芦沢央のレビュー一覧

  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
    凪良ゆう「表面張力」
    城平京「これは運命ではない」
    木元哉多「どっち?」
    阿津川辰海「成人式とタイムカプセル」
    芦沢央「この世界には間違いが七つある」

    ひとつめ:怖い話になるかと思ってたら、意外とハートフル。
    でも、思春期の娘の父親への憎悪や、
    あの時期の転校とか、そう簡単には癒やされないのでは?と思う。
    でも、家族愛が伝わったのは良かったよね。

    ふたつめ:さすが!面白く読めました。
    スピンオフなら先に本編読みたかったなぁ。
    誰が一番怖いかって話だけど、さりげなく病んでる人がいて
    大丈夫かな?と思う。一番心配な人はお祓いされたら大丈夫かな?

    みっつめ:虚構推

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    2023年01月27日
  • 貘の耳たぶ

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    自分が産んだばかりの息子を、新生児室に寝ている同じ日に生まれた隣の子供と入れ替えるというありえない行為を、誰もが実行してしまう可能性があるかもしれないと思えるほどの精神状態の描写を表現している。その後のいつバレるか分からないとビクビク暮らす日々、入れ替えられた家族の精神描写もリアルすぎて読み始めると止まらなかった。

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    2023年01月16日
  • カインは言わなかった

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    ネタバレ

    自分にとって初めて読む芦沢央さんの作品。

     大勢の他人の前で批評される緊張感。
    批評者の一言にカッと頬が熱くなる瞬間。
    HHカンパニーでの場面はリアルすぎて心臓がキュッと掴まれたように痛く、自分がその場に立たされている様で、呼吸が浅くなりました。

     その反面、他の場面では各登場人物の心情や言動を俯瞰的に捉えて読み進めたように思います。
     
     抱えきれない現実にぶつかった時、心を整理するために人は、それらしい原因を求めたがるものです。
    原因と結果が結びつけば、感情にケリをつけて埋葬することができる。
    実際には、ただ埋葬しても勝手に成仏するわけじゃないのに。

     登場人物たちは、みんな気持ちが

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    2022年10月27日
  • カインは言わなかった

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    ノンストップ・ミステリーと謳っているのも納得。ページをめくる手が止まらなかった。
    角田光代さんの解説がすべてを言い表してた。

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    2022年08月09日
  • 本格王2022

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    みんな良かったです!
    読んだことのない作家さんのお話は興味深く、次に読む本をどれにしようかな~、と迷ってます!

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    2022年07月13日
  • 貘の耳たぶ

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    ネタバレ

    取り違え出産の話。どうか、リクにもコウタにも幸せになってほしい。リクが結果的に繭子の元へ行かなくてよかったと思う。コウタと父親の玄関先で離れ離れになるシーンでは涙が出そうになってしまった。最後に、繭子視点のストーリが欲しかった。取り違え発覚以降の繭子の心情がどうだったのか気になる。

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    2022年05月16日
  • 貘の耳たぶ

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    福山雅治主演の映画「そして父になる」では看護師が故意に取り違えたが、この作品は母親が取り替えた。でもそこには悪意なんてものはなく、十分に同情する状況でもあるし、なにより子供を愛していた。仮に取り違えなくても愛しただろうに。そして取り違えられた側ももちろん。同情してしまう感情もあり、でも取り返しのつかなすぎることでもあり。はやく映像化してたくさんの人に知ってほしい作品

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    2022年01月24日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    6人の作家による6話の短編集。気に入った作品は作者の他の作品も読んでみたい。特に辻堂ゆめと阿津川辰海は気になる。

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
     小5から高2まで父おやの転勤で4年のアメリカ生活から誕生日にビジネスクラスで帰国する。
    思春期を馴染めない外国で過ごす事になった恨みから父を毛嫌いする娘。
    我が家もこんな感じかも。この話はとても好き。

    凪良ゆう「表面張力」
     アパートの取り壊しで見つかった壁一面のお札の謎。
    怨念か?

    城平京「これは運命ではない」
    恋愛物の定番の様な出会いを何度も繰り返す謎
    先輩の謎解きがすごい。

    木元哉多「どっち?」
    妻の友人との不倫を解消しようとするが。

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    2021年05月14日
  • 悪いものが、来ませんように

    購入済み

    何度読んでも泣いてしまう

    芦沢さんの作品は初めてで、先入観も持たずに読んだのでしっかり騙されました。確かにもう一度読み返したくなる。女性、母親、幼少時代…自らに重なる部分があり、後半は涙が滲んでしまいました。タイトルがとても良い。他の作品も読んでみたいです。

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    2021年04月10日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    窓やドアのつまみに糸を引っかけて、外から引き鍵をかける-単純で使い回されたミステリーのお約束のトリック。では、このトリックを使うと宣言してしまうのは?
    5人の作家が同じトリックを使い、まったく別の物語を作り出す。

    物語の中にはたくさんの密室トリックがあふれているけれど、現実の事件ではまず存在しない。手間がかかるし、成功する可能性も高くないだろう。読みながらそう思うことも多々あるし。
    それを逆手に取った『似鳥鶏』の『このトリックの問題点』を始め、それぞれひねりが効いていて、とても面白かった。
    一番気に入ったのが、突如部屋に出現した金の仏像と正体不明の彼女『彩瀬まる』の『神秘の彼女』。男子大学寮

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    2019年01月22日
  • 猫ミス!

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    新井素子さんと小松エメルさん目当てで買いましたが、どなたも面白くて買ってよかった!
    ただ、推理を期待する方は物足りないかもです。「猫どろぼう猫」「オッドアイ」の風味が味わい深く好みでした。

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    2017年11月03日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    ハラハラが止まらなくてあっという間に読み切れた。人間の汚さにしっかりフォーカスされていて、自分だったらどうするだろう、まともな動きができるだろうかと心配になりつつ読んだ。「悪いことをしたから悪いことが起きるわけではない」のか‥でも不倫から始まったことだしな‥

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    2026年04月13日
  • 魂婚心中

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    色んなタイプの変わった話が入った短編集でした。
    個人的に好みだったのは女子と女子のクソデカエモ感情に心をやられた「二十五万分の一」と「九月某日の誓い」。

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    2026年04月12日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    城平京がベスト作品だなあと読み進めたラストの芦沢央

    やられました
    タイトルも見事です

    やられた系ミステリーが好きな自分には100点満点の星5!

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    2026年04月12日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    まさか母子だったなんてーーー。
    すっかり騙されたし、読みやすくて1日で読み終わってしまった。
    最後の真相も、母から娘への嘘もあって涙してしまった。
    人を殺して埋めてしまう時の焦燥感もリアルで、途中の違和感を感じつつも勢いで読み進めてしまう。
    娘:紗英の夫はクズ。
    鞠絵は母との共依存・一卵性母娘にもならず、母のために証言しようとしていて、気が強いけれど良い子だった。

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    2026年04月07日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    人の心にある暗い部分の言語化が魅力的。暗い表情でイヤな気持ちになるし、息の詰まるような展開なのに、没頭してしまう。最近お気に入りの作者。
    『目撃者はいなかった』ではひとつの嘘から抜け出せず悪い方向に転がって止められなくなる展開。『許されようとは思いません』では祖母の本当の思いに辿り着いたときの結末が良かった。

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    2026年04月07日
  • 悪いものが、来ませんように

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    どんでん返し系ってほんとに当たり外れが多いし、予想がついてしまうものが多い中で、ほんとに予想がつかなかった。残りページが少なくなっていく中でこのまま終わるんじゃないかすら思えた。面白かったほんとに騙された。もっかい読む。全然違う話になりそう。

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    2026年04月06日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    プロローグが秀逸。
    ここに奈津子のリアルな母親像があることで第一章からの奈津子も引き続きその年代のまま母親だと錯覚した

    ▪️違和感
    ・夕飯を作りにくる関係
    ・車を出す関係
    ・髪を切る関係

    ▪️ひっかけ
    ・公民館の裁縫メンバーが二十代。
      ※年齢が離れているからかもしれないとの記載もあり
    ・第三章でリリの父親が寝てる描写がでてくるが、その後の証言が柏木貴雄

    ▪️ヒント
    ・この場を失えば私が社会と繋がっていられる場所は一つもなくなってしまう→紗英とのつながりは社会ではない
    ・p.78 電車の中での奈津子の注意→同級生にしては大人びてるが単純に引率者としての振る舞い
    ・p.120 庵原和子の

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    2026年04月07日
  • 嘘と隣人

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    平良正太郎は警察を退職したとともに
    事件やトラブルに見舞われ真相を追って行く事に
    大きな事件ではなく?何故?の部分
    モヤモヤを紐解いて行く
    そこなのか、人の心理を鋭く見る目は圧巻

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    2026年04月06日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ミステリーの中で一番現実的というか、身の回りにいくらでも潜んでそうな類。人間の弱さからどんどん追い詰められていくのがすごくゾワゾワきた。プールの話が一番印象的、こっちまで悔しくなる。

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    2026年04月06日