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Posted by ブクログ
めっちゃおもしろかった!
阿津川辰海さんの作品はコンプリートしているが、
『透明人間は密室に潜む』短編集のなかの1作、「盗聴された殺人」のあのコンビ復活とは!
そもそもこのお話し、設定たかなり特殊で、まさかシリーズ化できるとは思っていなかったので、うれしい誤算♪
しかも、シリーズものっていったらフツー、名探偵もワトソンも決まっていて、その安定感こそがウリではないですか。
なのに、あえてそこを切ってくる!
そして、さらに進化させてきた!
いやぁ……、何度もいってるけど、阿津川さんの頭ン中ってどうなってるんだろ……。
で、阿津川辰海の作品が読める時代にいて、超絶ラッキー!!
名探偵ものとしても新境地の実験作でありますが、
もちろん、誘拐ミステリとしてもすばらしい☆
現代において、誘拐という犯罪はほぼ成立しない、という難問に真っ向から挑み、がっつり解答を出してきています。
端的に言って、すごい。
ちょっとわたしにはムリだけれども、機動力と組織力がある人なら、たぶんこの方法で誘拐成功しちゃうかも?
前作の短編では、大野探偵所長がすごいなー、程度のお気に入りだったけれども、今回で、大野はもちろん、美々香の頭脳・プロ意識にしびれた! そして、ムチャしがちなこの2人のそばには、望田さんがいなければなりません!
構成としてはちょっとバタついてるなぁ、と気になる所はあった。こなれていないというか……、要素が多かったので仕方ないのかも。
ただ、そのぶん、ヒントが多く、伏線だらけで、犯人自体はかなり早い段階でわかります。
作者も、べつにそこは重視していない感じだし。
絶対シリーズ化する流れなので、今度の大野&美々香の進化に期待大!!
Posted by ブクログ
すごいすごい!たしかに『令和の誘拐ミステリー』だ!!
短編集『透明人間は密室に潜む』のなかの「盗聴された殺人」に登場した大野探偵事務所の面々の活躍が長編で読めるのが嬉しかった。
美々香の耳の秘密やちりばめられたトリック、ブラフ、ミスディレクション、そして真犯人の正体にいたるまで、阿津川辰海の引き出しってどうなってるんだろう……と思って至福のため息。
解説でもその読書量の多さをと引き出しの多さを絶賛されていたけれど、読書日記も積んであるからそちらも読み始めよう。(そして今、読書日記の二冊目が出ていることを知った。ぐぬぬ、楽しみが増えたではないか……嬉)
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