作品一覧

    • 録音された誘拐
      NEW
      -
      1巻1,056円 (税込)
      大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!? 耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件の影があった。誘拐犯VS.探偵たちの息詰まる攻防、二転三転する真相の行方は……。どんでん返しに次ぐ、どんでん返し! 新世代本格の旗手が描く、令和の新しい誘拐ミステリ。本当に騙されていたのは誰だ?
    • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド
      NEW
      -
      1巻2,200円 (税込)
      ミステリ初心者も上級者も読んで楽しいガイド&アンソロジー 評論家・杉江松恋によるミステリをより面白く読むためのコラムと、辻真先や青崎有吾、斜線堂有紀など豪華作家陣七名によるホームズやルパン、ポアロなど世界各国の名探偵のパスティーシュ短篇を収録する、大人も子供も楽しく学べる必携ガイド&アンソロジー。
    • 入れ子細工の夜
      3.5
      1巻880円 (税込)
      反転! 反転! また反転。語りと騙りの大渦巻が再び。4つの油断ならない短編が巻き起こす、幻惑の嵐をご堪能あれ。作家と訪問者の息詰まる神経戦を発端に、読者の認知を極限まで揺さぶる「騙り」の大逆転劇。斯界の話題を独占した『透明人間は密室に潜む』から、奇天烈な発想領域は更に拡大! ハードボイルド、異常入試問題、二人劇、学生覆面プロレス――若きミステリ界の新星が限界いっぱいに投げ込む、奇想に満ちた短編集。
    • 有栖川有栖に捧げる七つの謎
      4.1
      1巻1,001円 (税込)
      デビュー35周年記念! 一度限りの豪華トリビュート作品集 予想をはるかに超える名編ばかり それにしても、ここまでやりますか!? ――有栖川有栖、思わず脱帽 レジェンドへのリスペクトを胸に 人気作家7名が全力執筆! 真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、 女子高に潜入する火村とアリスや 不可解なダイイング・メッセージに挑む 江神たちEMCの面々まで。 「気鋭の作家が本気で遊んだら、 こんなものを書いてしまうのか!?」と 有栖川有栖を感嘆させた一度限りの豪華トリビュート。 有栖川有栖による解説を収録。
    • 阿津川辰海 読書日記~ぼくのミステリー紀行〈七転八倒編〉~
      4.5
      1巻3,080円 (税込)
      「本格ミステリ大賞」を受賞した前作からさらにボリュームアップ! ジェフリー・ディーヴァ―のどんでん返しの秘密を体系的に分類・総括した回や、青崎有吾『地雷グリコ』に触発されてギャンブル・ミステリーを総まとめした回など、若手屈指の本読み作家が大好きな作家&作品を存分に語り尽くした偏愛度マックスのミステリーガイド。全500ページ越え、ここでしか読めない濃厚ミステリー論が満載です。
    • バーニング・ダンサー
      3.6
      1巻1,925円 (税込)
      全世界百人の能力者――「コトダマ遣い」。特殊設定ミステリの気鋭が贈る、能力者vs.能力者の警察小説!
    • ミステリーツアー
      3.2
      1巻2,035円 (税込)
      新進気鋭の小説家5名による豪華なミステリガイド! 謎多き旅へあなたを誘う1冊が必ず見つかる! ミステリーのことはよくわからない、でも知りたい。そんなあなたに! 5人の小説家が刺激的な「謎」の世界をわかりやすく紹介! ・青崎有吾 ・阿津川辰海 ・伊吹亜門 ・似鳥鶏 ・真下みこと 1回2分で読める全75回のミステリー書評! 会員制読書クラブMRC(メフィストリーダーズクラブ)で好評の書評連載がついに書籍化。
    • ミステリー小説集 脱出
      3.5
      1巻1,980円 (税込)
      あなたはここから出られるか?  5人の人気作家が仕掛けた、謎だらけの物語から脱け出せ 全編書き下ろしの没入感溢れる小説集! <収録作> ・阿津川辰海「屋上からの脱出」 閉じ込められた深夜の学校の屋上から抜け出す方法を探せ ・織守きょうや「名とりの森」 入ると自分の名前を奪われる森から、親友を助け出せ ・空木春宵「罪喰(つみばみ)の巫女」 不可解な仕掛けに囲まれた神社の秘密を解き明かせ ・斜線堂有紀「鳥の密室」 魔女として処刑される前に、塔の最上階から逃げ出せ ・井上真偽「サマリア人の血潮」 謎の研究所の出口を目指し、失った記憶を取り戻せ
    • 黄土館の殺人
      3.8
      1巻1,320円 (税込)
      館四重奏第三弾! 次の館に、事件が起こる! 新鋭の旗手による最新作! 事件は、岩に囲まれた館で起こる!
    • 午後のチャイムが鳴るまでは
      3.7
      1巻1,870円 (税込)
      こいつら、最高すぎる……! 昼休みの“完全犯罪”にご用心!? 本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点! 九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、2年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。 タイムリミットは65分、奴らのミッションは達成なるか(第1話「RUN! ラーメン RUN!」)。 文化祭で販売する部誌の校了に追いつめられた文芸部員たち。 肝心の表紙イラストレーターが行方不明になり、昼休みの校内を大捜索するが――(第2話「いつになったら入稿完了?」)。 他人から見れば馬鹿らしいことに青春を捧げる高校生たちの群像劇と、超絶技巧のトリックが見事に融合。 稀代の若き俊英が“学校の昼休み”という小宇宙を圧倒的な熱量で描いた、愛すべき傑作学園ミステリ! 《ここまでやるか、阿津川辰海!――驚嘆の声、続々》 「あーくやしい!『学生時代に戻りたい』なんてこの本を読むまでは一度たりとも思ったことがなかったのに!」 ――芦沢央さん 「日常は、解き明かされることを待っていた。何の変哲もない平凡な日々を開いてみれば、 そこには輝くばかりのミステリーが詰まっている。阿津川辰海が教えてくれた魔法が、私達の日々まで彩っていく」 ――斜線堂有紀さん 「晴れ晴れとした気分になる青春ミステリ! 馬鹿らしくも愉快なアレコレに惜しみなく情熱を注ぐ高校生たちの姿は、 まるでこの作者の創作態度を見るようだな!!」 ――東川篤哉さん 〈目次〉 第1話「RUN! ラーメン RUN!」 第2話「いつになったら入稿完了?」 第3話「賭博師は恋に舞う」 第4話「占いの館へおいで」 第5話「過去からの挑戦」 装画/オオタガキ フミ
    • 斬新 THE どんでん返し
      3.8
      1巻726円 (税込)
      多くの読者から支持を集める「どんでん返し」シリーズ。今作でも、いま最も読みたい気鋭の作家が集合した。アイドルグループに所属する主人公の企みを描いた――芦沢央「踏み台」、殺し屋という裏の顔を持つ男が遭遇した事態とは――阿津川辰海「おれ以外のやつが」、時代ミステリーならではの動機に目を瞠る――伊吹亜門「遣唐使船は西へ」、残された手紙から謎を読み解く――斜線堂有紀「雌雄七色」、そしてクローズドサークル+ロジック――白井智之「人喰館の殺人」。少しの時間で大きな驚き。圧巻のミステリーアンソロジー。
    • あなたへの挑戦状
      4.0
      1巻1,584円 (税込)
      ミステリ若手筆頭格の二人が全霊で競うところを、見たくないですか? 現在最注目の二名がプライドをかけて競作!? テーマは「あなたへの挑戦状」
    • 透明人間は密室に潜む
      3.9
      1巻770円 (税込)
      透明人間が事件を起こしたら? アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら? 犯行現場の音を細かく聞いてみたら? ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら? 波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ! 読めばファン確定。2020年のミステリ・ランキングを席巻。驚嘆必至、必読の傑作短編集!
    • 阿津川辰海 読書日記~かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉~
      4.4
      1巻2,090円 (税込)
      大好物のミステリーを食べて、こんなに大きくなりました――アガサ・クリスティー、綾辻行人、エイドリアン・マッキンティ、伊坂幸太郎、ジェフリー・ディーヴァー、都筑道夫、D・M・ディヴァイン、法月綸太郎、ヘニング・マンケル、山田正紀……など総勢362名、1,018作品。一日一冊以上のペースで爆読する若手屈指の本読み作家が大好きな作家&作品を存分に語り尽くした偏愛ミステリーガイド。この熱量と文字量、どうかしてるぜ。
    • 星詠師の記憶
      4.2
      1巻880円 (税込)
      被疑者を射殺してしまったことで、一週間の自主謹慎に入った刑事の獅堂は、故郷の村を訪れている。突然、学ランの少年・香島が、彼の慕う人物が殺人事件の犯人として容疑をかけられている、と救いを求めてきた。殺人の一部始終が記録されている証拠の映像は、紫水晶の中にあり、自分たちはその水晶を研究している〈星詠会〉の研究員であると語るのだが――。
    • 新世代ミステリ作家探訪
      3.8
      1巻2,750円 (税込)
      若手書評家として精力的に活動を繰り広げる若林踏。主催するトークライブでは、新世代作家たちに真正面から問いをぶつけていく。熱中した物語、創作論作法、問題意識……。和やかなトークは、時に熱を帯びながら、深まっていく。そして、語らいの先に浮かび上がったものとは!? 各人各様に進化するミステリの最前線。読書をより深く楽しむための一冊。
    • 非日常の謎 ミステリアンソロジー
      3.5
      1巻726円 (税込)
      今、猛威を振るうコロナウィルスにより、私たちの「日常」が脅かされています。 ですが、そんな「非日常」の中でも、大切な「日常」は続いていきます。 いえ、「日常」を続けていくことこそが、私たちの戦いです。 そこで、ミステリにおける「日常の謎」というジャンルを今回は「非日常の謎」と置き換え、 日々の生活の狭間に突如訪れる、刹那の非日常で生まれる「謎」をテーマとして、 創刊5周年を迎えた講談社タイガが期待する、六人の著者に短編を寄稿いただきました。 物語が、「非日常」を乗り越える力となることを信じて。 創刊6年目となる講談社タイガは、小説を楽しめる「日常」を守り続けます。 「この世界には間違いが七つある」芦沢 央(あしざわ・よう) 「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海(あつかわ・たつみ) 「どっち?」木元哉汰(きもと・かなた) 「これは運命ではない」城平 京(しろだいら・きょう) 「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ) 「タイトル未定」凪良ゆう(なぎら・ゆう)
    • 蒼海館の殺人
      4.0
      1巻1,210円 (税込)
      館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ 濁流押し寄せる館の連続殺人。 雨が止むころ、僕らは生きているのか。 ☆☆☆ 2019年『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)がスマッシュヒットを記録し、 2020年『透明人間は密室に潜む』(光文社)が続々ランクインの26歳による最高傑作! ↓ ☆「2021本格ミステリ・ベスト10」(原書房)国内ランキング 第1位 ☆「このミステリーがすごい! 2021年度版」(宝島社)国内編 第2位 ☆「週刊文春ミステリーベスト10」(文藝春秋)第2位 ☆「ミステリが読みたい! 2021年度版」(ハヤカワミステリマガジン)国内篇 第3位 ☆☆☆ 学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。 政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。 名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、 激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。 刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。 新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。
    • 名探偵は嘘をつかない
      3.9
      1巻990円 (税込)
      名探偵・阿久津透。数々の事件を解決してきた彼は、証拠を捏造し、自らの犯罪を隠蔽したという罪で、本邦初の探偵弾劾裁判にかけられることになった。兄を見殺しにされた彼の助手、火村つかさは、裁判の請求人6名に名を連ねたが、その中には思わぬ人物も入っていて――! 新人発掘プロジェクトから現れた鬼才、審査員を唸らせた必読のデビュー作!
    • 紅蓮館の殺人
      3.4
      1巻957円 (税込)
      山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
    • ベスト本格ミステリ2018
      3.6
      1巻1,771円 (税込)
      2017年に発表された本格ミステリの短編と評論から、本格ミステリのプロフェッショナルが選びぬいたベスト作品集!――今読むべき、最先端の本格ミステリがこの一冊に!
    • 黄土館の殺人

      Posted by ブクログ

      引き離された探偵と助手がそれぞれの事件を解き明かす。
      事件発生の場に肝心な探偵がいなくて、助手が事件を解き明かすなんてシリーズとして成長を感じる流れですよね。
      しかも三谷くんというさらなる助手がいい役をしてくれてます!
      しかも前作から時が経った大学生の彼らとなるとより視野の広くなる推理に期待しながら序盤からワクワクでした。
      まさかの1作目の人物たちが再びここで出てくると思わなくて、これはシリーズを通しで一気に読んだかいがあります!
      引き離された葛城が事件を起きる前に解決とは成長しすぎなのでは笑
      未然に防がれる犯人がちょっと可哀想になってきます。
      しかも解決まで序盤でいったものだからこの物語はど

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      2025年03月31日
    • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

      Posted by ブクログ

      大好きな有栖川有栖の、デビュー35周年のトリビュート作品集。
      どれも非常に面白い…!!

      一番印象に残ったのが有栖川有栖嫌いの謎。
      いとこに有栖川有栖の本を借りようと思いお薦めを訊いたらボロカスにけなされたんだけど、その割には全部読んでる?なぜ?というお話。
      面白いなぁ。よくこんな発想できるよなぁ。
      『幽霊刑事』を、「タイトルがピーク。背表紙だけ見てればいい」とバッサリ切り捨てるところなど、もうとにかく笑ってしまった。


      夕木春央と今村昌弘しか読んだことなかったけど、他の作家のも読んでみたくなった。
      その前にもう一度アリスシリーズから読み直したいな。

      0
      2025年03月30日
    • 蒼海館の殺人

      Posted by ブクログ

      全員嘘つきの殺人事件。
      嘘つき一族という前情報を持った上でいざ一族と対面をして疑ってかかるからこそ全てが怪しく見える。なのに何が嘘なのかが分からない。
      形を得ない何がドス黒い空気が蔓延する中で信じられるのは自分たちだけなんて空間、人間不信すぎます笑
      絵に描いたような仲良し家族を演じる気持ちの悪さや、気を抜くと信じてしまうような言葉巧みな人間力をそれぞれ作り上げられる人物設定がすごいです。
      そして挫折した名探偵は一体いつ復活するのか…半分くらいまで話が進んできて、謎解き今から追いつけるのか?とハラハラしてしまいました!今回の田所くんの大事さがよくわかります。
      謎が明かされた時、裏の裏の裏を読んで

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      2025年03月17日
    • 紅蓮館の殺人

      Posted by ブクログ

      探偵VS元探偵。
      山火事によるタイムリミットのあるクローズド・サークルの中で起きた事件という設定が、最初はなんで山火事何だろうなー、あんまりそうゆう設定が他にないからかなと珍しい設定にしたのかと思っていました。
      館に火が回るまでの残り時間がこまめに挟まれるので時間の経過が分かりやすいのと、その速度で話が進むのに後半戦どれだけ詰め込まれるだろう!?という期待が膨らみました。
      館の作りが特殊なのはあまりリアルさがなくて好みではなかったのですが気づくとあれよあれよと惹かれている不思議なことになっていて、この作者さんは恐い!と感じました笑
      文章の作りこみ方もあれば、なにか伏線になりそうな言葉が文体を変

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      2025年03月12日
    • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

      Posted by ブクログ

      これは!!
      有栖川有栖氏の生み出したキャラが色んな作家さんの力で色付いてます!!
      知ってるだけに笑えるフレーズ。キャラクター達への愛情を感じます
      「残念。ハズレだ」
      「…しがないサラリーマンです」
      笑笑!!!
      たぶん有栖川有栖には書けない砕け方!
      シリーズを知らなくても楽しめる。
      …けど!知ってたら何倍も面白いです

      0
      2025年03月08日

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