あらすじ
極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。
友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族と地下建築「方舟」で夜を過ごすことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれ、水が流入しはじめた。
いずれ「方舟」は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。
生贄には、その犯人がなるべきだ。――犯人以外の全員が、そう思った。
感情タグBEST3
本格ミステリを超える
閉鎖空間における本格ミステリと思って読んでいたのですが、最後、自分にも大岩が落ちた気分です。価値観もひっくり返る本格ミステリを超える作品です。
匿名
読書後の姿→orz
こ、これは、がーーんってなった。
どうなるのどうなるの、って異常な状況にするするとページが進んで、殺人が起こって、ページはさらに加速して進んで、推理もわかりやすくて理解できて納得いって、それで、それで、ううーのあとにがーーーん。
有栖川先生の解説を読んでさらにうわぁ…この発言はそういう意味かよ…って。
これはそりゃあ評判いいや。こわすぎる。
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え、
え、え、え、え、
は?
え?
え!、
、、、、え!!!!!
ちょ、ちょ、
ちょ待てよ。
↑キムタク風
え、え、え、え、
まじか。
え、まじか。
まじかよ。
え?
え?
もう追いつかない。
ラストの展開に。
あとがきの有栖川有栖の話を読んでたら、
さらに、うわ!え!うわぁー
そんな、
えぇ?
え!え?あーーーあ!それ!
え?まじで、あいつ。
うわぁ。
うわ!うわぁ。
って。なって。
いやぁ。なんなん。
そのラスト。本気?
正気?
わたしが自分を見失いそうになるわ。
この本をくれた、ちこちゃんにそっこーでLINEして、方舟!なに!?なんなの!?やばいんだけど!!!!なんなの!!まじかよ!!!!
って興奮してLINEしたら。
とりあえず、おとなしくそのまま次の十戒を間をあげずに読みなさい。
と、お告げが下され。
おとなしく従うことにしました。
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話題作、遅ればせながら読み終えました
一気に読み終えてしまいました
すぐに2周目に突入したい気分
ネタバレになるので多くは語れませんが
謎の建築物に閉じ込められたメンバー
時間の経過とともに1人、また1人…
次第に絞られる犯人…
この顛末は想像出来なかった…
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方舟と呼ばれる地下施設に閉じ込められる中、殺人事件が起こる。一人を犠牲にすれば、他の全員が脱出することができる。その犠牲を犯人に負わせるべきだという結論になる。そこで犯人見つけようとする話。
最後まで読むと鳥肌が立った。そこから犯人の動機が語られると納得のいくものになって、今までの話がひっくり返り、素晴らしい話だった。今でも余韻が残る内容だった。
ミステリー好きにはおすすめの一冊
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極限状態のミステリー
不気味で悪趣味な地下室
誰かを犠牲にしないと地上に出られない状況で
突然起きた殺人事件
足元からは水が徐々に部屋を満たし、
急いで地上に出ないと、
最後は溺れるまで待つことしかできなくなってしまう、、、
これ以上に過酷な状況がありますか!?
こんな状況でも冷静に行動し、
探偵役を引き受けていた翔さんが
非常に頼もしいな~って思ってたんですけどね笑
衝撃的な展開すぎて、心臓の弱い私には刺激が強かったかな~
当分は『方舟』が頭から離れそうにないです笑
Posted by ブクログ
閉ざされた「方舟」での生き残りを賭けたミステリ。人としての理性よりも、生存本能や保身が前に出てしまう人々の姿が生々しく、真相が明らかになる瞬間は、物語の前提が崩れ落ちる衝撃があり、ページをめくる手が止まらなかった。
Posted by ブクログ
今まで推理小説は頭使うので結構理解せずに読んでたが、今回はしっかり考えながら読んだ。
YouTubeで大絶賛してたので、買ってみたが面白かった。方舟の意味もこの本のおかげで理解した。生き延びるためには船に乗らなくてはいけないのだ。実際に自分の身にこんなことが起こったら仲間を犠牲にしてまで生き延びたいだろうかと考えたが、その時になってみないとわからんなと思った。
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衝撃のラストと帯に書いてある本は多いけど、ここまで衝撃のラストだったことはない。前半は設定や説明が難しく感じるけど、私は読みながら推理するタイプではないので理解半ばで読み進めた。残り半分は気になりすぎて一気見!読み終わった後のあと味が絶妙。味わったことのない読後感。
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全く想像出来ない終わり方だった。
残り数ページまでは普通のミステリー小説だったが最後にここまでどんでん返しがくるとは。
解説でも書かれていたが、二周目をしたくなる小説でした。
自分だったらどうするかは答えがなさすぎて考えるのやめました。
凄すぎて、言葉失う
もうね、あんなに本屋さんで大々的に購入してー!って言ってる理由分かりました。
何も書きたくない。新鮮な何もない状態で読んで欲しい
全く予想出来なかった
従兄弟の名探偵ぶりが皮肉。 主人公達はこのままゆっくり溺れて死んでいくと思うと想像するだけでゾッとする。全く予想出来なかったオチで最高だった。
匿名
最後の最後に…
やっと犯人がわかったのにまさか全員犯人の手の上で踊らされていたことにびっくり
大犯人のどんでん返しが楽しめるが最高に狂っている
人間の本性が垣間見える
人間らしい猜疑心や葛藤が生々しいほどに伝わってくる。
そして刻一刻と迫るタイムリミットが焦燥感を駆り立てる。
5章までなら★4。エピローグを読んで文句なしの★5になる。
こういう終わり方は好み。
私はブックライブで単行本版を購入。(現在はこの文庫版が取って代わっている)
電子書籍なので割高な意味がなく、レビューポイント付与の対象外にもなり残念だった。
それでも満足できるぐらい面白い。
登場人物の心情があまり描かれていないので、自分としては慣れない作品だなと思いながら読みました。
「これって主人公が犯人的なやつか?」などと疑いつつ。
しかも最後にひっくり返される、というのはレビュー等で分かっていたので、余計そんなことを考えていました笑
しかし、全く予想しない方向にひっくり返されてもうびっくり!ぞっとしました。
「方舟」自体の話もしっかり伏線だったのかな。一人でせっせと脱出の準備してたんですね、犯人も。。
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1週間あるんならもっと良い話し合いができるでしょ、とか殺人犯が犠牲になってくれるわけないでしょ、とか細かい設定が気になる時もあったけどとても面白い作品!
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山奥の地下建築で地震で出入り口が塞がれる。
地下からは地下水が流れ始めて、まさに極限の状態。
その矢先に起こった殺人事件。
誰か1人を犠牲にすれば脱出できる。生贄にはその犯人がなるべきだ。
読み進めるなかで、誰が犯人なのか?考えずにはいられない。久しぶりにミステリーを読んだがこれは鳥肌がたった。
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普段ミステリーを読まないので、夜考え事をしていると唐突に死体を思い浮かべたりしてプチ鬱でしたが、途中からはページを捲る手が止まらなかった。
私だったらどうしたかなぁと考えて、意外と自ら巻き上げ役を引き受けるかもとも思ったが、実際それは綺麗事なんだろうな。
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最後怖くて暗い部屋では読めない感じだった…イヤミス…
でもおもしろかったし、人と感想を語り合いたくなる感じだった。
あとがきにあった通り、複雑なトロッコ問題ってかんじ。
語彙や表現は全然難しくないし惹きつけられるところはなかったけど、好きな人は好きな、後味悪さなんだろうな。
みんな生き延びれなかった、気がするよね
Posted by ブクログ
ストーリー、ラストは星五つですが途中読みづらい、読み進まないところがあったので星四つにしました。
しかし、余韻がすごい作品ですね。
柊一が麻衣のところに行かないシーン、麻衣が柊一にだけ真相を話すシーンたまりませんでしたね。
次男坊に勧められた作品なので、解説にもありましたが次男坊と読んだもの同士で話をしようと思います。
Posted by ブクログ
見事に騙される!最後まで分からない。
個人的に「方舟」ってタイトルが
内容に合い過ぎてて好き。
終わり方も綺麗で
ただただミステリーを楽しめる一冊
Posted by ブクログ
最後のどんでん返しにはあっけにとられ面白かったがネットやYouTubeでの評価が良すぎて期待値が上がった状態で読んでしまったので微妙に感じてしまった。
何も知らないで読めばかなり面白かったと感じたかもしれないと少し後悔
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エピローグが特に好き。何度も読み返した。
出口が塞がれ、水が迫り上がってただ溺死を待つだけの状況が、実際に息苦しくなるくらい怖かった。話があそこで終わる感じもその後の想像を掻き立てられ、読み終わった後もしばらく頭から離れなかった。
序盤で方舟の図が差し込まれていたから部屋番号が推理に重要になってくると思って一生懸命メモしながら読み進めてたけどほとんど意味なかった笑
個人的に麻衣が幼稚園の先生だってことが1番ゾッとした。
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文章力はイマイチだが、最後は良かった。
登場人物が不可解な動きばかりして深読みしそうになるが特に意味はない。
トリックを思いついた時点で星4つの作品だと思いました。
Posted by ブクログ
文章のみで息が詰まっていったのは初めて。リアルな登場人物たちの息遣いが感じ取られ、それは読み手に伝染していく。
スケール感は新しかったがオチは概ねスタンダードな印象を受けた。
「方舟」というタイトルを引っさげてのこの内容を受けて、「十戒」を読むのが楽しみ。
ミステリは進行役、探偵役以外に一番描写が多い人間が犯人がちなので、そこに驚きは無かった。だろうな、と。
ただ犯人の心情はいっさい語られないことで犯人の不気味さが際立っててよい。せめて幸せに生きてくれ。
Posted by ブクログ
Xで面白い!って流れてきたので購入。
ん~~クライマックスの大どんでん返しが凄いって聞きすぎたのか、期待しすぎたのか…。
もう一度記憶を消してまた読みたいってほどではなかったかな。
Posted by ブクログ
初めて夕木さんの本を読んで、思ってみないラストだったから読み終わった後の余韻がなかなか抜けない。友達が先に読んでて感想を聞いてたからどんなラストなんだろうって思いながら読んでた。普通のサスペンスとは違って自分ならどうしたんだろうって考えたし、ずっと犯人が本当は麻衣じゃない誰かなのかなって、そーゆーどんでん返しなのかなって思ってた。だけど根本的なところが違ったからえ!?そこ!?っていう衝撃だった。柊一が最後に麻衣の方に行かなかったのが、柊一らしいなって思った。その後の麻衣の人生、他の人の人生が気になるなって感じた。是非2週目したい。
Posted by ブクログ
誰が犯人か考えながら読んでましたが全く分からず。
そしてエピローグでのどんでん返し。
後味の悪い本をよく読んでますが
こちらもなかなかな結末で面白かったです。
麻衣の生還したあとが気になります。
Posted by ブクログ
突拍子もない設定で、普通ならもっと取り乱したり他の方法を模索するのではと思いながら読みました。衝撃的な真相なので、ミステリー好きの方には楽しめると思います。
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状況設定は面白かった
「あなたの番です」だっけか、ドラマに似ている感
犯人が自己中すぎてサイコパス
結局、誰も生き残れなかったに1票
Posted by ブクログ
ミステリはあまり読まなくなったが評価が高い作品はどこか気になる。本書はクローズドサークルの本格ミステリ。解説も有栖川有栖とガチ推理モノ。この手の分野はいつも「それは分からん」と苦手だが、本書もやっぱり当たらん。でも最後はなるほど素晴らしい。評判な訳を理解。欲を言えば、もう少し「方舟」というテーマらしいエピソードや蘊蓄があると楽しめたかも。
Posted by ブクログ
レビューがどんでん返しどんでん返しばっかりで
期待しすぎてしまった感
前半
人物名覚えるの大変
場所の状況想像しずらい
方舟の挿絵が初めの方にあるのは良かったですが
肝心の岩とそれを動かす機械についてはどうなってんのか想像つかず
中盤前
コナンくんがいる違和感
謎の家族登場に期待
割とえぐめの殺人が起きているのに
単独行動しまくる登場人物たち
中盤後
なんとなく犯人がわかってくる
1人だけ掘り下げが甘い
と思ったらやけに登場してくるシーンも有で
消去法でこの人っぽくね、、?動機しらんけど、、
家族については各人に注目がおかれるわけでなく
3人セットなので自然と犯人候補から除外←なんで登場させた。。?
後半
犯人判明もなんとなくわかっていたので
犯行動機に期待もしっくりこず
エピローグ
最後の最後についにどんでん返し
これは想像してなかった
だけど犯人像の掘り下げがないので
全然ピンとこない
今回の結末は
先に結末を考える→それに沿ってストーリーを作ってる感があったので犯人が本当の動機を告白したところで「あんた急に何?そういう感じだっけ?」っと突っ込み
どんな殺人犯やサイコパスにも
各々正義、美学、世界観がありますが、
そこの描写が全くなかった
ただのパンピーが急にイキリ出した
あと宗教の話やら誰と誰が仲が悪いだの
そこらへんの回収がなく消化不良でした
分厚いですがストーリーは読みやすく、
すぐに読み終えるくらいには面白かったです。