芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ良い本だった。
考えさせられる話。心が沈み込みそう。てか沈んでるわ
優生保護法というものがあったということは知っていた。ただそれが1996年まであったということは今まで聞き流していた気がする。調べてみると不妊手術をされた最年少は9歳。それがもし1996年であれば、今39歳。昔の事なんかじゃ全然ないな。
本としては、文体も読み易く、入り込めるような面白さ。ハルの父親以外は皆んな心優しく、上手いこといくなぁと思わないでもないが、そうでもないと最後まで読めなかったかも。桜介や優しい刑事がいてくれて良かった。
ただ阿久津は...人殺しになり結局優生保護法が正しかったんじゃないかと考えてしまって、そう考えてしまった自分がなんとも醜く感じて吐きそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあまりの暗さに途中でやめようかと思ったけど、最後まで読んで本当によかった。
見事な叙述トリックにまんまとやられた。
インタビューが途中に挟まれている事によって、それぞれどういう視点で見えているかが書かれているので、わかりやすいし、思いが伝わっていない事のもどかしさも感じた。
母からの強い愛情が娘を縛ってしまって、自分本位で動いていたのに、最終的に娘からはどう思われてもいいじゃないかという所に着地するのは究極の愛情かもしれない。
「この子のもとに、幸せばかりが待っていますように。
悪いものが、来ませんように。」
この文章が美しすぎる。2回目の時に泣いてしまった。
終わり方はなんとも辛い。
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Posted by ブクログ
超面白かった!!
人間は嘘をつく生き物だし
誰だって辻褄合わせの小さな嘘をつくことはあると思う
その小さな嘘が思いもよらない大きな”汚れ”を引き起こす
その小さな嘘で取り返しのつかないことになってしまう
経験がある人はたくさんいると思うし、生きていく以上避けられないこともあると思う
正直に実直に生きるって本当に難しいことだし、隠したいことはたくさんあっていいとは思うけど
最終的には何事にも誠実に生きる方が絶対得が多いんだよなー、、
誠実さのバランスはこの先人生を歩む中で整えたいし、未完成な自分を今はとことん愛して成長させていきたいなと思えた作品でした!
シンプルにミステリとしても超楽しんだ!!
芦沢央さんはやっぱりいいね