芦沢央のレビュー一覧

  • 雨利終活写真館

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    1人目はヘアメイクになるハナ。謎好きのおばあちゃんが突然死して、遺産を叔父と叔母に残して母には残さなかった。遺言書に貼った切手がプレミアで遺言書の宛名の母が受取人ということだった。

    2人目は男だけで三世代で写真を撮りたい人。孫が色覚異常だと気付く。変な絵を描いたり、緑に赤い服を着て落ちた母親を視認できなかったり。(実際そこまで行く前に気づく人の方が多そうだけどなあ)

    3人目は30年ほど前の写真で妊婦と旦那が写ってる。旦那の葬式用でお腹の子供と思われた女性。父親の名前と遺影の名前が違い困惑するが、実はお腹の子供の遺影だった。

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    2025年07月16日
  • もの語る一手

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    【収録作品】
    「授かり物」 青山美智子
    「マルチンゲールの罠」 葉真中顕
    「誰も読めない」 白井智之
    「なれなかった人」 橋本長道
    「王手馬取り」 貴志祐介
    「おまえレベルの話はしてない(大島)」 芦沢央
    「女の戰い」 綾崎隼
    「桂跳ね」 奥泉光

    テーマは「決断」。
    藤井聡太さんを見ていると、ホントに楽しそうだからつい応援したくなる。だけど、実際中の人たちからしてみたらそんなものじゃない、……というのが伝わってくるアンソロジー。

    「女の戰

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    2025年07月13日
  • バック・ステージ

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    みんな日々何かを我慢したり何かを装ったり。
    ありのままでは生きにくいと感じながら、
    抑圧されながら生きる主人公たち。
    誰しもが少なからず感じていそうなそれらの感情がリアルで共感できる。
     
    全体的に軽めの内容でサクサク読める!
    でも個人的にはイヤミスが好きなので、私にはこの話はほっこりしすぎかな。
    重くていやーな気持ちになるやつが読みたい!

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    2025年07月12日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋の話とは知らずに読み始めた。

    どの話も最後どうなったのかは明確に示されないため、もう少し先を知りたかったというのが本音。
    将棋の基本的なルールも知らないが、知らなくても読みやすく読むことができた。

    最後の駒師の話がおもしろかった。

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    2025年07月12日
  • 嘘と隣人

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    定年退職した元刑事•平良正太郎が、相談された事件を安楽椅子探偵よろしく持ち前の洞察力で推理していく連作短編集。中には過去自分が担当した事件の結末に当時と異なる解釈を施すケースもあり、刑事の記憶力と執念ってすごい!と感心した。
    総論、身の回りで偶発的に発生した事件を、自分の都合の良いように利用する人達のお話。ひねりが効いてて意外性はあるけれども、短時間にこんな悪知恵がはたらくか?とツッコミたくなる無理筋が多い印象。

    ◆かくれんぼ
    機内モードとGPSの関係は勉強になった。
    子どもを預けた母親、預かった母親、いずれの思考回路も理解に苦しむが謎は魅力的。

    ◆アイランドキッチン
    クレーマーかつストー

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    2025年12月14日
  • いつかの人質

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    12年前に誘拐された少女が、また誘拐された。
    当時の加害者家族の娘が容疑者にあがる…

    自分に足りないものを補うようなに依存し合う共依存の関係性
    被害者側の夫婦関係
    どちらも壊れている思えた
    物語が様々な人物の視点で書かれていてスピード感はあったが、イマイチ理解し難い部分もあったかなぁ

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    2025年07月05日
  • 罪の余白

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    いじめの被害者の親が加害者に復讐する話。
    心情の様子などが詳しく描かれていて、高校生の狡猾さを逆手にとって利用した計画が面白かった。

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    2025年07月02日
  • だから捨ててと言ったのに

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    背筋さんが気になり借りました。
    同じタイトルで、短編でサクサク読めますが、もう少し読みたい作品も..ありました。

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    2025年06月29日
  • 僕の神さま

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    1年を通して起きる様々な謎を神さまと呼ばれる水沢くんが解決。これはこれでいいけど、やっぱり芦沢さんはイヤミスがいい笑。小学生が賢いなぁとは思いつつ、ミステリーとしては筋が通っていて読みやすい。

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    2025年06月29日
  • 魂婚心中

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    短編集。特に繋がりのない話を6話収録。
    死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及する世界。推しであるアイドル配信者のリアルアカウントを見つけてしまった女性。推しと結婚したいという考えに取り憑かれてしまう…。『魂婚心中』
    ホラーゲームのRTA(リアルタイムアタック)を競う大会で三連覇中の王者と元絶対王者が相対する。このゲームには特定の条件下でエンディングを迎えると記憶を消せるという噂があり…。『ゲーマーのGlitch』
    嘘をつくと消えてしまう世界。消失を認識できる一族の少女は高校である先輩と出会い…。『二十五万分の一』
    ある日人類は八階層から成る死後の世界を見せられ、自らの罪業と善行の一

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    2025年06月17日
  • もの語る一手

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    将棋をテーマにした、いろんな作家たちの短編集。
    将棋の対局やをテーマにしたものや将棋界の昇段試験のルールの厳しさ。作家それぞれ切り取り方は、違うが、ドラマの生まれやすい世界なんだと教えてくれる。
    対局の場面解説が多い小説は、正直頭の中はパニックになりそうだった。

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    2025年06月12日
  • 罪の余白

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    トロッコ問題。
    自分は手を汚さずにという考え方で、終着点に行くと思いきや、、、
    コンビニでの会話から、最後の展開までの構成が怒涛で巧み、一気読みしてしまった。

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    2025年06月11日
  • 罪の余白

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    女子高生のスクールカーストに伴ういじめの実態と、狭い世界に居場所がなくなっていく絶望感の表現に、リアルさが感じられました。

    視点となる人物を細かく切り替えることで、一つの事象に対するそれぞれの思惑が、俯瞰的に捉えられるところも良かったと思います。

    この作品がデビュー作とのことなので、他の作品も読んでみたいです。

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    2025年06月09日
  • 魂婚心中

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    ちょっとSF的な短編集。
    「ゲーマーのGlitch」が好き。RTA大会でこんな作品書けるの面白いな。こういう大会ありそう。

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    2025年06月02日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という同じ書き出しから始まる短編集。同じ書き出しでもバラエティに富んだお話ばかりで読み応えがあります。個人的に好きだったのは最果タヒ先生の「指輪の幽霊屋さん」。最果タヒ先生の恋のお話が好きです。舞城王太郎先生の「食パンと右肘」も好きでした。ちょっとおバカな男の子はかわいい。ほかは「お守り代わり」「シングーは流れる」「パルス、またたき、脳挫傷」「母の箪笥」「恋文」「こわくてキモくてかわいい、それ」「海に還る」が好みでした。

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    2025年05月31日
  • 罪の余白

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    高校のベランダから女子高生が転落死した。娘の死の真相を知りたい父親は、娘の友達だという同級生の協力を得るが…
    引き返す事も出来たのに、取り返しがつかない所まで落ちていく様にずっとハラハラだった。

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    2025年05月29日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋にまつわるミステリーかと思いきや結構がっつり将棋の短編集でした。将棋のルールがわからないと面白さ半減かも。
    最初の『弱き者』が好きでした。

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    2025年05月25日
  • 僕の神さま

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    ほのぼのとした雰囲気の中で川上さんの話はゾッとした。けれど終始、主人公と同じように水谷くんに救いを求めてしまっていて、最後はなるほどなと思わされた。
    登場した子たちは全員幸せになってほしい。

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    2025年05月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    もっといろんな種類の話が読めるかと思いきや、殺人や遺言系の話が多くて、意味が分からない話もいくつかあり、前シリーズよりも楽しめませんでした。

    「恋文」「切れたミサンガ」は読後感良くおもしろかったです。

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    2025年05月22日
  • いつかの人質

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    誘拐された少女、そしてその家族、加害者側の元少女とその夫。様々な人物を軸に物語が展開し、序盤から途中まですごく面白かったです。
    最後そのいくつかの物語がきれいに一つにまとまってくれるかなと思ったのですが、バラバラなままだったのがこの作品への印象をぼやけさせてしまい消化不良で残念でした。

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    2025年05月15日