あらすじ
もしも死後結婚のマッチングアプリがあったら? ベストセラー作家が贈るSFミステリ傑作集 死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及した社会で、推しのアイドルの秘密のKonKonアカウントを見つけてしまい感情爆発した社会人女性がとんでもない凶行へと驀進してしまう表題作のほか、この現実とちょっとだけ異なる世界の謎と関係性の物語、全六篇!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
芦沢央さんこういうのもやるのか!
今まで読んだ芦沢作品は、明日自分ごとになってもおかしくないリアルさがあって、入り口は広いのにどんどん狭い方へ吸い込まれて行って気づいた時には出られない感覚があった
ただこの本は、1段目(設定)からガクンと現実(少なくとも現在の日本社会)からはなれたところからスタートして、その設定の中に人間が息づいてる
狭い入り口から入ってみたら、中は意外と広くてみんな"普通"に生活してて、みたいな
なんかそういう意味で?今までとは真逆な印象だったけど、芦沢作品の好きなところはそのままで
何が言いたいかって、好きな本でした
Posted by ブクログ
なかなか面白い。
現実とは異なる少し歪なパラレルワールドが舞台で惹かれた。
真冬の一日中曇りの日のような雰囲気の話だな、と思ったのは私だけなのだろうか?
ずっと平行に突っ走り、妖しさMAXで終了した後に、めちゃくちゃラフでユーモアのあるあとがきがあって思わず笑った。
この作家さん好きだな、推そ。と思えた。
Posted by ブクログ
色んなタイプの変わった話が入った短編集でした。
個人的に好みだったのは女子と女子のクソデカエモ感情に心をやられた「二十五万分の一」と「九月某日の誓い」。
Posted by ブクログ
途中まで読みづらいし、あまり好みではないような話ばかりだったが、最後二つの話はとても面白く評価が変わった。
あとがきを読み芦沢央さんが女性なのを初めて知った。
Posted by ブクログ
芦沢央さんのイメージと全然違う作品ばかり。
設定が突飛で、最初の数ページ理解が難しい話もありましたが、一旦内容が分かってまた最初から読み返すと納得できてすごくおもしろい!
一番気に入ったのはゲーマーのお話。ゲーム実況はほとんど見たことないのですが、文章からリアルに映像が想像できて臨場感がありよかったです。
Posted by ブクログ
もし推しと死んだ後に結婚出来るとしたら…どうする?
独身で亡くなった場合、魂婚という死後の結婚式を葬式とともに行うのが普通の世界で、偶然にも推しがマッチングアプリで魂婚相手を探してる事を知ってしまう…
もし彼女が死んだ後すぐに死ねば結婚できるかもしれない…
SFミステリ短編集。
表題作の魂婚心中も面白かったけれど、RTAネタやネットスラングもりもりの話など、Twitter民ならにやりと楽しめるネタが満載!
楽しかったー!!
Posted by ブクログ
発想が面白く、着地点が予想できない作品ばかりでとても楽しかった!
表題作「魂婚心中」、「閻魔帳SEO」が特に好き。
芦沢央さんは名前だけ知ってて初挑戦だったのですが、他の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
作品それぞれのカラーは結構違うけど、どれもユニークな世界観で面白かった短編集。
冥婚アプリ、あったら流行りそう。
閻魔帳SEOなんて、アルゴリズム変えてくるGoogleとSEO対策の攻防戦がこんな形で落とし込まれてくるなんて想定外。
間違い探しの中にいる人っていう設定もなかなか思いつかない
2025.7.1
138
Posted by ブクログ
SFミステリ短編集ということで、今までに読んだ芦沢央さんの作品とは雰囲気が違うと思った。「二十五万分の一」と「九月某日の誓い」が好きだったな。「閻魔帳SEO」も最後の展開が青春小説のような爽やかさがあってよかった。
Posted by ブクログ
短編集。SF・ミステリーなど話によって違った雰囲気を味わえた。
「二十五万分の一」はちょっとした切なさがよかった。
「この世界には間違いが七つある」は世界観が面白い。
「閻魔町SEO」のラストが唐突なネットミームネタ(インド人を右に!)で笑った。
Posted by ブクログ
SFミステリ短編集。今までの芦沢央と全然違う手触り。2人の関係性とそれに伴う死、がテーマなのかな。お気に入りは推しと冥婚しようとする表題作と大正時代の超能力者お嬢様もの『九月某日の誓い』。
Posted by ブクログ
SF小説、「魂婚心中」の主人公が働いていたブラック企業がリアルすぎてわ〜となった。推し活に励む主人公みたいな人は実際に多いと思う。「閻魔帳neo」はネットミームいくつ見つけられるかを試していた。
この本はネットに通じた若い人の方が楽しめるのかもしれないと思う。
Posted by ブクログ
本当に発想が天才すぎて最高オブ最高。
眠れない夜に一話だけ読もうと思ったのに
読んだら更に眠れず全話一気読みしました。笑
いちばん面白かったのは「この世界には間違いが七つある」
いちばん騙されたのは「魂婚心中」
いちばん心にグッときたのは「九月某日の誓い」
いちばん綺麗だったのは「二十五万分の一」
いちばん展開が読めなかったのは「閻魔帳SEO」
(唯一、「ゲーマーの〜」だけは読むのが難しすぎて
断念してしまった…残念…)
九月某日の誓いの続編、いつか出してほしい!
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読み始めたらSFだった。
SF苦手なんだよな~と思いながら、案の定『ゲーマーのGlitch』や『閻魔帳SEO』はおもしろいのかどうかさえ分からないまま読んでいた 笑
でも『九月某日の誓い』はおもしろくて、そう繋がるのか!と伏線回収も良くて、最後に満足感が高まって読み終えられた。
『この世界には間違いが七つある』はまさかの結末で、こういうの大好き!!
Posted by ブクログ
芹沢央ってSFも描くんや、って思ったらSF作品集は本作が初みたい。初作にしては堂に入ってるのがさすが。
感情で読ませる系の作品はほぼなく、筋立てや世界観で読ませる短編で構成されているのが潔い。
趣味丸出しなのも好感を持てるのだが、知らないとどうにもならない作品もあって、「閻魔帳SEO」なんてオチが全く分からず(ゲーマーにはたまらんネタらしのだが)おいてきぼりにされた感。せやけどこれは読者が悪いんやろな。
Posted by ブクログ
6篇の短編集
こんな世界がこれから先にあってもおかしくないなぁと思ってしまう。
どこかでこんな世界が存在してるのではないかなぁと思ってしまう。
不思議だけど、どこか納得してしまう。
それぞれの世界観がしっかりわかることと、その世界の人物達の感情や行動があまりにリアルに感じるからかしら。
特に好きだったのは
「魂婚心中」 オタクの鑑ですよ!!
「二十五万分の一」 この短さでこんなに心動
かされるなんて!!本当にすごい!!
「九月某日の誓い」 全ての真実が明らかにな
ったとき、二人がともに強く生きて欲しいと
思った!!
Posted by ブクログ
良くも悪くも現代的な小説という話
短編集ではなく魂婚心中はもう少し掘り下げて詳しく書いても良かったのでは、と感じた。
他の短編もオチで昔ネットで有名になったある画像を知らないと面白さがわからないような話もあり、読む人を選ぶ本かな
Posted by ブクログ
SF要素の短編、5本?
未来のゲーマー同士のゲーム対決は、想像を駆り立てるいい話だったけど、オチがよくわからない
二十五万分の一は、短いながらもインパクトのある話だった
閻魔帳の話、現実だったらさぞ行きづらい世の中
に違いない…
この世には間違いが七つある。マスターの正体が
分かるとこの話の構造に驚かされた
九月某日の誓い。これが一番良かった
これだけで長編が作れてしまうのでは?
魂婚心中。表題の話なんだが、あまり共感しなかったかな?
芦沢作品は、短編の名手と感じた。
Posted by ブクログ
作者も書いているけど、テーマはバラバラの短編集。
推しとファン、ライバル、先輩と後輩など様々な関係性かテーマとして書かれている。
九月某日の誓い、二十五万分の一が良かった。
Posted by ブクログ
知らずに読んだが、SF短編集でどの話も設定が突飛でどうなるのか分からない。
魂婚心中
新しい角度の推し活。推し活が深みにハマると、こうなるかもと少し思い当たる所を感じつつ読めた。
ゲーマーのGlitch
RTAって、こんなことをしてるのかと、知らない世界を覗き見た。RTA動画が見たくなる。
この世界には間違いが七つある
これを題材にする視点が凄い。その発想はなかった。
綺麗なオチ。
Posted by ブクログ
【私はただ、自分が嫌な思いをすることより、自分を嫌いになることの方が怖いだけ】
特殊な設定と独特な世界観で繰り広げられる芦沢さんの新境地・6篇のSFミステリー短編集。死後結婚用マッチングアプリが普及した社会で「推し」への愛の暴走を描いた表題作とこの短い物語の中に切なさを凝縮した「二十五万分の一」、そして超能力×ミステリーで先が読めない展開にハラハラさせられる「九月某日の誓い」が特にお気に入りだった。イヤミスの印象が強い芦沢さん作品の中でも読後感は良く、心地良い余韻が残る短編もあった。
Posted by ブクログ
芦沢央がSF書いたぞーっっ
このミスにもSFに挑戦したいと書かれていたので期待してました
NOVAに掲載もされたのもあり読みやすい作品が並んでますが
「ゲーマーのGlitch」という作品がずば抜けて好みでした
五感全てを連動させるヘッドギアをつけて行うゲームのタイムアタック大会の様子、という内容
これは素晴らしい
ゲームSFってそこそこあるけれどタイムアタックって所に目をつけたのが他にないのでは
短編に向いたテーマだし、五感を連動させながらタイムアタックを行うから悲しくて涙流しながら笑うプレイヤーの映像は強烈でした
Posted by ブクログ
短編集。特に繋がりのない話を6話収録。
死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及する世界。推しであるアイドル配信者のリアルアカウントを見つけてしまった女性。推しと結婚したいという考えに取り憑かれてしまう…。『魂婚心中』
ホラーゲームのRTA(リアルタイムアタック)を競う大会で三連覇中の王者と元絶対王者が相対する。このゲームには特定の条件下でエンディングを迎えると記憶を消せるという噂があり…。『ゲーマーのGlitch』
嘘をつくと消えてしまう世界。消失を認識できる一族の少女は高校である先輩と出会い…。『二十五万分の一』
ある日人類は八階層から成る死後の世界を見せられ、自らの罪業と善行の一覧が見えるようになった。少しでも上の階層に行きたいと願う人々に対しアドバイスを行うSEO業者が現れた…。『閻魔帳SEO』
ある部屋にいる五人。〈マスター〉が見ている間は決められた位置から動いてはならないというルールなのに、殺人が起こってしまう…。『この世界には間違いが七つある』
あるお屋敷に住むお嬢様と遊び相手として雇われた少女。主人夫婦と使用人が慰安旅行に出て2人きりの屋敷に侵入者があり…。『九月某日の誓い』
前にこの作者さんの本で読んだのがホラーだったので、タイトルから勝手にホラーかと思っていたが違った。ホラーっぽく見えるのは表題作だけだった。いずれも種類の違う不思議な話。
個人的に好きだったのは『二十五万分の一』と『九月某日の誓い』。『二十五万分の一』は文庫アンソロジーに収録されていたので短いが、世界の理を知るゆえに親しい相手を作れなかった少女と先輩の関係が切ない。『九月某日の誓い』はお嬢様が何を隠したかったのか、恐れていたのかが最後まで読んでようやくわかる。腹を決めた少女の終わり方がいい。
Posted by ブクログ
魂婚心中(こんこんしんじゅう)、どういう意味?って素朴な疑問から手にとり、購入した作品。まず芦沢央さんが初のSFって気になる。そして帯がやばい!『死ねば推しと結婚できる』。
全6話の短編集。⭐︎5あげたい作品と⭐︎2が混ざっていて、やっぱり、芦沢さんらしい作品が良かった。『9月某日の誓い』はさすが芦沢央!購入して良かったと思えた作品でした。この作品で200ページ読みたい!
『25万分の1』も数ページの超短編だが、この作品も◎。
逆に『ゲーマーのグリッジ』や『閻魔帳SEO』は
まったく合わなかった。珍しいくらい、合わなかった。
そして『魂婚心中』もSFというより、特殊設定って感じ。特殊設定はミステリ要素がないとこんなことになるんだと実感。
推しの配信者をアイドルに推し上げた先に、推しに興じた人ならではの何かが欲しいじゃん。ほわっと終わっていく。ワタシ何か見落としたんだろか?
体力ある時再読かな、こりゃ。