夕木春央の作品一覧

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  方舟

  夕木春央

  これは面白かった！
  大学のサークルの元メンバーと、居合わせた家族と、地下建築に閉じ込められて、更に殺人まで起きて、誰かを犠牲にしないと脱出できない。
  どうなるか気になって一気読み。
  最後の最後の麻衣がすごすぎる。
  閉じ込められた時点から自分が助かる要素を探してすぐに動いて、見事にやり遂げた、大どんで...続きを読むん返しに感服！

  Posted by ブクログ
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  方舟

  夕木春央

  最後の一文が本当に大好きで、読み返すたびにゾクゾクします。
  
  10年前くらいに「十角館の殺人」を読んだときの衝撃が忘れられなくて、その後もどんでん返し系の作品を読んできましたが、なかなか匹敵する経験を得られなくて半ばあきらめかけていました。
  が！方舟は、振り幅も大きくて、個人的には十角館の殺人に匹敵...続きを読むするか、それを超える衝撃を受けました！
  少しブラックな要素もあるので、人は選ぶかもしれないですが、どんでん返し系の作品が好きな方には強くお勧めします！

  Posted by ブクログ
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  方舟

  夕木春央

  最高に面白かった！！これは、すごい、好き。笑
  トロッコ問題みたいな要素もありつつ、全然見聞きしたことない突飛な設定なのに、ごりごりにリアルで、夢中になって読んだ。人といてる時でも不意に本の続きが気になったりして困った(笑)翔太郎の推理が何回も繰り返されるんだけど、なぜか全然くどい感じがしなくて、毎回...続きを読むしっかり読み込みながら主人公と同じ気持ちで過ごしてた…。犯人凄すぎでしょ…。私がみんなの中にいてたら、犯人をそこまで追い詰めた？不安にさせた？夫にも責任があるんじゃないかと問いたい。でも、猟奇的過ぎてぶっとんでてやっぱり犯人が悪いんだけど、そういう狡猾な人が生き残るのか…なんで、あそこまでのことができるの……あんぐり。
  
  茫漠/ぼうばく/とりとめがないほど広いさま。また、ぼんやりしてつかみどころのないさま。
  合わせ鏡で光が増幅されるみたいに、九人が集まると一人一人の恐怖が増幅されるような気がした。
  穿つ/うがつ/（穴を）あける。掘る。つきぬく。比喩的に、突き抜けて進む。
  無為に時間が流れるのに身を任せた。
  現実逃避のエアポケット
  外への飢餓感
  草木に燻された新鮮な空気
  迂遠/うえん/まわり遠いこと。

  Posted by ブクログ
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  方舟

  夕木春央

  読後から鳥肌止まりません。。。
  こんな、残酷な話があっていいのか、、、、
  
  全体的に薄気味悪いミステリーを楽しむだけかと思っていましたが、ラスト10ページでどん底に叩き落とされました。290ページの壮大な前フリ！
  事件の残虐さはあるものの、それも良い！
  
  タイトルの真の意味に気付いた瞬間、鳥肌が:(...続きを読む ;´꒳`;):
  この絶望感たまらん………イヤミス最高……

  Posted by ブクログ
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  方舟

  夕木春央

  エピローグでうわーーーーってなってゾワゾワした。
  残りページが少なくなってきて、このまま終わるわけないよな…と思ってたら最後の数ページの威力がすごくて完敗
  後味の悪さも含めてよかった。

  Posted by ブクログ

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