芦沢央のレビュー一覧
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ネタバレ
残念!
かなり序盤で奈津子と紗英の関係が判ってしまった。
奈津子の専門学校、結婚のエピソードと紗英の年齢とで二人が同い年ではないことがわかる。
とすると、「同級生でかつ親友」という片方が否定されるので、ひょっとして綴られている二人の関係をそのまま理解してはいけないんだな?と思う。
同性愛者か?と思わなくもないが、それは文章がやんわり否定している。
「友人」以上にお互いのプライベートに踏み込み、同性愛者でもない女性同士の関係となれば・・・。
そしてオムツのエピソード。今時布オムツの効用にこだわるなんて、そんな年代って考えれば・・・。
(この作者、まだお若いはずだが、布オムツのことなんてよくご -
Posted by ブクログ
本作に収録されているのは、いわゆる「イヤミス」と呼ばれる5つの短編。
直接的な残虐描写があるわけではないのに、読み終えたあとに背筋がゾクッと凍りつくような感覚を覚えます。
この作品の何が恐ろしいかというと、登場人物たちの心理描写があまりにも生々しいこと。
「自分の失態を、なんとかして隠したい」「少しでも良く見せたい」
そんな誰しもが抱く小さな虚栄心や保身が、雪だるま式に大きな取り返しのつかないミスへと繋がっていく。
読みながら、「もし自分だったらどうするだろう?」「自分も同じように、嘘を重ねてしまうのではないか?」と、他人事とは思えない苦しさが込み上げてきます。
そして何より巧みなのが、