サーカスから来た執達吏

サーカスから来た執達吏

小説・文芸
1,001円 (税込)

5pt

密室から忽然と消失した財宝の謎。
14年前の真実が明かされる
怒涛の30ページに目が離せない。
『方舟』で注目される作家・夕木春央の本質がここにある!

「あたし、まえはサーカスにいたの」
大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女・ユリ子が取り立てにやって来た。
返済のできない樺谷家は三女の鞠子を担保に差し出す。ユリ子と鞠子は、莫大な借金返済のため「財宝探し」をすることにした。
調べていくうちに近づく、明治44年、ある名家で起こった未解決事件の真相とはーー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    サーカスから来た執達吏
  • タイトルID
    :
    1398702
  • ページ数
    :
    576ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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サーカスから来た執達吏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    お手本のようなミステリ

    美しいです。
    出てきた要素は全て伏線として回収されます。
    少女の成長物語としても良くできており、
    探偵役がなぜ推理をするのかといった動機づけも素晴らしいです。

    #アツい #ドキドキハラハラ #スカッとする

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    その時代の生活背景なども加味されていて、面白かった!いろんな事件や事故が重なり合って、偶然が偶然を呼び、いや、必然なのか…色々絡み合っていて、サーカス少女の言動の伏線なども、面白かった。
    こうは考えられないだろうか?などと、読み手に考えさせるような文章が多いと感じて楽しめました(*ˊᵕˋ*)

    冬木さんの作品は、序盤はなかなか理解するまでが大変で進みずらいところがあるが、中盤から一気に話が変わったり展開がすごくて、そこからあっという間に読み終わってしまう作品が多いなと感じます!(※個人的意見です)でもそれが、後の推理や解決シーンに活きてきたりして、とても良い◎

    私は昔の時代背景の作品に対して苦手意識がありましたが、すごく楽しめました!方舟などとはまた違った味わいでした( ^ω^ )

    0
    2026年05月14日

    Posted by ブクログ

    【三行感想】
    どうやったのか?よりも、なぜそうしたのか?を考えさせられるミステリー。
    口調や振る舞いに、キャラクターの個性が良く描写されており、登場人物を混同しなくてGOOD!
    読んだあと、ちょっとだけ前向きになれる一冊。

    0
    2026年01月27日

    Posted by ブクログ

    非常に良かった。オールドタイプ通り越してもはや古典といえるような文体で繰り広げられる大正世界が読んでいてとても楽しい。また、メインキャラクターとなるユリ子と鞠子がどちらも非常に個性的で魅力的。大好き。シリーズ化しないかな。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    「方舟」が面白く、「十戒」がまさかのさらに数倍面白く、今回間を置いての夕木春央さん。確かに上記と比べると圧倒的な最後のどんでん返しはないものの、小説として面白かった。

    日本に一ミリも興味がないので、割と最近まで華族制度があり、伯爵なんて西洋チックな家が存在していたことすら知らなかった。

    どうやったら複雑な暗号文を作れるのか、自分で作った暗号を解いていく過程を自然に書けるのか、わかりやすく伝えられるのか、他作品でも思ったけど、作者は第三者目線で物事を見る天才だ。

    完成度の高い和風ミステリーをお望みの方におすすめです。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞受賞作『方舟』の夕木春央氏による明治から大正を舞台にしたミステリー小説。ある意味必然的に「個」を殺した『方舟』と違い、本作品はユリ子を始めキャラが立っている。大正というミステリー界のホワイトスペースである奇怪な雰囲気を生かし、奇想天外な冒険活劇の様相も呈していてエンターテイメント性もたっぷり。
    謎解きのパートは私にとってはやや難解過ぎてよく理解できなかったが、ぜひ映像化していただきたいワクワクハラハラの作品だった。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    サーカスって楽しくもあり、
    怖くもありませんか?
    異国からやってきて
    一夜限りの不思議な世界へようこそ!みたいな。

    サーカス✖️大正時代、好きな人には堪らん!

    『方舟』『十戒』の夕木春央さんのデビュー2作目の長編ミステリ。令和の今とは少し違う世界観の中でのオハナシ。
    関東大震災が起こった大正時代。
    華族の繁栄と没落の中で巻き起こる
    100万円(超大金)の遺産を探すことになった
    子爵の3女鞠子と借金取りのユリ子の
    不思議なバディ小説でした。

    読み終えた直後の感想、
    「長いよ、夕木さん!でも良かったよ」
    というなんとも陳腐な・・・♪(´ε` )

    私の過ちは、併読してしまったこと。
    この作品はどっぷり浸かるべきだったのです。
    一気読みオススメです。

    最初は大正時代の華族の世界観や言葉使いに
    慣れるのに時間は要しますが、リズムが合って
    くると、この世界観が気持ちよくなってきます。
    夕木さんの方舟や十戒にも感じる、今を感じ
    させない雰囲気にも少し通じる印象でした。

    鞠子とユリ子の描き方は、私好みでした。
    いいこちゃんの鞠子が、ユリ子と逃避行を
    する中で成長していく姿、読後感とてもよいです!
    ユリ子はこの作品の不思議な匂いを作る
    大切なワード「サーカス」を上手に
    感じさせてくれました。
    すべてはユリ子の思いのままに♪

    私はサーカスってコワイんですよね
    夢なのか?
    現実なのか?
    ピエロも
    笑っているのか?
    泣いているのか?

    鞠子はいいます。
    ユリ子との逃避行は遊園地にでも
    連れ出してくれるのではないかと。
    そして
    現実はそんなに甘いものではなかった
    奈落の底を見せられたと。

    さぁ、現実世界はゴールデンウィーク。
    連休を楽しむ人々の隣りには
    働く人がいる。



    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    前作の絞首商會と舞台は同じ大正時代だが今作はとても読みやすく、あっという間に読み終わってしまった。華族の鞠子と元サーカス団のユリ子という交わることがなかった2人のコンビが読んでいて楽しかった。本作はミステリーサスペンスではなく、ミステリーに重きを置かれていたところもまた意外だった。方舟しか読んでいない方にはぜひおすすめしたい。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    ​「方舟」「十戒」といった衝撃作を世に送り出す前の、夕木春央さんの初期作品。デビュー作の「絞首商會」と同様に大正時代を舞台としており、むしろ近年のパニック・ミステリー路線のほうが、ファンからすれば異質に映るのかもしれません。

    現代語とは微妙に異なる言い回しに最初は戸惑いながらも、読み進める手は止まりません。
    執達吏のユリ子と子爵令嬢の鞠子。立場も性格も対照的な二人が、隠された財宝を追う謎解きに挑みます。

    ​物語は、執達吏(しったつり)として奔放に振る舞うユリ子と、彼女に振り回される子爵令嬢・鞠子が隠された財宝を探し出す謎解きミステリー。
    作中に登場する暗号の難易度はまさに「超ド級」で、自力で解明できた方は名探偵レベルと言っても過言ではないはずです。物語が進むにつれ、奔放なユリ子に振り回される鞠子にシンクロしてしまい、思わず「なにをおっしゃってますの?」と口調が移りそうになる楽しさがありました。

    ミステリーとしての骨太さに加え、少女たちの冒険譚としての高揚感も味わえる一冊です。
    そして、読後にふと頭をよぎるあの一文。
    「こんにゃくがはいっています」

    意味を知ったときの感覚は、ぜひ物語の中で。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    大正時代の設定。夕木春央に期待する予想外の結末は現在だし、キーマンになる少女のキャラクターがキャッチーで面白かった。

    0
    2026年02月12日

サーカスから来た執達吏 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    サーカスから来た執達吏
  • タイトルID
    :
    1398702
  • ページ数
    :
    576ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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