芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書備忘録974号。
★★★★。
ものがたりの舞台が、たまプラーザからあざみ野、鷺沼あたり!
梶ヶ谷に住んでたシンタローとしては親近感バツグン!
コナミスポーツたまプラーザ店に毎週通って、「金妻」を地で行く妙齢の美しい女子と悶々としながら一緒に汗を流していたのが懐かしい!
おっと、さてさて備忘録。連作短編です。
【かくれんぼ】
主人公の初老男性、平良正太郎。警官を引退した。妻の澄子。
歯が痛い!たまプラーザの歯医者に。
治療を終えて駐輪場に行くと、娘、歩美のママ友からチャリを貸してくれと。
貸したは良いけど、借りパクちゃうやろなと。
そして、近所の公演では事件が起きていた・・・。
なるほ -
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Posted by ブクログ
古本屋さんでみかけ、タイトルが気になり読んでみることに。
こういう人怖、大好きです。
5編の闇深ーいお話。
ストーリーもよく作り込まれているし、文章も読みやすい。
うわぁ嫌だなと思うけど、読んでいってしまう。
とても引き込まれた。
『目撃者はいなかった』は一つの仕事のミスからあれよあれよいう間にとんでもない展開になるが、「これさえ隠してしまえば、バレなければ」というなんかわかるなぁというところが自分ごとのように思い、読みながらドキドキしてしまう。
『姉のように』は子育てをしてきた身としてはわかる部分もあり、読んでいて苦しくなってくる。
でも最後に「あっ」となったところがいい。
初めて -
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Posted by ブクログ
五編からなる短編小説のこの作品はどこまでも人間の醜さやこの世の不条理さをリアリティをもって突きつけてくる作品だった。タイトルの「汚れた手をそこで拭かない」を見た時、足を洗うということわざがあるように、ちゃんと水で汚れた手を洗い流せたらよかったのだと思う。しかし、人間は簡単には自分の悪い現状から抜け出すことはできないし、他人の目、地位、自分の置かれている状況から、正しい選択はできなくなってしまうから、汚れた手を洗う以外の方法で解決しようとする。
そして間違いを犯す。
この本を読んだとき、登場人物の心情描写がリアルすぎて過去の自分と重なってしまうことが多々あった。
フィクションと現実を曖昧にさせら