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透明人間が事件を起こしたら? アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら? 犯行現場の音を細かく聞いてみたら? ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら? 波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ! 読めばファン確定。2020年のミステリ・ランキングを席巻。驚嘆必至、必読の傑作短編集!
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Posted by ブクログ
ヒボさん推しの阿津川辰海さん。✧。・゚ お薦めして頂いた一冊目は『透明人間は密室に潜む』 なるほどദ്ദി^._.^) 四編のお話なんだけど、どの話もしっかりみっちりミステリー色満載で、個性が強い 本格的なミステリーは読み慣れていないのだが、短編とは言えない仕上がりで面白かった° ✧ (*´˘`*...続きを読む) ✧ 表題の『透明人間は密室に潜む』 勝手に消えたり現れたりするイメージのある透明人間が、完全に消えるのに苦労するというのが意外 ここでは透明人間病が流行っているという設定 透明人間と完全犯罪 Pレディの「透明人間」の歌詞は、”つかまらないのが、透明人間なんです♪〜”だけど……?? (昭和でしたね^^;) 『六人の熱狂する日本人』 オタクを扱った法廷もの アイドルグループのロゴが入った、どぎついピンクのTシャツに着替えて来た裁判員の一人 そこから、六人のオタク達の会話が炸裂していく様がコメディ コールなどをせずライブを噛み締めるように聞く人を『地蔵』というらしい 私はオタクではないが、自分はまさしくそれだと知った笑 『盗聴された殺人』 耳の良さを特技にした助手と、そこからヒントを得る探偵が事件を暴く 探偵と助手のコンビがいい 耳が良過ぎると、聞きたくないものも聞こえてしまうんだね 『第13号船室からの脱出』 船の中での脱出ゲームが、本当の脱出ゲームになってしまった 話は一転ニ転、最後にほくそ笑むヤツは誰か? いつも街中で見かけては気になっていた「リアル脱出ゲーム」 一人からでも小学生からでも楽しめるらしい 梅雨の時期、真夏の暑い時に室内で快適に楽しむにはいいかもしれない この方の長編ものはまた違うのかな?
傑作ミステリ短編集。四編はどれも「もしもこのような状況になったら」「もしもこういうことが起きたら」という設定であり、あまり読んだことのないテーマの作中が多い。どの作品も最後に驚かされ、思わず「やられた!」と叫ぶこと間違いなし。 表題作『透明人間は密室に潜む』はタイトル通り「透明人間」が登場する“特殊...続きを読む設定”ミステリ。透明人間が存在する世界の作り込みにリアリティがあり、作中の透明人間の課題や社会問題が色濃く描かれている。倒叙ミステリで、犯人の用いたトリックは分かったが、最後のどんでん返しは衝撃だった。 『六人の熱狂する日本人』は法廷ミステリであり、アイドルオタクが裁判員裁判に参加するという設定。コメディ色が強い中急に展開する推理に物語は二転三転する。「そんなことある!?」となる結末が待っている。 『盗聴された殺人』 耳が異常に良い主人公と探偵役のバディもの。耳が良いことで拾える証拠から犯人を推理するミステリで、“音”が謎に関わっている。解決編パートの伏線回収は圧巻。 『第13号船室からの脱出』 ジャック・フットレルの代表作『十三号独房の問題』のオマージュで、脱出ゲームがテーマのミステリ。四編の中で一番面白かった。「脱出ゲームの最中に実際に拉致・監禁された主人公が脱出を目指す」という魅力的な設定で、作中の脱出ゲームは参加者になった気分で謎解きにのめり込める。そして終盤の連続どんでん返し。何度も覆る物語に驚愕!
どの短編も設定が面白く、すぐ再度読み返したいと思えるほどに面白かった。どれも特殊な設定ながらしっかりと本格ミステリーで読み終えた後の満足感が素晴らしい。
作者のノンシリーズ短編集。 以前「入れ子細工の夜」を読んで面白かったのでこちらも読んでみたのですが、物凄く楽しめました! 以下各短編感想。 「透明人間は密室に潜む」 表題作だけあってクオリティは折り紙つき。 透明人間になる病気が蔓延している世界での、特殊&倒叙ミステリ。ミステリを成立させ...続きを読むるための設定が細部まで考えられてるなと思った。 特殊設定ミステリ特有の、そのシチュエーションだからこそ出来るトリックとかそういうのが大好物なのです...! そしてラストに明かさせる真相によって、作者の掌で転がされていたことが分かります。綺麗に騙されて快感でした! あと参考文献にジョジョ4部があってちょっと笑った。 「六人の熱狂する日本人」 アイドルグループのファン同士で発生した殺人事件を扱った裁判員裁判のお話。 本短編で1番のスラップスティック回。話が進むにつれてどんどんおかしな方向に向かっていき、カオスな事になっていきます。読んでて終始笑っちゃいましたw そして最後の結末もある意味前代未聞じゃないでしょうか。これがアイドルオタクの仁義ってやつなのでしょうか。 「盗聴された殺人」 推理の得意な探偵と耳が良い助手のバディ物。不可解な謎が、鮮やか推理によって一本に繋がるのはやはり快感。 耳が良い事を生かして全編音による手がかりをメイン据えているのは斬新じゃないでしょうか。 「第13号船室からの脱出」 誘拐事件からの脱出と脱出ゲームの二つをメインに据えた作品。 どちらも作者らしくかなり凝っていて、特に脱出ゲームの方はとある事実が導き出されることによって、全てが反転するのが秀逸。 結構エンタメ系の作品で楽しめました。
透明人間視点で描かれる苦悩などに共感できるはずもないが共感してしまう、不思議ミステリー。読後感も人が死んでいるのにコミカルな気がする。面白かった
それぞれ趣向の違う4作が楽しめる。 1作目では、透明人間がいる社会のディテールをしっかり設定しており、現実離れした世界観でも興味深く読むことができる。 4作目では、謎解きゲームと実際の事件が同時進行する展開が珍しく、面白い。さらに登場人物同士が頭脳戦を繰り広げており、真の黒幕は…?という点でも楽しめ...続きを読むる。
短編集 もう、完全に2編目の「六人の熱狂する日本人」にやられました。もう読んでない人はこれだけでも読んで欲しいです 裁判員制度の話、と書いたらすんごい硬そうで人選びそうですが終始声出して笑いました。こんなん笑うわ!特番ドラマとか無理ですか!?えっ?なめすぎ?死んじゃうアイドルとか、あのちゃんあたりで...続きを読むもうねfjdiwiskdjfjfgueow
久々の阿津川さん♪ 4つの中編集。 どの話も面白かったです。 ミステリなのに、くすりとしてしまう話が盛り沢山かと思いきや、それだけじゃない話もあったりで 短編集にしてはややボリュームがあるので 中編集かなと。 どことなく、某芸人の脚本ドラマに似ているような 世にも奇妙な的な雰囲気を感じたのは気のせい...続きを読むかな。 読み応えもあってかつ、4つの物語が独立しているのでお得感満載な物語でした。
ずっと気になっていたミステリ界においての最注目短編集。四つのお話が入っていましたが、どれも”普通ではない”本格ミステリでした。 •「透明人間病」である彩子は、大学に忍び込み、教授室で新薬の開発目前である川路教授を殺してしまうが、夫を含めた数人がいきなりあらわれる。 入り口は塞がれ、逃げることはでき...続きを読むないという絶望的な状態、どうする??…「透明人間は密室に潜む」 •あるアイドルオタク達が、ホテルで殺された。 裁判制度で選ばれた一般市民の裁判員6人が評議を行う中、選ばれた6人は今回の事件のアイドルのファンであったり、旧友であったり、娘のように慈しんだ目線で見ていたりと、皆アイドルに何かしらの思いを抱いていた。 そのせいで、アイドルを証言台に呼ぶため?に6人の会話は変な熱を帯びていき…「六人の熱狂する日本人」 •探偵事務所で働く、二人組。常人では聞こえない音を拾う事ができる美々香と、高い推理力を持つユーモアたっぷりな探偵所長と、ある不倫疑惑を調べていた。そんな中依頼者の妻が何者かに殺され、仕掛けた盗聴器に入った事件当時の”音”を頼りに推理を進めていく…「盗聴された殺人」 •実際に豪華客船上を舞台に行われるリアル脱出ゲームに参加している中、突然薬により眠らされて、一つの客室に部屋に閉じ込められてしまう。 閉じ込められた先には友達の弟もいて、主人公は様々な方法で脱出を試みる…「第13号線室からの脱出」 設定自体がとても凝っている中、本格ミステリをやっていて、線密なロジックをなぞりながら推理小説としてしっかり楽しめました。
館シリーズから作家さんのファンになりました! 透明人間が起こす殺人事件。普通の人間だったら絶対にやれないトリックだからこそ面白みがありました。しかも特殊設定だからこその動機も含まれることでちゃんと深みのある物語になっているのが短編なのに驚きです。 打って変わって裁判員裁判の話は笑えてしまいました。こ...続きを読むんなポップな話も作れるなんて頭の切り替えが楽しすぎます! 全部で4作入っていますが、表題作が1番好きでした。 最後の話はそれぞれが相手の行動の裏の裏をかいていく頭脳戦にも見えてきて、頭のいい人達の思考回路がなんでそうなるのかと面白かったです。1番ミステリーっぽいのは最後かな? それぞれがどこか特徴的な設定のある物語になっているので気分転換にこんなミステリーに触れるのもいいなと思いました。そして安定に面白さが担保されてる阿津川先生ならなおさらですね!
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透明人間は密室に潜む
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阿津川辰海
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