【感想・ネタバレ】汚れた手をそこで拭かないのレビュー

あらすじ

もうやめて……ミステリはここまで進化した!

第164回直木賞候補作。

ひたひたと忍び寄る恐怖。
ぬるりと変容する日常。

話題沸騰の「最恐」ミステリ、待望の文庫化。

閉鎖空間に監禁された
デスゲームの参加者のような切迫感。──彩瀬まる

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家……。きっかけはほんの些細な秘密だった。

保身や油断、猜疑心や傲慢。
内部から毒に蝕まれ、
気がつけば取返しのつかない場所に立ち尽くしている自分に気づく。

凶器のように研ぎ澄まされた“取扱い注意”の傑作短編集。

解説=彩瀬まる

※この電子書籍は2020年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短いページ数で物語を立ち上げ、展開させていくことがあまりに自然で、尚且つ独特な読後感を残してくれる
短編集としての完成度が高い作品と感じました

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作では自分でしでかした事をごまかそうとする人が多かったですが、しでかした事の大小は違えど誰もが何かをごまかそうとしたことがあると思います。ごまかしの策を練っているときって視野が狭くなるのですね。気づく人には滑稽に見えているでしょう。何作かは、あらら~と思いながら読みました。
どの角度から人の悪意がぬっと出てくるかを楽しめました。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ただのホラーやミステリーじゃない短編集。
出口のない状況、どこへでも転がってそうな話がつづき、冷や汗が止まらなかった。
同じではないといえど、誰もが一度は陥ってるだろう類の冷や汗ものの八方塞がりのような境遇たちが続きます。
自分の過去の状況にひっぱり戻されたようで、共感せざるを得ない
めちゃおすすめです。
『埋め合わせ』というプールの話が一番好きでした

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

とても読みやすく全ての物語が面白かった
また読みたい!

文章を読んでいるだけなのにこんなにも読んでいて怖いと思うのは凄い
どの話も読み応えがありつつ更にその後、先の続きがきになった

1つ目の話が特に好き、これはミステリではなく読んでいて大事に読み進めたいと思うような綺麗な物語だった

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

じめっとした雰囲気の5つの短編集で良い意味で癖になる。人間の醜さ、羞恥みたいな心情や行動の描写が秀逸で、気づけば共感しながらどっぷりハマっていた。
すぐ身近な日常に潜んでいるような不幸不運ミスなどをきっかけに、不が連鎖していき、いやな雰囲気が断ち切れずにずーっとまとわりついてくる。
抜け出すために変わろうとしてみたり、嘘やアリバイ作ってみたりしてもがくもそれでも救われず、もやもやとしたまま話は終わってしまう。まだその世界から抜け出せずにいる人たちに思いを馳せ続け、どんよりした気持ちに共感したそんな読書体験だった。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

この何とも言えない後味の悪さがこの作品の醍醐味だと思う。後味が悪いからこそ、自分の日常生活のすぐ側にあるようなリアルさを感じてしまう。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

一気に読んでしまった、、、!ゾクっとする話多め。5作品すべてよかった。

特に印象に残った学校のプールの話、度々ニュースで見かけるたびにまた何で忘れるかなあ、、って思ってたけど、人の心理って興味深いなあ、と。色々考えるんだな、当事者になると。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

人間は選択の連続の中生きている。
その中の小さな選択であると考え、間違えた選択であるとわかったうえで行動すること、誰にでもあると思う。
その選択が手を汚し、気付いた頃には汚れを落とす場は残っていない。そんな短編集。
息苦しくてたまらない。出口が見えない苦しさ。
リアリティしかない描写がより苦しさを増幅させる。
素晴らしすぎる。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

隠しごとや後ろめたいことに対しての各々の思考や行動が生々しかった
周りにもこういう考え方や咄嗟の嘘のつき方で大ごとにしていく方がいる気がする
自分もそういう行動してるかも…と戒めになる1冊でした

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集と思えないくらい1話ずつがメンタルにガツンとくる…。

「埋め合わせ」と「お蔵入り」が特に好き。どの主人公も何でそっちいっちゃうの……って悪い方にどんどん進んで言っちゃうんだけど、追い詰められた時の小さな嘘とか言い訳ってこんなもんだよな…と共感できるところもあり、面白かった。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

保身や油断、猜疑心や傲慢…
ひたひたと忍び寄る恐怖
ぬるりと変容する日常 もうやめて──
5つの短編集

気付いた時にはもう取り返しのつかないところまで来てしまっていて、ぞわぞわする
ホラー小説とかではなくて、日常で起きる後味の悪い話は結構好みなのでわたしにはとても刺さった!
プールの話が一番好き

芦沢さんの他の作品も読んでみたい

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

五つの短編中だった。どの話も、「あの時どうすべきだったのか?」という、答えのない自問自答が主人公の中に巡り続け、後味の悪さが残る感じ。
人間のちょっとした弱さと狡さが、後に取り返しのつかないことになっていく様が、なんともリアルだった。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

2026年 3冊目
ミステリーを読んだ後の気分とは違い、初めての感覚の読後感。

特に2話目と5話目が好き。
長編も読んでみたい。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

表に現れる恐怖より内面に刺さる震え、心を傷をつけられる。
おまえもか?おまえだなあ!そして、優しい人?悪いやつ?同類?
短編毎のラストの一言が…
表題通り「汚れた手」「そこで拭かないで…」

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

じわーっと嫌な気持ちになる、足元がぐらつく感覚を見事に表現していて、それなのに読みやすいという不思議さがある本作。
手軽に落とし穴にハマる感覚を味わいたい人にピッタリ。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前の二作がとても面白かったので、見つかった三冊を集めて読んでみた。日常からの短編が5編。巧い。
どれも面白かった。

☆ただ運が悪かっただけ
ふすまを開け閉めしている音がいつまでも続いていると思ったのは、夫が鉋をかけている音だった。いつまでたっても削り終わらない。
夫は工務店をやめて建具屋になった。作業場にベッドを入れて寝ながら夫を見ている。余命半年の私。夫は夜毎うなされている、今はただ鉋をかけ続けている。なにを悩んでいるのか。今なら聞けるかも。
夫はやっと打ち明けた「昔人を殺した、罪にはならなかったが」工務店時代常に難癖をつけては、雑用に呼びつける客を殺した。
改築した家の吹き抜けに、電球をつけに来いという。高い長い梯子をもっていった。
電気はついたが。ああ言えばこう言う憎らしい口で「その梯子を売ってくれ」という。新しい梯子を買って来ると言えば「いやなのか、それがいいのだ」と言って分厚い札束の入った財布を見せた。仕方なく売ってきたが、いやな客に古い梯子を。聞いた親方や同僚に褒められた。客は半年後その梯子から落ちて死んだ。梯子の踏み段を止めるボルトが錆びて落ちたのだ。絶縁状態だった娘がひょっこり来合わせて「運が悪かっただけ」といった。
だがその客は宝くじで三千万円を当てていた。娘は知らなかったはず。外に置いてあった梯子の留め金が腐ったのは誰のせいでもない。しかしまだ意識のあった客は「おれに限って…」と言っていた。
死期の迫った私は、夫の気持ちを軽くする名推理を働かせる。

☆埋め合わせ
空が青い、プールの水に空が写って、と思ったらおかしい、色の反射が低い。水が抜けていた。バルブを締め忘れたのか昨日。ぞっとした。すぐに給水口を開けたが間に合うのか。
プールの水代が多額に上り流出させた教諭が弁済したという記事があった。プール半分の水代を計算してみる。良案ではないが思いついた。外の水道を流しっぱなしにして消えた水をそのせいにするのだ。ばたばたと隙を伺うが何かと邪魔が入る。そこに味方が。
三十万円競馬ですった同僚の穴埋めに共犯にされるのか。さすがに計算は早い。

☆忘却
郊外からアパートに引っ越してきた夫婦。夏真っ盛りに隣の年寄りが熱中症で亡くなっていた。耐えられない状況に窓を閉じて息を詰める。
息子のすすめで近くに越して来たが、その息子が突然死してしまった、妻は気落ちして認知症になった。
「エアコンが止まっていたそうよ」「電気代の滞納ですって」
間違って配達された「送電停止」と書かれた請求書。妻が渡しておくといったがそのまま忘れたのか。しかし気持ちの負い目はそこではなかった。
元電機屋だった隣人はちょっとした電気のトラブルは気軽に直してくれたのに。電化製品のトラブルには通じていたはずなのに。

☆お蔵入り
いい絵が撮れた。監督は、名優で大御所の岸野に礼を言った。「こちらこそいい映画に出させてもらって」と岸野。
この会話をメイキングに使おう。
スタッフが走ってきた。岸野さんに薬物使用疑惑が。そうなればもう公開は無理になる。
スタッフが相談した、岸野に詰問したら「もういいよ、今更やめられないもん」と答えた。
スタッフ三人は人気のない6階のベランダから岸野を突き落として口裏を合わせた。
ニュースでは自殺か?事故か?と報道されていた。メイキングに使う映像が繰り返し流れて、追悼番組が組まれ、遺作になる今回の作品は紹介もされている。
しかし当然だが蟻の一穴、そううまくはいかなかった。

☆ミモザ
サイン会に来た彼は「変わらないな」といった。昔の恋人。彼も変わっていなかった。
22歳のバイト先で先輩との不倫関係は奥さんを訪ねたことで壊れた、今になってはそれがよかったと思っている。
彼にはおいしい料理屋に連れて行って貰って味を知った、料理ブログを書いて本になりベストセラーになった。
彼は仕事をやめて仏師になったという。離婚もしていた。今更、と優しい夫を想い浮かべる。
「金貸して?」サラッという。会ったのが間違いだった。奥さんに逃げられゴミ集めの清掃業者になっていた。
男は「三十万」。一応と言われて借用書に署名すると男はそれを何気なくポケットに入れた。
また来た「二十万」「何なら十万でいいよ」
部屋に押し入り夫と鉢合わせ、男を一応隠したが最悪の展開になった。
ドアを閉めたらミモザのリースが揺れた。

作品
許されようとは思いません
悪いものが来ませんように

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

とてもリアルな感じで怖い話ばかり。
最後の話だけはあまり共感できず。
私は上書き保存型で、前の彼氏に会っても全く感傷的にならないかなー、とドライな私は思ってしまった。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

5つの短編集。

日常に密む人間の悪意、後悔、不完全さ
ほんのわずかな不運、油断や過ち、傲慢さ…

印象に残ったのは 埋め合わせ
に出てくる プールの水を流しっぱなしにしてしまった教師の話…

リアリティがありすぎて。

そして最後のミモザ。
その男と関わってしまったことによる後悔と断ち切れない弱さ

日常系のミステリが好きな人にはとても刺さる話の数々なんじゃないかと思った

最後の解説の 彩瀬まるさんの文章も非常に素晴らしいのでそこも含めて読んで欲しい作品です。

人間って不完全だね。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

5つの短編が収められた連作短編集で、登場人物の「罪」や、その後の転落を描く

・ただ、運が悪かっただけ: 過去の出来事に苦しむ夫婦
・埋め合わせ: 小学校教諭がプールに関連した秘密を隠す
・忘却: 老夫婦と隣人の秘密
・お蔵入り: 映画監督の描く狂気
・ミモザ: 元恋人との関係を描く物語

人間の後ろめたさや、隠蔽しようとして事態が悪化する様子が描かれており、人間の脆さを巧みに描写した短編集です。

ずっと気になってた本
短編で読みやすいけど、寝る前に読む本ではなかったです笑 特に最後のミモザは、、

派手な事件が起きるわけじゃないけど
 ・日常の些細な選択
 ・「自分ならどうする?」ってライン
 ・誰も完全に悪人じゃない感じ
ここら辺をじわじわついてくるので他人事として読めなかった。なんなら自分にもこんなシーン日常で起こりそうとか想像してしまった。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

「埋め合わせ」が1番好き。ミスしちゃってバレないようになんとか頑張ろうとする時の感じめっちゃ分かる。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作は日常の中に潜む違和感や隠し事を、ミステリーの形式で描き出したヒューマンドラマ集である。扱われる出来事はどれも、特別な悪人でなくとも起こりうる些細な不正や過失ばかり。しかし「汚れた手」をすぐに洗わず、見て見ぬふりをした瞬間から、それは次第に日常に溶け込み、当たり前になっていく。本作は、その過程の恐ろしさを静かに、しかし確実に突きつけてくる。

各話の主人公たちは、罪悪感や恐怖を抱えながらも、それぞれの事情や都合によって「手を洗えない」状況に追い込まれている。問題を表沙汰にすれば、仕事や人間関係、これまで築いてきた人生が崩れてしまう。だからこそ彼らは、出口のない部屋に迷い込むように、不正を隠し続ける道を選ぶ。その姿を追うのは非常に息苦しく、自身も同じ選択をしてしまうのではないかという不安になる。

「ただ、運が悪かっただけ」では、末期癌と診断された主人公が、夫の過去の罪と向き合う。脚立の事故死は本当に不運だったのか、それとも誰かの意図が介在していたのか。顛末を推論した末に「あなたは悪くない」と語りかける結論は、救いであったのだろうか。

「埋め合わせ」では、教員がプールの水を誤って大量に排水してしまうという、極めて現実的な失敗が描かれる。26万円という具体的な金額が生々しく、隠蔽に走る心理が決して他人事ではないことを示している。

「忘却」は、節約のために始めた盗電が、やがて“忘れられた不正”へと変質していく過程を描く。善意や生活の延長線上にある行為が、知らぬ間に他者の命と結びついてしまう構図が冷ややかだ。

「お蔵入り」では、やっと掴んだ映画のチャンスを守るために犯した殺人が、証言者の存在によって徐々に追い詰められていく。執着が倫理を押し潰す瞬間の描写が痛烈である。

「ミモザ」は、気弱さにつけ込まれ、元恋人から精神的・経済的に追い詰められていく主人公を描く。不正や犯罪だけでなく、人間関係における「断ち切れなかった手」もまた、汚れとして残り続けることを示している。

本作が恐ろしいのは、登場人物たちが決して特別な悪人ではない点にある。少しの油断、少しの自己正当化を行うことで、汚れた手は洗われないまま日常に溶け込み、やがて引き返せなくなる。自分自身もまた同じ場所に立つ可能性があると気づかされ、肝が冷える。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

人間への解像度が高く、生々しい心情の描写がすごい。
読んでる最中はそのリアルさにしんどくなるが、なぜか癖になる。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

まぁ…後味が悪い悪い…。読み終わっていい気分はしませんが、あえてそれが良いです。
短すぎず、長過ぎない短編集でした。
ちょっとしたスキマ時間的に読書したい方におすすめです。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

前回「許されようとは思いません」を読んで良かったので、再度気になったタイトルのものを手に取ってみた。5編に共通する過去に起こしてしまったことを悔いたり考え直す様子は前回と変わらず良かった。

特にこれがいい!という話は無かったが、話の展開と緻密さがとても好みで、感心してしまったぐらいの話の作りと後味の悪さだった。人間の醜さと弱さを描くのが上手、、

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

読み終わった際にスッキリとせず、さらにそのことに対して悶々と考えさせられる短編集だった。
特に最後の話が、話し合ったとて分かり合える気がしない相手と関わってしまった時の逃げ場のなさを、自分が追い詰められているような気がしてすごい嫌な気分になった。

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2026年01月23日

ネタバレ 購入済み

読みやすいけど

短編だから読みやすいけど素晴らしい起承転結が詰め込まれているかと言うとそこまでではない。ただ、埋め合わせは面白かった。今後、どこかの教員がプールの水を出しっぱなしにしたニュースを見る度に思い出すと思う。

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2025年05月03日

Posted by ブクログ

忘却が一番好きだったかな

どれも自分のミスや過ちを隠そうとして余計面倒なことになってしまう話だけれど、自分だったらそんな行動しないなと思う場面が多かったのでイマイチ共感はできず。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星3.5
5つの短編ミステリー、いずれも「罪を隠す」というテーマで、所謂イヤミス。
読みやすいのにどれも話のオチがしっかりしていて満足感がある。
1番好きなのは5話目のミモザ。気持ちが悪くなる小狡い悪意と、どうしようも無さが良かった。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

自分の中に、暴力の語彙がない。

---
ちょいミス&イヤミス系短編集
登場人物みんな真面目だなぁ。私なら、運が悪かったんだね〜と気に病まない。笑

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2026年02月13日

Posted by ブクログ

1編目の「ただ、運が悪かった」はわりと好き。夫妻それぞれ考え方、お互いを癒す最後はなんだかとても良かった。

それ以外は、あんまり合わなかったかなぁ……
お話ひとつひとつ、しっかりまとまっているし、しっかりイヤミスしているけど……

それぞれの登場人物の心理にあんまり共感できなかった。
ちょっとした(?)ミスを隠すため、どんどんあとに引けなくなっていって…って感じのお話だったけど、
その「隠したいミス」が、なんかいまいちで、
隠すための行動のリスク(つまり、それがばれたときのリスク)と、隠したいミス
が釣り合ってないように感じたんよなぁ。

作品の核である「ミスを隠したいという強い気持ち」に感情移入できないなら、その後の登場人物の行動とか悩みに全く共感できなくて、ゆえにあんまり面白くなく感じたのかも。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

タイトル作はないので、何がタイトルを表すのかと思ったが、読み終わってその意味がわかった。

特別な事件や派手なトリックがあるのではなく、日常の中で最悪起こりうるかもしれない出来事を描いたミステリー短編集。

どの話も、どこかでボタンを掛け違えた、すなわち「手を拭くところを間違えた」物語。

最善がわからないわけではなく、こうすれば良かったとわかっていながら、それを選べない弱さや自己保身。
それは決して特別なものではなく、誰もが普通に持ちうるものだろう。

すごい話を読んだという熱量ではなく、読後にじわりと湿度が残る一冊だった。

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2026年01月24日

匿名

購入済み

突然迫られる選択、少しの判断ミスで自分自信を苦しめる事になる。人からするとそんな事?と、思うような事で、なんで素直に正しい選択をしなかったんだろ?と後から思う事も沢山あった。そんな誰にでも起きる話しでした。

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2024年02月10日

匿名

購入済み

面白かった

3つ目の話が特に好き。まさかそんなことしてたの?って感じで、、
どこかで体験したような気がするお話ばかりで、読んでいてとても共感できました。

#怖い #共感する

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2023年11月26日

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