芦沢央のレビュー一覧

  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    どんでん返し系。
    真実を知った後再読したい系。
    中盤より少し後ぐらいでネタバレがさらっとされており、「えっ」と思い小説の二度見をした。

    途中までなぜか人物同士の関係がわかりづらく、読み進めづらさを感じていたが、その時に色々仕掛けられていたのだろう。
    読み終わった後にプロローグだけ読み返してみたが、その部分がとても秀逸だったことに気づく。
    この時点でもうすでに騙されていたのだ。騙される土台が作られていたのだ。と
    たった8ページだが、されど8ページ。

    どちらの方向に過剰すぎても毒親になってしまうんだなーと思った。
    失礼な表現かもしれないが、女性のアク・エグみが丁寧に描かれていておもしろかった。

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    2026年05月17日
  • 悪いものが、来ませんように

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    過去に読んだことがあったこちらの作品を再読。オチを知りながら見ると色んなところに伏線が散りばめられていたことに気付き驚きの連続。オチを知っていてもなお面白い。映画にはできない、本だからできる素晴らしいトリック。面白い。

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    2026年05月17日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ところどころ違和感があって気持ち悪いなと思いながら読んでいたら、ああそういうこと!
    そういう系の本だと思ってなかったからびっくり、読み返してスッキリ

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    2026年05月17日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    怪異がじわじわとこちらを侵食してくるような一冊。第一話『染み』は秀逸。本なのに、視覚的にも背筋が凍る場面があって、文字には不思議な力があるなあと思った。

    「動物の死骸を見ても、かわいそうって思っちゃダメだよ」と、子どもの頃両親に教えられたことを思い出した。

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    2026年05月15日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    勤務中にお客様に勧められて読んだ

    子供にとっての親は唯一で絶対的な存在すぎて怖いなと思った。桜介がずっと真っ直ぐで、波留が自分の意思で父親の話を出来てよかった。

    話が進むにつれて関係ないように思えた登場人物が絡んでいく話は好きで面白かったし、すごく難しい訳でもなくて読みやすかった。

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    2026年05月14日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    誤魔化し、都合の良い思い込み、被害妄想etc…
    自分の都合良い解釈をしてしまったことによりあらぬ真実、結末がぎゅっと詰まった短編集。
    特に好きなのは「ありがとう、ばあば」と「絵の中の男」。
    「姉のように」は痛々しすぎて辛い…

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    2026年05月13日
  • 夜の道標

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    ネタバレ

    作品の舞台の街が、私の故郷の近くだ。なんだかそれが面白かった。

    波瑠が虐待を受けている、というのが一番ショックだった。
    無邪気とも見える桜介。波瑠を心配しているクラスメイト。
    本当は、手を差し伸べれば、波瑠に助けの手を差し伸べる人たちはたくさんいるのだ。

    でも、渦中の人間にはそれが分からない。
    波瑠だけではない。渦中の人間って、分からないもんなんだ。

    閑話休題。

    障害を持つ子供、障害と言っても重度なわけではない。それでも本人たちにしてみたら大きなことで。
    俺は〇〇ができないから、人の気持ちを想像することができないから、空気を読むことができない。
    そんな人たちは、かなりの人数がいると思わ

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    2026年05月12日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    薄々「そういうことだろうな」って思うところと、「そうなの?」ってびっくりするところがあって、推理要素のあるモキュメンタリーホラーみたいで面白かった。文章がちゃんと小説だから読んでる感じは「残穢」っぽかった。ラスト一気に落ちてく感覚になって良かった。登場人物がとても興味深くて、探したい気分になった。でも怖いからやめます。

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    2026年05月10日
  • 悪いものが、来ませんように

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    浮気した夫が殺されるが、事件解決よりも展開に衝撃が走るサスペンス

    やられた!まんまと騙された。この関係気持ち悪いなと思っていたけど、それを知ったのを境にパッと世界が変わる感じが素晴らしい。それぞれの正解が絶妙に噛み合わず不穏で◎

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    2026年05月10日
  • 嘘と隣人

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    芦沢央にしては闇が控えめ。その分、近所の人が……という苦しみがある。定年退職後の刑事にしかない哀愁漂うミステリ。

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    2026年05月10日
  • カインは言わなかった

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    ミステリー小説との触れ込みで読み始めた
    カリスマ監督率いるダンスカンパニーが舞台となる。
    主役に選ばれた藤谷誠が新作の公演直前で姿を消してしまう。
    殺される被害者が終盤までこの人だと予測していた
    が、すっかりミスリードされた!
    藤谷誠と恋愛関係になった女性たち、藤谷誠の代役に選ばれたダンサー等の視点で物語が進んでいくに
    連れて関係者の過去や性格が見えてくる。
    芦沢央は、短編の名手だと思っていたが長編作もしっかりとした構成や緊迫感のある描写で読み応えがあった。
    ダンスの知識がなくても十分にダンサーの世界がどれほど過酷な競争社会かなのかが伝わってきた。

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    2026年05月09日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて読んだ怪談本。

    短編集なので読みやすい。
    断片的にストーリーが繋がっている感じがあって、そこも面白い。

    最初の話が、私的には1番鳥肌がたった。

    ストーリーもリアル性があって面白い。

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    2026年05月08日
  • 最後の一行 white

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    いままで読んでいた物語が、最後の一行でガラリと景色を変える。
    古今東西人気作家さんたちの力作が並ぶ。
    最後の一行というよりは、最後の一段落、ぐらいの感じではあったけれども、でも、え、え?そうなの?と思わせてくれる。
    惜しむらくは、やや気持ちの悪い話が多かったのが…個人的に血液多めなのは苦手なので、ちょっとそこが超個人的マイナスポイントだった。

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    2026年05月07日
  • 夜の道標

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    面白い
    一見、なんの関わりもない登場人物たちがだんだんと絡み合っていく
    どの人物も秘密や葛藤をかかえている

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    2026年05月07日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    何が本当で何が創作なのか。
    1話1話は、よくあるといえばよくある怖い話のように感じたが、最後のまとめの部分に差し掛かった時に、なんだか心に引っかかっていた事を作者も引っかかっていたのかと思って、それを解き明かそうとするが出来なくて。

    タイトルの「火のないところに煙は」というのも秀逸だと思った。
    まさに読み終わった後の気持ちを表している。

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    2026年05月06日
  • 嘘と隣人

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    最初から最後までノンストップで面白い。そして各章のタイトル名が秀逸すぎる。過去読んできた芦沢さんの作品はドロドロしていて読後感がモヤッとするものばかりだったので、最後までスッキリ読み終えられたのは本作が初めて。他作品を読んで苦手意識がある方にもオススメしたい。

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    2026年05月06日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    誰しも経験したことがあるような、失敗した時の居心地の悪さや、失敗を隠そうとする人間の動きを滑らかに細やかに描写している。
    読者も、まるで共犯かのような、それでいて部外者が覗き見しているような感覚になる読み心地。

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    2026年05月06日
  • 最後の一行 white

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    四編の短編集。どれもモヤモヤする系で読み心地はよろしくないので、この作家陣のファンとか、新しい作家探したい人とか、イヤミス系嫌いじゃない人にお勧めです。とりあえずどれも面白かったです。
    「ゼリーに満たされて」金子玲介
    頭に声が鳴り響き、網で助けたウサギっぽい何かは超高度知的生命体。まわりとうちとけられない、ケーキ屋の息子、小5の森康太は徐々にそいつと仲良くなっていく。そいつはゼリーが好きらしくて毎日康太の作ったゼリーを食べていた。
    金子玲介さん、本当に会話文が面白いですね。最後の1行以外は結構明るい感じで楽しく読みました。
    「人魚の骨を拾いに往く」斜線堂有紀
    子どもも少ない離島に残る人魚の伝説

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    2026年05月05日
  • カインは言わなかった

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    豪の描写を興味深く読んだ。決して深入りしない方がいいタイプの男が凡庸な女の目に非常に魅力的に映る描写が面白いと感じた。

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    2026年05月04日
  • いつかの人質

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    三人称視点とインタビュー形式のこの方式と、全体の空気感(たとえ幸せで平和であっても)がイヤのなかに尖ったミステリー要素が入ってるのが大好き。
    「悪いものが来ませんように」がもっと欲しかったのでうれしかった。

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    2026年04月29日