芦沢央のレビュー一覧

  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    2019.6.23.密室ミステリーの使い古されたトリック…窓やドアの内側のつまみ(クレセントやサムターン)に紐を巻きつけて、外から引っ張り、締めて密室をつくりだすというもの、を最初から使うと宣言して書かれたミステリー集。似鳥鶏、友井羊、彩瀬まる、芦沢央、島田荘司による。ミステリー集のコンセプトが面白いなと思った。

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    2019年06月26日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    外から鍵を閉められた密室もののアンソロジー。
    同じテーマにも関わらず、いろいろな切り口で面白かった。
    無理やりなトリックを使わなくても、ベタなりに新鮮に感じた。

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    2019年05月17日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    同じトリックを使ったアンソロジー。
    先にネタを明かされているので、どうストーリーを進めるかが読むポイントとなっています。
    どの作品も面白かったですが、薄着の女にはやられた!と思いました。
    サンタはトリックが違うのではと思うのは私だけかなぁ。

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    2018年12月15日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    同じ密室トリックを使ったアンソロジー。使い古されたものをそれぞれの作家が描く世界。どれも面白かった。似鳥さんのがやっぱり好き。大叔母のことの設定も好きだし、薄着の女のオチも好き。

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    2018年11月18日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    クレセント錠のかかった密室をテーマにしたアンソロジー。島田作品はあまり読んだことないが、密度が違う気がした。好きなのは似鳥さん、彩瀬さん。

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    2018年10月24日
  • 悪いものが、来ませんように

    ネタバレ

    残念!

    かなり序盤で奈津子と紗英の関係が判ってしまった。
    奈津子の専門学校、結婚のエピソードと紗英の年齢とで二人が同い年ではないことがわかる。
    とすると、「同級生でかつ親友」という片方が否定されるので、ひょっとして綴られている二人の関係をそのまま理解してはいけないんだな?と思う。
    同性愛者か?と思わなくもないが、それは文章がやんわり否定している。
    「友人」以上にお互いのプライベートに踏み込み、同性愛者でもない女性同士の関係となれば・・・。
    そしてオムツのエピソード。今時布オムツの効用にこだわるなんて、そんな年代って考えれば・・・。
    (この作者、まだお若いはずだが、布オムツのことなんてよくご

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    2018年05月13日
  • 猫ミス!

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    猫が出てくるアンソロジー。どれも良かった。全部猫目線かと思ったらほとんどが人間目線。「オッドアイ」の少年二人が爽やかでよかった。死んだ猫の目の色を確かめるのがお話のポイントだけど、白猫のオッドアイの確率は高いと思うのでどうなんだろ。

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    2018年04月16日
  • 猫ミス!

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    猫が絡んだミステリー集。小松エメルの「一心同体」が面白かったかな。秋吉理香子の「呪い」はオチが予想できるけど、それでもじわりと来るイヤミス。さすがですね。

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    2017年11月29日
  • 猫ミス!

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    猫とミステリーの相性がいいのはその内面が謎に満ちている(何考えてるかわからん)からではないでしょうか。
    アンソロジーなのでどれもミステリーとしては薄味ですが、ストーリーに猫である必然性が(ある程度は)あるので、猫小説としては全然ありでしょう。
    でも恒川氏の『猫どろぼう猫』はホラーです。すげー浮いてる。怖い。
    あと、表紙がダサい。

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    2017年10月21日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリー怪談なるものを初めて読んだのがこれだったので、かなり衝撃的だった。⭐️4はいかずとも3.5はある。
    特に終盤の戦慄は絵が浮かぶ

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    2026年07月05日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    (神の悪手)先輩を殺してしまい将棋で罪を逃れようと・・・普通なら絶対選ばない悪手を指す!ミステリーの観点から悪手にならない最善手に反転、場面がコロコロとても楽しかったです!(詰将棋)(盤上の糸)短編ならでは!最後の(恩返し)は裏でも戦いがあるのかと初めて知りました!私も将棋を指しているので情熱を持って続けようと思いました!

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    2026年07月05日
  • あなたが正しくいられたとき

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    2017年から2026年までの6作を集めた短編集。
    「薄着の女」と「待てば無料」に同じ登場人物があるものの全体としてのまとまりはないかな。
    読み終わったら忘れてしまうような短編。

    最後の「投了図」は良かった。

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    2026年07月05日
  • あなたが正しくいられたとき

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    芦沢作品は長編でも面白いものと面白くないものの落差が激しいが、短編は特に当たりが少ない。表題作のみ、芦沢氏らしい違和感の上手さが感じられて、これは良かった。

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    2026年07月04日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    私は全然面白みを感じませんでした。
    モキュメンタリーとしても、ホラーとしても、ミステリーとしても中途半端というか。
    芹沢さんの「汚れた手をそこで拭かない」が大好きだったので、合わなくて残念です。

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    2026年07月04日
  • 今だけのあの子

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    ネタバレ

    芦沢央さんが自ら「この作品を発掘してほしい」というタグを付けて投稿されていたので購入。これまで読んだ芦沢さんのどの作品よりも好きだった

    友情をテーマにした短編集で、芦沢さんというとイヤミスというイメージがあったが、心が暖かくなるようなお話もあってとても良かった。

    親友の結婚式に招かれなかった女性のお話や、ガサツなママ友を軽蔑しながらも付き合っている女性のお話、青春期特有の相手に好かれたいがために自分を偽る女の子のお話。どれもテーマが面白くて、すいすい読めてしまった。

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    2026年07月03日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    初めて読んだ芦沢央さんの作品。イヤミスは普段あまり触れないジャンルだけど、短編だからか、展開がスムーズだからか、スルスルと一気読みしてしまった。人間の弱さやズルさがリアルに描かれていて面白かった。

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    2026年07月03日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    引き込まれるイヤミス短編集。

    芦沢さんの他の本とも共通するのだけど、若干光景が浮かびづらくて読むのに苦労すると同時に、話の運び方が巧みで結末が読めないし、展開が面白くてどんどん読みたくなってしまう。

    純文学的に深みのある文章が好きなので最初は物足りなさを感じたのだけど、芦沢さんの良さはこの考え抜かれた展開と、なにがなんでも先を読ませる筆力のあるのだと気付いてから、楽しんで読めるようになった。

    「ありがとう、ばあば」「姉のように」が好きだった。

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    2026年07月03日
  • あなたが正しくいられたとき

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    あなたが正しくいられた時、他の人は傷ついてるかもしれない。
    正しい行いは大事。だけど、それを他の人に強要したりするのは違うのかもしれない。
    と思わされた。

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    2026年06月30日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    インスタで紹介されていたことに興味を持ち、初めて芦沢央作品を手に取りました。
    短編で、読みやすいと思っていたけど、一部一人称で進む「絵の中の男」は、前振りが長くてややうんざり。
    しかしながら、他の短編は、最後のドンデン返しが、うわーって感じで面白かったし、背筋がひやっとさせられました。

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    2026年06月29日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    本作に収録されているのは、いわゆる「イヤミス」と呼ばれる5つの短編。
    直接的な残虐描写があるわけではないのに、読み終えたあとに背筋がゾクッと凍りつくような感覚を覚えます。

    この作品の何が恐ろしいかというと、登場人物たちの心理描写があまりにも生々しいこと。
    「自分の失態を、なんとかして隠したい」「少しでも良く見せたい」
    そんな誰しもが抱く小さな虚栄心や保身が、雪だるま式に大きな取り返しのつかないミスへと繋がっていく。

    読みながら、「もし自分だったらどうするだろう?」「自分も同じように、嘘を重ねてしまうのではないか?」と、他人事とは思えない苦しさが込み上げてきます。

    そして何より巧みなのが、

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    2026年06月27日