芦沢央のレビュー一覧

  • バック・ステージ

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    ページ数も少なかったのであっという間に読めてしまったけど

    とことん芦沢央さん味がだだ洩れだった

    これは短編ものというカテゴリになるのかなぁ

    抜粋
    「変わった人だと思われたいから変わったことをするのって、すごく普通だよね。きっと本当に変わった人って、松尾みたいに面倒くさいからっていう理由でみんなと同じ色を選べるんだよ」

    思わず蛍光ペン引くところだった…!

    小説家:芦沢央 ではなく
    エンターティナー:芦沢央 って感じ、今回は

    「狂気にはらんだ」っていう言葉が出てくるけどまさにそんな感じ

    もうちょっと大作でもっといろいろと盛り込んでたら★5でした

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    2023年09月22日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    タイトルどおり
    どんでん返しを集めたアンソロジー。

    「踏み台」芦沢央
    「おれ以外の奴が」阿津川辰海
    「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
    「雌雄七色」斜線堂有紀
    「人喰館の殺人」白井智之

    最初からどんでん返しがあるもの、という
    前提で読み進めながらも楽しく読めました。

    芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
    しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
    何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。

    「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
    主人公がやられてしまうのか?と
    ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
    でも、最後はちょっと哀愁。

    「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
    描かれた

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    2023年09月04日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    ジャンルの違う確かに斬新などんでん返しがあった。

    ただ、作品によっては
    読みづらい、きついと思うものもあるかもしれない。


    雌雄七色は読み返してしまった。
    短いのに1度では吸収できない内容、作りだと感じた。

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    2023年09月03日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    23/9/1〜9/7
    『虚構推理』短編目当てだったけれど、面白い作品が読めてよかった
    城平京さんと芦沢央さんが特に面白かった


    23/9/1 ★★★
    辻堂ゆめ『十四時間の空の旅』
    初読み作家さん
    思春期のこだわりやうるささがしんどい
    そう言えば、『魔女の宅急便』の2巻以後も思春期描写が苦手だったな
    理不尽にイライラして、周りに当たり散らすタイプの思春期描写が苦手
    些細なことで色々悩むタイプなら大丈夫なんだけど、、

    最後はお父さんの気持ちが通じてよかったな

    23/9/1〜9/7 ★★
    凪良ゆう『表面張力』
    『流浪の月』しか読んだことがなかった
    軽い感じで不倫が出てきてげんなり
    ピリッと

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    2023年09月07日
  • 神様の罠

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    えてして人生こんなもの。小さな「神様の罠」はそこいら中に隠れている。
    今日買った品物が、翌日にお買い得品になっていたりしたら、つい「やられた!」とつぶやいてしまう。

    この作品集では、もっと致命的な出来事であるわけだが・・・罠なんか仕掛けていません。自業自得でしょう、と神様はおっしゃるかもしれない。
    作者の罠だったりもする。
    初出が2020年〜2021年なので、コロナ禍にまつわるものもあり、本当にこういう事があったかもしれないね、と遠い目になってしまった。

    『夫の余命』乾くるみ
    タイトルからして罠だった

    『崖の下』米澤穂信
    凶器はつららだと思っていましたが、エグかったです

    『投了図』芦沢

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    2023年08月22日
  • 神様の罠

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    頭を空っぽにしたいときの、ミステリ短編集。

    コロナ禍のお話も多かった。

    乾さんの「夫の余命」が好き。多分叙述トリックだよね〜と思いつつ。

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    2023年07月09日
  • 猫ミス!

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    猫を題材にした物語を8人の作家が持ち寄った短編集。

    個人的に猫好きじゃし作家の1人が芦沢央だったから手に取った。心温まる話や胸糞悪い話や切ない話など、それぞれの作家の個性が滲み出て、どの物語も読みやすくて面白かった!

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    2023年06月24日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    タイトルにこれでもかという感じの修飾子でどんでん返しと付いていると、作家さん書きづらいのかなと思いましたが、
    十分楽しめます。ちょっとエログロありますが。
    雌雄七色は順番に並べられない私には少し難しかったです。

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    2023年06月19日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    どれも面白かった。あまり知らない作家さんもいたので、他の作品も読んでみたい。
    まず最初の辻堂ゆめさんで、少しだけ似た思春期を過ごした自分の過去を思って引き込まれ、凪良ゆうさんでは、しまったこれは「すみれ荘」の話かまだ読んでない、と思いながらも、「私の美しい庭」の統理くんがちらっと出てきて嬉しくなったり。最後の芦沢央さんは、何の話かと思ったら奇想天外な世界でびっくり。
    こういう軽めのミステリーは楽しい。「どっち?」は怖いかな。

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    2023年06月08日
  • いつかの人質

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    主人公の愛子は12年前の連れ去り事件の際失明してしまいます。

    12年後、再び愛子は何者かに誘拐されてしまいます。
    同時期に、愛子連れ去り事件の犯人の娘である江間優奈が失踪します。
    優奈は愛子が連れ去られる前に、夫の江間礼遠とともに愛子のお宅へ謝罪に訪れています。
    12年前の事件から再び被害者と加害者の線が繋がってしまいました。
    そこからの愛子誘拐事件。

    犯人はやはり優奈なのか…?
    という展開で、犯人はやはりあの人か、と割と早い段階でわかってしまうのですが(伏線があるので)でもそれでも引き込まれてしまいました。

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    2023年06月03日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    どんでん返しといえばどんでん返しだったけど、期待してたほどおお〜とはならなかった。
    普通に面白く読めた。
    「雌雄七色」は今っぽい感じだと思った。
    「人喰館の殺人」はちょいエログロ要素を含みつつミステリーとしてしっかりしていたのが面白かった。

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    2023年05月23日
  • バック・ステージ

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    ある舞台とある会社の内部告発を軸に、多視点で語られる短編集

    ミステリーだけでなく、家族の話も恋愛も仕事の流儀も色々な要素が入っていて贅沢
    突拍子もないことができる人が主人公の相方的ポジションに来る設定はやっぱり面白いなぁと思った

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    2023年05月15日
  • いつかの人質

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    この、なんとも言えないざらりとした読後感は、ああ、「悪いものが来ませんように」のときと同じ感じ、とこの感想を書こうとして気がついた。

    愛子は強い。強すぎる。もし目が見えなければ、いま読んでいるこの本だってこの文字の通りには読めないだろう。点訳されるとき、漢字のひらきや句読点などは再現されるのだろうか。そう思ったら失明が恐ろしくなった。そんなことはものともせず自分で脱出の道を切り拓き、強く立ち向かう姿はかなり歳下なのにわたし自らの生き方を省みさせた。

    一方で夢の綺麗さと残酷さも突きつけられた。これも愛の形、と片付けるにはあまりにもその渦が大きすぎた。私は女だから、礼遠に対してああ、男性はほん

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    2023年05月11日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    2023.05.02
    どれも読み応えあり、コスパ良し。
    私は白井智之に驚いた。初めて読んだ作家なので。

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    2023年05月02日
  • カインは言わなかった

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    何とも言えない余韻を残す話だった。登場人物それぞれの強さ・弱さや執着から内面で起こる様々な葛藤がからまり、その中から「他者に選ばれること」というテーマが浮かび上がってくる。角田光代さんの解説がものすごく腑に落ちた。

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    2023年04月06日
  • バック・ステージ

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    芦沢央さんの作品はどうも先が気になって入り込んでしまう。どちらかといえば登場人物の不安定さが目立ったり、どうしてそんな危なっかしい行動をしてしまうんだ、とモヤモヤするシーンが多いが(本作もそうだった)、その上手くいかなさみたいなところも人間味があって興味をそそられるのかもしれない。

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    2023年03月28日
  • カインは言わなかった

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    多者の目線が一つの物語に対して渦巻いており、その一つ一つの視点に人間臭い動機が示されていて読み応えがあった。
    ただ、謎や疑問の全てが綺麗に書き表されるわけではないので、読み終わった後のスッキリ度合いで言うと高くはないかもしれない。

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    2023年03月04日
  • 猫ミス!

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    ネタバレ

    猫を撫でながら読みたくなる本かと思ったら全然そんな事なかった笑

    秋吉さんの「呪い」と菅野さんの「オッドアイ」が良かった!!



    ・黒猫ナイトの冒険 ★★★★
    新井素子さんという初めて読む作家さんの話。
    カラスのキングとの関係が良い!

    捨て猫だったのを保護されたけど、あったかいものを助けにまた迷い猫に。
    その後カラスのキングのおかげ?で元のお家に戻る事に。

    飼い主さんの心配な気持ちがクソわかる〜
    最後はほっこり。


    ・呪い ★★★★★
    イヤミスの女王、秋吉理香子さんの話〜
    この前の話がほっこり系やったしこの本はそーゆー系の短編かと思ったら通常通りの秋吉さんの話やった。
    大好き!!


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    2023年03月03日
  • いつかの人質

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    ネタバレ

    芦沢さんの作品好きなんですよね。
    面白かったです。

    まずとにかく、モヤッとさせるのが上手い。
    ミステリー部分は丁寧に組み立てられているため真相にとてもスッキリとできるのに、読後のこのモヤモヤ感。それが好き。

    なんと言うのかな、人間の嫌な部分、見たくない部分、を描くのが上手いよなあ。
    江間夫妻や優奈、優奈の母もですね。決して根っからの「悪人」では無いのだけど、それぞれにとても傲慢に感じる。
    でもそれは、きっと誰もが持っているもので、それが見方によっては、描き方によっては、気持ち悪くて押し付けがましい傲慢さとして感じられる。怖いなあ。自分の中にもあるんだろうな、直視するのが怖いだけで。

    終わ

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    2023年02月25日
  • 貘の耳たぶ

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    産院で衝動的に自分の産んだ子と他人の子を取り替えてしまった母親が、精神的に追い詰められていく様を描いた前半。後半は、その4年後に取り替えられていたことを知った母親側の苦悩を描く。

    読み手が男性か女性か、出産の経験の有無、普通分娩か帝王切開か、子育て時に専業主婦か仕事を持っていたかなど、その立ち位置によって受け止め方や衝撃度が大きく異なる作品だと思う。
    私は子育てを終えて久しいが、二人の母親の苦しみが途切れることなく伝わってきて、胃が痛くなるような読書だった。
    読後も、将来二人の子ども、特に取り替えた親の子どもが事実を知ったときどうなるのかを想像してしまい、憂鬱な気分がしばらくは抜けなかった。

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    2023年02月22日