芦沢央のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ページ数も少なかったのであっという間に読めてしまったけど
とことん芦沢央さん味がだだ洩れだった
これは短編ものというカテゴリになるのかなぁ
抜粋
「変わった人だと思われたいから変わったことをするのって、すごく普通だよね。きっと本当に変わった人って、松尾みたいに面倒くさいからっていう理由でみんなと同じ色を選べるんだよ」
思わず蛍光ペン引くところだった…!
小説家:芦沢央 ではなく
エンターティナー:芦沢央 って感じ、今回は
「狂気にはらんだ」っていう言葉が出てくるけどまさにそんな感じ
もうちょっと大作でもっといろいろと盛り込んでたら★5でした -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルどおり
どんでん返しを集めたアンソロジー。
「踏み台」芦沢央
「おれ以外の奴が」阿津川辰海
「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
「雌雄七色」斜線堂有紀
「人喰館の殺人」白井智之
最初からどんでん返しがあるもの、という
前提で読み進めながらも楽しく読めました。
芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。
「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
主人公がやられてしまうのか?と
ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
でも、最後はちょっと哀愁。
「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
描かれた -
Posted by ブクログ
ネタバレ23/9/1〜9/7
『虚構推理』短編目当てだったけれど、面白い作品が読めてよかった
城平京さんと芦沢央さんが特に面白かった
23/9/1 ★★★
辻堂ゆめ『十四時間の空の旅』
初読み作家さん
思春期のこだわりやうるささがしんどい
そう言えば、『魔女の宅急便』の2巻以後も思春期描写が苦手だったな
理不尽にイライラして、周りに当たり散らすタイプの思春期描写が苦手
些細なことで色々悩むタイプなら大丈夫なんだけど、、
最後はお父さんの気持ちが通じてよかったな
23/9/1〜9/7 ★★
凪良ゆう『表面張力』
『流浪の月』しか読んだことがなかった
軽い感じで不倫が出てきてげんなり
ピリッと -
Posted by ブクログ
えてして人生こんなもの。小さな「神様の罠」はそこいら中に隠れている。
今日買った品物が、翌日にお買い得品になっていたりしたら、つい「やられた!」とつぶやいてしまう。
この作品集では、もっと致命的な出来事であるわけだが・・・罠なんか仕掛けていません。自業自得でしょう、と神様はおっしゃるかもしれない。
作者の罠だったりもする。
初出が2020年〜2021年なので、コロナ禍にまつわるものもあり、本当にこういう事があったかもしれないね、と遠い目になってしまった。
『夫の余命』乾くるみ
タイトルからして罠だった
『崖の下』米澤穂信
凶器はつららだと思っていましたが、エグかったです
『投了図』芦沢 -
Posted by ブクログ
この、なんとも言えないざらりとした読後感は、ああ、「悪いものが来ませんように」のときと同じ感じ、とこの感想を書こうとして気がついた。
愛子は強い。強すぎる。もし目が見えなければ、いま読んでいるこの本だってこの文字の通りには読めないだろう。点訳されるとき、漢字のひらきや句読点などは再現されるのだろうか。そう思ったら失明が恐ろしくなった。そんなことはものともせず自分で脱出の道を切り拓き、強く立ち向かう姿はかなり歳下なのにわたし自らの生き方を省みさせた。
一方で夢の綺麗さと残酷さも突きつけられた。これも愛の形、と片付けるにはあまりにもその渦が大きすぎた。私は女だから、礼遠に対してああ、男性はほん -
Posted by ブクログ
ネタバレ猫を撫でながら読みたくなる本かと思ったら全然そんな事なかった笑
秋吉さんの「呪い」と菅野さんの「オッドアイ」が良かった!!
・黒猫ナイトの冒険 ★★★★
新井素子さんという初めて読む作家さんの話。
カラスのキングとの関係が良い!
捨て猫だったのを保護されたけど、あったかいものを助けにまた迷い猫に。
その後カラスのキングのおかげ?で元のお家に戻る事に。
飼い主さんの心配な気持ちがクソわかる〜
最後はほっこり。
・呪い ★★★★★
イヤミスの女王、秋吉理香子さんの話〜
この前の話がほっこり系やったしこの本はそーゆー系の短編かと思ったら通常通りの秋吉さんの話やった。
大好き!!
-
Posted by ブクログ
ネタバレ芦沢さんの作品好きなんですよね。
面白かったです。
まずとにかく、モヤッとさせるのが上手い。
ミステリー部分は丁寧に組み立てられているため真相にとてもスッキリとできるのに、読後のこのモヤモヤ感。それが好き。
なんと言うのかな、人間の嫌な部分、見たくない部分、を描くのが上手いよなあ。
江間夫妻や優奈、優奈の母もですね。決して根っからの「悪人」では無いのだけど、それぞれにとても傲慢に感じる。
でもそれは、きっと誰もが持っているもので、それが見方によっては、描き方によっては、気持ち悪くて押し付けがましい傲慢さとして感じられる。怖いなあ。自分の中にもあるんだろうな、直視するのが怖いだけで。
終わ -
Posted by ブクログ
産院で衝動的に自分の産んだ子と他人の子を取り替えてしまった母親が、精神的に追い詰められていく様を描いた前半。後半は、その4年後に取り替えられていたことを知った母親側の苦悩を描く。
読み手が男性か女性か、出産の経験の有無、普通分娩か帝王切開か、子育て時に専業主婦か仕事を持っていたかなど、その立ち位置によって受け止め方や衝撃度が大きく異なる作品だと思う。
私は子育てを終えて久しいが、二人の母親の苦しみが途切れることなく伝わってきて、胃が痛くなるような読書だった。
読後も、将来二人の子ども、特に取り替えた親の子どもが事実を知ったときどうなるのかを想像してしまい、憂鬱な気分がしばらくは抜けなかった。