうか...

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    2026年04月17日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    現実的な、日常生活に潜む、ドキドキハラハラソワソワ。小さな綻びの怖さを感じる、読んでておもろしろい(funnyではなく)作品だった。
    一点気になるのは、題名。汚れた手をそこで拭かない!って指導的なニュアンスなのか何なのか、よく分からない。
    最後の解説文章が、腑に落ちるというか共感できて良い。
    この人の文章読みやすいかも。

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    2026年04月15日
  • 雨利終活写真館

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    突然の死によって残ってしまったわだかまりとどう向き合うかというテーマがあり、それにミステリ要素が加わっているこの本は唯一無二だ。

    やっぱり芦沢央さんの作品はゾクゾクするし、展開が読めないから面白い。

    怖さとは何か考えさせられた。

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    2026年04月13日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    ハラハラが止まらなくてあっという間に読み切れた。人間の汚さにしっかりフォーカスされていて、自分だったらどうするだろう、まともな動きができるだろうかと心配になりつつ読んだ。「悪いことをしたから悪いことが起きるわけではない」のか‥でも不倫から始まったことだしな‥

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    2026年04月13日
  • 魂婚心中

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    色んなタイプの変わった話が入った短編集でした。
    個人的に好みだったのは女子と女子のクソデカエモ感情に心をやられた「二十五万分の一」と「九月某日の誓い」。

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    2026年04月12日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    城平京がベスト作品だなあと読み進めたラストの芦沢央

    やられました
    タイトルも見事です

    やられた系ミステリーが好きな自分には100点満点の星5!

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    2026年04月12日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    まさか母子だったなんてーーー。
    すっかり騙されたし、読みやすくて1日で読み終わってしまった。
    最後の真相も、母から娘への嘘もあって涙してしまった。
    人を殺して埋めてしまう時の焦燥感もリアルで、途中の違和感を感じつつも勢いで読み進めてしまう。
    娘:紗英の夫はクズ。
    鞠絵は母との共依存・一卵性母娘にもならず、母のために証言しようとしていて、気が強いけれど良い子だった。

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    2026年04月07日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    人の心にある暗い部分の言語化が魅力的。暗い表情でイヤな気持ちになるし、息の詰まるような展開なのに、没頭してしまう。最近お気に入りの作者。
    『目撃者はいなかった』ではひとつの嘘から抜け出せず悪い方向に転がって止められなくなる展開。『許されようとは思いません』では祖母の本当の思いに辿り着いたときの結末が良かった。

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    2026年04月07日
  • 悪いものが、来ませんように

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    どんでん返し系ってほんとに当たり外れが多いし、予想がついてしまうものが多い中で、ほんとに予想がつかなかった。残りページが少なくなっていく中でこのまま終わるんじゃないかすら思えた。面白かったほんとに騙された。もっかい読む。全然違う話になりそう。

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    2026年04月06日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    プロローグが秀逸。
    ここに奈津子のリアルな母親像があることで第一章からの奈津子も引き続きその年代のまま母親だと錯覚した

    ▪️違和感
    ・夕飯を作りにくる関係
    ・車を出す関係
    ・髪を切る関係

    ▪️ひっかけ
    ・公民館の裁縫メンバーが二十代。
      ※年齢が離れているからかもしれないとの記載もあり
    ・第三章でリリの父親が寝てる描写がでてくるが、その後の証言が柏木貴雄

    ▪️ヒント
    ・この場を失えば私が社会と繋がっていられる場所は一つもなくなってしまう→紗英とのつながりは社会ではない
    ・p.78 電車の中での奈津子の注意→同級生にしては大人びてるが単純に引率者としての振る舞い
    ・p.120 庵原和子の

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    2026年04月07日
  • 嘘と隣人

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    平良正太郎は警察を退職したとともに
    事件やトラブルに見舞われ真相を追って行く事に
    大きな事件ではなく?何故?の部分
    モヤモヤを紐解いて行く
    そこなのか、人の心理を鋭く見る目は圧巻

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    2026年04月06日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ミステリーの中で一番現実的というか、身の回りにいくらでも潜んでそうな類。人間の弱さからどんどん追い詰められていくのがすごくゾワゾワきた。プールの話が一番印象的、こっちまで悔しくなる。

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    2026年04月06日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋の話がある短編集と思ったら5編とも将棋の話で驚き。面白いのがまた凄い。
    テーマが寄りすぎててちょっとダウン。頭で棋譜が並べられる人が読むとめっちゃおもろいと思います。

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    2026年04月05日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    完全に騙された。
    殺戮に至る病、系の、登場人物に関してのだましが炸裂し、まさにもう一度読みたくなるような作品。

    新たに得られた価値観などがあるわけではないが、
    描写の仕方により、”母と娘の歪な関係”が薄れる効果をもたらしている

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    2026年04月05日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    …怖っ。

    どの話も、人間が怖く、背景が怖く、真相が怖い。
    普通に楽しんで読んでたら、最終章で怒涛の回収がおこり、すこしついて行けなくなりつつも展開に驚かせてもらった。

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    2026年04月02日
  • 嘘と隣人

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    各編、えーーーっ‼️の連続。
    そんな、ウラのうらある⁈どんでん返しある?ほんまに起こりうる?
    すごい、と思った。深すぎる。

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    2026年04月01日
  • 嘘と隣人

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    ネタバレ

    定年退職した元刑事の正太郎。日々の暮らしのなかで昔の事件が頭をよぎったり、周囲から集まる様々な相談事をたどる中で、ふと当時とは全く違う真相が見えるー。

    物事が暗転する様は、長岡弘樹を思い出すが、決定的に違うのはすでに過去の事件であり、かつ正太郎の推測の域を出ないものであり、どうにもならないこと。また、解決した現代の事件も後味の悪いものが多い。

    「祭り」では、松島老人が殺された経緯がみえず、消化不良。徘徊していた松島老人に目撃されて?傷害致死でなく、殺意をもって?何度も読んだけど、はっきりわからず。
    ベトナム人が年上を大事にする文化で、自分より後輩でも言うことを聞いてしまう⋯というくだりが、

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    2026年03月31日
  • 嘘と隣人

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    自分を守るためのちょっとした嘘や、承認欲求から少し盛っちゃう事が思わぬ波紋を周りに起こしてた…みたいな。
    誰でも隣で起こりそうで、また自分も起こしてもおかしくないような話だった。
    短編だけど物足りなさはなかった。

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    2026年03月30日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    短編集でサクサク読み終わった。
    登場人物の、焦ったり必死だったり苦しい感情が伝わってきて、ぎゅーっとなりながら読んだ。
    特に、イヤイヤ期の娘を必死で世話するお母さんがリアルでしんどかった。
    子役のマネージャーやってる祖母の話は、最後かなりドキっとして面白かった。

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    2026年03月29日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    将棋を題材にしたミステリ短編集。
    将棋界だからこそのミステリ展開だったけど、そこから普遍的な考え方みたいなものが感じられた。『弱い者』、『ミイラ』では対局、詰め将棋の中で感じられる違和感に真剣に向き合って真相に至る。表題の『神の悪手』では、棋譜の通りに打てばアリバイが証明できるという、まさに神が用意したかのような筋書きに逆らって、棋士として無意識に棋譜から逸れる最善手を打ってしまう。なにが正しいのかは分からないが、神が用意した筋書きは人としては悪手を連ねた筋書きで、表題を見事に表しているように思った。
    また『恩返し』では、自作の駒が選ばれなかったことが「結果」ではなく、「手段」だと表現されてい

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    2026年03月28日