6人の作家による6話の短編集。気に入った作品は作者の他の作品も読んでみたい。特に辻堂ゆめと阿津川辰海は気になる。
辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
小5から高2まで父おやの転勤で4年のアメリカ生活から誕生日にビジネスクラスで帰国する。
思春期を馴染めない外国で過ごす事になった恨みから父を毛嫌いする娘
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我が家もこんな感じかも。この話はとても好き。
凪良ゆう「表面張力」
アパートの取り壊しで見つかった壁一面のお札の謎。
怨念か?
城平京「これは運命ではない」
恋愛物の定番の様な出会いを何度も繰り返す謎
先輩の謎解きがすごい。
木元哉多「どっち?」
妻の友人との不倫を解消しようとするが。
ある意味恐ろしい結末?
阿津川辰海「成人式とタイムカプセル」
小4の時に埋めたタイムカプセルを開けると空っぽだった。
この話が一番面白かったかも。
芦沢央「この世界には間違いが七つある」
「この世界」とは?